愛車は自分で塗装するのがカッコイイ!補修やイメチェンのための塗装術紹介! | CARTUNEマガジン
愛車は自分で塗装するのがカッコイイ!補修やイメチェンのための塗装術紹介!

2019年02月18日 (更新:2020年08月05日)

愛車は自分で塗装するのがカッコイイ!補修やイメチェンのための塗装術紹介!

車の塗装って、専用の道具が必要だったりプロじゃないとできないと思っていませんか?実は市販の道具を使って、車を簡単に塗装することもできるんです!今回は塗装に使う道具や、塗装のやり方を紹介していきますよ!

たこちゃんさんのムーヴL900Sの画像
たこちゃんさんのムーヴL900Sの画像

車の塗装に缶スプレーって使えるの?

はい!使えます!車用の缶スプレーが色々なメーカーから出ているので、それを使うことで車の全塗装だけではなく、傷の補修や一部分だけを塗ってデザインを作ってみたり。色々な楽しみを見出だせます。缶スプレーの塗装と言っても、技術がある人がやればプロ顔負けの仕上がりになりますよ。

車の塗装に便利な缶スプレーとその他の塗装用品

車に使う缶スプレーですが、しっかりとしたメーカーから出ている物を使いましょう。補修の場合はボディに使われている色と合っていないと出来上がりに違和感がありますし、全塗装をしてみる場合にもツヤや塗膜の仕上がりが変わってきます。

そういった、塗装で使っておくと良い物は実はたくさん。塗料としての缶スプレーや、一緒に使うと良いアイテムをご紹介します。

缶スプレー

塗装に必要な塗料が詰まっています。中のガスを使って塗料を勢い良く吹き出すことで、塗料を広く吹き付けることができます。近頃はラバースプレーという、塗った面が剥がせるスプレーも人気が出てきています。こちらは失敗しても元に戻せて失敗しにくいというDIYに嬉しいアイテムです。

エアーガン

エアーコンプレッサーで圧縮した空気を使うことで、より強い力で塗料を吹き付けることができる道具です。エアーコンプレッサーや手入れの道具が必要になりますが、プロ並みの仕上がりを目指すなら使いたい道具の一つです。

クリア

仕上げに使う溶剤です。塗料で作った膜の上に、更に透明な膜を作ってあげることでツヤを出し、傷を防止することができます。

ボカシ剤

コンパウンド

表面を細かく磨くことで、つやを出すのに使います。歯磨き粉のような細かい粒子でできているので、スポンジと合わせて細かいキズをならしてくれます。

シリコンオフ

塗装面を脱脂するのに使います。パーツクリーナーといった、部品の清掃・脱脂を行う溶剤は塗装面を傷めてしまうので、ボディやインテリアの脱脂をするなら必ず持っておきたいアイテムです。

マスキングテープ

こちらも、塗装をするなら必ず持っておきたいアイテム。塗装をする際に、塗りたい箇所以外を防護するのに使います。値段も安いので様々なサイズを用意しておくのも良いですね。

車の塗装のやり方

DIYでの塗装は、人によってやり方も様々。使う道具や使う塗料、塗っていく物も異なります。なのでここでは、これは抑えておいた方が良い!といういくつかのポイントを紹介しながら、塗り方の簡単な説明していきます。今回紹介するのは缶スプレーを使ったボディ向けの、小さなキズ隠しやデザインといった一部分の塗装方法です。

塗装の下地を整える

まずは塗る場所をしっかりと整えてあげましょう。傷がある場合はパテで埋めたり、ツブがあったりする場合は紙やすりで削ってあげます。細かなデコボコが無くなったら、好みで紙やすりで軽く傷をつけて塗料がのりやすくする、いわゆる足付けや、サーフェイサーでの下地づくりを行っても良いですね。

そして、必ずやるべきなのがしっかりとした清掃と脱脂!細かなホコリや油が仕上がりに大きく影響しますので、シリコンオフを使って下地をキレイにしてあげましょう。下地ができたら、塗る箇所以外をしっかりと保護します。

マスキングテープや新聞紙を使ってやり過ぎなくらいに周囲をカバーします。スプレーの粒子は非常に細かく、風に乗ってあちこちに付着してするので要注意です。

(ユーザー・コウスケさんの愛車 RX-8)
引用元:https://cartune.me/

軽い吹付けを繰り返して塗装する

塗料は一気に吹き付けてはいけません。かるーくパラパラとスプレーを吹く作業を何度も繰り返していきます。一度や二度ですと変化はありませんが、何度も繰り返していくうちに塗装面が何層にもなっていき、しっかりとした色とツヤが出てきます。

焦って一気に塗ろうとすると余った塗料が垂れてきてしまい、最悪の場合やり直す羽目になってしまいます。少しムラが出来てしまっても、焦らずにボカシ剤や次の吹き付けで対処していきましょう。ホコリや糸が気になっても、触ってしまうのはNGです。

表面を仕上げる

納得のいく色に仕上がったら、数日かけてしっかりと乾燥させます。乾燥が終わったら、表面をならしていくことでツヤを出してあげましょう。一見しっかりと塗れているように見えても、おそらくツヤが出ていないはず。

これは表面が目に見えないくらい小さくデコボコしてしまっているためなんです。このデコボコを、水研ぎやコンパウンドといった仕上げの磨き作業でキレイにしてあげることでツヤを出すことができます。

以上が塗装の大まかな流れになります。使う道具や環境で仕上がりは変わってきますが、何よりも焦らず丁寧な作業を心がけましょう!

車の塗装の事例

CARTUNEのユーザーさんにも、ご自分で塗装をしているという方がたくさんいらっしゃいました!ユーザーさんの愛車を塗装の例としてご紹介させていただきます!

傷隠しの塗装の事例

(ユーザー・srさんの愛車 マーチ)
引用元:https://cartune.me/
(ユーザー・srさんの愛車 マーチ)
引用元:https://cartune.me/

まずはユーザー・srさんの愛車マーチの塗装例!愛車にできてしまった傷も、こんなにキレイに!へこみや傷にパテを足して、上から塗っていくことで傷もわかりません。

全塗装の事例

こちらはユーザー・なすなすさんの塗装例。なすなすさんは塗装のカスタム投稿も多く、プロ顔負けの腕前です。ボディ全体の塗装となるので、エアーガン等の専門的な道具を使ったほうが成功確率が上がります。適当に始めてしまうと、途中で引き返せないので準備はしっかりと・・・!

(ユーザー・なすなすさんの愛車 スカイライン)
引用元:https://cartune.me/
(ユーザー・なすなすさんの愛車 スカイライン)
引用元:https://cartune.me/
(ユーザー・なすなすさんの愛車 スカイライン)
引用元:https://cartune.me/

終わりに

ハードルは低いですが、非常に奥の深い塗装の世界。経験が何よりも物を言うので、いきなり大規模な塗装はせず、小さな物を塗ったりして楽しみながら塗装の世界に触れてはいかがでしょう。

車のボディではなくとも、インテリアやホイールといったワンポイントを塗ってあげるだけでも車の雰囲気は大きく変わります。周りと大きく差をつけるなら、やっぱりカラーリングやデザインが武器になるはずです!上手く塗れたら周りにアピールして、カスタム仲間を増やしましょう!CARTUNEでは他のユーザーがあなたのカスタムを待っています!

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