2018年05月04日 (更新:2022年10月18日)
ロードスターNB型を徹底解説!限定モデルやユーザーのカスタム例も紹介!
初代ロードスターNA型のヒットに続き1998年にマツダが送り出した2代目ロードスターとなるのがNB型。リトラクタブルヘッドライトが廃止されスタイルも一新。様々な限定モデルも販売されたNB型について紹介して行きます。
ロードスターNB型ってどんなクルマ?
バブルの波にも乗って大ヒット作となった初代ロードスターNA型の発売から10年、初のフルモデルチェンジとなったのがマツダ・ロードスターNB型です。
初代は当初ユーノス・ロードスターの名で販売されていましたが2代目はデビュー時からマツダ・ロードスターとして販売されています。先代を特徴づけていたリトラクタブルヘッドライトが衝突安全性向上や軽量化のため廃止され顔つきが大きく変わりましたが、全体としては初代のデザインアイデンティティをうまく引き継いでいます。
途中何度か改良が加えられ、最終的に2005年の3代目ロードスター(NC)登場まで販売が続けられました。
マイナーチェンジ~前期と後期の違いは?NB1~NB4まで
ロードスター(NB)は7年のモデルライフの途中で3回の改良が加えられています。車台番号の数字上一桁をとって1型~4型まで分けられ、NB1~NB4の名前で呼ばれることもあります。
この中で内外とも最も大きく改良が加えられたのはNB1→NB2のとき(2000年7月)。変更点はボディ剛性アップやサスペンション強化、エンジンの連続可変バルブタイミング機構採用(1.8Lモデル(NB8C)のみ、同時にハイオク指定に)などです。
よってNB1が前期型、NB2~NB4が後期型とされています。見分け方はヘッドライトの形(一体型→ロー/ハイビーム分離型)やメーターパネルの色(NB2以降は白地)がわかりやすい所です。
マイナーチェンジに伴いスポーツ触媒など、一部のカスタムパーツは同じロードスター(NB)でも適合・不適合が考えられますので注意が必要です。
ロードスターNB型のグレード別スペック解説!
ロードスター(NB)には1.6Lモデル(NB6C)と1.8Lモデル(NB8C)が存在し、それぞれ5速MT、6速MTが組み合わせられました(AT設定もあり)。
では、NB6CとNB8Cのそれぞれに設定されたグレードとそのスペックを見ていきましょう。
NB6C(1.6Lモデル)に設定されたグレード
標準モデル
ベースグレードです。なにもオプション装備がついていない分、ロードスター(NB)のなかで最軽量の車重(1010kg)です。NB1のみに設定されていましたので、生産は2000年までです。
スペシャルパッケージ(SP)
標準モデルに14インチアルミ、トルセン式のLSD、集中ドアロックがついた人気のグレードです。NB6Cの生産台数の大半を占めています。
Mパッケージ(M)
標準モデルにSPの一部オプションを追加したグレードです。
NR-A
いわゆる「レースベース車」です。ただ装備を省いただけではなく、ボディ補強やビルシュタイン製サスペンションの装着、ブレーキの強化がなされています。
NB8C(1.8Lモデル)に設定されたグレード
RS / RS-II
ビルシュタイン製サスペンションやタワーバーの追加があり、足回りが強化されたグレードです。2000年以降は「-II」となりコーナリング性能が向上しています。
VS
ロードスター(NB)の中で最上位に位置するグレードです。本革シートやBOSEサウンドシステムが標準装備となる豪華仕様です。後に内装を変更し「コンビネーションA/B」に分けられました。
S
RSのような足回り強化はされていませんが、1.8Lエンジンの力強い走りを安価に楽しめるグレードです。
その他特別仕様車など
Limited系
専用ボディカラーや専用内装を持つ限定仕様車です。NRやYS、SG、MVといった設定がありました。
web-tuned
2001年にマツダ公式HPからのみ注文が可能となっていた、カスタマイズ仕様です。専用オーナメントが追加されます。
マツダスピード ロードスター
1.8L RSにマツダスピード製マフラーやエキマニ、車高調を装着。さらに純正エアロをフル装備し専用ボディカラー、専用ホイールまで盛り込んで限定200台で販売されました。
ロードスターターボ / ロードスタークーペ
モデル末期となる2003年にマツダの特装車部門である「マツダE&T」によって受注生産された特別モデルです。「ターボ」は歴代ロードスターの中でも唯一となるターボ装着車で、350台限定で販売。専用フロント・リアスポイラーに加え、ドライブシャフトの強化などターボに合わせた仕様変更がされています。
「クーペ」はクローズドボディに改造されたモデルで、COUPE、COUPE TYPE-S、COUPE TYPE-A、COUPE TYPE-Eの4種がエンジンやミッションの組み合わせによって用意され、一部にはオーバーフェンダーや専用フロントマスクが奢られました。
ロードスターNB型のカスタム例紹介!
ここからは、CARTUNEに投稿されているロードスターNB型のカスタム例を一挙ご紹介します!
icchiy factoryさんのロードスター
ベースの素性の良さをそのままに、よりレーシーな印象を引き立てたカスタムが施されています。プロジェクター加工とアイラインが施されたヘッドライトはやや強面な仕上がり。スポーティーなエアロパーツを装着することでロードスターの魅力が引き立っています。メタリックブラウンにオールペンされたボディが非常に個性的です。
サイドミラーを社外品に交換するなど、一見目立たない部分のカスタムもこだわりが見られます。装着しているホイールは、5本スポークのホワイトホイール。ディープリムがロードスターの足元に存在感を与えています。
しのさんのロードスターNB8C
ホイールをENKEI RPF1RSに変えたので撮ってみました。
タックルたりあ(おしゃれDJクラブ)さんのロードスターNB型
ホイール→WORK Equip03 15inch F/R 8J +22
タイヤ→DUNLOP DIREZZA DZ102 195/50R15
HiroさんのロードスターNB型
ホイール:RAYS TE37 Sonic
ナツノカヲリさんのロードスターNB型
お手頃な値段のK-1レーシングのマフラー。音量音質この値段なら満足!!一緒に軽量フライホイールを入れたので、吹け上がりとサウンドが気持ちいぃ〜感じになりました。
nobuhiro.2581さんのロードスターNB8C
ステンレスのタコあしですが、錆なのか?茶色です。 インテグラル神戸のエキマニですが、等長になったため、純正より連続的な音になりました。多分10万キロくらい使用。
ahuramatsudaさんのロードスターNB型
NAロドスタSリミが欲しかったのだけれど、当時いいお値段してたのでNB1 でその雰囲気味わうために 外装黒でMSシート2脚揃えました。 外装の派手なエアロとかより内装やオーディオ 機械系をイジッてしまう…地味だね(´<_` )
たっくんさんのマツダ ロードスター NB8C
黄色いサイトウロールケージのラダーバーついてるのが特徴、しかし重い…青に黄色って合うんですよ、反対色だからね。
「ぷるつん」さん
深リムと引っ張りタイヤのムチムチ感がイイですね~
「NB chipstar」さん
学生でロードスターを維持されているそうです
「YoSsy,」さん
DIYで多くの部分をカスタムされたそうですがとてもオシャレな仕上がりです
「Harunkia」さん
耐久レースやロードスターカップに参戦するだけあって本気仕様です
「かいき」さん
本人曰く「特徴のない」そうですが、こんなロードスターなかなかいません!
「MASAKI」さん
さわやかなボディカラーが印象的です
「たつよし」さん
この角度だと見えないのですがリアウイングはFD純正を装着されてます!