一級品の世界的ブランド！「RECARO」社製フルバケットシートをご紹介！

レカロが誕生したのは1906年のまだ20世紀になって間もない頃。当時32歳だった馬車製造職人のヴィルヘルム・ロイターがレカロの前身となる「ロイター馬車製造社」を設立しました。その後弟の参加により「ロイター・シュトゥットガルト車体製造会社」に社名を変更し、フォルクスワーゲン・ビートル、ポルシェ356の開発を担当します。

その後もポルシェ911を手掛けるなどをしましたが、1963年に車体生産部門と内装部門をポルシェに売却します。同年、レカロと社名を改め、シートに特化したメーカーとして、スポーツシートなどの開発を進めることとなりました。

現在では多くの高級車やスポーツカー、スポーツグレードの車に純正採用されたり、アフターパーツとしてバケットシートの開発が有名ですね！日本では、滋賀県に「レカロ・ジャパン」として本社が置かれ、国内自動車メーカー向けシート、アフターマーケット向けシート、チャイルドシートやオフィス用事務椅子、鉄道向けシートなどの開発や生産を行っています。

バケットシートにはフルバケットシートとリクライニング機能付きのセミバケットシートがありますが、今回はレカロのベーシックなフルバケットシート、通称フルバケをいくつかご紹介します。

サーキットユースまで考慮された、レカロのフルバケの中でもエントリーモデルとされるRS-GEです。

サーキットユースのみならず、ストリートユースやドレスアップも考慮したスタンダードモデル。ハーフレザーやアルカンターラ生地のものも展開されています。価格は¥115560〜

多くのトップドライバーに支持されるHANS対応の競技用フルバケ。アイポイントもずれない完全なモータースポーツシートです。価格はオープン価格(グラスファイバー採用モデルは¥248400)

日本人のために開発された本格フルバケ。田中哲也選手、脇阪寿一選手や新井敏弘など多くの経験豊富なプロドライバーが参加しながら日本国内市場向けに開発されたサーキットユースのためのシートです。価格はカーボンファイバーモデルが¥486000。グラスファイバーモデルが¥156000円。

ロールバーが張り巡らされているインプレッサへの装着例です。フルバケがとても似合う車内ですね！赤い4点ベルトもカッコいいです！

またこちらもフルバケが似合う車種ですね。タカタ製のベルトとの相性もバッチリです！

このように元々着座位置が高めのスポーツコンパクトへフルバケの装着も効果的ですね！一段と走りが楽しくなりそうです。

これは意外な車種へのフルバケ装着例ですね！高級な外装とスポーティーなシートのギャップがユニークで個性を主張できそうです。

いかがでしたでしょうか？世界のスポーツカーや高級車、カッコいいチューニングカーに装着されているレカロのバケットシートを見て憧れる方も多いのではないでしょうか？今回ご紹介した製品はベーシックなタイプのものですのでシート交換を考えている方、バケットシートに興味がある方は是非参考にしていただけたらと思います。

またレカロは知ってたけどそんな歴史があったのかと思った方は、レカロシートのユーザーでも歴史までご存知の方は少ないと思いますのでここで知識が増えた方、是非レカロシートユーザーに豆知識を披露してみてはいかがでしょうか？！それではみなさん、楽しいカーライフをお過ごしください！