愛車が蘇る!「KeePer LABO」で"クリスタルキーパー"を施工してみた! | CARTUNEマガジン
愛車が蘇る!「KeePer LABO」で"クリスタルキーパー"を施工してみた!

2019年03月01日

愛車が蘇る!「KeePer LABO」で"クリスタルキーパー"を施工してみた!

街でよく見かける「KeePer」の看板。洗車やワックスがけはしているけれど、塗装の劣化もひどくなり、自分で綺麗に見せるのはもう限界...。「研磨不要で驚きのツヤを出せる」という宣伝に惹かれて、ついにKeePerのコーティングを施工しました!今回は、施工したら間違いなくハマる!キーパーコーティングの体験談をお伝えします!

【取材協力:KeePer LABO 昭島店】

KeePer LABOのホームページはこちら

そもそもKeePer LABOって?

カーコーティングと洗車の専門店

KeePer技研株式会社が運営している、洗車・コーティングの専門店です。その1号店(現キーパーLABO刈谷店)は、なんと20年以上も前の1998年7月にオープンしています。

通常のカーコーティングというものはボディのクリア層を削ってから行いますが、同社の提供するキーパーコーティングは、ボディを研磨しないコーティング。今回私が持ち込んだような塗装が劣化しはじめている車両はもちろん、もともとクリア層が薄く研磨が難しい商用車やキャンピングカーなどにも施工できるそう。

車のコーティングは一度研磨してから行うものというイメージがあったので、現状の塗装を傷めずに施工できるのは安心感がありますね。

※別途研磨のメニューもございます。

KeePer LABOとKeePer PRO SHOP

KeePerの店舗はKeePer LABOとKeePer PRO SHOPに分かれており、KeePer LABOは直営店舗、KeePer PRO SHOPはKeePerの認定店舗です。

現在、KeePer LABOは78店舗以上、KeePer PRO SHOPは5700店舗以上存在します!近所のガソリンスタンドなどでも取り扱っているかもしれませんね。

直営店と認定店舗で質の差があるのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、PRO SHOPとして登録するためには、同社が定めるコーティング技術1級資格の習得と、一定の施工環境を整備することが必須。

店舗に関わらず同等の質を提供できる環境になっているので、どの店舗で施工を頼んでも安心です。

事前に予約し、いざKeePer LABOへ!

今回お伺いしたのは、KeePer LABO 昭島店。事前に相談し了承を得た上で、特別に作業風景を撮影させていただきました。

ちなみに、予約がなくても作業の依頼はできるそうですが、やはり予約をした方がスムーズに案内ができるとのこと。待ち時間も減らせるので、事前の予約がオススメです!

いざ入店! ...ここはカフェ?

取材は2月某日。外はかなり寒い日でしたが、掃除の行き届いた店内はとても暖かく、綺麗に整理されたレイアウトと暖色のライトで、まるでカフェのような心地よさ。Wi-Fiも用意されていて、待ち時間も快適に過ごせます。

店内には同社のコーティング技術1級資格合格者の技術認定証が置かれています。安心してコーティングをお任せできますね。

施工開始

店長の岡野さんと相談し、今回は一番人気でイチオシの「クリスタルキーパー」を施工していただくことにしました。キーパーコーティングの中でも最もベーシックなメニューですが、それでも1年間ノーメンテナンスの耐久性を誇ります。

ちなみに新車の一番人気メニューは「ダイヤモンドキーパー」だそうです。クリスタルキーパーと比較すると、ダイヤモンドキーパーの方がより密度が高く、硬くて厚いガラスコーティング膜を形成するため、3年間ノーメンテナンスの耐久性があるとのこと。1年ごとにメンテナンスを行えば、その耐久性は5年にもなるそうです!

クリスタルキーパー施工における全体の流れ

  • 手洗い洗車
  • 爆ツヤを使用した下地処理
  • 手洗い洗車
  • ガラスコーティング
  • 拭き上げ
  • レジンコーティング
  • 拭き上げ
  • 仕上がり確認

すごい工程数ですね。これを2時間程度で終わらせてしまうのですから、とても素人には真似できません。

まずは洗車から

さっそく手洗い洗車がスタート。タイヤやホイールなどの足回りから洗い始め、その後ボディを洗っていきます。使用しているムース泡は洗浄力のためではなく、クッションとすべり剤の役割を持ち、砂ボコリなどによる摩擦からボディを守ってくれるとのこと。

稀にあるシャンプー洗車禁止のコーティング車もOKだそうです!

爆ツヤを使用した下地処理作業と、2回目の手洗い洗車

「爆ツヤってなんですか?」

岡野さん

「水垢落とし剤の名前です。ゴシゴシ擦るとキズが付くどころか、むしろ艶が出ます。コーティング作業にはかかせない"脱脂"まで出来ちゃうんですよ。」

にこやかに教えてくれる岡野さん。話をしながらも、手元がブレるほどの作業スピード。おそるべし。

下地処理作業が終わったらもう一度手洗い洗車を行い、洗剤を綺麗に洗い流します。

そして、いよいよコーティングの工程へと進んでいきます。

ガラスコーティング

洗車が終わると、コーティングを施工するブースへ車を移動します。

施工中にホコリなどの影響を受けないよう、シャッターを閉めての作業。さらには温度管理まで徹底しています。こんな設備、素人にはマネできません!

こちらは下地処理作業が終わった直後の写真。なんかもうこの状態で十分綺麗になっている気が...。

ここからどう変化していくのか、ワクワクしますね!

ガラスコーティングが始まりました。こちらの作業では、柔軟かつ強靭な皮膜が特徴のガラスコーティング剤「ダイヤモンドキーパーケミカル」を使用。

厚みのあるガラス皮膜が塗装面の細かな凹凸を平滑にしてくれるので、よほど状態が悪くない限りは、磨くことなく艶を出すことができるそうです。

ボデイ全体のコーティングが終わり、拭き上げ作業に入る岡野さん。専用の拭き上げクロス「ダイヤクロス」を使用し、隅々まで拭き取ります。

そしてガラスコーティングの工程が終了。写真を撮りながら見ていたこともあってか、本当にあっという間に終わりました。

しかし、素早い作業にはちゃんと理由がありました。

岡野さん

「クリスタルキーパーの場合は、ガラス被膜を水で強制的に硬化させることで、短時間でのコーティングを可能にしています。

でも時間がかかるとムラの原因にもなってしまうので、素早く丁寧な作業が必要なんです。」

素人の私にはとても真似できそうにありません。さすがはコーティングのプロ!

レジンコーティング

ガラスコーティングの時点でボディはもうツヤツヤですが、さらに深みのある艶と強い水はじき、そして水シミを防ぐために「レジン2」をガラス皮膜上に重ね塗りしていきます。

岡野さん

「レジンはさらなる艶出しと、汚れや水をはじくための工程です。

ガラスとレジンによる二重の透明皮膜によって、初めての施工でも深い艶を実現して、うろこ状に着く水シミも防いでくれますよ。」

なるほど、ガラスとレジンではそれぞれ役割が違うんですね!

そして拭き上げ。拭き残しがないよう、これまで以上に真剣な表情で作業する岡野さん。なんだか撮影しているこちらまで緊張してきます。仕上がりまでもう少し!

ボディの拭き上げが終了し、タイヤワックスを塗る岡野さんにも笑みがこぼれます。撮影されながらの作業、やりにくかったですよね。ごめんなさい!

そして...完成!

...!?

綺麗すぎる!!

この車に乗りつづけて12年目になりますが、間違いなくこれまでで一番綺麗です!!

ちなみにこちらが施工前の写真。一瞬見た感じだと艶もあるしそれなりに綺麗そうですが、蛍光灯の反射がボヤけているし、シルバーの輝きが全然違います。

いや、もうほんとこれ、めっちゃ綺麗なんです!!写真で伝わりにくいのが悔しい!

というわけで、動画をご覧ください!

どうでしょう、この差!

生で見ると本当に感動的な艶と水はじきですよ!

まとめ その1

結論からいうと、「もっと早く施工すればよかった」の一言に尽きます。

何を言ってるんだ、と思われるかもしれませんが、ボディカラーが変わった気がします。ワントーン明るくなった感じ。いや、本当に。

コーティングによる艶や水はじきはもちろんすごいのですが、手洗い洗車の際に使っている水が"純水"らしいんです。

岡野さん

「通常は水道水に含まれるナトリウムやマグネシウムなどを、ほぼ完全に除去したピュアな"水"です。

ミネラルの混ざっている水道水がボディ上で乾くと、水玉の形に乾燥したミネラルが残り、それが水シミの原因なるんです。」

コーティングだけでなく、使っている水にまでこだわる。さすが「カーコーティングと洗車の専門店」は伊達じゃありません。

今回施工していただいた「クリスタルキーパー」ですが、毎年施工することで前回の被膜に新たな被膜を重ねていくため、2回目以降はボディ表面がさらに平滑化され、どんどん綺麗になっていくそうです。

最後にクリスタルキーパーの施工証明書と、各種カードがもらえます。

1ヶ月点検カードは、施工の1ヶ月後を目安にキーパーコーティングの施工状態を点検してくれて、さらにその際の手洗い洗車を無料サービスしてくれる優れもの!さらには、次回コーティングする際の割引カードも同封されており、アフターケアもバッチリです。

これだけの仕上がりとアフターケアを含めてお値段税込16,300円〜(サイズによる)ですから、本当に驚きです。もっと早く行くべきでした。

岡野さんからメッセージ

岡野さん

「当店はあらゆる箇所をキレイにするメニューをご用意しております。お困りの汚れなどございましたら、是非当店にご相談ください!お客様に合ったキレイが見つかるはずです!

当日の施工、ご予約大歓迎です!皆様のご来店、お待ちいたしております。」

岡野さん、ありがとうございました!

番外編!ヘッドライトクリーン&プロテクト

クリスタルキーパー施工途中、岡野さんからこんなご提案が。

「よかったらヘッドライトも綺麗にしてみませんか?」

うっ...痛いところを突かれました。

自分でも何度かコンパウンドで磨いたりして黄ばみを落としてきたヘッドライトですが、やっぱり素人の施工ではすぐに再発してしまって、なかなか悩みの種でした。

ボディも綺麗になることだし、せっかくなのでお願いすることに。

とはいうものの、実は少し前にコンパウンドで磨いたばかり。内心、そんなに変わらないだろうな...と思っていました。

すぐに作業開始!

ライト周りをマスキング保護し、すぐさま作業が始まりました。岡野さん、本当に手際良すぎです!

初めは表面を磨き取り...

何度かバフを交換し、さらに磨き込んでいきます。

だんだん曇りがなくなってきました!

完成!

そして完成です!施工前に思っていたことは、良い意味で裏切られました。

少し残っていたくすみがキレイさっぱり消え、レンズの透明度がグッと上がっています!レンズ表面もなめらかに整えられているのがお分かりいただけるでしょうか?

仕上げにはプロテクトガラスコーティングを行なっているため、綺麗な状態がかなり長持ちするみたいです。こちらももっと早くお願いしていればよかった...。

施工した日の夜に気づいたのですが、なんとなくライトが明るくなった気がしたのと、ライトのカットオフラインが前よりハッキリしてる!!

ヘッドライトクリーン&プロテクトは、磨き上げからプロテクトコーティングまでがワンセットで、税込8,020円です!

まとめ その2

結局ヘッドライトクリーン&プロテクトもお願いしたわけですが、やはりプロの技はすごいですね!そこそこ綺麗だと思っていたヘッドライトが、さらに綺麗になりました。

ヘッドライトのくすみは、これによって光が散ってしまい、ひどい場合は車検に通らないこともあるそうです。

ヘッドライトクリーン&プロテクトのみの施工も大歓迎ということでしたので、ライトの黄ばみやくすみが気になっている方は、ぜひ一度お試しください!

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