フーガY51型のカスタム例を紹介!ユーザーのカスタム事例も紹介します! | CARTUNEマガジン
フーガY51型のカスタム例を紹介!ユーザーのカスタム事例も紹介します!

2018年09月20日 (更新:2022年10月20日)

フーガY51型のカスタム例を紹介!ユーザーのカスタム事例も紹介します!

今回は、日産の高級セダンY51型フーガを紹介します。フーガの特徴や他車との比較も行います。また、高級車らしい威厳と迫力のあるカスタムの数々をお届けしますので、VIPカスタムに興味のある方は必見です!

Y51型フーガってどんな車?

フーガは、日産自動車が2004年から販売している高級セダンです。Y51型はフーガの2代目にあたり、2009年に登場しました。新車販売価格が480万円以上と、日産自動車の乗用車では最も高価な車種の一つです。以下で詳しく、Y51型フーガの特徴をご紹介します。

フーガの歴史

Y51型フーガは、セドリック(1960年登場)とグロリア(1959年登場)という日産自動車を代表する大変長い歴史を持つモデルの後継車種です。兄弟車であったセドリックとグロリアは、2004年にY50型初代フーガに後を譲り消滅しました。

ともに40年以上の歴史を持つセドリックとグロリアは、世代を超えて愛された高級車でした。そのルーツを持つフーガは、日産が誇る高級車として極めて高い品質が自慢です。

Y51型フーガの特徴として、車室内の不快な臭いを防ぎながらゆらぎ風で森のような空間を演出する「フォレストエアコン」や、アクセルペダル操作に応じてぺダルの反力を強め燃費悪化を抑制する「ECOペダル」などのオプションが用意されていることがあげられます。

グロリアの画像
Y51型フーガの祖先にあたる、Y33型グロリアです。高級車らしい威厳あるスタイルですね

フーガの車格

フーガのライバルは、国産車ならトヨタ・クラウンやレクサス・GS、外車ならメルセデスベンツ・EクラスやBMW・5シリーズ、アウディ・A6などです。車の車格を表すセグメント別に分類すると、Eセグメントに相当します。ライバル車との比較は、後の項目で詳しく行います。是非最後までお読みください。

兄弟車?4代目シーマとの関係

2012年に登場した4代目シーマは、Fセグメントに相当する日産の最上級車種です。しかし、シーマが発表されるまでの約2年間は、フーガが日産のフラッグシップカーを務めていました。

シーマのベースとなったのはY51型フーガで、ホイールベースの延長やグリルのデザイン変更、静寂性の向上のほかに大きな違いはありません。フーガの品質が極めて高いことから、大幅な改良は必要なかったのかもしれません。パワートレインを始め共通の部品が多いため、兄弟車のような存在です。

シーマの画像
こちらが日産シーマです。フーガとは少し違う落ち着きが感じられますね

パワートレイン

Y51型フーガのパワートレインは、2.5LのV型6気筒ガソリンエンジン(165kW/225馬力)、3.7LのV型6気筒ガソリンエンジン(245kW/333馬力)、3.5LV型6気筒ガソリンエンジン(225kW/306PS)+モーター(50kW/68馬力)のハイブリッド、の3種類です。

トランスミッションはマニュアルモード付の7速オートマチックトランスミッションが組み合わされます。強力なモーターアシストが装備されるハイブリッドは「フルハイブリッド車の世界最速0-400m加速記録」を保持しており、ギネス世界記録にも登録されています。

また、海外仕様のインフィニティ・Q70では日本国内では選べないエンジンも搭載されます。北米仕様では5.6LのV型8気筒エンジンが用意され、ヨーロッパ向けにはディーゼルエンジン仕様も存在します。大排気量エンジンのフーガやディーゼルエンジンのフーガにも乗ってみたいですね。

グレード紹介

現在のグレード体系は、基本のGT、高級仕様のVIP、スポーティグレードのGT Type Sです。かつては廉価版のGT A Packageというグレードも販売されていました。VIPは純銀粉が手作業で刷り込まれた本木目パネルやセミアニリン本革シートなどを装備しています。

GT Type Sは専用のエクステリアを採用しています。最廉価の250GTは4,800,000円から、最高級グレードのHYBRID VIPは6,964,509円からと、普通の人にはなかなか手が出ない価格帯の自動車です。

フーガ 51の画像
VIPグレードは、Cピラーに「VIP」というエンブレムが装着されるのが特徴です

Y51型フーガとライバル車比較

Y51型フーガのライバル車種を紹介します。それぞれの違いを押さえた上で、お気に入りの一台を探してみてください。

トヨタ・クラウン

フーガの最大のライバルといえば、セドリック/グロリア時代から熾烈な販売争いを繰り広げたトヨタ・クラウンです。2009年登場のY51型フーガは当時のS200系クラウンに秀でる面が多く、両車の比較においてもフーガが高い評価を得ていました。

しかし、クラウンは2012年に14代目となるS210系、2018年には15代目のS220系に進化しました。10年近く販売され続けていることにより、現行型フーガは熟成の域に到達しています。一方で、新型クラウンは新しいプラットフォームや車載通信機能が売りです。両車の販売争いは、今後も目が離せません!

クラウンホイールの画像
2018年登場の現行型クラウンです

レクサス・GS

GSは、トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」が誇るFRスポーツセダンです。かつて存在したトヨタ・アリストの血統を受け継いだ車種であり、フーガがセドリック/グロリアであったころから互いにライバル関係にありました。

ハイブリッドのベースグレード同士で比較すると、フーガの方が本体価格は100万円ほど安く、GSの方がモーターの出力が高いです。同じ排気量のガソリンエンジンモデルでもフーガの方が価格が低い傾向があります。ボディサイズはほとんど同じなので、重視する項目で比較するといいかもしれません。

GS愛車紹介の画像
Rさんのレクサス・GSです。車が映えるとてもきれいな写真です

メルセデスベンツ・Eクラス

誰もがご存知の高級外車、メルセデスベンツ。そのミドルクラスにあたるEクラスは、車格的にフーガとほぼ同じです。ボディサイズや価格帯が近いために、頻繁に比較される車種です。

外車並みの性能の高さと国産車の信頼性を求めてフーガを購入される方も多いそうです。ちなみに、30年以上の歴史を持つEクラスの中でライバルとなったのは、2016年まで販売されたW212型と2016年登場のW213型です。

Eクラス セダンの画像
Y51型フーガのライバルであった、W212型メルセデスベンツ・Eクラス(前期型)です

CARTUNEユーザーのカスタム例紹介!

CARTUNEユーザーのカスタム例を紹介します。VIPカスタムに興味がある方は是非ご覧ください。

むーさんさんのY51型フーガ カスタム例

CARTUNEユーザーのむーさんは、最近シーマからフーガに乗り換えられたようです。一見するとオリジナルのように見えて、すべてのエンブレムをインフィニティ仕様にしてあります。また、高級感あるホイールや控えめなトランクスポイラーで、上品に個性を演出しています。

Takechan51さんのY51型フーガ カスタム例

Takechan51さんのフーガは、他とは一線を画すカスタム路線です。アクセントとしてピンク色を使用しており、金色や銀色のメッキパーツをつけることが多いVIPカーにおいては文字通り異色の存在です。また、スリット入りのボンネットも高級車にはあまり見ないカスタムですが、大排気量エンジンを搭載するフーガには意外に似合うのかもしれません。

TSFさんのY51型フーガ カスタム例

TSFさんのフーガは、他にはない個性的なパーツで溢れています。純正オプションのフロントバンパーにはワンオフのデイタイムライトが取り付けられ、リップも装着されています。迫力の後ろ姿はWALD製のリアバンパーを装着しています。

また、インフィニティ仕様を目指し、グリルやトランクリッドのエンブレムだけでなく、室内の時計なども海外から取り寄せた部品で再構成しています。ECUの書き換えやマフラーの交換、SSRブランドのホイールなど、走行性能にも重きを置いたスタイルが印象的です。

まさ...9さんのY51型フーガ カスタム例

まさ...9さんは、Y51型フーガの370VIPグレードに乗られています。高級感溢れる真っ黒なフーガに、まさ...9さんが組み合わせたホイールはRAYS VOLK RACINGのTE37です。

ローダウンしたボディにスポーツホイールは、最高にクールな組み合わせです。このリアの写真からは、TE37ホイール・サスペンションのローダウン・社外マフラー・リアスポイラーなど、まさ...9のこだわりが伝わってきます。

まとめ

いかがでしたか?今回はY51型フーガを取り上げて紹介しました。日産が誇る高級車フーガですが、最近は100万円台の中古車両も増えてきており、意外にも手の届きやすい存在です。

「高級車をカスタムしたいけどクラウンはよくあるから…」という方は、是非フーガを検討してみてください。また、CARTUNEにはフーガのカスタム例がまだまだたくさんあります。興味を持った方は、是非下のバナーからインストールしてみて下さい。

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