コペンL880Kを徹底解説!スペックやカスタム例も紹介! | CARTUNEマガジン
コペンL880Kを徹底解説!スペックやカスタム例も紹介!

2018年06月26日 (更新:2022年10月05日)

コペンL880Kを徹底解説!スペックやカスタム例も紹介!

コペン(L880K)はダイハツが世に送り出した、2シーターオープン軽スポーツです。軽のABCであるAZ‐1、ビート、カプチーノが軽自動車の規格変更によって世を去ったあと、新しい風を軽自動車界に巻き起こした存在だと言えます。今回紹介するのは、そんな初代コペン(L880K)。コペンの基本情報からグレード、そして同じ時代に同じ軽規格で売り出された、軽ホットハッチ、アルトワークスとの比較、最後にコペンのカスタム例紹介をしていきます!

コペン(L880K)の基本情報

ダイハツから2002年に発売されたオープン2シーターの軽自動車で、お洒落な見た目と軽で初となる自動開閉式のルーフを採用している為、気軽にオープンカーを楽しめます。初代モデルは、職人が1台ずつ組み立てる方法で生産し、塗装も高級セダンと変わらぬクオリティを採用しており、こだわりを感じる車種です。

また、見た目だけではなく、加速性も高くパワーもあるので、車好きユーザーから人気を博しています。2014年にはフルモデルチェンジを行い、2代目が誕生。生産は自動化され品質向上したことに加え、購入後にボディの一部やパーツを着せ替えできる様になり、カスタマイズユーザーも楽しめる内容となっています。

主なグレードは、ベーシックな「ローブ」、個性的な「エクスプレイ」、クラッシックな「セロ」といった全く異なるパーツになっており、様々な好みに対応できるラインナップです。

基本スペック

コペンL880K「アクティブトップ」

  • 乗車定員:2名
  • 全長×全幅×全高:3395×1475×1245mm
  • 車両重量
  • エンジン型式:JB‐DET
  • 最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
  • 最大トルク:11.2kg・m(110N・m)/3200rpm
  • 排気量:659cc
  • 駆動方式:FF
  • トランスミッション:5MT
  • 10モード/10・15モード燃費:18.0km/リットル

開発コンセプト

コペン(L880K)の特徴は大きく分けて二つあります。電動格納式ハードトップを兼ね備えているという点と、軽コンパクトスポーツであるという点です。

ハードトップ

まずハードトップという点ですが、これは当時の軽自動車としては画期的なことでした。コペンが登場した2002年当初、電動ハードトップは一部の高級車が装着しているもので、軽自動車で採用されている例はありませんでした。電動格納式ハードトップは、高級車の専売特許という概念を覆したのが、初代コペンでした。

従来の手動式と異なり、電動式になったことで、屋根の開閉が容易になりました。このことは、オープンスポーツのユーザー層をより広げることに貢献しました。

またコペン(L880K)による電動格納式ハードトップの採用は、他のオープンカーに大きな影響を与えました。コペン(L880K)の登場を機に、多くのオープンカーに電動格納式ハードトップが採用されることになります。

軽コンパクトスポーツ

コペン(L880K)のもう一つの大きな特徴は、軽コンパクトスポーツであるという点です。1998年の軽自動車規格変更により、日本の軽コンパクトスポーツは姿を消しました。AZ-1ビートカプチーノなどは、ABCトリオと呼ばれ、軽スポーツカーとして大きく活躍していましたが、1998年を境目に姿を消していきます。

そんな中、新規格軽自動車として、軽スポーツに新たな新風を巻き起こしたのが初代カプチーノではないでしょうか。アルトワークスと並んで、新時代の軽スポーツを代表する車となりました。

ビートの画像
ABCトリオの内の一台、ホンダ・ビートです。

コペン(L880K)のグレード

初代コペンは大きく分けて3つのグレードがあります。一つ目はベースグレードであるアクティブトップ。電動格納式ハードトップ仕様です。二つ目はディタッチャブルトップです。脱着式の樹脂製ルーフ仕様です。脱着式にしたことにより、アクティブトップよりも約35kg軽量化が成されています。最後にレザーパッケージです。上記二つのモデルとの大きな違いは、MOMO製のステアリングとレザーシートを装備している点です。

コペン(L880K)はこれ以外にも特別モデルをいくつか販売しています。その中の一つが10thアニバーサリーエディションです。

10thアニバーサリーエディション

10thアニバーサリーエディション
引用元:webCG

コペン10thアニバーサリーエディションは、文字通りコペンの販売10周年を記念して、発売された特別モデルです。特徴としては、ホイールやシートなどに他のコペンとは異なる「特別感」を醸し出している点です。また10thアニバーサリーエディションは初代コペン最後の特別モデルでもあります。AT・MT両方選べるようになっていました。

概要

  • アルミスカッフプレートカバー(10thアニバーサリーロゴ、シリアルNo付き)
  • ブラックメッキフロントグリル
  • BBS製15インチアルミホイール(シルバー)
  • 本革製スポーツシート(ブラック<レッドステッチ>)
  • メッキインナードアハンドル
  • メッキパーキングブレーキレバーボタン

コペンL880Kのカスタム例紹介

Seiaさんのダイハツ コペン 880K 改

Seiaさんのコペンサスペンションの画像
Seiaさんのコペンサスペンションの画像
引用元:Seiaさんの投稿

エアロ、ホイールをカスタム、更にボディは全塗装されてるそうです。個性的でありながら、上品なカスタムが素敵ですね。

ブライトンさんのダイハツ コペン H20年式

ブライトンさんのコペンホイールの画像
ブライトンさんのコペンホイールの画像
引用元:ブライトンさんの投稿

ホイールをカスタマイズ。ボディのホワイトと相まって海によく合うスタイリングですね!

コペンカブさんの ダイハツ コペン L880K のカスタム事例

最初の二台とは180度違うクラシカルなコペン。とってもしぶいです。車はカスタムの仕方によってこんなにも違う雰囲気を出すことができると教えてくれる一台です。ポルシェ365っぽい雰囲気を出していますね。

しょうごさんのダイハツ コペン

ショウペンさんのコペンL880Kの画像
ショウペンさんのコペンL880Kの画像
引用元:ショウペンさんの投稿

リアウイングとエアロをカスタマイズ。スポーツカー感がグッと高まり、かっこいいですね。

コペンのカスタムパーツ

最後にコペンのカスタムパーツについてご紹介したいと思います。初代をカスタムする方が多い様ですが、2代目もパーツ変更ありきのモデルとなっている為、楽しめます。簡単に出来るカスタムもありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

エアロパーツ

こちらはコペンのフロントバンパー+サイドステップ+リアバンパー 3点セットです。発売から時間も経過しているコペンですが、長く乗っているオーナーも多くいるかと思います。そこでこの様なエアロパーツをインストールして改めてイメージチェンジしてみてはいかがでしょうか?

[テイクオフ]CROSS STAGE Extric COPEN L880K フロントバンパー+サイドステップ+リアバンパー 3点セット コペン エアロセット

マフラー

FUJITSUBO フジツボ オーソライズ A-K コペン L880K JB-DET H14/6〜H24/8 (750-70911

まとめ

コペンは手軽にオープンを楽しめるだけでなく、カスタムベースとしてももってこい。車体は小さいながらも夢が広がる車ですね。スポーツカーほど主張はしたくないけど、普通の車じゃ物足りないと感じている方にぴったりなオープン2シーターのコペン。そのままでも十分個性的ですが、ほんの少しカスタムを加えて、自分だけのコペンを造り上げ行くのも楽しそうですね!

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