2018年11月08日 (更新:2024年08月14日)
車のペダルをレーシーにカスタム!アルミペダルを装着してみよう
車のアクセルやブレーキのペダルは普通の人なら特別に気にもしないところですが、車好き特にスポーツ走行が好きな方はこのペダルを自分なりにカスタムしたいところでもあります。 純正のペダルよりも滑りにくく、且つベストフィットするペダルを選んだり、見た目カッコいいペダルを選んだりして、楽しむ方も多いことでしょう。 でも心配なのは車検問題。純正でなくても車検は通るのか? そこで今回はペダルのカスタム化と、ペダルと車検の関連を解説したいと思います。
アルミペダルとは?
一部のスポーツタイプの車を除いて、多くの車のペダルはゴム製で、見た目が地味ですよね。その点アルミペダルはカッコ良くスポーティです。
たいていの自動車メーカではアルミペダルはオプションで用意されています。ゴム製のペダルは滑らなくていいのですが、ゴムがすぐにすり減っていきます。
アルミは摩耗の点ではゴムよりも良いのですが、表面がフラットだと滑りやすいものです。
しかし、多くの純正アルミペダルは滑らないようにゴムの突起がついたり、キザキザの形状にするなどの滑り止め対策されているものがほとんどです。
もしアルミペダルを社外品から選ぶ時は見た目だけでなく滑り止めがしっかり付いているか確認してください。
さりげなくドアをあけた時に、運転席の足元からスポーティなアルミペダルがのぞいたらカッコいいですよね。車好きにはたまらないでしょう。
取り付けが手軽なカバータイプ
純正のアルミペダルは既存のペダルを外して取り替えるものですが、今付いているペダルの上からかぶせるカバータイプのアルミペダルもあります。
こちらは飽きてしまったら簡単に外すことができるので、とてもお手軽です。
ペダルカバーが付いた車は車検が通るのか?気になるところですが、車検上ではペダル部分に特別な規定は何もないので、操作に支障が出なければ問題なくクリアすると思われます。
しかし、いい加減な装着をして運転に支障が出るようアルミペダルなら、車検が通らないという問題よりもっと重大な事故につながる恐れがありますから、ペダルカバーは良いものを選ばなければいけません。
見た目だけでペダルカバーを選ぶのではなく、踏んでも簡単に外れないよう固定できること、すべり止めはしっかり付いていること等をよく確認することが重要です。
アルミペダル(カバータイプ)の装着方法と注意点
汎用のアルミペダル(カバータイプ)には金具を折り曲げて挟むタイプと、固定金具をねじで締めつけて挟むタイプと、車種に合わせた専用タイプがあります。
金具を折り曲げて挟むタイプは使っているうちに緩んできたりするのでお勧めしません。
また、気をつけなくてはならないのはアルミ製というよりアルミ風といった感じの製品で、樹脂製本体の表面にデザインのいいアルミ板が貼られた、見た目だけのなんちゃってアルミペダルもあります。
樹脂製が悪いという訳ではありませんが、こういったもののなかには耐久力が小さくすぐに割れたりして壊れるものが多いのも事実です。だから、アルミペダルを選ぶ時はレビューなどを参考にして検討すればいいと思います。
壊れ易いアルミペダルはそれ相応のレビューが多く、特に価格が安すぎるものはすぐに壊れたといった悪いレビューが目立ちましたので、必ず評価レビューを読んで欲しいと思います。
アルミペダルを選ぶときに注意しなければならないのは、自分の車のペダルに合った大きさのペダルカバーを選ぶことです。
中にはぺダルカバーが大きすぎて、隣のブレーキペダルに当たりそうになったので取り外したという方もいました。しっかり適用車種を確認しないとこんなことになります。特にお薦めは車種専用のタイプで、ペダルにしっかりと取り付き、ペダルカバーがずれません。
車種専用タイプ
純正品、もしくは純正品タイプのアルミペダルです。
図のようにペダルに付いているゴムの部分を外して、アルミペダルカバーをねじで止めます。きっちり装着できるのでずれたりすることがありません。
一番お勧めですが既存のペダルのゴム部分が中々外れないことがありますので装着はちょっと面倒かもしれません。
固定金具で挟むタイプ
既存のペダルの上からペダルカバーをかぶせ、取り付け金具で挟み込むタイプです。
ペダルの形が似ていれば多くの車に対応できますが、あまりにも形状や大きさが異なると隣のペダルに当たるなどして取り付けられないことがありますので適当に選ぶと失敗します。
アルミペダル(カバータイプ)は価格もピンからキリまでありますが、しっかり取り付けないと急ブレーキを踏んだ時にペダルがずれてブレーキが利かなくなったり、滑ったりしてとても危険です。
アルミペダルを選ぶときの一番のポイントはしっかり固定できるかどうかです。
さいごに
アルミペダルはスポーティで機能性もありますが、見てくれだけで選んではいけません。アルミペダルを選ぶ時は、まず第一にしっかり固定できるか、すべり止めはしっかり付いているか、など安全面を第一に考えて選んでください。