2023年11月01日 (更新:2024年01月29日)
ハイエースバンのリコール一覧と対応方法を解説
あなたのハイエースバンはリコール対応済み?ハイエースバンのリコール一覧と対応方法を詳しく解説。ハイエースバンのオーナーなら一度は確認しておきましょう!
自動車のリコールについて
リコール制度
自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。
リコールの対策は有料?無料?
自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。
リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。
リコールの確認方法
リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!
メーカー販売店で購入した場合
新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。
中古車販売店で購入した場合
一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。
中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!
リコール対象だった場合の対応
リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。
❶ディーラーへ連絡
まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。
❷整備工場の予約
ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。
また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!
❸対策の実施
対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!
ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のハイエースバンがリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。
ハイエースバン200系のリコール一覧19件
2023/11/2:2020/10/28
燃料ポンプが作動不良となり、走行中エンストに至るおそれ
・不具合の概要
低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。
・対策
低圧燃料ポンプを対策品と交換
車台番号 |
---|
TRH200-0266194~ TRH200-0302112 |
TRH200-5032526~ TRH200-5039463 |
TRH211-8007678~ TRH211-8008903 |
TRH216-8008396~ TRH216-8010266 |
TRH221-0077668~ TRH221-0092397 |
TRH226-0017818~ TRH226-0020307 |
TRH223-6182669~ TRH223-6206101 |
TRH228-0008599~ TRH228-0009926 |
TRH200-0284612~ TRH200-0290500 |
TRH200-5035570~ TRH200-5037254 |
TRH211-8008280~ TRH211-8008470 |
TRH216-8009296~ TRH216-8009596 |
TRH221-0085714~ TRH221-0089142 |
TRH226-0019066~ TRH226-0019779 |
TRH223-6196291~ TRH223-6202401 |
TRH228-0009245~ TRH228-0009572 |
2023/5/25
警告灯が点灯して、尿素SCRシステムが停止し、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれ
・不具合の概要
排出ガス防止装置の尿素SCRシステムにおいて、尿素水配管のヒータ用配線の加工および固定が不適切なため、走行時の振動等により当該配線が断線することがあります。そのため、警告灯が点灯して、尿素SCRシステムが停止し、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがあります。
・対策
ヒータ配線付き尿素水配管を対策品に交換
車台番号 |
---|
GDH201-1068970~ GDH201-1080602 |
GDH201-2022783~ GDH201-2028477 |
GDH206-1063620~ GDH206-1076697 |
GDH206-2018418~ GDH206-2023603 |
GDH211-1006780~ GDH211-1008070 |
GDH221-2002604~ GDH221-2003153 |
GDH226-2004267~ GDH226-2005296 |
GDH223-2004064~ GDH223-2004606 |
GDH201-1016028, GDH201-1024428 |
GDH201-2011039 |
GDH206-1001112~ GDH206-1042275 |
GDH206-2008941 |
GDH211-1005227 |
GDH226-2002495 |
2020/2/12
エンジン制御用コンピュータ内の変速油圧制御プログラムが不適切なため走行不能になるおそれ
・不具合の概要
自動変速機において、エンジン制御用コンピュータ内の変速油圧制御プログラムが不適切なため、変速の際、油圧が過度に高くなることがあります。そのため、急加速等の使用を繰返すと変速機内のクラッチが損傷して加速不良が生じ、最悪の場合、走行不能になるおそれがあります。
・対策
エンジン制御用コンピュータ内の変速油圧制御プログラムを対策仕様に修正
車台番号 |
---|
TRH200-0207441~ TRH200-0294277 |
TRH200-5022655~ TRH200-5037767 |
2019/9/26
ディーゼル車の燃料噴射装置において燃料漏れが生じてエンストするおそれ
・不具合の概要
ディーゼル車の燃料噴射装置において、燃料ポンプとコモンレール間を接続する燃料パイプの締付トルク指示が不適切なため、当該パイプの組付ばらつきにより、エンジンの振動等で当該締結部が緩むことがあります。そのため、燃料漏れが生じてエンストするおそれがあります。
・対策
燃料パイプおよびクランプを対策品に交換
車台番号 |
---|
GDH201-1022592~ GDH201-1025841 |
GDH201-2005758~ GDH201-2007021 |
GDH206-1020934~ GDH206-1023877 |
GDH206-2005091~ GDH206-2005897 |
GDH221-2000848~ GDH221-2000930 |
GDH226-2001390~ GDH226-2001641 |
GDH211-1002673~ GDH211-1002836 |
GDH223-2001673~ GDH223-2001908 |
ディーゼル車の排気ガス再循環装置のEGRクーラ(再循環ガス冷却部)において排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれ
・不具合の概要
ディーゼル車の排気ガス再循環装置のEGRクーラ(再循環ガス冷却部)において、バイパスパイプの強度が不足しているため、冷熱の繰返しで当該パイプ接続部に亀裂が生じることがあります。そのため、そのまま使用を続けると、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがあります。
・対策
EGRクーラを対策品と交換
車台番号 |
---|
KDH201-0062468~ KDH201-0107102 |
KDH201-5005364~ KDH201-5011110 |
KDH206-6002617~ KDH206-6005942 |
KDH206-8027489~ KDH206-8056210 |
KDH211-8002802~ KDH211-8004260 |
KDH221-0006843~ KDH221-0010619 |
KDH223-0008991~ KDH223-0015635 |
2017/3/30
雪道等でタイヤ空転中にブレーキを踏むと制動停止距離が長くなるおそれ
・不具合の概要
車両安定制御機能(ビークル・スタビリティ・コントロールシステム:VSC)付き四輪駆動車において、ブレーキ制御プログラムが不適切なため、タイヤ空転時に車速を正確に演算できず、意図どおりの制動力が得られないことがあります。このため、雪道等でタイヤ空転中にブレーキを踏むと制動停止距離が長くなるおそれがあります。
・対策
ブレーキ制御プログラムを対策仕様に修正
車台番号 |
---|
TRH228-0007791~ TRH228-0008346 |
2016/11/24
❶燃料が漏れエンジンが停止するおそれ
・不具合の概要
ディーゼル燃料噴射装置において、燃料ポンプおよび燃料噴射ノズルの強度が不足しているため、燃料通路部に亀裂が発生することがあります。そのため、燃料が漏れ、燃料圧力が低下するとエンジン警告灯が点灯して出力制限走行となり、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがあります。
・対策
ポンプ、噴射ノズル等を対策品と交換。あわせて各締結部の燃料漏れを点検します。
❷燃料噴射ノズル先端孔部が腐食し黒煙を排出するおそれ
・不具合の概要
エンジン制御用コンピュータにおいて、排気ガス再循環制御が不適切なため、排気ガス中の水分により燃料噴射ノズル先端孔部が腐食し拡大することがあります。そのため、噴射量が増えてPM(粒子状物質・すす)が触媒*に多量に堆積してエンジン警告灯が点灯し、出力制限走行となります。最悪の場合、触媒が損傷し黒煙を排出するおそれがあります。
・対策
エンジン制御用コンピュータのプログラムを対策仕様に修正します。
また、プログラム修正後にエンジン警告灯が点灯する場合には、無償で噴射ノズル等を交換するとともに、触媒が損傷している場合には、フロントパイプを交換
車台番号 | 該当 |
---|---|
KDH201-0062184~ KDH201-0187292 | ❶❷ |
KDH201-0184404~ KDH201-0202340 | ❷ |
KDH201-5005363~ KDH201-5020277 | ❶❷ |
KDH201-5020230~ KDH201-5023670 | ❷ |
KDH206-6002617~ KDH206-6011708 | ❶❷ |
KDH206-6011682~ KDH206-6013655 | ❷ |
KDH206-8027438~ KDH206-8099033 | ❶❷ |
KDH206-8096584~ KDH206-8106639 | ❷ |
KDH211-8002802~ KDH211-8006648 | ❶❷ |
KDH211-8006644~ KDH211-8007278 | ❷ |
KDH221-0006842~ KDH221-0016607 | ❶❷ |
KDH221-0016600~ KDH221-0018058 | ❷ |
KDH223-0008991~ KDH223-0026278 | ❶❷ |
KDH223-0026285~ KDH223-0029107 | ❷ |
自動変速機において走行不能になったり、Pレンジ以外で前進や後退するおそれ
・不具合の概要
自動変速機において、シフトレバーに連結している油路切替レバー支点部の強度が不足しているため、想定外の素早いシフト操作を繰り返すと支点部が摩耗してガタが生じることがあります。そのため、シフト位置に応じた油路の切替えができなくなり、走行不能になったり、Pレンジ以外で前進や後退するおそれがあります。
・対策
自動変速機の油路切替レバーを対策品に交換
車台番号 |
---|
KDH201-0052590~ KDH201-0094954 |
KDH201-5004229~ KDH201-5009192 |
KDH206-6001921~ KDH206-6004897 |
KDH206-8022223~ KDH206-8047022 |
KDH211-8002561~ KDH211-8003832 |
KDH221-0005888~ KDH221-0009251 |
KDH223-0007642~ KDH223-0013313 |
TRH211-8002524~ TRH211-8004194 |
TRH216-8002432~ TRH216-8003931 |
TRH221-0019401~ TRH221-0032388 |
TRH223-6076900~ TRH223-6124208 |
TRH226-0007162~ TRH226-0010138 |
TRH228-0002974~ TRH228-0004660 |
2016/11/11
・不具合の概要
荷室との間に隔壁がない乗車定員3名の車両において、スライドドアが保安基準第25条第4項*に定める乗降口の要件を満足していません。
・対策
ドアの前側用ラッチ機構を追加
車台番号 |
---|
KDH201-0130670~ KDH201-0212327 |
KDH201-5013870~ KDH201-5024975 |
KDH206-6007876~ KDH206-6014388 |
KDH206-8068849~ KDH206-8111203 |
TRH200-0192457~ TRH200-0251953 |
TRH200-5020661~ TRH200-5029466 |
2014/11/12
ディーゼル車の燃料噴射装置において燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
ディーゼル車の燃料噴射装置において、燃料ポンプと燃料噴射ノズルを接続する燃料パイプの強度が不足しているため、燃料圧力の変動により当該パイプに亀裂が発生するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行して、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがあります。
・対策
燃料パイプを対策品と交換
車台番号 |
---|
KDH201-0058101~ KDH201-0120161 |
KDH201-5005284~ KDH201-5012363 |
KDH206-6002497~ KDH206-6006460 |
KDH206-8025190~ KDH206-8063420 |
KDH211-8002706~ KDH211-8004732 |
KDH221-0006842~ KDH221-0011537 |
KDH223-0008373~ KDH223-0017146 |
2013/11/8
エンジンのバルブスプリングが折損してエンジン不調となり、走行中にエンジンが停止するおそれ
・不具合の概要
エンジンのバルブスプリングにおいて、表面処理工程の管理が不適切なため、スプリング表面が腐食しているものがあります。そのため、使用過程で腐食部を起点にスプリングが折損してエンジン不調となり、走行中にエンジンが停止するおそれがあります。
・対策
バルブスプリングを正規品に交換
車台番号 |
---|
TRH200-0181458~ TRH200-0187009 |
TRH200-5018710~ TRH200-5019483 |
TRH211-8005002~ TRH211-8005131 |
TRH216-8004875~ TRH216-8005059 |
TRH221-0041079~ TRH221-0043001 |
TRH226-0011919~ TRH226-0012272 |
TRH223-6138899~ TRH223-6141347 |
TRH228-0005622~ TRH228-0005826 |
2012/6/21
❶排気管および排出ガス防止装置において排出ガスが漏れ、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれ
・不具合の概要
排気管および排出ガス防止装置において、パイプおよび取付けボルトの強度が不足しているものがあるため、当該部位が損傷して排出ガスが漏れ、最悪の場合、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがあります。
・対策
EGRパイプおよび排気絞り弁取付けボルトを対策品に交換。また、一部車型については、フロントパイプを対策品に交換するとともに、テールパイプに制振ダンパが取付いていない場合は、センタパイプを新品に交換し、テールパイプに制振ダンパを追加
❷エンジンの燃料噴射ノズルにおいて燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
エンジンの燃料噴射ノズルにおいて、燃料パイプとの締結部の締付けトルクが不適切なため、当該ノズルに亀裂が発生して燃料が漏れるおそれがあります。
・対策
燃料噴射ノズルを新品に交換し、規定トルクで締付け
車台番号 | 該当 |
---|---|
KDH201-0004238~ KDH201-0059813 | ❶❷ |
KDH201-5000169~ KDH201-5005271 | ❶❷ |
KDH201-0056255~ KDH201-0062717 | ❶ |
KDH201-5004963~ KDH201-5005361 | ❶ |
KDH206-6000101~ KDH206-6002579 | ❶❷ |
KDH206-8000101~ KDH206-8025799 | ❶❷ |
KDH206-6002313~ KDH206-6002616 | ❶ |
KDH206-8024109~ KDH206-8027640 | ❶ |
KDH211-8000101~ KDH211-8002662 | ❶❷ |
KDH211-8002652~ KDH211-8002805 | ❶ |
KDH221-0001495~ KDH221-0006224 | ❶❷ |
KDH221-0006197~ KDH221-0006830 | ❶ |
KDH223-0001603~ KDH223-0008192 | ❶❷ |
KDH223-0008166~ KDH223-0009031 | ❶ |
2010/11/17
燃料噴射ができなくなり、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれ
・不具合の概要
ディーゼル車の燃料噴射装置の駆動回路において、電気ノイズに対する保護が不十分なため、オイルポンプ油圧切替えバルブ作動時に発生する電気ノイズの影響により燃料噴射装置の駆動回路内のトランジスタが破損することがあります。そのため、燃料噴射ができなくなり、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあります。
・対策
オイルポンプ油圧切替えバルブ用電気回路に電気ノイズ防止用のダイオードを追加
車台番号 |
---|
KDH201-0062184~ KDH201-0065919 |
KDH201-5005363~ KDH201-5006173 |
KDH206-6002617~ KDH206-6002976 |
KDH206-8027438~ KDH206-8029324 |
KDH211-8002802~ KDH211-8002920 |
KDH221-0006842~ KDH221-0007236 |
KDH223-0008991~ KDH223-0009436 |
2009/5/27
燃料ホースの材質が不適切なため燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
フューエルクーラ(燃料冷却器)に接続している燃料ホースの材質が不適切なため、当該クーラのホース接続部に融雪剤等が付着すると電食による錆が発生することがあります。そのため、そのまま使用を続けると接続部の錆が進行し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがあります。
・対策
燃料ホースを対策品と交換します。また、ホース接続部を点検し、錆のあるものはフューエルクーラを新品と交換
車台番号 |
---|
KDH200-0001025~ KDH200-0089598 |
KDH200-5000000~ KDH200-5015412 |
KDH201-0005750~ KDH201-0012212 |
KDH201-5000262~ KDH201-5000279 |
KDH205-0001015~ KDH205-0043522 |
KDH205-5000001~ KDH205-5008277 |
KDH206-6000103~ KDH206-6000112 |
KDH206-8000107~ KDH206-8002891 |
KDH211-8000102~ KDH211-8000392 |
KDH220-0001005~ KDH220-0007522 |
KDH221-0001632~ KDH221-0002045 |
KDH222-0001105~ KDH222-0038474 |
KDH223-0001933~ KDH223-0002429 |
KDH225-0001001~ KDH225-0004824 |
KDH227-0001004~ KDH227-0003107 |
2007/10/17
燃料ポンプが作動しなくなり、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれ
・不具合の概要
電動式燃料ポンプの内部モータの隣接するコイル線が干渉しているため、燃料中の微小異物とモータの振動によりコイル線の被覆が摩耗することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、コイル線の被覆が損傷して短絡し、燃料ポンプが作動しなくなり、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあります。
・対策
燃料ポンプを対策品と交換
車台番号 |
---|
TRH200-0001027~ TRH200-0010577 |
TRH221-0001027~ TRH221-0001166 |
TRH223-6000028~ TRH223-6000148 |
TRH226-0001002~ TRH226-0001021 |
TRH228-0001001~ TRH228-0001002 |
2006/7/4
後輪用リーフスプリングが折損し、走行できなくなるおそれ
・不具合の概要
後輪用リーフスプリングの加工方法が不適切なため、当該スプリングの中央部が局部的に変形しているものがあります。そのため、変形部の応力が高くなり、塗装が剥がれ融雪剤等により腐食して変形部から亀裂が発生し、そのまま使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合、当該スプリングが折損し、走行できなくなるおそれがあります。
・対策
後輪用リーフスプリングを対策品に交換
車台番号 |
---|
KDH205-0001015 ~ KDH205-0022306 |
KDH205-5000000 ~ KDH205-5004232 |
ハイエースバン100系のリコール一覧 2件
2005/11/8
コネクティングロッドのボルトが折損して走行不能に至るおそれ
・不具合の概要
原動機内部のコネクティングロッドの組付け時に使用している洗浄液の除去が不適切なため、コネクティングロッドのボルトと取付け穴の隙間に洗浄液が残留しボルトの表面が腐食することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、ボルトに微小な亀裂が発生するものがあり、最悪の場合、ボルトが折損して走行不能に至るおそれがあります。
・対策
コネクティングロッドボルトを新品に交換
車台番号 |
---|
LH103-1040035~ LH103-1041748 |
LH109-0014250~ LH109-0014544 |
LH113-7008007~ LH113-7008405 |
LH113-0181602~ LH113-0188157 |
LH119-0105466~ LH119-0108254 |
LH123-1014448~ LH123-1015036 |
LH129-1008466~ LH129-1008850 |
LH162-0001001~ LH162-0013995 |
LH162-1000001~ LH162-1009693 |
LH168-0001001~ LH168-0003344 |
LH168-1000000~ LH168-1001959 |
LH172-6000000~ LH172-6115341 |
LH172-0001001~ LH172-0054293 |
LH172-1000000~ LH172-1035786 |
LH172-6102073~ LH172-6116708 |
LH178-0001001~ LH178-0028171 |
LH178-1000000~ LH178-1017405 |
LH178-7000000~ LH178-7007679 |
LH182-0001001~ LH182-0002404 |
LH182-1000000~ LH182-1004632 |
LH188-0001001~ LH188-0001956 |
LH188-1000000~ LH188-1003740 |
2004/11/4
リヤコンビネーションランプの尾灯と制動灯兼用の赤色レンズの耐候性が不十分なため保安基準に適合しなくなるおそれ
・不具合の概要
リヤコンビネーションランプの尾灯と制動灯兼用の赤色レンズの耐候性が不十分なため、長期間にわたり強い日射にさらされると徐々にレンズの赤色が褪色し、当該灯火の灯光の色が保安基準に適合しなくなるおそれがあります。
・対策
後部反射器の赤色レンズと比べて白く見える場合には、リヤコンビネーションランプを対策品と交換
車台番号 |
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LH102-0002925~ LH102-0065504 |
LH103-1001029~ LH103-1041748 |
LH109-0000345~ LH109-0014544 |
LH113-0002638~ LH113-0188157 |
LH113-6002637~ LH113-6049296 |
LH113-7000000~ LH113-7002680 |
LH113-6002739~ LH113-6049298 |
LH113-7000001~ LH113-7008405 |
LH119-0001569~ LH119-0108254 |
LH119-6000000~ LH119-6000245 |
LH119-7000000~ LH119-7000057 |
LH123-0000807~ LH123-0018032 |
LH123-1000000~ LH123-1015036 |
LH129-0000111~ LH129-0003971 |
LH129-1000001~ LH129-1008850 |
LH162-0001001~ LH162-0009979 |
LH168-0001001~ LH168-0002806 |
LH172-0001001~ LH172-0039425 |
LH172-6000000~ LH172-6100841 |
LH182-0001001~ LH182-0002404 |
LH182-1000000~ LH182-1001360 |
LH188-0001001~ LH188-0001956 |
LH188-1000000~ LH188-1000925 |
RZH102-0001356~ RZH102-0037437 |
RZH102-0037346~ RZH102-0044301 |
RZH112-0001422~ RZH112-0047388 |
RZH112-6000572~ RZH112-6009341 |
RZH112-0047252~ RZH112-0055920 |
RZH112-6000578~ RZH112-6009338 |
RZH112-7000001~ RZH112-7002471 |
RZH112-7002472~ RZH112-7100379 |
RZH122-0000104~ RZH122-0001419 |
リコール対応は早めがおすすめ!
ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。
CARTUNEではリコールに関する投稿などもハイエースバンオーナーから寄せられていますのでオーナーの投稿も是非御覧ください。