スターレットをもっと楽しむ!流用カスタム術

2018年01月09日 (更新:2018年05月23日)

スターレットをもっと楽しむ!流用カスタム術

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現在でも多くのクルマ好きを魅了してやまないトヨタの伝説的ホットハッチ、スターレット。極めて軽量なボディとパワフルなターボエンジン(NAエンジン搭載車もあります)から生み出される痛快な走りが評判のこの車は、安価な設計と構造の単純さゆえに他車からのパーツ流用が非常にやりやすい車でもあります。今回はそんなスターレットの他車流用術を、EP82、EP91型を中心として解説します。

スターレットの見た目を大きく変える!バンパー流用

86やシルビア等の定番スポーツカーと比べると、スターレットのエアロパーツは意外と少ないというのは多くのスターレットオーナーが感じていることかもしれません。

確かにスターレットの社外エアロパーツの中で現在も新品が手に入る物はそこまで多くはありません。しかし、スターレット、特にEP91型は他のスポーツカーのスポーティーなデザインのフロントバンパーが簡単に流用できることが知られています。以下にその例を紹介します。

スターレットのバンパー流用:ランサーエボリューションⅣ(CN9A型)

スターレットの流用カスタム
引用元:https://funcarclub.jimdo.com/%E9%83%A8%E5%93%A1%E7%B4%B9%E4%BB%8B/
エボⅣバンパーを装着したEP91。結構いかつい感じになります

EP91型スターレットのバンパー流用で一番知られているのがこれでしょう。インターネットで検索してみても多くのエボⅣバンパー流用スターレットを見ることができます。というのも、このバンパーは幅も形状もEP91型スターレットにピッタリ合うので大きな加工無しで簡単に取り付けることができるのです。

ただし、バンパー側にもともと付いているステーだけは邪魔になってしまうため適宜切り取らなければなりません。また、このステーはフォグランプの固定にも関わっているので、フォグランプを付けたい場合はうまく加工する必要があります。

なお、エボⅣと基本設計が同じであるランサーエボリューションⅤ・Ⅵのバンパーも流用は可能で、また実例もありますが、バンパー自体がエボⅣよりもほんの少しだけ幅が広いため注意が必要です。

スターレットのバンパー・グリル流用:インプレッサWRX STI(GC8型)

ランエボのバンパーが使えるなら・・・ということなのか、EP91にインプレッサのフロントバンパー・グリルを流用した例もあります。

ただしこちらはランエボのようにほぼ無加工で、とはいかず、きちんと取り付けるためには、ヘッドライト下の段差を埋めるなどかなりの加工を必要とします。バンパー全体の幅などはスターレットとあっているので、きちんと加工すればぴったりと取り付けることは可能です。

また、バンパーのみであればEP82への流用も可能で、こちらの方がEP91の場合よりも比較的楽に取り付けることができます。

スターレットのバンパー流用:スカイライン(R34型)

スターレットの流用カスタム
引用元:https://cartune.me/notes/c409mydpcd
R34スカイラインのバンパーを流用している、CARTUNEユーザーにへい氏さんのEP91スターレット。綺麗に収まっています

R34型スカイラインのバンパーを流用した例もあります。四角い形状のR34バンパーをスターレットに取り付けるのは一見非常に難しいように感じられます。しかし、グリルの大きさはEP91スターレットとぴったりと合うのです。

ただし、もともとのボディサイズの関係でR34のバンパーの幅はスターレットには大きすぎるため、どうしても幅を小さくするような加工が必要となってしまいます。

スターレットのメカニズム面でのパーツ流用

スターレットは比較的構造が単純な車であり、また他車との共有パーツも多いため、メカニズム面でも様々なパーツを他者から流用することができます。

スターレットのターボ

EP71型以降のすべてのスターレットのターボモデルのタービンはそれぞれ互換性があります。基本的には古い型に新しい型の純正タービンを装着するとレスポンスが向上し、逆に新しい型に古い型のタービンを装着するとドッカンターボ気味になりパワーを出すことができます。まったくの他車からの流用では、少々加工が必要ですがEP82・91型スターレットにSA22・FC3S型後期のインタークーラーが流用可能です。

スターレットのミッション

EP82・EP91型スターレットのミッションケースにAE101・AE111型カローラ・スプリンターシリーズのミッションの中身を流用すると、純正よりもローギヤードにすることができます。

また、AE111等の各ギヤをうまく使って組み合わせると純正流用だけでクロスミッションをくみ上げることができます。さらに、AE111後期型の6速ミッションを丸ごと移植し6速化を行った例も少数ながら存在します。

その他

EP82・91型スターレットのターボモデルのクラッチはAE101・AE111型カローラ・スプリンターシリーズやAW11型MR2後期、MR-Sのものと同じです。

また、EP71型にはFC3S・FD3S型RX-7、EP82・91型には1JZ・2JZエンジンを搭載したスープラやアリスト、チェイサー等の燃料ポンプを無加工で取り付けることができます。

スターレットの外装パーツ流用

小物外装パーツ流用で特に効果的なのはエンブレムの流用です。スターレットはシリーズ全体の製造期間が長いため、エンブレムデザインもかなり変化しています。

比較的新しい世代のスターレットに古い世代の筆記体のようなエンブレムを取り付けると少し雰囲気を変えることができます。また、他のターボ車や1300㏄車のエンブレムを流用しても面白いかもしれません。

引用元:https://cartune.me/notes/T3gBRbA7G3
HT51S型スイフトの1.3エンブレムを流用したcartuneユーザーレボさんのスターレット

終わりに

いかがでしたでしょうか。このように、トヨタの小型車スターレットの流用カスタムには大きな可能性が広がっています。この記事で紹介したのはスターレットの流用術の中でもほんの僅かです。スターレットオーナーの皆さんはいろいろ試してみると新たな流用術が見つかるかもしれません。またそうでない皆さんもこの記事を通してスターレットという車に興味を持っていただければ幸いです。