2023年11月14日 (更新:2024年01月24日)
BMW3シリーズセダンのリコール一覧と対応方法を解説
あなたのBMW3シリーズセダンはリコール対応済み?BMW3シリーズセダンのリコール一覧と対応方法を詳しく解説。BMW3シリーズセダンのオーナーなら一度は確認しておきましょう!
自動車のリコールについて
リコール制度
自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。
リコールの対策は有料?無料?
自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。
リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。
リコールの確認方法
リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!
メーカー販売店で購入した場合
新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。
中古車販売店で購入した場合
一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。
中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!
リコール対象だった場合の対応
リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。
❶ディーラーへ連絡
まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。
❷整備工場の予約
ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。
また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!
❸対策の実施
対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!
ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のBMW3シリーズセダンがリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。
BMW3シリーズセダンG20型のリコール一覧 8件
2023/9/22
助手席シートフレームにおいて走行振動により溶接部分が破損し、シートの安定性が失われるおそれ
・不具合の概要
助手席シートフレームにおいて、部材加工工程に不備があり、アウターブラケットが湾曲した状態でシートフレームへ溶接されたことにより溶接不良となっているものがある。そのため、走行振動により溶接部分が破損し、シートの安定性が失われるおそれがある。
・対策
シート フレームとバックレスト フレームを良品に交換。
該当グレード |
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320i |
2022/4/1
自動命令型操舵機能(レーンキープ)が正常に機能しないおそれ
・不具合の概要
自動命令型操舵機能(レーンキープ)において、HODコントロールユニット(ハンズオン検出)の交換後の配信プログラムが不適切なため、誤ったプログラムが伝送された。そのため、ステアリングホイールの経年劣化と湿気の多い気候等の特定の条件下で永続的なハンズオン信号を生成する可能性があり、自動命令型操舵機能(レーンキープ)が正常に機能しないおそれがある。
・対策
HODコントロールユニットを正しいプログラムへ書き換え。
該当グレード |
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320i / 330i / 320d xDrive |
2021/10/14
衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれ
・不具合の概要
フロントレーダーセンサー(FRS)の電子制御ユニットのプログラムが不適切なため、前方を走行する自転車との衝突の危険がある状況など特定の条件下で正しく認識できないことがある。そのため、作動条件下において、衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれがある。
・対策
フロントレーダーセンサー(FRS)の電子制御ユニットを対策プログラムへ書き換え。なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う:
- 販売店に入庫して診断機により実施。
- 対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストール。
該当グレード |
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318i / 320i / 330i / 320d xDrive / 330e |
2021/7/21
フロントシートの衝突事故の際にシートベルトキャッチがシートフレームから外れ、乗員が怪我をするおそれ
・不具合の概要
フロントシート組立て工場において、工程管理が不適切なため、シートベルトキャッチを固定するボルトが正しく取り付けられていないものがある。そのため、当該部分から異音が発生し、最悪の場合、衝突事故の際にシートベルトキャッチがシートフレームから外れ、乗員が怪我をするおそれがある。
・対策
左右フロントシートのシートベルトキャッチボルトの取り付け状態を確認し、正しく取り付けられていない場合には、ボルトを交換し、正しく取り付け。
該当グレード |
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320i / 320d xDrive / 330i |
2021/4/26
冷却装置において冷却水が漏れ出すおそれ
・不具合の概要
冷却装置において、プラスチック製クーラントホースの成形機器の設定が不適切なため、設計通りの形状に加工できていないものがある。そのため、当該ホースがエアコンコンプレッサーのプーリーベルトに接触することで摩耗し穴が開き、冷却水が漏れ出すおそれがある。
・対策
クーラントホースを良品に交換。
該当グレード |
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320d xDrive |
2020/6/30
タイロッドにおいて振動により破断し、操舵できなくなるおそれ
・不具合の概要
タイロッドにおいて、強度検討が不十分なため、耐久性が不足している。そのため、外気温が高い環境下や路面から受ける振動により破断し、最悪の場合、操舵できなくなるおそれがある。
・対策
タイロッドを対策品に交換。
該当グレード |
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320i / 330i / 320d xDrive |
2019/11/12
直列4気筒エンジンにおいて破損するおそれ
・不具合の概要
直列4気筒エンジンにおいて、バランスシャフト軸受の圧入荷重が不足しているため、エンジンの熱や振動により軸受が外れることがある。そのため、異音が発生するとともにエンジンが破損するおそれがある。
・対策
エンジンを良品に交換。
該当グレード |
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320i / 330i |
2019/10/24
エンジン警告灯が点灯せず、排気ガスが基準値を満たさないおそれ
・不具合の概要
エンジンコントロールユニット(DME)において、プログラムが不適切なため、O2センサーからの情報を適切に評価できない。そのため、燃焼状態に異常が発生してもエンジン警告灯が点灯せず、排気ガスが基準値を満たさないおそれがある。
・対策
エンジンコントロールユニット(DME)のプログラムを対策プログラムに書き換え。
BMW3シリーズセダンF30型のリコール一覧 22件
2023/7/26:2023/3/7
インテークマニホールドが溶損し火災に至るおそれ
・不具合の概要
ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、耐久性の検討が不十分のため経年変化により冷却水が漏れるものがある。その場合、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損する可能性がある。最悪の場合、火災に至るおそれがある。
・対策
排気ガス再循環装置(EGR)モジュールを対策品と交換。また、インテークマニホールドの状態を確認し、損傷が見られる場合は新品と交換。
該当グレード |
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320d |
2023/4/26
燃料タンク上部に溶接されているカバープレートにおいて亀裂が生じ燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
燃料タンク上部に溶接されているカバープレートにおいて、溶接パッドの高さおよび溶接面積が不適切なため、走行振動等により溶接部に影響を受け、亀裂が生じる場合がある。そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展し、亀裂部位から燃料が漏れるおそれがある。
・対策
燃料タンクを対策品に交換。
該当グレード |
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318i / 330i / 340i |
2020/9/14
燃料タンクに亀裂が生じ燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
燃料装置において、燃料タンクの溶接方法が不適切なため、当該タンク上部に取り付けられたカバープレートが正しく溶接されていないものがある。そのため、走行振動等により溶接部に亀裂が生じ、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展し、亀裂部位から燃料が漏れるおそれがある。
・対策
燃料タンクを良品に交換。
該当グレード |
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320i / 330i / 328i / 335i / 340i |
2019/11/26
排気ガスを十分に浄化することができず、排気ガス基準値を満たさないおそれ
・不具合の概要
エンジンコントロールユニット(DME)において、プログラムが不適切なため、バルブトロニック(VVT)の機能に不具合が発生している場合、触媒の予熱時間が長くなる。そのため、触媒の暖機が完了するまでの間、排気ガスを十分に浄化することができず、排気ガス基準値を満たさないおそれがある。
・対策
エンジンコントロールユニット(DME)のプログラムを対策プログラムに書き換え。
該当グレード |
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330e |
2019/10/24
エンジン警告灯が点灯せず、排気ガスが基準値を満たさないおそれ
・不具合の概要
エンジンコントロールユニット(DME)において、プログラムが不適切なため、O2センサーからの情報を適切に評価できない。そのため、燃焼状態に異常が発生してもエンジン警告灯が点灯せず、排気ガスが基準値を満たさないおそれがある。
・対策
エンジンコントロールユニット(DME)のプログラムを対策プログラムに書き換え。
該当グレード |
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320i / 330i / 340i |
2019/8/28
左右テールライトががたつくおそれ
・不具合の概要
左右テールライトのボディへの取付ナットにおいて、製造時の洗浄処理が不十分なため、切削オイルが完全に除去されていないものがある。そのため、残留した当該オイルによりテールライト取付部が劣化し破損して、当該テールライトががたつくおそれがある。
・対策
左右テールライト取付ナットを良品に交換する。なお、左右テールライト取付部を点検し、不具合のあるものは良品に交換。
該当グレード |
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318i / 320d / 320i / 330i |
2019/4/9
燃料供給ホースから燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
ディーゼルエンジン燃料供給装置において、燃料高圧ポンプへの燃料供給ホースに取り付けられているホース クランプの防錆処理が不適切なため、ホースクランプに錆が発生するものがある。そのため、ホースクランプに亀裂が入り、最悪の場合、クランプの張力が弱まり、当該ホースから燃料が漏れるおそれがある。
・対策
燃料供給ホースを対策品と交換。
該当グレード |
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320d |
2018/12/19:2017/10/23
運転席用エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれ
・不具合の概要
運転席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切であった場合、高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
・対策
運転席用エアバッグユニットを対策品と交換。
該当グレード |
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318i / 320i / 330i / 320d / 328i / 330e / 335i / 340i |
2018/11/27:2018/8/31
インテークマニホールドが溶損すると、エンジン出力が低下するとともに、エンジン警告灯が点灯し、火災に至るおそれ
・不具合の概要
ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、排気ガス冷却装置の耐久性が不十分であるため、冷却水が漏れるものがある。 そのため、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損すると、エンジン出力が低下するとともに、エンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
・対策
全車両、排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの点検を行ない、不具合のあるものは対策品と交換する。なお、点検の結果、不具合のない車両についても、使用者に対して注意喚起するとともに、対策品の準備ができた段階で再度連絡し、対策品に交換する。
該当グレード |
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320d |
2018/3/29
燃料タンクに亀裂が生じ燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
燃料装置において、燃料タンクの製造が不適切なため、当該タンク上部に取り付けられたカバープレートが正しく溶接されていないものがある。そのため、走行振動等により溶接部に亀裂が生じ、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展し、亀裂部位から燃料が漏れるおそれがある。
・対策
燃料タンクを良品に交換。
該当グレード |
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328i / 320i |
2017/6/30:2016/6/29
燃料供給ホースホースが損傷し、燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
ディーゼルエンジンの燃料装置において、燃料供給ホースの製造が不適切なため、ホースの厚みが均一でないものがある。そのため、燃料の圧力の変動よって燃料供給ホースが損傷し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
・対策
燃料供給ホースを良品と交換。
該当グレード |
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320d |
2015/10/21
オイルフィルターハウジングが変形して、シーリング部の密閉性が不足し、冷却水やオイルが漏れ、走行中にエンジンが停止するおそれ
・不具合の概要
オイルフィルターモジュールにおいて、オイルフィルターハウジングの材質が不適切なため、エンジンの温度の影響を受け、熱膨張をするものがある。そのため、熱膨張を繰り返すことで当該ハウジングが変形して、シーリング部の密閉性が不足し、冷却水やオイルが漏れ、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
・対策
オイルフィルターモジュールを対策品と交換。
該当グレード |
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320i / 328i |
2015/6/4
燃料ポンプが停止し、走行中にエンジンが停止し再始動ができなくなるおそれ
・不具合の概要
燃料ポンプにおいて、当該ポンプ内部の製造工程が不適切なため、内部に異物が混入しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、燃料ポンプ内のインペラに異物が噛み込み、燃料ポンプが停止し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し再始動ができなくなるおそれがある。
・対策
対策品の燃料供給ユニットに交換。
該当グレード |
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320i / 328i / 335i |
2014/12/2:2013/12/20
エンジンのインテーク側カムシャフトにおいて制動停止距離が長くなるおそれ
・不具合の概要
エンジンのインテーク側カムシャフトにおいて、構成部品の設計が不適切なため、制動倍力装置に供給される負圧を生成するバキュームポンプへ潤滑オイルが十分に供給されないことがある。そのため、バキュームポンプが潤滑不良で固着して、制動倍力装置へ負圧が供給されなくなることにより、最悪の場合、制動停止距離が長くなるおそれがある。
・対策
インテーク側カムシャフトが不具合品であるか及び潤滑オイルの供給状態を点検。 当該シャフトが不具合品であり、潤滑オイルが十分に供給されていない場合は、当該シャフトを対策品に交換するとともにバキュームポンプを新品に交換。 当該シャフトが不具合品であり、潤滑オイルが十分に供給されている場合は、当該シャフトに対策品のクランピングスリーブを装着。
該当グレード |
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320i / 328i |
2014/3/26
プライマリーO2センサーに不具合があった場合、警告灯が点灯しないおそれ
・不具合の概要
エンジン コントロール ユニットのソフトウェアにおいて、プライマリーO2センサーの不具合を検知するOBD機能が設定されていない。そのため、プライマリーO2センサーに不具合があった場合、警告灯が点灯しない。
・対策
エンジン コントロール ユニットのソフトウェアを書き換え。
該当グレード |
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320i / 328i |
2013/9/25
排気ガス再循環装置(EGR)バルブが適切に開かないため窒素酸化物の排出量が基準値を超えてしまうおそれ
・不具合の概要
エンジン コントロール ユニットのソフトウェアが不適切なため、排気ガス再循環装置(EGR)バルブが適切に開かない。その結果、窒素酸化物の排出量が基準値を超えてしまう。
・対策
エンジン コントロール ユニットのソフトウェアを書き換え。
該当グレード |
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320d |
2013/5/13
軽合金製ディスクホイールの保安基準の適合性が確認できない
・不具合の概要
走行装置(ホイール)において、「軽合金製ディスクホイールの技術基準」に規定されている当該技術基準に適合することを保証された製品に対して行う表示(車両の製造者名又は商標)がされていないため、保安基準の適合性が確認できない。
・対策
ホイールを良品と交換する。
該当グレード |
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320d / 320i / 328i |
BMW3シリーズセダンE90型のリコール一覧 7件
2022/6/13
ブローバイヒーターエレメントが異常発熱して外装が溶け、エンジン警告灯が点灯し火災に至るおそれ
・不具合の概要
ブローバイヒーターのプラスチック製造が不適切なため正温度特性(PTC)ヒーターエレメントへの絶縁体に不規則性が生じ、時間の経過とともに正温度特性(PTC)ヒーターエレメントがショートする可能性があるが、ヒューズによって確実に保護されない。そのため、正温度特性(PTC)ヒーターエレメントが異常発熱して外装が溶け、エンジン警告灯が点灯し最悪の場合、火災に至るおそれがある。
・対策
ブローバイヒーターの点検を行い不具合が確認された場合は対策品と交換。また、同時にエンジンワイヤーハーネスとブローバイヒーター間に7.5Aの保護ヒューズを追加し容量の最適化を行う。
該当グレード |
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323i / 325i / 330i / 325Xi / 330Xi |
2019/6/18:2018/5/10
ブローバイガスヒーターが異常発熱して外装が溶け、火災に至るおそれ
・不具合の概要
エンジンのブローバイガス還元装置において、ブローバイガスヒーターの成形加工が不適切なため、外装樹脂にクラックが発生するものがある。そのため、クラックに水分が浸入すると、クラックが拡大し樹脂内部にある電熱線ヒーターの回路が短絡して警告灯が点灯し、そのまま使用を続けると、ヒーターが異常発熱して外装が溶け、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
・対策
ブローバイガスヒーターを対策品に交換。
該当グレード |
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323i / 325i / 330i / 330Xi |
2018/12/19
エアコンディショナーのワイヤーハーネスの端子が発熱し損傷して、火災に至るおそれ
・不具合の概要
エアコンディショナーのブロワーファンレギュレーターへ電力を供給するワイヤーハーネスの端子において、当該端子のメッキ素材が不適切なため、車両振動によってメッキが損傷し、摩擦腐食が発生することがある。そのため、電気抵抗が高くなりワイヤーハーネスの端子が発熱し損傷して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
・対策
ワイヤーハーネスを対策品に交換。また、ブロワーファンレギュレーターに不具合のあるものは新品に交換。
該当グレード |
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320i / 323i / 325i / 325Xi / 330i / 330Xi / 335i |
2017/6/26
プロペラシャフトが外れ、走行不能となるおそれ
・不具合の概要
動力伝達装置において、プロペラシャフトとトランスミッションを接続するジョイントディスクの製造が不適切なため、当該ディスクの強度が不足しているものがある。そのため、駆動トルクによりディスクが破損し、そのままの状態で使用を続けると、走行中に異音が発生、最悪の場合、プロペラシャフトが外れ、走行不能となるおそれがある。
・対策
ゴム製のジョイントディスクに交換。
該当グレード |
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335i |
2014/6/26
可変バルブタイミングシステムの調整ユニットにおいて適切に作動せず、エンジン警告灯が点灯しエンジン不調となり、走行中にエンジンが停止するおそれ
・不具合の概要
インテーク側及びエキゾースト側の可変バルブタイミングシステムの調整ユニットにおいて、ボルトの強度が不足しているため、当該ボルトが破損することがある。そのため、システムが適切に作動せず、エンジン警告灯が点灯しエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
・対策
ボルトを対策品に交換。また、当該ボルトに緩みや破損がある場合は、対策品のボルトを組み込んだ新品の調整ユニットに交換。
該当グレード |
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335i |
2008/12/3
前照灯洗浄器が装備されていないため、道路運送車両の保安基準に適合しない。
・不具合の概要
配光可変型前照灯装備車両において、前照灯洗浄器が装備されていない。そのため、道路運送車両の保安基準に適合しない。
・対策
全車両、前照灯洗浄器を取り付け。
該当グレード |
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325i |
BMW3シリーズセダンE46型のリコール一覧 8件
2022/7/4:2020/3/2:2014/9/5
助手席エアバッグのインフレーター容器が破損して飛び散り、乗員が負傷するおそれ
・不具合の概要
助手席エアバッグのインフレーター(膨張装置)について、長期間にわたり、著しく高温多湿な環境下にさらされると、当該インフレーターに水分が浸入する可能性があり、結果として、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇し、インフレーター容器が破損して飛び散り、乗員が負傷するおそれがある。
・対策
エアバッグを対策品に交換。
該当グレード |
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318i / 320i / 323i / 325i / 328i / 330i / 330Xi |
2021/7/21:2020/1/22
運転者席用エアバッグのインフレータが破損することにより、乗員が負傷するおそれ
・不具合の概要
運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、吸湿防止が不適切なため、ガス発生剤が吸湿する可能性がある。そのため、使用過程でガス発生剤が吸湿や乾燥を繰返した場合など、衝突時等のエアバッグ作動時に正常に展開しないおそれがあり、インフレータ内の圧力が上昇して容器が破損することにより、乗員が負傷するおそれがある。
・対策
改善措置の内容 全車両、運転者席用エアバッグのインフレータ、または、エアバッグアッセンブリを代替品と交換する。
なお、作業完了車には識別として左フロントドア ロアヒンジ取り付けボルトの頭部に白ペイントを塗布する。
該当グレード |
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318i / 320i / 323i / 328i / 330i |
2017/3/3
運転席用エアバッグのインフレータガス発生剤が劣化し、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれ
・不具合の概要
運転席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)の補給用部品において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なものがある。そのため、車両の修理時に当該インフレータに交換し、そのままの状態で使用を続けると、高い湿度の環境下で大きな温度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化し、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
・対策
エアバッグインフレータを確認し、該当するインフレータであった場合には対策品に交換。
該当グレード |
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318i / 320i / 323i / 325i / 330i / 330xi |
2016/1/26
運転席側エアバッグのインフレーター容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれ
・不具合の概要
運転席側エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがある。
・対策
エアバッグインフレーターを対策品に交換。
該当グレード |
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318i / 320i / 325i / 330i / 330xi |
2013/5/21
助手席エアバッグのインフレーター容器が破損して飛び散り、出火するおそれ
・不具合の概要
助手席エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇し、インフレーター容器が破損して飛び散り、出火するおそれがある。
・対策
エアバッグを良品に交換。
該当グレード |
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318i / 320i / 325i / 330i |
リコール対応は早めがおすすめ!
ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。
CARTUNEではリコールに関する投稿などもBMW3シリーズセダンオーナーから寄せられていますのでオーナーの投稿も是非御覧ください。