2018年05月02日 (更新:2022年10月24日)
フィットの適正なタイヤサイズは?モデル別タイヤサイズを解説!
最近はコンパクトカーが人気を集めていますが、フィットもコンパクトカーの代表格の一つです。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、ゆったりとした空間を実現し、トランクルームにも荷物をたくさん積むことができます。室内の高さに関しても、車の中でもっとも高さがあるのも特徴です。今回はフィットのタイヤサイズについて紹介していきます。
最近はコンパクトカーが人気を集めていますが、フィットもコンパクトカーの代表格の一つです。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、ゆったりとした空間を実現し、トランクルームにも荷物をたくさん積むことができます。室内の高さに関しても、車の中でもっとも高さがあるのも特徴です。今回はフィットのタイヤサイズについて紹介していきます。
フィットのタイヤサイズで気を付けること
バランス
フィットはコンパクトカーなので、小回りが利くのもメリットです。小回りを円滑に行うためには、タイヤのバランスが重要になります。バランスはタイヤサイズによって大きく変わるため、タイヤサイズに注意して一定のバランスを保つ必要があります。
フィットの種類によって適合するタイヤサイズは異なります。適合タイヤを履くことがバランスを保つ上で一番重要です。またタイヤの前後では減りが異なるため、5000kmを目安にタイヤのローテーションを行う必要もあります。
走行性能
車の走行性能を決めるものとして重要な要素となるのがタイヤです。タイヤが車に適してないと車は最高のパフォーマンスを発揮することができません。コンパクトカーを代表するフィットに関してもタイヤと車の合致は走行性能を高める上で必須です。
自動的に装着されているタイヤがベストなサイズだと言ってしまえばそこまでですが、インチアップやインチダウンをした方が走行性能を高められる場合もあります。フィットの走行性能を高めるためのタイヤサイズを見極めることが大切です。
コーナーリングの走行
カーブが多い道路を走るときは、タイヤの性能によってタイヤの傷み方や走行性能が変わってきます。カーブの走行はコーナーリングと言われていますが、フィットに装着されているタイヤの種類によってコーナーリングへの得意、不得意が分かれます。
コーナーリングを円滑に運転するためには、タイヤが適合しているだけでなく、タイヤの空気圧が適切な値になっているかどうかも重要です。コーナーリングの走行の程度によっても変わります。
フィットのタイヤサイズに適したタイヤの買い方
通販で買う
フィットのタイヤを購入する方法として、通販サイトでの購入があります。フィットのタイヤの規格はタイプによって変わるため、事前にサイズを確認しておく必要があります。通販で買うメリットは、いろいろなタイヤを比較し、最安値で買えることです。
通販で買うときは、タイヤ交換やタイや装着のサービスが受けられるかどうかも確認しておきましょう。これまでにタイヤ交換の経験がある人なら問題ないと思いますが、経験がないと装着できても走行中に外れるなどの事故のリスクがあるので注意が必要です。
お店で買う
フィットのタイヤは、タイヤ専門店で買うことができます。専門店で買うメリットは、店員に相談しながら買うことができることです。フィットに適合するタイヤは数多くあるので、費用を重視するのか、走行性能を重視するのかによって変わります。
お店でフィットのタイヤを買う場合は、そのままタイヤ交換や装着してもらうことができます。すぐにタイヤ交換が必要になっている場合は、お店でしてもらう方法が最速です。セールなどのタイミングを狙うと、さらに安く買うことができます。
個人売買で買う
フィットのタイヤを少しでも安く買うなら、個人売買で買うという選択肢があります。数回しか使ってないタイヤでも、個人売買なら本来の価格よりも半額近い金額で買えることがあります。自分でタイヤ交換や装着ができる人なら、大幅なコストダウンにつながります。
一方、個人売買にはトラブルがつきものです。販売者の評判や評価などを確認し、信頼できる相手かどうかも見極める必要があります。また、タイヤの本体価格が安くても送料が異常に高く設定されていることもあるので注意が必要です。
フィットのタイヤサイズを型式別で見る
2017.06 ~ の型式
2017.06 以降では、三つのタイヤのタイプが販売されています。DBA-GK3はFF駆動で、タイヤサイズは175/70R14になります。DBA-GK3やDBA-GK5に関してもFF駆動ですが、タイヤサイズは少し上がって185/60R15です。
4WDとして人気が高いDBA-GK4、DBA-GK6に関しては、どちらも185/60R15が既定の大きさになります。どのサイズも各タイヤメーカーが販売しているタイヤサイズに適合しているのでタイヤを比較して選びやすいメリットがあります。
2013.09 ~ 2017.06 の型式
2013.09 ~ 2017.06では、定員5名DBA-GK3のタイヤサイズは175/70R14になります。DBA-GK3と DBA-GK5については、DBA-GK3と同じようにFF駆動ですが、タイヤサイズは185/60R15です。穴数やインセットは最新のグレードと変わりません。
4WDのDBA-GK4やDBA-GK6に関しては、タイヤサイズが185/60R15です。中古の型式だと、一番市場に出回っているフィットになります。ホイールとタイヤのセットで、4本5万円から6万円が相場になります。
2007.10 ~ 2013.08 の型式
2007.10 ~2013.08では、DBA-GE6のタイヤサイズが175/65R14です。また、DBA-GE6やDBA-GE8に関してもタイヤサイズは175/65R15になります。どちらもFF駆動で、中古車市場では多く見かける型式のフィットになります。適合しているタイヤも多く、各タイヤメーカーが販売しています。
また、4WDのDBA-GE7、DBA-GE9に関してもタイヤサイズは175/65R15です。フィットは高い人気のコンパクトカーなので、中古タイヤも多く出回っています。個人売買で入手してタイヤ交換や装着する人も少なくありません。
フィットのタイヤサイズはどこまで変更できる?
インチアップの限界
タイヤのインチアップは、ドレスアップ効果や走行性能を向上させる効果があります。一方、適合範囲内を超えたインチアップは車の走行性能を著しく低下させてしまうので注意が必要です。フィットのタイヤのサイズは一番大きくても16インチになるので、インチアップするなら17インチまでです。
17インチのタイヤだと、ハンドルを切ったときに内側にタイヤが干渉してしまうケースがあります。タイヤからボディが飛び出すと車検は通過しなくなってしまうので、車検が近いときのインチアップは気をつけましょう。
インチダウンの限界
フィットのノーマルタイヤは14インチになるので、インチダウンさせるなら13インチ以下になります。インチアップと違い、インチダウンをする目的は小回りを利かせることや、タイヤのサイズを落として安くタイヤを買うことなどが目的です。
タイヤの外径を変更すれば、13インチにダウンさせることができます。しかし、フィットに関して言えば元々のタイヤサイズが小さいことや小回り性能にも優れているので、インチダウンすることのメリットはさほどありません。
タイヤサイズ変更の注意点
フィットのタイヤサイズを変更するときの注意点としては、車にあったタイヤを選んで変更することです。車の大きさにタイヤの大きさが適してないと、走行性能が低下して事故や故障の原因につながることがあります。車検に通過しなくなる可能性もあるので、費用が膨れ上がる可能性もあります。
タイヤサイズをするときは、目的を明確化させて効果の有無についても事前検証が必要です。特に多いのがインチアップですが、インチアップしたからと言って見た目が良くなるとは限りません。車の運転には走行性能が重要になってくるので、走りやすさという点に関しても軸を置いてサイズ変更する必要があります。
まとめ
いかがでしたか?コンパクトカーのフィットのタイヤサイズは、小さめになっています。インチアップしてドレスアップさせることも可能ですが、タイヤのサイズを規定から変えてしまうのはリスクを伴うという点に注意しましょう。フィットのタイヤは年式による大きな違いはなく、中古も多く出回っています。タイヤサイズ変更を目的にタイヤを購入するのであれば、安く買える中古で試してみるのもよいかもしれません。