ワンダー、グランド・・・シビックの歴史を振り返る!その魅力とは?

2018年01月04日 (更新:2018年05月23日)

ワンダー、グランド・・・シビックの歴史を振り返る!その魅力とは?

labelシビック

2017年久しぶりに国内販売が復活したシビック。その歴史を初代から振り返ってみましょう。

ホンダを代表するクルマとして真っ先に挙がる名前は「シビック」ではないでしょうか。

実は初代が発売されてから2017年で45年にもなるホンダで最も息の長い1台なのです。

1997年にデビューした一連の「タイプR」シリーズを筆頭に未だに高い人気を誇っています。

今回はそんなシビックの歴史を画像とともにご紹介します。

シビック誕生!

初代「シビック」

初代シビック
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」

2代目「スーパーシビック」

2代目シビック
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」

初代シビックは1972年に誕生しました。その翌年には世界一厳しいと言われた排ガス規制「マスキー法」をクリアした新設計のCVCCエンジンを新たに搭載。オイルショック真っ只中の時代に環境に優しいイメージも加わり大ヒット。後のSiやタイプRにつながるスポーツモデル「RS」も追加されています。

そして1979年には待望の2代目にバトンタッチ。

シビックとしては初の愛称「スーパーシビック」が付けられました。

また、この代からシビックオンリーのワンメイクレース「シビックレース」がホンダ主催でスタートしています。

進化するシビック

3代目「ワンダーシビック」

3代目シビック
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」

4代目「グランドシビック」(EF)

4代目シビック
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」

5代目「スポーツシビック」(EG)

5代目シビック
引用元:http://www.honda.co.jp/pressroom/products/auto/civic/civic_1991-09-10/

3代目「ワンダーシビック」は1983年にデビュー。

後端をスパっと切り落としたような斬新なデザインが受け、この年のグッドデザイン賞にも選ばれました。

4代目「グランドシビック(EF)」は1987年登場。

初のVTECエンジンを搭載したグレード「SiR」が追加されたことがトピックです。

兄弟車として「サイバースポーツ」CR-Xも登場しています。

5代目となる「スポーツシビック(EG)」のデビューは1991年。

名前が示すようにスポーティーなイメージを体現したスタイリングが魅力です。

この頃のシビックはワンメイクレースから飛び出しJTC(全日本ツーリングカー選手権)でも大活躍。

バブル景気も重なって売上もピークを迎えます。

待望のタイプRデビュー!そして・・・

6代目「シビックタイプR」(EK9)

6代目シビックタイプR
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」

7代目「シビックタイプR」(EP3)

7代目「シビックタイプR」(EP3)
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」

8代目「シビックタイプR」(FD2)

8代目「シビックタイプR」(FD2)
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」

1997年、それまでNSX、インテグラの最上級スポーツグレードとして設定されていた「タイプR」がとうとう95年デビューの「ミラクルシビック」にも設定されました。(EK9)

超高回転型VTECエンジンに加え専用の足回り、ボディ剛性強化、レカロ社製バケットシートなどが施され、走り屋たちからも高い評価を受けます。

続く7代目「スマートシビック(EU)」ではタイプR(EP3)導入のため国内にない3ドア仕様車をわざわざ英国から逆輸入する気合の入れようでした。

しかし、8代目のシビック(FD)で異変が起こります。今までシビックの代名詞的存在であったハッチバックモデルが廃止されたのです。

これは2001年に登場し大ヒットとなった「フィット」と差別化が図れなかったからです。

しかし、タイプR(FD2)は変わらず投入され、初のセダンタイプの副産物で得た高いボディ剛性もあり、兄貴分のインテグラタイプR(DC5)を上回るポテンシャルを手にしました。

「シビックタイプRユーロ」(FN2)

「シビックタイプRユーロ」(FN2)
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」

「シビックタイプR」(FK2)

「シビックタイプR」(FK2)
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」

しかし、この頃にはリーマンショックやセダン人気の落ち込みで国内での販売台数が低迷。

8代に渡ったシビックも2010年、FD型をもって国内での販売撤退を余儀なくされてしまいました。

それでも北米、欧州を中心に販売は続き、生まれ故郷から離れたところでシビックは発展を続けます。

日本市場でも人気のあった「タイプR」の復活を望む声は多く、台数限定という形でEP型シビック同様逆輸入での販売が実現しました。

それが「シビックタイプRユーロ(FN)」「シビックタイプR(FK2)」の2台です。

復活のシビック

10代目「シビック」

10代目「シビック」
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」
ハッチバックモデル
10代目「シビック」
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」
セダンモデル
10代目「シビック」タイプR
引用元:Honda | クルマ製品アーカイブ「シビック」
タイプR

そして2017年、一部モデルの生産が国内(埼玉・寄居工場)で行われることになったことをきっかけに、シビックは7年ぶりの国内市場復活を果たします!

投入されるのは「ハッチバック」「セダン」に「タイプR」を加えた三車種。日本での復活を待ち望んでいた人の多さを物語るように、売上は好調のようです。

インテグラタイプRなき今、FF最速の座をターゲットにおいた新型タイプRは、320馬力を発生させる2LVTECターボエンジンを武器にドイツのレーシングコース、ニュルブルクリンク北コースにおいてNSXタイプRをも軽く凌駕する7分43秒というラップタイムをマーク。

超一級のスポーツカーとして(値段もですが・・・)新しい「シビック」の姿を私達に見せつけています。

さいごに

いかかでしたでしょうか。

「市民の」といった意味をもつシビックですが、時代の流れに伴ってこのクルマの持つキャラクターは次々と変化しています。

よく「昔のシビックは・・・」といった声も聞かれますが、時代も変わればシビックも変わるのだと個人的には思います。

将来はどんなシビックが我々の前に姿を表してくれるのか、楽しみです。