2019年09月06日 (更新:2024年07月23日)
Wi-Fi/無線LAN付きドライブレコーダーのメリットやオススメ製品を紹介!
駐車中の自分の車を守ったり、ドライブ中の交通トラブルに遭遇した場合、その状況を記録するものとしてドライブレコーダーが大いに活躍しています。ドライブレコーダーの搭載率が増えるとともに、新しいドライブレコーダーがたくさん開発されています。今回はwifi付き次世代ドライブレコーダーの意外なメリットや製品についてご紹介します。
wifi付きドライブレコーダーは何がすごい?
ドライブレコーダーは、基本的に前方を様子をSDカードなどに記録するものです。
ドライブレコーダーに記録された動画を確認するためには、ドライブレコーダー機器でそのまま確認することもできますが、大画面で動画を確認するためには、パソコンのWindows Media Playerなどを使う必要があります。
しかし、wifi付きドライブレコーダーはそのような面倒なことをしなくても動画を確認することができるのです。
スマホで録画内容が確認できる
wifiを搭載することで、ドライブレコーダーはさらに利便性を向上させました。ユーザーにとってのメリットは、お手持ちのスマホ・タブレットと連携できるということです。wifi搭載のドライブレコーダーを購入すれば、お手持ちのスマホ・タブレットに専用のアプリをダウンロードし、操作するだけで動画が確認できますので、動画の記録に使用するmicroSDやSDカードを取り出す必要がありません。
これまではドライブレコーダーに記録された動画をその場で確認したい場合は、ドライブレコーダー機器で再生モードにしていました。画面が小さなドライブレコーダーでは動画が確認しにくいですが、比較的画面の大きなドライブレコーダーをつけてしまうと、運転に支障をきたす可能性があるため非常に危険です。
そのため、ドライブレコーダーをスマホ・タブレットで動画が確認できるのであれば、ドライブレコーダー本体をコンパクトすることができるでしょう。ドライブレコーダーがコンパクトになれば視界をさえぎることがありませんので、安心してドライブができます。実際にはこれだけコンパクトなwifi付き次世代ドライブレコーダーがあります。
ユーザーも、スマホ画面へ動画が送信できるため、非常に満足されています。
スマホから操作できる
wifi搭載のドライブレコーダーを購入した場合は、お手持ちのスマホ・タブレットに専用のアプリをダウンロードする必要があります。ダウンロードが完了すれば、スマートフォンから録画開始・停止、静止画の撮影といった操作がタッチパネルでできるようになるのです。そのことからドライブレコーダーをコンパクトにできるとなると一石二鳥でしょう。
wifi搭載のドライブレコーダーのデメリット
wifi搭載のドライブレコーダーは、無線LANを使用していますので、ネットの接続が切れやすいことがデメリットとしてあげられます。しかしドライブレコーダーの本来の目的は、駐車中の自分の車を守ったり、ドライブ中の交通トラブルに遭遇した場合の記録をするものですので、接続が切れていても、ドライブレコーダー本体が作動していれば問題ないでしょう。
Wi-fi/無線LAN付ドライブレコーダーおすすめ5選!
wifi付きドライブレコーダーにはどのような製品があるのかご紹介します。
コムテック 2カメラ HDR953GW
コムテックから販売されているWi-fi機能搭載モデルは2モデルのみでHDR967GWとHDR953GWになります。機能的にはコムテックのスタンダードクラスとなるフロントカメラ200万画素、リアカメラ100万画素のモデルでおすすめポイントはWi-fi機能と安全運転支援機能となっています。
Wi-fi機能
コムテックのスマートフォン専用アプリ【HDR Access】を利用して3つの機能が利用出来ます。スマホで確認できるのでPCが無い方にもおすすめです!
- 録画中の映像をスマートフォンでリアルタイムに確認可能
- 本体設定が手元でかんたんに設定可能
- 録画映像をスマートフォンにダウンロードし、本製品と未接続時でもアプリ内で確認可能
GPS警報機能
コムテックのドライブレコーダーで意外と便利な機能がこのGPS警報機能。レーダー探知機を取り付けていないクルマでも自動速度取締機の場所で警報があるため、スピードの出過ぎ等の確認が出来ます!GPS警報機能は次の4点です。
- 逆走お知らせ:高速道路のIC/JCT、SA/PA、一般道路の都市高速出口など逆走した場合や逆走の可能性がある地点を通過するとお知らせを行います。
- 事故ポイント:過去に事故が多発している地点に接近するとお知らせを行います。
- ヒヤリハット地点:過去に事故があった場所や急カーブや急な下り坂など、高速道路上のヒヤリハット地点に接近するとお知らせを行います。
- 速度監視路線:全国に設置されている自動速度取締機へ接近するとお知らせを行います。
ケンウッド 360°撮影対応 DRV-CW560
1カメラで360°の撮影が行えるのがDRV-CW560です。ドライブレコーダーで最も重要なのが、事故時の証拠としての能力。前後の2カメラでも広角カメラの採用などにより撮影範囲は広がってきていますが、どうしても死角となるのが車両の側面。
この360°タイプではそんな心配は必要ありません。横からの衝突や横に並んでのあおり運転。さらに駐車中のドアの開閉による、いわゆるドアパンチなども撮影可能です。デメリットがあるとすれば、ドライブを撮影して記録として共有したい場合などには画像の歪み等が発生するので不向きと言えます。
1カメラで全方位の撮影ができるため、取り付けも1箇所のみで良いのも魅力のひとつです。
高画質カメラ採用
搭載されるカメラは暗さに強い、ソニー製約840万画素CMOSセンサーSTARVISを採用。夜間やトンネル内での暗いシーンでも明るく撮影が可能でレンズ自体も業界トップクラスの明るさとなる 「F1.8レンズ」が採用されています。
確認しておきたい2点
・DRV-CW560は車載電源ケーブルJVC CU-BC100(別売)を使用すれば360°動体検知対応「駐車監視録画機能」搭載で録画がかのうですが、最長で10時間までとなっているのが他のモデルと異なるので注意が必要です。
・DRV-CW560は本体に液晶を搭載していないため映像を確認する場合、スマホのアプリで確認となります。使い方次第ではありますが、本体で映像を確認したい方には不向きとなるので確認しておきましょう!
通常のカメラとは撮影の形式や、再生方法などが異なりますのでメーカー公式の動画は是非見ておきましょう!
ユピテル 2カメラ SN-TW9200dP
ユピテルは様々なモデルに早くから無線LANが内蔵されたモデルが発売されてきましたが、スマホに特化し液晶レスとなっているのがこのモデル。液晶がついているとすぐに確認はできるのですが、何かがないと録画内容も確認しないため、モニターを操作する機会はそれほど多くないのが現状です。
このSN-TW9200dPでは管理や確認をスマホに特化することで液晶レス化し、コンパクトなサイズを実現しています。本体サイズが小さいことから受けるメリット2点。
- 設置場所に困らない
- インテリアの邪魔をしない
機能的にはユピテルの先進機能が詰め込まれているので、コンパクトなドラレコを探している方や液晶をいつもオフにして走行している方におすすめです!
スマートフォンで快適操作
無料の専用アプリ【DRY Remote TypeC】をスマートフォンにインストールすれば、アプリから映像記録の開始や停止、設定の変更、映像の確認やダウンロードが可能です。使い慣れたスマートフォンの大きなタッチパネルで、あらゆる操作を直感的に、快適に行えるのが魅力です。
フロントもリアも「STARVIS」搭載
日中はもちろん、夜間にも高い記録性能を発揮してくれるのが高感度センサーSTARVIS。映像が不明瞭になりがちな夕方や、深夜の住宅街など、灯りの少ないシーンでも鮮明に記録可能でユピテル独自のノウハウで映像感度を自動調整、昼夜問わずクリアな映像を実現しています。
タイムラプスモードで長時間録画
駐車中の録画時など毎秒1コマのフレームレートで、長時間録画が可能。記録映像は早送りで再生され、PCビューアソフトではコマ送りでも確認することができます。メモリーの消費を抑えてくれるタイムラプスは長時間録画を行いたい方には便利な機能です。
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/suruga/cabinet/hantei/sn-tw9200dp2.jpg?_ex=300x300)
セルスター 2カメラ CS-71FW+GDO-28
セルスターの無線LAN付きのドライブレコーダーはCS-71FWのみでリアカメラのGDO-28はオプションとなっていますが、リアカメラもつける方は多いので今回はリアカメラとのセットを紹介して行きます。
専用アプリで映像確認・設定が可能
CS-71FWは液晶画面レスのモデルで専用アプリ【ドライブレコーダービューアー】で映像の確認や本体の設定が行なえます。液晶画面がない割には他社製品と比較した場合、本体サイズが大きいのでデメリットになりそうです。
STARVIS IMX307搭載!
夜間にも高い記録性能を発揮してくれるのが高感度センサーSTARVIS。映像が不明瞭になりがちな夕方や、深夜の住宅街など、灯りの少ないシーンでも鮮明に記録可能でナイトクリアVer.2でクリアな映像を実現しています。
安全運転支援機能(前方・後方)
スマートフォンのアプリと無線LAN接続して設定することで安全運転支援機能を利用することができます。利用できる機能は次の4点。
- 前車発車警告:前の車が発車した情報を知らせてくれます。
- 車線逸脱警告:設定した速度以上で走行時、車線を逸脱すると警告してくれます。
- 車間距離保持警告:設定した速度以上で走行時、前車との適正距離を保持するよう警告してくれます。
- 後車接近警告(後方キャッチ機能):走行時、後車が接近すると警告してくれます。
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/creer/cabinet/06749907/imgrc0077208480.jpg?_ex=300x300)
ガーミン 2カメラ Dash Cam 46Z
ガーミンと言えばGPS関連ガジェットを世界中で販売しているメーカーですが、そのガーミンから販売されているのがDash Cam 46Z。コンパクトでスタイリッシュなデザインのフロントカメラに、コンパクトなリアカメラで標準的な機能を網羅しています。ガーミン好きならこれ一択になりそうです。
アプリで映像の確認・編集まで
ガーミンの専用アプリ【Garmin Drive App】で映像の確認や編集まで行えます。本体の設定は本体の液晶画面で行うので使い分けが明確で操作性に優れています。国内メーカーと違いPCビューアーはないため、PCで確認したい方は注意が必要です。
WDR+ナイトチューニングで夜間も鮮明映像
画像補正はWDRを採用し、ガーミン独自の画像処理技術「ナイトチューニング」で、夜間の映像をより鮮明に記録します。STARVISは搭載していないので夜間映像の違いなどを確認しておきましょう!
スピードカメラアラート
海外メーカーながらも全国のオービスの手前で位置と速度を警告してくれます。安全運転支援機能としてドライバーをサポートしてくれる嬉しい機能です。
まとめ
今回はwifi付き次世代ドライブレコーダーの意外なメリットや製品についてご紹介しました。ドライブレコーダーはフロントガラスに取り付けされているもので、運転の妨げにならないように、フロントガラスの上部20%以内のところに搭載されています。
ドライブレコーダーはコンパクトサイズのものばかりですが、実際に録画した動画をドライブレコーダー機器で確認しようとすると、画面が小さすぎて確認しづらいです。そこで役に立つのが、今回ご紹介したwifi付き次世代ドライブレコーダーでした。
動画の確認だけでなく、ドライブレコーダーの操作がスマホ・タブレットで行なえますのでとても便利です。今回の記事をお読みになって、wifi付き次世代ドライブレコーダーを使ってみてはいかがでしょうか。