2018年10月01日 (更新:2020年06月18日)
それって交換できるの!?超マニアックなトラックマフラーの世界
トラックが横を通過した際、ヒュルルと音がするのを聞いたことはありますか?あれは、マフラーを変えているから。そう、トラックもマフラーをドレスアップできるのです。この記事では、トラックカスタムにおけるマフラーの種類について紹介していきます。
煙突マフラー
煙突マフラーはその名の通り、煙突のような形をしたマフラーのことです。トラックにつけられていることが多く、見たことがある人もいるのではないでしょうか?では、どのような仕組みのものなのか、ご紹介していきます。
煙突マフラーとは?
煙突マフラーは横出しマフラーとは違って上向きに設置されており、上に排気ガスが排出されるようになっています。煙突マフラーにすることで、トラックが通過した時によくある粉瘤の巻き上げがなくなるメリットもあります。
しかし、排気の仕組みを丸ごと交換してから設置する必要があるため、多額の費用がかかるだけでなく、純正マフラーよりも触媒の効果が小さくなる場合もあります。
ただ、やはり見た目としてはかっこ良いので、ドレスアップ目的で装備する人は多くいます。
実はエアインテークの場合も
もちろん、本物の煙突マフラーを装備しているトラックもありますが、上記で紹介したように装備するのに多額な費用がかかることから、エアインテークを装備しているトラックもあります。
エアインテークは排気ガスを排出できるわけでなく、あくまで飾りのようなものです。なので、排気の仕組みを交換する必要もありませんし、多額の費用がかかることもありません。
ダブルマフラー
次はダブルマフラーについて紹介していきます。
ダブルマフラーとは?
ダブルマフラーはエキゾーストマニホールドに加工を行わず、後ろの方にある排気管部分から1本、2本と分岐させます。そして、そこにマフラーを2本設置し、テールパイプも2本設置します。これをダブルマフラーというのです。
ダブルマフラーと同じ種類でマニ割りというカスタム例が存在するので、そちらも後ほどご紹介します。
ダブルマフラーのサウンド
実際のダブルマフラーのサウンドを聞いてみましょう。
このようなサウンドになっています。押し出すような音と渋い感じの音がとてもかっこいいですね。ダブルマフラーでも純正マフラーとは違ったサウンドを楽しめます。
マニ割り
マニ割りはダブルマフラーの種類の1つです。
マニ割りって、何?
マニ割りはダブルマフラーと違い、エキゾーストマニホールドに加工を加えます。
エキゾーストマニホールドに新しい排気管を通し、エンジンからマフラーまで2本に分けます。これだけでサウンドが全く違ってきます。マニ割りはマフラーのサウンドを変えるためのカスタムで、サウンドドレスアップには最適な方法と言えます。
マニ割りってどんな音?
実際にマニ割りはどんな音がするのか、聞いてみましょう。
重厚感があるサウンドで、トラックが通過する際によく聞くキュルルという音もわかりますね。とてもかっこいいですし、トラックは大きいので音自体も大きめで底から響いてくるような印象を受けます。
軽トラにバイク用マフラー!?
動画のように軽トラにバイク用のマフラーを装備している人もいました。加工が必要にはなりますが、サイズが合うので加工もしやすいです。
実際の音はスポーツカーのようなかっこいいサウンドになっています。音だけだと、スポーツカーが走行しているのでは?と思うほどの出来栄えですね。
あの有名バイクパーツメーカーがマフラーを販売!
オートバイや自動車部品大手メーカーのヨシムラが、軽トラのマフラーサウンドを、スポーツバイクと同じようなサウンドにできるマフラーを開発しました。
マフラーサウンドはもちろんのこと、見た目にもこだわっているためとてもかっこよく、ドレスアップ効果が高いですね。軽トラの雰囲気を一新してくれること間違いありません。
まとめ
トラックのマフラーには、煙突マフラーやダブルマフラー、マニ割りなどが存在します。それぞれ役割やサウンドが違うため、好きなマフラーにするといいでしょう。ぜひ参考にしてみてください。