2019年02月18日 (更新:2020年08月05日)
車のシートの掃除方法を紹介します!
気を付けていたり丁寧に使っていても必ず汚れてしまうのが車のシートです。今回は車のシートが汚れてしまう理由やシートを掃除することのメリットなどと合わせて、シートの掃除方法で基本的なものを紹介します。
何かと汚れる車のシート
車のシートが汚れる原因
車のシートが汚れる原因として考えられていることは、人が出入りすることです。車を利用するのは人間ですから、土足厳禁の車でもない限り外を歩いている状態のまま車内に入ることとなります。
そうなれば靴に着いた砂や土による汚れはフロアに落ちてきますし、シートに当たれば汚れてしまいます。雨天の日であれば身に着けている衣服や肌に付着した水や泥がシートや内貼りなどについてしまう可能性が高くなってしまいます。
送迎やアウトドア活動などで利用すれば荷物の汚れなどもしかりです。上記のような外部環境との接触によるものだけでなく、人為的ミスで汚してしまう可能性もあります。車内で食事をしている時に食べ物や飲み物を落としたりこぼしてしまうなどが定番で、落とした部分にはシミができてしまうなど、経験された方も多いことでしょう。
これだけでなく、街中やカーブの多い道を走っているなどして同乗者が車酔いをお越し、嘔吐してしまった場合には車の内装には汚れだけでなく臭いも残ってしまったり、煙草の臭いが車内に残ってしまうなど、様々です。
このように、車のシートが汚れる原因には致し方ないことから、人間が気を付ければ対処できることなど、いろいろあります。しかし、だからといって車内が汚れていることは喜ばしいことではなく、むしろ悪いことです。それについては以下で説明します。
車のシートを綺麗に保つことの重要性
車のシートを綺麗に保つことで、多くの恩恵を得ることができます。シートの汚れが少なければ見栄えは良いですし、嫌なにおいがせずに清潔感のある香りがしているだけで快適性が向上、快適性が向上すれば運転手だけでなく同乗者全員が車内で充実した時間を送ることができ、最終的に車を売却する際に車内の清掃が行き届いていれば売却価格が予想以上に高くなる可能性もあるのです。
そして最も大事なこととして、自分の車に対するより愛着が湧くようになります。以上のことから、どのような車でも定期的にシートはもちろん、車内全体の清掃活動を実施することが重要なのです。
車のシートの掃除に必要な道具
シートやが汚れる理由とシートを清掃する重要性を説明したところで、車のシートの掃除に必要な道具をいくつか紹介します。
布団叩き
布団叩きは車のシート清掃にも使える立派な道具の1つです。使い方としては、シートに溜まっている埃をシート座面上に浮き上がらせることになります。レザーのシートではこの方法の効果はありませんが、合成皮革のシートやファブリックシートでこれを実行すると効果が大きいです。
掃除の頻度にもよりますが、意外と埃が出てきます。自宅にある布団叩きを使いまわすこともできるので、買い足す必要もなくて便利です。
掃除機
シート掃除だけでなく車内掃除の王道を往く掃除道具の1つが掃除機です。シート上に落ちている埃や髪の毛などを効率的に掃除することができます。コードタイプであれば掃除の際に電源確保する必要がありますから、それが難しい方はコードレスタイプの小型掃除機を購入して使用すると楽にシートを掃除することができて良いです。
シートクリーナーや布
シートクリーナー(除菌・消臭・洗浄に使用)や布を用意しておくとどのようなシートでも掃除することができるようになるので便利です。特にシートクリーナーについてはレザーシートの掃除で活用したいアイテムになります。
布はシートに着いた汚れをふき取る際に使えるアイテムですので、必要に応じて重曹水と合わせて掃除するのに使ったり、シートの掃除でなくても洗車した際の拭き取りや車内の窓やダッシュボードの掃除に使用できますよね。
シートの掃除方法
シートの掃除に必要なものを紹介したところで、ここでは定番のシート掃除方法を紹介します。
まずは掃除機をかける
まず最初にすることはシートに掃除機をかけることです。以下で紹介するシートたたきでシート内の埃などを浮き上がらせてからでも良いのですが、これをするまえにシートに掃除機をかけておくことによって、シート叩きを使った時にどれくらいシートが汚れていたのかを知ることができます。
シート叩きを使った時にすでに乗っているものが飛んでしまうのも喜ばしくないので、まずはシートに掃除機をかけてみましょう。
シートたたきで叩く
シート上の掃除機かけを終えたらシートたたきでシート内部に入ったほこりや土汚れを表面に浮き上がらせます。強すぎない力でシートたたきを扱いましょう。
この方法をすることができるのはファブリックシートや合成皮革のシートですので、革シートの場合にはしないようにしてください。作業する際には窓を全開にして換気しながら進めることをおすすめします。
シートクリーナーを使った清掃方法
清掃するシートの素材に適切なシートクリーナーを選択します。そのシートクリーナーを布に吹きかけて、その布を使ってシートの汚れている部分全体を吹いてあげてください。汚れの程度にもよりますが、強い汚れの場合には一度で拭き取ろうとはせずに数回に分けて作業することが大切です。
汚れている部分だけでなくその周囲や全体も一緒にやっておくと完成度が高くなります。しみ抜き方法として汚れ部分をシートクリーナーを拭きかけた布で叩いて浮き上がらせるにする方法も定番です。最後には水でよく絞った布を使ってシートクリーナーの成分をしっかり拭き取りましょう。
まとめ
今回は車のシートを掃除する基本的な方法を、シートが汚れる理由や掃除することのメリットと合わせてお伝えしました。ある程度使っているうちに汚れがシートに付着することは致し方ないことですので、日ごろからシートを汚さないように丁寧に扱いつつ定期的にシートを掃除するようにしましょう。
シートを掃除する際にはその他のところも一緒に掃除すると相乗効果を期待できます。シートだけでなく車内全体を日ごろから綺麗にして快適な車内環境づくりに努めましょう。