マスタングの中古車について紹介!憧れのアメリカンマッスル! | CARTUNEマガジン
マスタングの中古車について紹介!憧れのアメリカンマッスル!

2018年12月26日 (更新:2022年10月28日)

マスタングの中古車について紹介!憧れのアメリカンマッスル!

車に詳しい人もそうでない人も知っている自動車メーカーと言えばフェラーリやランボルギーニですが、誰でも絶対聞いたことある車の車種と言えばアメリカの自動車メーカーであるフォードが生産するマスタングであることに間違いありません。中古車で新車価格よりもより安く購入することができるマスタングについて詳しく紹介します。

中古車では意外と安いマスタング

200万円でマスタングを購入することができるのか

C&Mさんのマスタング コンバーチブルの画像
C&Mさんのマスタング コンバーチブルの画像
引用元:C&Mさんの投稿

中古車と言えども外車であるフォード マスタング、それゆえ乗りたいけれど高いだろうから購入をあきらめているという方もいらっしゃることでしょう。現行モデルのマスタングは新車価格689万円です。国産のコンパクトカーが新車で200万円くらいですが、同じくらいの金額で憧れのマスタングに乗ることはできるのでしょうか。

グレードによりますが、答えはイエスです。最も安い中古車で車両本体価格25万円というものまであります。しかし、200万円代でマスタングを購入することが可能であるということ、そしてもう少し予算を増やすことでうまくいけば5年落ちのマスタングを購入することも夢ではないのです。

いまマスタングを買うなら?おすすめモデルはコレだ!

C&Mさんのマスタング コンバーチブル洗車の画像
C&Mさんのマスタング コンバーチブル洗車の画像
引用元:C&Mさんの投稿

上記で説明したように、新車価格から価格が下がっている中古のマスタングであれば新車のコンパクトカーやSUVを購入するくらいの価格で手に入れることができます。ここでは中古のマスタングの中でおすすめの2つのモデルについて、スペックや中古車市場での相場を説明します。

100万円で買える!?日本市場を意識した5代目マスタング

基本情報

5代目マスタングは1993年から2005年の間に発売されていたモデルです。中古車市場では50万~200万円の間で流通しています。マスタングシリーズの中でも特にヒットしたモデルの1つで、日本国内でも人気を博したことでも有名です。

5代目マスタングは日本市場と深い関係があります。というのも、販売開始翌年である1994年にフォード・ジャパンによる輸入販売がスタートしたのです。これによって日本市場にもマスタングが流通するようになりました。1994年というと、マツダ RX-7やトヨタ スープラや日産 GT-Rなどを代表とする国産スポーツカーが新車で発売されていた時代です。

5代目マスタングの購入価格はベースグレード車で250万ほどの価格設定となっていました。ベースグレード車であれば比較的購入しやすかったということがよくわかります。

おすすめの理由

5代目マスタングをおすすめする理由の1つは中古車市場での価格が低いということです。程度にもよりますが200万円あれば程度の良い中古車を選択することができます。安い物なら車両価格で25万円のものもあり、支払総額と合わせれば50万円ほどで購入することも可能です。しかし、全体的に走行距離が伸びているものが多く、5万キロ以上走っているものが多いです。

もう1つの理由が中古車市場で流通している車体数が多いことにあります。5代目マスタングの中でも後期モデルは価格が安いと言われているようですが、中古車市場を見ているとあまりその傾向はみられませんので、価格ではなく好みやスペックを基準に選ぶほうが良いでしょう。なお、後期型であれば比較的新しいので程度が良い可能性は高いです。

各種スペック

上記で紹介したG AT左ハンドル仕様をベースに各種スペックをチェックします。まずボディスペックは全長4,615×全幅1,860×全高1,390mm、ホイールベース2,570mm、車両重量1,460kg、乗車定員4名という内容です。ツーシーターではありませんが乗車定員は4名となっているので、複数人数でドライブに行く際には気を付けましょう。最小回転半径が5.9mですので、狭いところでの取り回しには注意が必要です。

次にエンジンスペック、搭載エンジンは3.8L V型6気筒 OHVエンジンです。最高出力106kW (145 PS) / 4,000rpmに最大トルク291N・m (29.70kgf・m) / 2,500 rpmのスペックとなっています。使用燃料はレギュラーガソリンで、燃料タンク容量は58L、燃料消費率は10-15モード燃費で8.3km/Lと高燃費です。決してエコな車ではありません。

なお、5代目マスタングに用意されていたエンジンには5.0LのV型8気筒OHVエンジン及びこの5.0Lエンジンの代わりに1996年から新しく採用された4.6LのV型8気筒SOHCエンジン24バルブエンジン、そして1997年のラインナップされたコブラグレードに搭載の4.6リッターV型8気筒DOHC32バルブエンジンなどがありました。

足回りですが、採用されているサスペンション方式は、フロントサスペンションがマクファーソン・ストラット式でリアサスペンションがマルチリンク(4リンク)となっています。ブレーキはフロントがベンチレーテッドディスクでリアがディスク、装着タイヤは前後共に205/65R15です。Gグレードは4速ATのみでMTの仕様はありません。駆動方式は後輪駆動となっています。

マスタングといえばこの形!レトロデザインを採用した6代目マスタング

儀間 匠さんのの画像
儀間 匠さんのの画像
引用元:儀間 匠さんの投稿

基本情報

2005年から2014年の間に発売されていたのが6代目マスタングです。6代目マスタングは初代マスタングのデザインを意識して作られて話題を生んだモデルとして知られています。このようなデザインには開発に当たって掲げられた「リビングレジェンド戦略」と呼ばれるものが関係していました。

おすすめの理由

6代目マスタングをおすすめする理由は年式の割に安い価格の車体が中古車市場に流れているからです。特に前期モデル(2009年の内外装変更前)は220万円くらいで走行距離5万km以下のモデルを購入することもできます。

150万くらいでも6-7万kmくらい走ったものも購入可能です。絶対的な価格は5代目モデルよりも上がっていますが、年式が新しいので市場的には相応でしょう。生産終了となったのが4年前ですから、部品供給も比較的安定しているということもおすすめする理由です。

各種スペック

V6クーペ プレミアム(フロア5AT 4人乗り)グレードでスペックを紹介すると、ボディスペックは全長4,765 x 全幅1,880 x 全高1,385mm、ホイールベース2,720mm、車両重量1,570kgで乗車人数4名となっています。

エンジンは4.0LのV型 6気筒 SOHCエンジンが搭載されています。最高出力157kW (213PS) /5,300rpmに最大トルク325N・m (33.10 kgf)/3,500rpmというスペックです。使用燃料はレギュラーガソリンで燃料タンク容量は60Lとなっています。別のグレード(GT)では、アルミニウムブロックを使用した4.6L SOHC V型8気筒 (24V)VCT付エンジンが搭載されいました。

足回りの仕様は、フロントサスペンションがマクファーソン・ストラット式でリアがソリッド・アクスルです。ブレーキはフロントとリアともにベンチれーてどディスクが採用されています。タイヤサイズは235/55R17です。先代と比べるとタイヤサイズは2インチアップしていることがわかります。

駆動方式は変わらず後輪駆動です。トランスミッションは5速ATとなっています。日本国内で販売されるマスタングはほとんどがAT仕様です。一部MTモデルもありますが、数は少ないです。

まとめ

sippoumaruさんのマスタング コンバーチブルの画像
sippoumaruさんのマスタング コンバーチブルの画像
引用元:sippoumaruさんの投稿

今回はアメリカの自動車メーカー、フォードが代表する車の1つであるマスタングについて、中古市場における相場の説明とおすすめのグレードの2つを紹介しました。アメ車好きな人でもそうでない人でもそのパワフルな見た目を持ったマスタングに魅力を持つことは必ず1度はあるはずです。

外車だから高いだろうと思って購入をあきらめてしまうかもしれませんが、旧型モデルであれば200万円代またはそれ以下で購入することができます。もし程度の良い物や嗜好に合うものに出会ったら、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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