アクア(AQUA)の車検費用ってどのくらいかかるの?まるわかり解説! | CARTUNEマガジン
アクア(AQUA)の車検費用ってどのくらいかかるの?まるわかり解説!

2019年02月20日 (更新:2023年03月02日)

アクア(AQUA)の車検費用ってどのくらいかかるの?まるわかり解説!

アクアは2011年の登場したトヨタのハイブリッドコンパクトカーです。トヨタの量産ハイブリッドカー開発17年間の技術が結集されたアクアはプリウス同様トヨタを代表するハイブリッドカーです。今回はそんなアクアの車検を取得する場合にどれくらいの費用が発生するのかを紹介します。車検業者の料金表などを基に、実際に掛かる費用の概算も見ていきましょう。

アクアの車検費用

まにぃ★AQUAさんのアクアNHP10の画像
まにぃ★AQUAさんのアクアNHP10の画像

アクアはハイブリッドカーならではのエコカー減税対象車となっており、軽自動車以上の燃費性能を誇ります。しかし、車検費用は軽自動車と違い普通車と同等になりますので詳細をこの記事で是非確認してアクアの車検に備えましょう!

車検には法定費用と整備費用が必要になる

TAKAさんのアクアの画像
TAKAさんのアクアの画像

車検を受ける際に発生する費用は大きく2つの項目で構成されています。

1つは法定費用と呼ばれるもので、これは国によって車ごとに(年式や車両重量などによって)決められています。自動車重量税や自賠責保険料及び印紙代が法定費用の内訳です。ユーザーが自分で車検を取得するユーザー車検で必要となる費用は基本的に法定費用のみです。

もう1つは整備費用と呼ばれるもので、車検の取得を車検専門店やディーラー、それ以外の整備工場に依頼した場合に発生するものになります。

整備費用の内、必ず発生するのが車検基本料です。業者によっては車検基本料に加えて定期点検料や代行手数料に検査料なども発生します。追加で部品交換などをした場合にはその分の部品代と工賃も請求される仕組みです。

法定費用

法定費用とは?

車検を取得する際に支払う必要のある税金や保険などの費用で、車両重量によって決められる下記の3つの費用は、国に対して支払うお金なので、どこの業者で受けても費用は同じです。

自動車重量税 / 自賠責保険料 / 印紙代

重量税の仕組み

車両重量(車検証にて確認可能です)が重たい車ほど高くなります。私たちが日常生活で乗っている車では、軽自動車が最も安くなります。

乗用車の場合、軽自動車以外では下記の6つのクラスに分けられ、重量がますほど金額が上がります。

2年自家用(継続検査等時)

車両重量エコカーエコカー以外
本則税率右以外13年経過18年経過
0.5t以下5,0008,20011,40012,600
~1t10,00016,40022,80025,200
~1.5t15,00024,60034,20037,800
~2t20,00032,80045,60050,400
~2.5t25,00041,00057,00063,000
~3t30,00049,20068,40075,600

自賠責保険料

軽自動車と普通乗用車で分かれていて、軽自動車では24ヶ月分で21,140円、普通乗用車では21,550円です。車両重量が重ければ重いほど費用が増加する重量税に対して、普通乗用車では車両重量に関係なく一律となっています。

印紙代

印紙代とは車検に必要な書類に添付する公的な料金となります。この費用は指定工場で検査する場合は1,100円となりますが民間業者やユーザー車検の場合は1,700円~1,800円と変わってくるのが注意点です。

整備費用

整備費用は車検を取得するにあたってなされた整備に対して支払う費用です。この費用は車検を受けるために必ず必要なものではなく、業者に依頼して車検を受ける場合に発生する作業料となります。

整備費用の内訳は業者によって異なり、車検基本料という項目でまとめられているものがあれば、車検基本料/24ヶ月点検料/検査料/代行手数料という項目それぞれにお金を支払うところもあります。

また、車検を通すにあたって交換必須となる部品や、合わせて必要最低限ではないメンテナンスもやってもらうとなると、それらの部品代及び工賃が発生するので、覚えておきましょう。

アクア(AQUA)の法定費用

mkアクアさんのアクアNHP10の画像
mkアクアさんのアクアNHP10の画像

アクア(AQUA)に発生する法定費用の内訳は上記のとおりで、重量税/自賠責保険料/印紙代の3つです。

  • 重量税:15,000円
  • 自賠責保険料:21,550円
  • 印紙代:1,100円
  • 合計:37,650円

※2009年から始まって現在にいたるまで延長して続いているエコカー減税により年式、車種により異なります。

※指定工場(民間車検場)での料金です。認証工場の場合は印紙代が100~700円上乗せされます。

アクア(AQUA)の整備費用

まにぃ★AQUAさんのアクアNHP10の画像
まにぃ★AQUAさんのアクアNHP10の画像

アクア(AQUA)の整備費用は、上述したとおり業者によってまちまちです。そこで、ここでは業者を3社ほど取り上げて、それぞれで発生する費用の紹介・比較、及びいくつかの整備を行ったと仮定した場合の追加費用の紹介をします。

業者ごとの比較

業者ごとに最低限かかる整備費用を表化すると次のようになりました。

項目/業者ディーラー楽天Car車検ホリデー車検
車検基本料19,500円15,400円5,280円
完成検査料9,800 円-11,000円
代行手数料8,700円-3,850円
小計38,000円15,400円20,130円
法定費用37,650円
合計75,650円53,050円57,780円

ご覧いただいた通り、トヨタディーラー(販売チャンネルはトヨタ店)での整備費用が最も高く、楽天Car車検の整備費用が最も安くなっています。

ディーラーでは24ヶ月法定点検/継続検査料/代行手数料それぞれに対して請求が為されているので整備費用が高くなっています。また、車検点検料は各店舗によって異なるため、合計金額はこれよりも高くなり場合もあります。

このように、車検を通すことに関してのみ言えば民間車検で受けることで安くすることが可能です。ただし、車検に通らない不具合が見つかった場合、どこで車検を受けたとしてもその部分を追加で整備する必要があるため、その分の整備費用が必要になります。

追加の整備費用について

追加の整備費用とは、車検に不合格となるような不備があった場合、それを直すための費用です。例えばタイヤの残り溝が基準である1.6mmより少ない場合は、車検の基準をクリアできるようタイヤを購入して装着する必要があります。

タイヤを新品に交換した場合、アクアの場合はタイヤサイズが185/60R15で、4本セットで約28,000円(ブリヂストンのタイヤを参考)とはめ替え工賃10,000円、合計38,000円ほどが追加で必要になります。

突然の出費にならないよう、車検は満了日から一ヶ月前ほどに見積もりをとるようにし、プロに追加整備が必要かを教えてもらうのが良いでしょう。

まとめ

アルトラ@九州AQUAさんのアクアの画像
アルトラ@九州AQUAさんのアクアの画像

今回はアクアの車検にはどのような費用が発生し、それらの費用がどれくらいの金額になるのかを紹介しました。車検に掛かる費用の内訳は基本的にどの車も同じですから、アクアだからといって特別なわけではありません。

しかし、年式が比較的新しいということやエコカー減税の恩恵を最大限に受けているという点においては、これから新車燃費の良い車を購入しようと考えている方にとって大きなメリットとなるでしょう。

同じアクアの車検でも依頼する業者や車の状態によって費用に大きい差が付く可能性も高いので、車検を受ける際には見積もりを取って内訳をかならずチェックしてください。

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