2018年12月03日 (更新:2022年12月09日)
トヨタの車はここが凄い!人気の理由とは?
トヨタってどのような自動車メーカーなのか、トヨタの車の魅力とは何なのかを解説しています。また、ラインナップからいくつかの車種をピックアップしてご紹介します。
トヨタってこんな自動車メーカー
トヨタ自動車は、日本一の自動車メーカーで世界ランキングでも1位の常連で世界一と言っても過言では無いメーカーといえます。2020年の世界自動車販売台数ランキングで第1位のメーカーがトヨタでした。2位のフォルクスワーゲンは傘下のアウディなどのブランドを含めていますし、3位のルノー・日産・三菱アライアンスは言うまでもなく3メーカーの集合体です。
このため、ブランド単体の売上で見ると、おそらくトヨタ自動車は世界トップではないかと思われます。因みに、軽自動車メーカーのダイハツとトラックメーカーの日野自動車はトヨタの子会社であり、またスバルの筆頭株主も実はトヨタです。車種のラインナップは、ヴィッツのような小型車からレクサスのような高級車まで取り揃えており、かなり幅広いといえます。
現在のトヨタグループの起源は豊田佐吉が創業した豊田自動織機製作所で、この会社に1933年に開設された自動車部が現在のトヨタ自動車の始まりとなります。この自動車部は佐吉の息子である喜一郎が中心となって解説されたため、実質的なトヨタ自動車の創業者は豊田喜一郎です。現在のトヨタ自動車の豊田章男社長は、喜一郎の孫に当たります。
トヨタの車の魅力とは?
世界的に見てここまでトヨタが成功できたのは、その信頼性が高いことが大きな要因です。ここまで信頼性の高い自動車メーカーは無いと言い切れるほど、トヨタ車はタフです。それもそのはず、日本で20万kmほど走行したトヨタ車の中古車は、アフリカなどの新興国に輸出されて走り続けています。信頼性のみならず、整備性も優れているため、このような長期的な使用が可能なのです。
また、プリウスを中心としたハイブリッドカーをここまで世界的に広めたのもトヨタの大きな功績です。所謂エコカーは一般に普及させる難しさを伴いますが、トヨタは現在のようにハイブリッドカーを当たり前の存在にすることに成功しました。トヨタはこうした戦略が上手く、新たなジャンルの自動車を広めることに長けています。
これが可能となっているのも、トヨタの車に対するユーザーの信頼が高いからでしょう。また、世界の市場それぞれのニーズに合わせたクルマ造りを行っていることも、世界的に評価されている理由の一つです。自動車メーカーとして、このような姿勢は非常に大切で、こうした積み上げがあって現在のトヨタがあると言っても過言ではないのです。
それでは次にトヨタの人気車種の中からいくつかピックアップして見ていきましょう。
驚異の燃費を誇るコンパクトカー
アクア
ハイブリッドのコンパクトカーです。プリウスより小さいサイズ感なので人気があります。もうすぐフルモデルチェンジが行われるとの噂があります。
ヴィッツ
トヨタを代表するコンパクトカーです。ガソリン車とハイブリッド車の両方があります。GRと呼ばれるホットモデルも存在します。
カローラ・スポーツ
ヨーロッパ向けに開発されたモデルとなります。欧州のセグメント分類ではCセグメントに該当する車で、ライバルはフォルクスワーゲン・ゴルフやプジョー・308などです。ガソリンとハイブリッドの両方が存在します。
ミニバン
アルファード
高級ミニバンの代表格となる車種です。今年の初めにマイナーチェンジが行われました。ガソリンとハイブリッドの両方が選べます。兄弟車にヴェルファイアがあります。
ノア
トヨタのミニバンの中でも人気の高いノア。ヴォクシーとエスクァイアは兄弟車です。ガソリンとハイブリッドの両方が設定されています。
シエンタ
フランス車のような斬新なデザインが特徴的なシエンタ。トヨタがミニバンとして分類している車種の中では、最もコンパクトなクルマです。ガソリンとハイブリッドの両方が選べます。
セダン
カムリ
トヨタのミドルサイズセダンです。もともと北米市場で人気だったカムリですが、現行モデルはヨーロッパ市場も意識した造りとなっています。このため走りの質感はかなり高いレベルだそうです。ハイブリッドのみの設定です。
クラウン
今年フルモデルチェンジを迎えたクラウンはトヨタの代表車種です。これまでの3ボックススタイルから、クーペのような流麗なスタイリングに変わったことが特徴的ですね。ガソリンとハイブリッドがあります。
センチュリー
トヨタのフラッグシップサルーンです。今年新たにフルモデルチェンジが行われ、これまでのV12エンジンからハイブリッドに切り替わりました。2000万円近い高級車です。
プリウス
いま現在となっては、最も広く知られているトヨタ車かもしれません。ハイブリッドカーのパイオニア的存在であるプリウスは、現行4代目になってかなり斬新なデザインへ生まれ変わりました。マイナーチェンジがもうすぐ行われ、後期型へと移行する予定です。
ミライ
ミライは、水素を燃料として走る燃料電池車(FCV)です。走行中に排出されるのは水だけです。ホンダも燃料電池車の開発に以前から力を入れてはいるものの、現時点ではトヨタのミライの方が一般のユーザーにとって手の届きやすい燃料電池車といえます。
世界でも大人気のSUV
ハイラックス
世界中でトヨタ車の信頼性、頑丈さなどを広めることができたのは、このハイラックスのおかげといえるでしょう。現行モデルは、タイで製造されているものを逆輸入する形で販売されています。ディーゼルエンジンのみの設定です。
ハリアー
悪路が似合わない、都会派SUVです。初代と2代目がレクサスブランドでの販売を前提とした設計だったのに対し、現行3代目は完全に国内向け車種として開発されました。ガソリンモデルとハイブリッドモデルがあります。
ランドクルーザー
ハイラックスのみならず、このランドクルーザーも世界的に評判の高い車種です。圧倒的な信頼性、走破性は他のライバルを寄せ付けません。弟分的存在のランドクルーザー・プラドもあります。
スポーツカー
86
スバルと共同開発したスポーツカーです。往年のカローラレビン/スプリンタートレノのAE86型が車名の由来となっています。現在、こうしたコンパクトFRスポーツは貴重な存在といえます。
まとめ
さて、トヨタ車についていろいろとみてきましたがいかがでしたでしょうか?今後のトヨタがどのように更なる発展を遂げるのか、非常に気になるところですね!