ジムニーJB64型のおすすめグレードや違いを解説! | CARTUNEマガジン
ジムニーJB64型のおすすめグレードや違いを解説!

2019年02月12日 (更新:2022年08月03日)

ジムニーJB64型のおすすめグレードや違いを解説!

フルモデルチェンジしたジムニー。新しいジムニーは一体どのような特徴があるのか、解説します!4輪駆動で高い走破性を持ち、それでいてサイズは軽サイズでコンパクトだったことから絶大な人気を誇った名車、「ジムニー」をご存知でしょうか?スズキは、そんなジムニーを20年ぶりにモデルチェンジさせ、発売しました。ジムニーファンやオーナーはもちろん、本格オフロード4WD車を探していた方からも今大注目されているのです。

ジムニーJB64型はこんなクルマ

トシピストルさんのジムニーJB64Wの画像
トシピストルさんのジムニーJB64Wの画像
引用元:トシピストルさんの投稿

ジムニーJB64型は、3代目から継承された特徴である強固なラダーフレーム構造に、Xメンバーと前後にクロスメンバーが追加されたほか、ボディーマウントゴムが新設計に変更されるなど、改良が加えられています。また、ジムニー伝統の3リンクリジッドアクスル式サスペンションも採用され、凹凸路で優れた接地性と大きな対地クリアランスを確保するとともに、さらに堅牢な構造により過酷な使用環境にも耐える信頼性を実現しています。

メカニズム

大きな特徴のシャシー

「FRレイアウト」、「副変速機付パートタイム4WD」、「3リンクリジッドアクスル式サスペンション」というジムニーの伝統のパッケージングを継承し、新たに「新開発ラダーフレーム」を採用しました。

引用元:www.suzuki.co.jp

この新設計のラダーフレームは、Xメンバーと前後クロスメンバーを加え、ねじり剛性を先代モデル比で約1.5倍向上させることに貢献しています。

また、車体とラダーフレームをつなぐボディマウントゴムを新設計したことによって乗り心地を改善し、操縦性も高めています。これに加え「ブレーキLSDトラクションコントロール」を全車に標準装備。高い走破性能を持っていることがこれだけでよく分かりますね!

新型「ジムニー」には専用チューニングされた「R06A型ターボエンジン」、新型「ジムニーシエラ」には1.5Lの新開発「K15B型エンジン」を搭載しています。オフロードでは信頼できるスペックですよね。

悪路を制覇する足廻り

引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/performance_eco/

ラダーフレームとともに悪路を走破する上で欠かせないのがリジッドアクスル式サスペンションです。ジムニーに求められるのは、過酷な環境も走破できるサスペンション性能ですから、基本構造を歴代モデルから継承しつつ、鍛え上げてきた3リンクリジッドアクスル式サスペンションで、高い悪路走破性を実現しています。

エクステリア

引用元:www.suzuki.co.jp

エクスエリアは、車両の姿勢や状況を把握しやすいよう往年のジムニーから継承したスクエアボディに、面の剛性を高める造形、降雪時に雪がたまりにくいよう凹凸をあまり使わないボディ形状、走破性や積載性を高める工夫など、機能重視のデザインとなっています。また、丸型ヘッドランプや5スロットグリル、クラムシェルボンネットフードなど、ジムニーの伝統を継承するデザインも随所に取り入れるなど、ジムニーファンには嬉しいデザインと言えますね!

インテリア

引用元:www.suzuki.co.jp

インテリアは、オフロードなど過酷な環境での運転や各部の操作性を考慮したデザインになっています。車両の姿勢や状況を把握しやすいよう、水平基調のダッシュボードや、ドアミラー付近の視界を拡大する形状のベルトラインを採用しています。また、前席のヒップポイントを30mm後方に下げながら、前後乗員間距離を40mm拡大し、居住性を高めることにも成功しています。

ジムニーJB64型の基本スペック

すかいさんのジムニーJB64Wの画像
すかいさんのジムニーJB64Wの画像
引用元:すかいさんの投稿

  • 全長×全幅×全高:3,395mm×1,475mm×1,725mm
  • ホイールベース:2,250mm
  • 最低地上高:205mm
  • エンジン形式・種類:R06A型・直列3気筒インタークーラーターボ
  • 排気量:658cc
  • 最高出力:47kW(64PS)/6,000rpm
  • 最大トルク:96N・m(9.8kg・m)/3,500rpm
  • 駆動方式:パートタイム4WD
  • トランスミッション:5MT 4AT
  • サスペンション型式:3リンクリジッドアクスル式コイルスプリング

ジムニーのグレードと価格帯

ジムニーにはXC、XL、XGがラインナップされていて、ボディやエンジン駆動方式などに違いはありませんが、装備によって価格が異なります。カスタマイズのベース車にはリーズナブルながら基本性能と機能が変わらない「XG」がおすすめです。中間グレードのXLは17年振りに復活したグレードで、最上級グレードのXCとエントリーグレードのXGとの価格差が広がったなか、XLがちょうど中間となり、ユーザーの選択肢が広がります。

グレード5MT4AT
XC1,744,200円1,841,400円
XL1,582,200円1,679,400円
XG1,458,000円1,555,200円
※(スズキ セーフティ サポート装着車は42,120円高)

XC

最上級グレードとなる「XC」にはスズキ セーフティ サポートが標準装備され、その他では、本革巻ステアリング、アルミホイール、LEDヘッドランプ、ヘッドランプウォッシャー、そしてクルーズコントロールが追加されます。さらにボディカラーには12種類にカラーリングが拡大され、ブラック2トーンルーフ、ブラックトップ2トーンの設定が可能となります。

また、ホワイト系は「XG」と「XL」は「スペリアホワイト」なのに対し、XCのみ「ピュアホワイトパール」となります。あとで後悔しないためにはこのグレードを選べば間違いなし。2トーンの設定が決め手かも知れません。

XL

量販仕様である「XL」では、XGの装備に加え、電動格納式リモコンドアミラーやオートエアコン、キーレスプッシュスタートシステム、5:5分割可倒式リアシート、運転席&助手席シートヒーター、そしてヒーテッドドアミラーなど、多くの快適装備がプラス。また、ボディカラーは8色に増え装備の豊富さから、普段使いには最適なグレードです。

XG

エントリーグレードとなる「XG」は、シート地はファブリックでリヤシートは一体可倒式、16インチスチールホイールが装備され、基本機能・性能は上級グレードと変わらずヒルホールドコントロールやヒルディセントコントロールも標準となっています。ボディカラーはモノトーンカラー4色のみの設定です。あとから好きなアルミホイールに変えたり、オフロードを積極的に走るなら、最適なグレードと言えるでしょう。

ジムニーJB64型 vs 3代目ジムニー

新型登場で気になるのは、従来型との違いですよね。先程も述べた通りメカニズムや機能装備が進化しているのは当然のことながら、エクステリアやインテリアも一体先代と比べてどのように変わったのか、新型と従来型の最終仕様を比べてその違いを見ていきましょう!

エクステリア

赤エビ さんのジムニーJB23Wの画像
赤エビ さんのジムニーJB23Wの画像
引用元:赤エビ さんの投稿
はぢめさんのジムニーJB64Wの画像
はぢめさんのジムニーJB64Wの画像
引用元:はぢめさんの投稿

先代に比べスクエアならデザインとなり、2代目あたりのデザインに回帰した印象も受けますね。先代はシティ派SUVの流行に影響され、少し丸みを帯びたデザインになりましたが、ジムニーらしくないという声も多く上がっていました。ボディサイズやタイヤサイズなどに大きな違いはありません。

インテリア

しょうちゃんさんのジムニーランプの画像
しょうちゃんさんのジムニーランプの画像
引用元:www.suzuki.co.jp

基本的なレイアウトに大きな変更はないが、エクステリアと同じく丸みを抑え直線基調になった印象です。大きく変わったのはデザインより居住性で、後席の余裕が40mm増えたことから、先代に比べて新型は大きく進化したといえます。

メカニズム

メカニズムで大きく進化しているのは冒頭でも触れた「ブレーキLSDトラクションコントロール」が採用されたことです。これは、悪路などで空転した車輪のみにブレーキをかけて空転を防ぐもので、これはドライバーの力量などを超える概念であるため、新型ならではの走破性であるといえます。

まとめ

ヤマさん64さんのジムニーJB64Wの画像
ヤマさん64さんのジムニーJB64Wの画像
引用元:ヤマさん64さんの投稿

いかがでしたか?ジムニーJB64型が人気の理由がお分かりいただけたでしょうか?気軽にオフロードを楽しめる車をお探しの方、是非検討してみてはいかがでしょうか?!

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