愛車に傷がついてしまった!そんなときは傷消しワックスを使ってみよう!使い方とオススメワックスを紹介します! | CARTUNEマガジン
愛車に傷がついてしまった!そんなときは傷消しワックスを使ってみよう!使い方とオススメワックスを紹介します!

2018年11月18日 (更新:2020年06月29日)

愛車に傷がついてしまった!そんなときは傷消しワックスを使ってみよう!使い方とオススメワックスを紹介します!

傷消しワックスとはいっても、どんな傷でも消すことことのできる魔法のワックスではありません。消せる傷の深さはわずかですが、洗車傷などの細かな傷には絶大な効果を発揮します。傷消しワックスの使い方とメリット・デメリットを解説。人気のおすすめ傷消しワックスもご紹介します。

ルパンさんのアイシスの画像
ルパンさんのアイシスの画像
引用元:ルパンさんの投稿

傷消しワックスとは

傷消しワックスとは、その名のとおり車についた傷を消してくれるワックス。車のボディについた傷は、細かな傷とはいえ、光のあたり具合では大きく目立ってしまうのが悩みどころです。傷消しワックスは、広い範囲にたくさんついた、細かな擦り傷を効果的に消すことのできるワックスです。コンパウンド(研磨剤)入りのワックスと、コンパウンドの入っていないワックスがあり、それぞれで対応できる傷の種類や傷の深さがわずかに違います。それぞれの特徴と、メリット・デメリットを解説します。

コンパウンドなしの傷消しワックス

ワックスに配合された特殊樹脂が塗装面の傷に入り込み傷を目立たなくします。なかにはダーク系・ホワイト系・メタリック系と使えるボディカラーが分かれている商品もあるので購入の際は注意をしましょう。

メリット

ワックスをかけるだけで傷を目立たなくすることができます。研磨成分を含まないので塗装を痛めません。

デメリット

あくまで傷を目立たなくするものなので、ワックスの効果なくなった時点で傷は元に戻ります。

コンパウンド入りの傷消しワックス

ワックスに配合された研磨剤で、傷を塗装ごと削り落とすワックスです。研磨剤は非常に細かいので、鏡のようなツヤに仕上げることができます。

メリット

小傷はもちろん、こびりついた水垢やウォータースポットも消すことができます。

デメリット

塗装を削り取るため、ワックスをかけすぎるとクリア層が薄くなり、塗装に対する保護性能が低下します。

どのくらいまでの傷を消すことができるのか?

ボディの金属パネルの塗装は、下地塗装の上にボディカラーが塗られ、最後に透明なクリア塗装が全体を保護しています。このクリア塗装が砂やホコリで傷つくことによりできた凸凹に、光が乱反射することで白く目立つ傷ができあがります。コンパウンドの有無で消せる傷には差があります。しかし、どちらの傷消しワックスも、消せる傷はクリア塗装表面の傷のみ。ボディカラーまで削れてしまった深い傷は消すことができません。

コンパウンドなしの傷消しワックス

コンパウンドが入っていない傷消しワックスはクリア塗装の凸凹を埋めることで傷を消しますので、実際に消せる傷は光の陰影で見えるか見えないか程度の傷。砂やホコリでついた傷や、洗車際についた磨き傷などが対象です。

コンパウンド入りの傷消しワックス

コンパウンド入りのワックスは、傷と同じ深さまで研磨剤がクリア塗装を削りとることで、傷を消します。そのためコンパウンドが入っていないワックスよりも深い傷を消すことができます。また、洗車しても取れないほどにこびりついた水垢やウォータースポットも削り落とすことができます。

おすすめ傷消しワックス!

コンパウンドの有無や、個体・液体など、たくさんある傷消しワックスのなかから、人気の傷消しワックスをご紹介します。

プレクサス

1本で洗浄と傷消し、ツヤ出しができる、スプレータイプのノンコンパウンドワックスです。プレクサスは小傷を埋め、クリアな視界を保つため、戦闘機のキャノピーの洗浄にも使われています。プラスチックをおかさないので、ボディだけでなく、ヘッドライトの小傷消しや樹脂部分の保護にも使うことができます。ただし匂いが強いので、車内の使用にはおすすめしません。

SOFT99傷消しワックス 光鏡面

超微粒子コンパウンド入りの半練りワックスです。非常に細かな研磨剤が、ボディクリア層の凸凹を滑らかに磨きあげます。ワックス自体の傷消し効果も相まって、いつもどおりワックスがけをするだけで、ボディの小傷を一掃することができます。拭き取り不要とは記載されていますが、ムラやワックスの固着を防ぐために、キレイなクロスでしっかり拭き上げることをおすすめします。

シュアラスター カーワックス ボディクリーナー

シュアラスター製のコンパウンド入りの液体ワックスです。大きな研磨剤が磨いていくごとに細かくなり、より滑らかに研磨できる特殊粒子を配合。添加された天然カルナバロウのワックス効果で、傷を消しながら深みのあるツヤに仕上げることができます。ボディカラーは全色に対応します。

まとめ

実をいえば、普通のワックスにも傷消し効果はあります。洗車傷程度ならば普通のワックスでもある程度目立たなくすることができます。深めのすり傷には傷消しワックスではなく、研磨剤そのもので磨くのがもっとも効果的ですが、コンパウンドの扱いはやや難しく、キレイに仕上げるには熟練を要します。傷消しワックスは、普通のワックスと、コンパウンドの間に位置する使い勝手のよいワックス。傷消しワックスなら、それほど塗装を痛めることもなく、誰でもキレイに仕上げることができるのが最大のメリットです。

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