ブーストコントローラーを装着すると、車の性能が変わる!?ブーストコントローラーの役割を徹底解説

2018年02月20日 (更新:2018年05月23日)

ブーストコントローラーを装着すると、車の性能が変わる!?ブーストコントローラーの役割を徹底解説

labelランサーエボリューション labelブーストコントローラー

ブーストコントローラー(EVC)は競技車両にも取り付けられている、ターボ車で「走る」ための装置です。とても便利で様々な機能が搭載されているのが特徴です。そんなブーストコントローラーが愛車に装着されているけれども、何ができるのかよくわからない人もいるのではないでしょうか。今回はそんなブーストコントローラーについて、仕組みの解説やメリット・デメリット、CARTUNEユーザーのカスタム例を紹介します。

ブーストコントローラーとは?

ブーストコントローラーとは、文字通りブースト(過給圧)をコントロールする装置です。そのためターボ車専用に装着されます。ではどのような仕組みでブーストをコントロールするのでしょうか。

引用元:http://www.trust-power.com/products/electronics/greddy-profec/
ブーストコントローラーの仕組み

ブーストコントローラーの仕組み

タービン内のブーストは、アクチュエーター(上記画像)というもので制御されています。アクチュエーターは、タービン内の過給圧に応じて、その弁を開け閉めし、過給圧をエキゾーストに逃がす役割を担っています。アクチュエーターの弁がないと、タービンは無限に空気を過給します。そうすると、圧力に耐えきれなくなり様々なパーツに負荷がかかってしまうので、アクチュエーターは、絶対に必要な部品です。

アクチュエーターの弁がどの程度開くかは、タービン内の過給圧によって変わります。上記画像の4Φホース→バルブユニットを通じて、アクチュエーターに過給圧が届きます。この時の過給圧によってアクチュエーターは作動します。例えばEP82スターレットの場合、0.6kgf/cm²以上過給圧がかかると、アクチュエーターの弁が開き、過給圧がそれ以上かからないようにします。

アクチュエーターは、送られてくる過給圧を元に、弁を開いたり閉じたりします。ブーストコントローラーは簡単に言うと、アクチュエーターに送られる過給圧の圧力を調整する役割を果たしています。例えばEP82スターレットの場合で考えると、0.8kgf/cm²タービンで過給しているけれども、アクチュエーターに0.5kgf/cm²の過給圧を送ります。そうすることで、アクチュエーターの弁を閉じたまま、純正許容過給圧以上の過給圧をかけることが可能になります。

ブーストコントローラーでできること

ブーストコントローラーは単にブーストアップするためだけの装置ではありません。その他にも様々な機能がついています。(製品による)ここでは主な機能を紹介します。(BLITZ DUAL SBC)

P(ポイント)

タービン容量をどのくらいの割合で使用するかの値。100に近づければ近づけるほど、ピークブースト値が上がる。

G(ゲイン)

ブーストの立ち上がり方を左右する値。ゲイン値が大きければ大きいほど、ピークブーストがかかるまでの時間が短くなる。

P/sec(スクランブル)

スクランブルは最初の立ち上がり時に、ゲイン値以上(又は以下)のブーストのかかり方を決定する値。ブーストのかかり方を調整する機能。

ワーニング

ワーニングで設定したブースト圧よりも、ブースト圧が超えてしまった場合、保護機能を発動しブースト圧を下げる機能。エンジン保護のための機能。

ブーストコントローラーのメリット

ブーストコントローラーのメリットとしては、上記で述べた機能を使用し、車の性能を上げることができる点です。ブーストアップするだけでなく、ブーストのかかり方や、セーフティー機能までついているので、お手軽にエンジン性能を最大限に引き上げることができます。走る場所によって、ブースト圧のセッティングを変えたいときに、ブーストコントローラーはとても便利です。

ブーストコントローラーのデメリット

デメリットとしては、お手軽にブーストアップできるために、エンジンに負荷をかけすぎて壊してしまうケースがあることです。純正以上のブースト圧をかけることは、エンジン部品に設計想定以上の負荷をかけることになります。そのため、どの程度ピークブースト値を設定するかは専門ショップ等に相談することをおすすめします。

CARTUNEユーザーのブーストコントローラーカスタム例

エボ好きさんの三菱 ランサーエボリューション CZ4A SST 4B11カスタム事例

引用元:CARTUNE
HKS EVC IR

ブーストがオーバーシュートして190kPaあったので

ブーストコントローラーを付けました!

A,B,Cと三つの設定が出来るのでとりあえず一つだけ

決めて80kPaで設定しました!

残り二つはもう少し考えて決めようと思います!

シゲさんのトヨタ チェイサー jzx100カスタム事例

引用元:CARTUNE
HKS

HKSのブーストコントローラーです。

本体とは別に操作ユニットがあります。

基本ブーストアップ仕様なので

コイツが頼りです(^_^;

設定は1.0 kgf/cm² ノーマルタービンです。

ほぼ街乗りなのでこのパワーを

活かせてませんが。

コンピュータをいじってないので1.0で

リミッターかかります。充分ですが(^_^;

モリモリ32さんの日産 スカイライン GT-R BNR32のGReddy PRofecカスタム事例

引用元:CARTUNE
TRUST GReddy PRofec

パワーを上げるには必要不可欠!

現在は最高で1.3近くブーストが掛かる設定です。34純正タービンなので1.3以上掛けると壊れるらしいので(^_^;)

このブーコンは安くただ圧を上げればいい人向きで細かく緻密な制御を求める人はHKSのECVシリーズかBLITZのデュアルSBCが確実だそうです。

車屋さん曰くトラストのブーコンは1.4以上掛けるとブーコン自体が制御出来なくなるらしいです。

オシムさんの日産 シルビア S15スペックRのEVC6カスタム事例

引用元:CARTUNE
HKS EVC6

ブーストアップ仕様とすべく購入しました。見やすくて操作もしやすいですが値段が高いのでショップに中古で仕入れてもらいました!