BMW 2シリーズ アクティブツアラーのリコール一覧と対応方法を解説 | CARTUNEマガジン
BMW 2シリーズ アクティブツアラーのリコール一覧と対応方法を解説

2023年11月14日 (更新:2024年01月22日)

BMW 2シリーズ アクティブツアラーのリコール一覧と対応方法を解説

あなたのBMW 2シリーズ アクティブツアラーはリコール対応済み?BMW 2シリーズ アクティブツアラーのリコール一覧と対応方法を詳しく解説。BMW 2シリーズ アクティブツアラーのオーナーなら一度は確認しておきましょう!

自動車のリコールについて

セブンかしわじまさんの2シリーズ アクティブツアラーF45の画像
リコール対象と同型のモデル
引用元:セブンかしわじまさんの投稿

リコール制度

自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。

リコールの対策は有料?無料?

自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。

リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。

リコールの確認方法

Kanon✿さんの3シリーズ セダンの画像
BMWのリコール通知
引用元:Kanon✿さんの投稿

リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!

メーカー販売店で購入した場合

新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。

中古車販売店で購入した場合

一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。

中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!

リコール対象だった場合の対応

リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。

❶ディーラーへ連絡

まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。

❷整備工場の予約

ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。

また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!

❸対策の実施

対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!

ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のBMW 2シリーズ アクティブツアラーがリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。

BMW 2シリーズ アクティブツアラーのリコール一覧 6件

kouさんの2シリーズ アクティブツアラーの画像
リコール対象と同型のモデル
引用元:kouさんの投稿

2023/6/2

シートベルトにたるみが発生し本来の拘束力が発揮されないおそれ

・不具合の概要

後部座席の左右シートベルト組み付け工程が不適切であったため、シートベルトの一部がCピラーカバー下部に挟まっている可能性がある。そのため、挟まったシートベルトが衝突等の衝撃によって引き出されることにより、シートベルトにたるみが発生し本来の拘束力が発揮されないおそれがある。

・対策

後部座席の左右シートベルトの取り付け状態を確認し、必要に応じて修正。なお、作業完了車は、左フロントドアのアッパーヒンジのボルト(頭)に白ペイントを塗布。

グレード車台番号
218iWBA62BX0X07K68225 ~ WBA62BX0707K81675
WBA62BX0607L01009 ~ WBA62BX0107L91301
WBA62BX0007M06533 ~ WBA62BX0507M12456
218dWBA22BY0207K13801 ~ WBA22BY0707K97839
WBA22BY0607L01010 ~ WBA22BY0807L87193
WBA22BY0007M05654 ~ WBA22BY0007M14774

2023/1/30

エンジンのオイルパンシーリング部分においてエンジンオイルが漏れるおそれ

・不具合の概要

エンジンのオイルパンシーリング部分において、脱脂処置が不十分であり、また液体シーリング剤の塗布箇所が不適切であった可能性がある。そのため、エンジンオイルが漏れるおそれがあり、場合によってはチェックコントロールメッセージが表示される。

・対策

オイルパンのシーリングを修正。なお、作業完了車は、右フロントドアのアッパーヒンジのボルト(頭)に白ペイントを塗布

グレード車台番号
218dWBA22BY0607K79705 ~ WBA22BY0107K81653
WBA22BY0407L11485 ~ WBA22BY0X07L42420

2018/11/27

エンジン警告灯が点灯し、火災に至るおそれ

・不具合の概要

ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、排気ガス冷却装置の耐久性が不十分であるため、冷却水が漏れるものがある。 そのため、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損すると、エンジン出力が低下するとともに、エンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

・対策

排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの点検を行ない、不具合のあるものは対策品と交換。なお、点検の結果、不具合のない車両についても、使用者に対して注意喚起するとともに、対策品の準備ができた段階で再度連絡し、対策品に交換。

グレード車台番号
218dWBA2C12040V373710~WBA2C120X0V779572
WBA2B92080V496203~WBA2B920X0V496543

2017/2/6

衝突時にエアバックが展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれ

・不具合の概要

エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、製造管理が不適切なため、点火剤が設計通り調合されていないものがある。そのため、衝突時にエアバックが展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。

・対策

車両により不具合のあるエアバッグの位置が異なるため、車両によって以下の改善措置を行う。

①運転席又は助手席用もしくは両方のニーエアバッグユニットを良品と交換。

②助手席用のエアバッグユニットを良品と交換。

③右フロントシートサイドエアバッグユニットを良品と交換。

④左右もしくはどちらか片側のヘッドエアバッグユニットを良品と交換。

グレード車台番号
218iWBA2A32040V463392 ~ WBA2A32040V463649
218dWBA2C12080V777447 ~ WBA2C12060V777785
WBA2A92070V699862
225xeWBA2C72030V365858 ~ WBA2C72030V365875

2015/11/19

フロント右側シートベルトを乗員がシートベルトを装着できないおそれ

・不具合の概要

フロント右側シートベルトにおいて、リトラクターの構成部品の製造が不適切なため、外気温が低い場合、リトラクターがロックしてしまうものがある。そのため、シートベルトを引き出せず、乗員がシートベルトを装着できないおそれがある。

・対策

リトラクターの製造年月日を確認し、該当する場合には、良品のリトラクターがついたシートベルトに交換

グレード車台番号
218iWBA2A32020VZ49067 ~ WBA2A32060VZ51713
225i xDriveWBA2A92030V237508 ~ WBA2A92060V237549

2015/1/30

フロント右側シートベルトを乗員がシートベルトを装着できないおそれ

・不具合の概要

フロント右側シートベルトにおいて、リトラクターの構成部品の製造が不適切なため、外気温が低い場合、リトラクターがロックしてしまうものがある。そのため、シートベルトを引き出せず、乗員がシートベルトを装着できないおそれがある。

・対策

リトラクターの製造年月日を確認し、該当する場合には、良品のリトラクターがついたシートベルトに交換

グレード車台番号
218iWBA2A32020VZ49070 ~ WBA2A32060VZ50688

リコール対応は早めがおすすめ!

ベンベーさんの2シリーズ アクティブツアラーの画像
リコール対象と同型のモデル
引用元:ベンベーさんの投稿

ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。

CARTUNEではリコールに関する投稿などもBMW 2シリーズ アクティブツアラーオーナーから寄せられていますのでオーナーの投稿も是非御覧ください。

新着記事

おすすめ記事