2018年12月08日 (更新:2024年08月15日)
日産キューブマイルームでキャンプ気分!快適に車中泊ができる車をご紹介します!
日産キューブは、車内空間を重視した車で、ミニバンと比べると、ボンネットが際立つユニークなデザインをしています。使い勝手の良さから、地域によってはタクシーとして利用されているところもあるほどです。またシートアレンジも豊富ですので、1人旅で車中泊することもできます。今回はマイルームように使うことができる日産キューブについてみていきましょう。
日産キューブとは?
日産キューブは、ハイトワゴンの車で、コンパクトカーの中でもロングセラーモデルとなっている車です。ロングセラーになりながらも、古さを感じさせないところがすごいです。「キューブ・マイルーム」と言われるように、自分の部屋のように居心地がよく、車内空間の広さからゆったりできます。
ライバル車であるトヨタ・bBが海外で販売されるようになってからは、キューブも海外で販売されるようになりました。海外展開されたキューブは、ボディサイズが大型化され、車の基本性能である「走る・曲がる・止まる」をブラッシュアップし、静寂性も向上されるなど、さらに進化を遂げています。
エクステリアは、威圧感のない優しい面持ちをしたデザインに。インテリアは車内空間の広さだけでなく、シートのクッション性が良く、長時間座っていても疲れません。トランスミッションCVTで燃費向上を実現。しかし燃費性能は19.0km/Lで、国産のコンパクトカーの中では下位であるのが残念です。駆動式は2014年11月の一部改良で2WDのみとなりました。グレードや新車車両本体価格は、以下のようになっています。
グレード | 新車本体価格 |
---|---|
15X | 1,620,000円 |
15X Vセレクション | 1,782,000円 |
15X Vセレクションマイキューブ | 1,854,360円 |
15G | 1,987,200円 |
ライダー | 2,030,400円 |
15Xをベースグレードとして、高いインテリジェントオートライトシステム、プラズマクラスター搭載フルオートエアコンを搭載したのが、15X Vセレクションです。15Gはバイキセノンヘッドランプを搭載しました。
ライダーは、架装メーカーのオーテックジャパンが手掛けたカスタムカーで、エクステリア・インテリアともに、スタイリッシュに仕上げられています。15X Vセレクションにバイキセノンヘッドランプを搭載し、ヴィンテージキャメル、ロルブー、コダワリブラウン、インディゴブルー、ラウンジブラウンの5つのインテリアを選ぶことができる、15X Vセレクション マイキューブは個性が発揮できます。
このようにキューブはカスタマイズすることもできますし、車内空間が広いキューブでは、次にご紹介するシートアレンジ次第では、車中泊を楽しむこともできます。また日産ピーズが販売しているキューブ2ルームでは、天井部分を寝室にすることができますので、大人2人がゆったりと眠ることが可能です。
いろいろ使える!シートアレンジ
キューブは、シートアレンジが多彩で、さまざまなスタイルで活用することができます。では具体的にどのようなシートアレンジが可能なのかみていきましょう。
フラットモード
運転や長距離の移動で疲れたとき、フラットモードにして、2列目シートに座りながら足を伸ばすと、非常に楽に休憩することができます。
リラックスモード
リラックスモードは、最もスタンダードなシートアレンジで、大人4人が楽々座ることができますし、ラゲッジスペースにも荷物を積むことができます。
キューブ3
キューブ3は、3列目シートまであるキューブで、さまざまなシートアレンジを可能にしています。
フラットモード
3列目シートをフロアに収納して、2列目シートを後ろに下げ、1列目をフルフラットにすることで、足を伸ばして休憩することが可能です。
リラックスモード
キューブ3は7人乗ることが可能ですが、3列目シートをフロアに収納して、2列目シートを下げることで、2列目シートの方もゆったり乗ることができます。
フルラゲッジモード
2列目・3列目シートをフロアに収納することで、ラゲッジスペースの奥行きが1,380mmに拡大されます。1列目シートを最大限に前にして、背もたれを前に倒すことで、足を伸ばして横になることも可能です。車中泊するときはフルラゲッジモードにすることをおすすめします。
ハーフラゲッジモード
ハーフラゲッジモードは、3列目シートをフロアに収納し、2列目シートの片側のみをフロアに収納することで、横になれる空間を作り出すことが可能です。1人旅の場合に、フルラゲッジモードにまでアレンジする必要がないときに、おすすめするアレンジ方法になります。
セカンドシートアクセスモード
2列目シートを最大限まで前にすることで、1列目に座っていても2列目に積んでいる荷物をとることができたり、2列目にチャイルドシートを載せているときも、1列目からお子さんの面倒を見ることも可能です。
オットマンモード
2列目シートをフロアに収納し、3列目に座れば、2列目シートをオットマン代わりにして、足を伸ばしてくつろぐことができます。
キューブでの車中泊グッズ
キューブで快適な車内泊をするために、これだけは用意したほうがいい車内泊グッズについてご紹介します。
エアーベッド
車内をフルフラットにして、横になる際に、フロアにそのまま横になるとフロア面が硬くて眠ることができません。そんなときに準備をおすすめするのがエアベッドです。
エアベッドは付属の電動ポンプを利用することで簡単に膨らませることができます。シートアレンジしたときの気になる凹凸も気にすることなく横になることが可能です。
インバーター
インバーターは、携帯電話の充電器、パソコン、簡易冷蔵庫など、家庭用コンセントを車内でも利用することができます。旅行に行ったときは風景の写真をデジタルカメラやデジタルビデオにおさめたいですが、インバーターがあればホテルに泊まらなくても車内での充電が可能です。
車内用カーテン
車中泊をするときに、車がプライバシーガラスであったとしても、あなたが寝ているときに車内をのぞき込まれるかもしれません。そんなときに車内のプライバシーを守ってくれるのが、車内用カーテンです。
カーテンをしていれば、車内のプライバシーが守られるだけでなく、日よけ対策になりますので、ぜひ用意したいものです。カーテンの使用は車中泊のときのみにおすすめします。走行中にカーテンをしていると死角が増えてしまい、安全性に欠けてしまいますのでご注意ください。
まとめ
今回はマイルームように使うことができる日産キューブについてみていきました。キューブは車内空間が広く、複数のシートアレンジパターンありますので、ゆったりとくつろぐことが可能です。また車内泊する場合は、フルラゲッジモードなどにアレンジすると、横になって休むことができます。
車内泊するときは、エアベッドなど、快適グッズを利用することで長時間ドライブの疲れを癒すことが可能です。記事内でもご紹介した車内カーテンは防犯のためにも、ぜひ取り付けてください。今回の記事をお読みになって、キューブで快適なドライブ・車内泊を楽しみましょう。