2018年09月20日 (更新:2023年11月16日)
DIYのヘッドライトフィルムは車検に通る?愛車のヘッドライトにフィルムを貼ろう!
手軽なカスタムであるヘッドライトのフィルム貼り!フィルムの種類やフィルムの付け方について紹介していきます。
ヘッドライトに貼るフィルムにはどんな種類がある?
ヘッドライトをカスタムするためのフィルムはたくさんあります。フィルムによって、印象も違ってきますし、ヘッドライトを付けたときの色も変わってきます。では、フィルムの種類ごとに紹介していきます。
スモークフィルム
まず、スモークフィルムですが、窓に付けるタイプのものをヘッドライトに付けることでスモークヘッドライトができます。スモークフィルムを付けると、ヘッドライトを点灯させたときに暗めにライトが付くことになりますので、車検の時に注意が必要です。
カラーフィルム
次に、カラーフィルムはスモークフィルムとは違い、スモークフィルムは黒や灰色が主ですがカラーフィルムは様々なカラーバリエーションがあります。ヘッドライトのライトが白だったとしてもカラーフィルムにしていれば、ライトを付けたときにそのフィルムのカラーと同じに見えます。
青や黄色、ピンク、紫、レインボーなどのカラーがあるのでヘッドライトをカスタムしたい!という場合はスモークフィルムかカラーフィルムを選ぶといいでしょう。ただし、色は車検で制限がかかるほど安全性と深く関連しているので、視認性に注意してカスタムしましょう。
アイラインフィルム
アイラインフィルムはスモークフィルムやカラーフィルムとは違い、ヘッドライトの一部に付けるものです。アイラインフィルムは、ヘッドライトの下の部分に付けるフィルムです。
カラーフィルムと同様、バリエーションは豊富です。青や黄色、ピンク、紫、レインボーなどがあります。アイラインフィルムは、車種別に対応しているものが販売されているので、それを購入すれば簡単に付けることができます。
プロテクションフィルム
最後のプロテクションフィルムは、スモークフィルムやカラーフィルム、アイラインフィルムのようなカスタムするためのフィルムとは違い、ヘッドライトの保護をするためのフィルムです。他のフィルムとは違い、厚めにできています。
そのため、飛び石などが飛んできてもヘッドライトに傷がつかないようになっていますし、ヘッドライトごと交換してカスタムしたという人で傷をつけたくないという人は、このプロテクションフィルムを付けるといいでしょう。
また、ヘッドライトの黄ばみ取りをした後に、プロテクションフィルムを貼ることでコーティングの役目を果たします。フィルムにもたくさんの種類、用途があります。なぜフィルムを付けるのか?という目的をはっきりさせて、フィルムを選ぶようにしましょう。
ヘッドライトにフィルム、車検は大丈夫? 色や明るさなど車検適合ポイントを紹介
フィルムを付ける場合、一番気になるのが車検ですよね。どのようなフィルムであれば、車検を通すことができるか、ということを紹介していきます。まず、種類によっては車検に通過するフィルムもあります。車検に通過するフィルムというのは色や明るさに決まりがあります。
- 色は白か淡黄色
- 明るさは6400カンデラ以上
- カットオフラインが綺麗に出てること
この3つの条件が揃っているフィルムであれば、車検に対応しています。フィルムを付ける場合、プロテクションフィルムなどであれば、白や淡黄色が主なので車検に通る可能性が高いです。しかし、色に関しては車検場の審査員次第です。
目視なので確認になるので、審査員が白や淡黄色ではないと判断すれば、車検は通過しません。また、フィルムを付けた後の明るさで、光量が適正かを判断します。明るさのチェックやカットオフラインのチェックは審査員ではなく、測定器で行われます。
ロービームにした状態で明るさが6400カンデラ以上あれば、車検通過できます。なお、よくケルビンという言葉を聞きますが、ケルビンというのは光の色でカンデラは光の量になります。今回のフィルムを付けた場合、光の量も大切なのでカンデラという言葉を覚えておきましょう。
そして、フィルムを付けた状態でカットオフラインが出ていない場合でも車検を通過することができません。もし、車検を通過させる前に測定器で自分の車はどうなのか?車検に通るのか?チェックしたいという場合は、測定器をテスターとして使わせてくれるところがあります。そこで1回1500円で測定してみてもいいでしょう。
ヘッドライトフィルムをDIYで貼ってみよう!プロに任せると?
ヘッドライトフィルムというのは自分で付けることができます。では、自分で付ける場合とプロの施工業者に依頼する場合の相場について紹介していきます。
自分でフィルムを付けるとなれば、シワができてしまい、失敗した!なんてこともあります。しかし、工賃がかからないので自分でやりたい!という人のためにDIYの仕方を紹介します。
準備する道具
- フィルム
- スプレーボトル
- 中性洗剤
- スキージ
- タオル
- ドライヤー
- マスキングテープ
- カッター
まずは必要な道具を準備します。そして、下準備として、スプレーボトル(100均でも販売しているもの)に水で薄めた中性洗剤を入れておきます。スキージというのはフィルムを付けたときに空気を逃がすことができるへらのようなものです。これらを準備しておきましょう。
上手に付ける方法
フィルムをヘッドライトよりも1回り大きめに切る
まずはフィルムを切っていきます。基本的にフィルムは一枚綴りになって販売されています。なので、ヘッドライトに合わせながら、1回り大きめにカットしていきましょう。
ヘッドライトを洗車、脱脂してから、マスキングを
次にヘッドライトにフィルムがくっつきやすいように洗車してから、脱脂をします。洗車と脱脂が終わったら、ヘッドライトの周りにマスキングテープで養生しましょう。
ヘッドライトとフィルムの付ける部分を濡らす
マスキングが終わったら、ヘッドライトとフィルムの接着する部分を準備しておいた、中性洗剤と水を混ぜたスプレーボトルで濡らします。そして、フィルムを付けていきます。
シワや気泡を押し出す
フィルムが上手にヘッドライトに付いたな!と思ったら、スキージでシワや気泡を出していきます。
残ったフィルムを切る
後は残ったフィルムをカッターで切ります。
仕上げをする
そして、仕上げとして、フィルムの端っこをドライヤーで乾かして完成です。
全てが完了したら、マスキングテープを剥がしてください。この方法でやれば、フィルムを綺麗に付けることができます。しかし、フィルムを自分で付けるのはちょっと…。という人もいますよね。ではそのような人のために施工業者に依頼した場合の費用について紹介していきます。
施工業者に依頼した場合の費用について
フィルムの種類によって、費用が違ってきます。スモークフィルムの場合は15000円~30000円ほどです。カラーフィルムの場合もスモークフィルムと同じくらいの費用がかかると思っておきましょう。アイラインフィルムは基本的に自分で付けることになります。
プロテクションフィルムは厚めにできているので施工が難しく、施工が難しいです。した場合も費用が15000円~50000円と高めになっています。このように施工業者に依頼した場合の費用を覚えておくと、いざ依頼するという時に便利です。まずは自分で試してみて、それでもダメだったという場合は施工業者に依頼するといいでしょう。
まとめ
ヘッドライトフィルムにはスモークフィルム、カラーフィルム、アイラインフィルム、プロテクションフィルムと様々な種類があります。スモークフィルムやカラーフィルムは車をカスタムすることができますし、アイラインフィルムもヘッドライトの下の部分に付けてカスタムすることができます。
プロテクションフィルムはヘッドライトの保護にとても便利です。基本的にカラーのものやスモークは車検に通過できません。保護フィルムであれば、6400カルデン以上、カラーは白か黄色、カットオフラインが綺麗に出ていれば車検に通過できます。
なので、車検も通したいのであれば、この3つの条件に当てはまるフィルムにしましょう。自分でフィルムを付ける時は必要な道具を準備してから、綺麗に付ける方法を試してみましょう。それでも綺麗に付けることができない!という時は料金はかかってしまいますが施工業者に依頼したほうがいいでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。