2018年10月01日 (更新:2020年07月10日)
フォグランプの付け方をこっそり教えます!
フォグランプは今や標準装備になっています。HIDのフォグランプ、LEDのフォグランプもあります。昔のようにハロゲンではないのです。「フォグランプって、どんな時に使用するの?」「フォグランプの付け方って?」というような疑問が生まれてきます。この記事ではフォグランプの利用時の注意点や、付け方の疑問についてお答えしていきます。
フォグランプとは
フォグランプは車に2箇所ついています。1箇所目はフロント部分。2箇所目はリア部分です。フロント部分は多くの人が見たことがあるでしょう。
しかし、リアフォグランプは最近、普及してきたので、見たことがある人は少ないかもしれません。フォグランプの「フォグ」は英語にすると、「霧」という意味になります。
濃霧、大雨の際に対向車や後方車に、存在を知らせるために点灯させる補助灯なのです。
ヘッドライトのように、目の前を明るくするためには使用しません。むやみに点灯してしまうと、対向車や後方車に迷惑をかけてしまいます。
フォグランプは点灯してみると、とても明るいので、私達が思っている以上に迷惑です。特にリアフォグランプは、後方車がまぶしい思いをするので、必要のない限り、点灯するのはやめましょう。
フォグランプの付け方
フォグランプの付け方についてです。そもそも、フォグランプを付けたことがないという人、付け方を知らないという人もいるでしょう。
フォグランプの付け方はスイッチ1つ!ハンドル横にスイッチがたくさんありますよね。その中にクラゲが泳いでいるようなマークがあるかと思います。それをポチっと押してみてください。
これでフォグランプを付けることができます。
また、日本の車はスモールランプとフォグランプが連動するものが多く、一度フォグランプをONにすると、スモールランプをON、OFFすることでフォグランプも付くようになるのです。
フォグランプは悪天候の時のみの使用が必須です。それ以外では使用してはなりません。なので、フォグランプを使用した後は必ず、OFFにしておくようにしましょう。私もフォグランプを付けたことはほとんどありません。
濃霧の時や大雨の時は車で外出しないためです。しかし、仕事から帰宅途中に、大雨に見舞われた際に、フォグランプを付けることになりました。
フォグランプの付け方を知らなかったので、どこをどうしたらいいのかわかりませんでした。
ヘッドライトであれば、右のレバーを回転させれば点灯します。フォグランプは左右のレバーは関係ないので、付け方がわからなかったのです。
ハンドル周りを見回して、色々とスイッチを押して、やっとフォグランプを付けることに成功しました。
みなさんもフォグランプを付ける時に、付け方を知らないと不便です。なので、フォグランプの付け方は覚えておきましょう。
フォグランプ利用時の注意
フォグランプを利用する際はいくつか注意しなくてはなりません。では、フォグランプを利用する時の注意点について紹介していきます。
- むやみにつけない
- 後付けの場合は規約を守る
- フロントのフォグランプは白か淡黄色
- リアフォグランプは赤色
- 同時点灯は2つまで
- 6000k程度
この6つに注意するようにしましょう。濃霧や大雨ではないのに点灯すると、迷惑になってしまいます。
悪天候以外に点灯していても、交通違反にはなりませんが、それで事故を起こしてしまえば、元も子もありません。
天候の良いときは点灯はしないようにしましょう。また、同時点灯は2つまでで、それ以上点灯するのは禁止です。道路交通法違反にもなるのでやめましょう。
フォグランプを後付けする場合、フォグランプ上の位置が800mm以下、下の位置が250mm以上。
最も外側の端は、車体の外側から400mm以内とこまかく、規定があります。これ以外の位置であれば、使用は認められないのです。
また、ライトのカラーもフロントは白か淡黄色で6000ケルビン程度です。リアフォグランプは赤色です。カラーが白や淡黄色以外だった場合、車検には通過しません。フォグランプを付けるな!と言っているのではありません。
フォグランプを付ける場面を考えるようにしましょう。必要最低限の使用にとどめてください。
まとめ
フォグランプは悪天候時に使用するものです。今はリアフォグランプが装備されている車種もあります。
フォグランプはハンドル横のスイッチ1つで操作できます。付け方がわからないという場合は、車を使用する前に、スイッチの位置を確認しておくといいでしょう。
また、フォグランプの取付数は必要最小限にとどめておきましょう。場合によっては、道路交通法違反になることもあります。後付けする場合も付ける位置やライトのカラー、光量を確認してから取り付けましょう。
フォグランプを使うというのは滅多にないことですが、いざという時のために覚えておきましょう。ぜひ参考にしてみてください。