2023年11月07日 (更新:2024年01月23日)
プジョー308のリコール一覧と対応方法を解説
あなたのプジョー308はリコール対応済み?プジョー308のリコール一覧と対応方法を詳しく解説。プジョー308のオーナーなら一度は確認しておきましょう!
自動車のリコールについて
リコール制度
自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。
リコールの対策は有料?無料?
自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。
リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。
リコールの確認方法
リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!
メーカー販売店で購入した場合
新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。
中古車販売店で購入した場合
一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。
中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!
リコール対象だった場合の対応
リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。
❶ディーラーへ連絡
まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。
❷整備工場の予約
ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。
また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!
❸対策の実施
対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!
ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のプジョー308がリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。
プジョー308 P5型のリコール一覧 4件
2023/10/26
電装系部品及び操縦系部品を固定するボルト・ナットが緩んで異音が発生し、エンジン停止、車両火災、操舵不能となるおそれ
・不具合の概要
以下の(基準不適合部位)①②に示す、電装系部品及び操縦系部品を固定するボルト・ナットにおいて、品質管理が不適切なため、締め付けが不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けるとボルト・ナットが緩んで異音が発生し、最悪の場合はエンジン停止、車両火災、操舵不能となるおそれがある。
(基準不適合部位)
①電装系: ヒューズボックスハーネス/バッテリープラスケーブル/2nd バッテリープラ
スケーブル/センターコンソールハーネス/駆動バッテリーカバー
②操舵系: ステアリングコラム
・対策
①電装系の組み付け修正(固定ボルト・ナットを規定トルクで締め付け)
②操舵系の組み付け修正(固定ナットを規定トルクで締め付け)
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VR3FBYHZTNY620274~VR3FBYHZTNY623437 |
ハッチバック | VR3F3DGYTNY621379~VR3F3DGYTNY621381 |
ハッチバック | VR3FPHNSTNY618699~VR3FPHNSTNY619395 |
エンジン警告灯が点灯するとともに、セーフモードによりモーター駆動が停止するおそれ
・不具合の概要
ハイブリッドシステムのインバーターにおいて、高電圧ケーブルのコネクターカバーの組み付けが不適切なため、水分がトランスミッションのインバーター部に侵入し、短絡が発生するおそれがある。このためエンジン警告灯が点灯するとともに、セーフモードによりモーター駆動が停止する。
・対策
コネクターカバーの組み付け状態を点検し、不適切な場合は組み付け
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VR3F3DGYTNY582826~VR3F3DGYTNY584363 |
ハッチバック | VR3F4DGYTNY582983~VR3F4DGYTNY583812 |
2023/10/18
排気ガスが車室内に侵入するおそれや車両火災になるおそれ
・不具合の概要
エキゾーストパイプにおいて、製造工程が不適切だったため、パイプ接続クランプの締め付けが不十分なものがある。そのため、パイプの接続が外れて異音が発生すると共に排気ガスが洩れ、排気ガスが車室内に侵入するおそれがある。また、最悪の場合、高温の排気ガスが近傍の部品にあたり、車両火災になるおそれがある。
・対策
パイプ接続クランプの締め付け状況を確認し、締め付けが不十分な場合はクランプを新品に交換して規定トルクで締め付け
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VR3FBYHZTNY603838~VR3FBYHZTNY603840 |
ハッチバック | VR3FCYHZTNY604244~VR3FCYHZTNY617638 |
2023/10/12
アドブルー噴射圧異常が検知された場合、アドブルーの噴射を停止するが警告灯が点灯しないおそれ
・不具合の概要
エンジンコントロールユニットにおいて、ソフトウエアが不適切なため、アドブルー噴射圧異常が検知された場合、アドブルーの噴射を停止するが警告灯が点灯しない。このため、運転者が故障に気づかず、排気ガス規制値を満足しない状態で走行し続けてしまうおそれがある
・対策
エンジンコントロールユニットのソフトウエアを対策プログラムに書き換え
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VR3FBYHZTMY502932~VR3FBYHZTNY581063 |
ステーションワゴン | VR3FCYHZTMY528020~VR3FCYHZTNY582412 |
プジョー308 T9型のリコール一覧 17件
2023/2/22
タイミングベルトにおいてブレーキ倍力装置の機能が低下するおそれ
・不具合の概要
タイミングベルトにおいて、特定の燃料や添加剤の影響によるエンジンオイルの変質のため、エンジンオイルに浸された構造のタイミングベルトの劣化が進行しているものがある。そのため、タイミングベルトの表面が剥離してブレーキバキュームポンプが破損し、ブレーキ倍力装置の機能が低下する
・対策
① タイミングベルトを点検し、劣化が確認された場合は、タイミングベルト、バキュームポンプ、オイルフィルターを新品に交換する。
② エンジン ECU のソフトウエアを対策プログラムに更新し、倍力装置の機能低下に関する警告機能を追加する。
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LPHNYWES060476~VF3LPHNYWJS323532 |
ステーションワゴン | VF3LRHNYWES107032~VF3LRHNYWJS326288 |
2021/6/3
ディーゼルエンジンの粒子状物質浄化装置(DPF)において排気ガス規制値を満足しなくなるおそ
・不具合の概要
ディーゼルエンジンの粒子状物質浄化装置(DPF)において、エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、DPF内部の温度が想定より高温になることがある。そのため、当該内部のフィルターが熱影響により亀裂が発生することで、粒子状物質の浄化性能が低下し、排気ガス規制値を満足しなくなるおそれがある。
・対策
①エンジンコントロールユニットを対策プログラムに書き換え、粒子状物質浄化装置(DPF)を新品に交換。
②排気ガス中の粒子状物質の量を点検し、規定量以上の場合は粒子状物質浄化装置(DPF)を新品に交換する。併せて、エンジンコントロールユニットを対策プログラムに書き換え
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LHEHZRHS306773~VF3LHEHZRJS148227 |
ステーションワゴン | VF3LJEHZRHS356616~VF3LJEHZRJS330492 |
2020/10/16
ウォーターポンプベルトが破断して、冷却不良となりエンジンオーバーヒートに至るおそれ
・不具合の概要
ウォーターポンプベルトにおいて、組付工具の保守管理が不適切なため、工具が破損したまま当該ベルトが組付けられているものがある。そのため、組付け時に当該ベルトが損傷し、そのまま使用を続けるとベルトが破断して、最悪の場合、冷却不良となりエンジンオーバーヒートに至るおそれがある。
・対策
ウォーターポンプベルトを点検し、損傷がある場合はウォーターポンプベルトを新品に交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LPHNYWJS044642~VF3LPHNYWJS089863 |
ステーションワゴン | VF3LRHNYWJS044980~VF3LRHNYWJS091807 |
2020/9/17
エンジンコントロールユニットにおいて誤診断し、警告灯が点灯するおそれ
・不具合の概要
エンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、長時間市中走行した後に急激な加速をした際、尿素SCRシステムが正常に作動していないと誤診断し、警告灯が点灯するおそれがある。
・対策
エンジンコントロールユニットを対策プログラムに書き換え
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LHEHZRKS152038~VF3LHEHZRKS312348 |
ステーションワゴン | VF3LJEHZRKS310928~VF3LJEHZRKS312637 |
2020/8/27
EGRバルブ冷却水ホースにおいて冷却水が漏れ、最悪の場合、エンジンオーバーヒートに至るおそれ
・不具合の概要
EGRバルブ冷却水ホースにおいて、配索設計が不適切なため、当該ホースとエアフィルターハウジングとのクリアランスが小さくなり、走行中の振動により接触することがある。そのため、当該ホースが損傷し冷却水が漏れ、最悪の場合、エンジンオーバーヒートに至るおそれがある。
・対策
エアフィルターハウジングのリブをカットする。なお、EGRバルブ冷却水ホースが損傷している場合は、当該ホースを新品に交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LBYHZRJS305739~VF3LBYHZRKS344688 |
ステーションワゴン | VF3LCYHZRJS305898~VF3LCYHZRKS345074 |
2020/5/28
フロントサブフレームにおいてロアアームが適切に保持できずに走行安定性が損なわれるおそれ
・不具合の概要
フロントサブフレームにおいて、製造機器のメンテナンスが不適切なため、防錆処理が不十分なものがある。そのため、サブフレーム内部に腐食が発生し、当該サブフレームが破損して、最悪の場合、ロアアームが適切に保持できずに走行安定性が損なわれるおそれがある
・対策
フロントサブフレームを対策品と交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LPHNYWFS050916~VF3LPHNYWFS076058 |
トランスミッションオイルクーラーの冷却水ホースにおいて冷却水が漏れ、警告灯が点灯し、冷却水が不足してオーバーヒートを起こすおそれ
・不具合の概要
トランスミッションオイルクーラーの冷却水ホースにおいて、ホースクランプの締め付け作業が不適切なため、当該クランプが正しく締め付けられていないものがある。そのため、当該ホース接続部より冷却水が漏れ、警告灯が点灯し、最悪の場合、冷却水が不足してオーバーヒートを起こすおそれがある。
・対策
冷却水ホースのホースクランプを点検し、当該クランプが締め付けられていない場合は締め付け
形状 | 車台番号 |
---|---|
ステーションワゴン | VF3LCYHZRKS071828~VF3LCYHZRKS076043 |
ハッチバック | VF3LBYHZRKS073516~VF3LBYHZRKS075652 |
2020/3/17
ブレーキライトスイッチにおいて制動灯が常時点灯した状態となるおそれ
・不具合の概要
ブレーキライトスイッチにおいて、取付指示が不適切なため、当該スイッチが確実に固定されていないものがある。そのため、ブレーキ操作を繰り返すと当該スイッチがブラケットから外れ、制動灯が常時点灯した状態となるおそれがある。
・対策
ブレーキライトスイッチの取り付け状態を確認し、確実に固定されていない場合は適切に固定
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LPHNYWJS104691~VF3LPHNYWJS108984 |
ステーションワゴン | VF3LRHNYWJS109307~VF3LRHNYWJS111762 |
2020/2/27
ブレーキライトスイッチにおいて制動灯が常時点灯した状態となるおそれ
・不具合の概要
ブレーキライトスイッチにおいて、取付指示が不適切なため、当該スイッチが確実に固定されていないものがある。そのため、ブレーキ操作を繰り返すと当該スイッチがブラケットから外れ、制動灯が常時点灯した状態となるおそれがある。
・対策
ブレーキライトスイッチの取り付け状態を確認し、確実に固定されていない場合は適切に固定
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LPHNYWJS104691~VF3LPHNYWJS108984 |
ステーションワゴン | VF3LRHNYWJS109307~VF3LRHNYWJS111762 |
触媒装置においてフランジ部に穴があいて排気ガスがもれるおそれ
・不具合の概要
触媒装置において、材料の選定が不適切なため、触媒装置とフレキシブルパイプとの接続部の電位差により触媒側フランジに電蝕が発生することがある。そのため、当該フランジ部に穴があいて排気ガスがもれるおそれがある。
・対策
触媒装置を対策品に交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LBBHZWFS331884~VF3LBBHZWGS243687 |
ステーションワゴン | VF3LCBHZWGS131179~VF3LCBHZWGS241576 |
燃料タンクにおいて警告灯が点灯しエンストが発生する、または、キャニスターから燃料がもれるおそれ
・不具合の概要
燃料タンクにおいて、ロールオーバーバルブフロートの成形金型の寸法が不適切なため、フロート部品のはめ込み部に隙間が生じているものがある。そのため、フロート内に燃料が入り込みバルブの機能が十分働かず、当該バルブからキャニスターに燃料が流れ、最悪の場合、警告灯が点灯しエンストが発生する、または、キャニスターから燃料がもれるおそれがあ
る。
・対策
燃料タンクを対策品に交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3L35GNHFS181433~VF3L35GPHFS349239 |
2018/11/7
オーバーヒートの熱でエンジンの樹脂製部品が変形してエンジンオイルが漏れ、エンジンが焼き付いて走行不能となるおそれ
・不具合の概要
エンジンコントロールユニットにおいて、冷却系統の異常を検知するための制御プログラムが不適切なため、冷却系統に異常が発生した場合、運転者に対する警告及びエンジン保護制御が行われず、オーバーヒートすることがある。そのため、オーバーヒートの熱でエンジンの樹脂製部品が変形してエンジンオイルが漏れ、最悪の場合、エンジンが焼き付いて走行不能となるおそれがある。
・対策
エンジンコントロールユニット制御プログラムのバージョンを確認し、該当するものは、対策プログラムに書き換え
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LHAHWWHS125611~VF3LHAHWWHS203294 |
ステーションワゴン | VF3LJAHWWHS330455~VF3LJAHWWHS335495 |
2018/4/25
スターター電源供給ハーネスの被覆が損傷し、短絡して火災に至るおそれ
・不具合の概要
スターター電源供給ハーネスの取り付けが不適切なため、当該ハーネスがEGRバルブ周辺と接触するものがある。そのため、エンジンの振動等によりハーネスの被覆が損傷し、最悪の場合、短絡して火災に至るおそれがある。
・対策
スターター電源供給ハーネスを点検し、取り付け位置に誤りがあった場合は、正しい位置に変更する。また、被覆が損傷していた場合は当該ハーネスを新品と交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LHAHWWGS005630~VF3LHAHWWHS096770 |
ステーションワゴン | VF3LJAHWWFS330968~VF3LJAHWWHS095348 |
ルーフスポイラーがルーフに接触し、テールゲートドアから剥がれて脱落するおそれ
・不具合の概要
テールゲートドアにルーフスポイラーを取り付けるための接着剤が不適切なため、高温の環境下でルーフスポイラーが変形するものがある。そのため、そのままの状態でテールゲートドアの開閉操作を行うと、ルーフスポイラーがルーフに接触し、テールゲートドアから剥がれて脱落するおそれがある。
・対策
テールゲートドアのシリアル番号を確認し、対象のものはテールゲートドアを良品に交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
ステーションワゴン | VF3LRHNYWFS340506~VF3LRHNYWGS006994 |
2018/3/16
ロアアームが外れ、かじ取り操作ができなくなるおそれ
・不具合の概要
フロントサスペンションとロアアームを取り付けているボルトにおいて、ボルトの強度が不足しているため、当該ボルトが折損し、異音が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ロアアームが外れ、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。
・対策
ボルトを対策品に交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LPHNYWES276950~VF3LPHNYWFS022491 |
ステーションワゴン | VF3LRHNYWES278693~VF3LRHNYWFS022836 |
2017/5/31
❶ドアの開閉ができなくなったり、走行時の振動によりドアロックが解除し、走行中にドアが開くおそれ
・不具合の概要
前席および後席のドアにおいて、ドアロック装置の組付け作業が不適切なため、ロック機構が固着することがある。そのため、ドアの開閉ができなくなったり、走行時の振動によりドアロックが解除し、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがある。
・対策
ドアロック装置を点検し、不具合品が組み付けられているものは良品と交換。
❷バルブロックボルトが損傷し、急激にタイヤの空気が抜け、走行不能となるおそれ
・不具合の概要
走行装置(ホイール)において、タイヤエアバルブの組付けの作業指示が不適切なため、当該バルブがホイールに正しく組み付けられていないものがある。そのため、タイヤから空気が漏れ、そのままの状態で使用を続けると、タイヤ空気圧が低下し、警告灯が点灯、または、走行時の振動等によりバルブロックボルトが損傷し、急激にタイヤの空気が抜け、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。
・対策
タイヤエアバルブを新品と交換し、正しく組み付け。
形状 | 車台番号 | 該当 |
---|---|---|
ハッチバック | VF3L35GNHFS162209~VF3L35GNHGS102029 | ❶❷ |
ハッチバック | ABA-T9HN02 VF3LPHNYW FS210531~VF3LPHNYW FS305453 | ❶ |
ステーションワゴン | VF3LRHNYWFS212168~VF3LRHNYWFS306095 | ❶ |
2015/10/29
口アアームが外れ、かじ取り操作ができなくなるおそれ
・不具合の概要
フロントサブフレームと口アアームを取り付けているボルトにおいて、ボルトの強度が不足造、装置又は性能の状況及びモの原しているため、当該ボルトが折損し、異音が発生するちのがある。そのため、そのままの状因態で使用を続けると、口アアームが外れ、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。
・対策
ボルトを良品に交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF3LPHNYWES060698~ VF3LPHNYWES284549 |
ステーションワゴン | VF3LRHNYWE5107032~ VF3LRHNYWE528620 |
プジョー308 T7型のリコール一覧 5件
2013/1/18
ステアリングギヤボックスの固定が外れてステアリング操作ができなくなるおそれ
・不具合の概要
ステアリングギヤボックスを固定するためのスタッドボルトの取付けナットに締め付けの不十分なものがあり、ステアリングを操作した際に異音が発生することがある。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ステアリングギヤボックスの固定が外れてステアリング操作ができなくなるおそれがある。
・対策
ステアリングギヤボックス取付けナットを規定のトルクで点検し、締め付けが不十分な場合は、ステアリングギヤボックスを交換。当該取付けナットが規定のトルクで締め付けられていた場合は、スタッドボルト及び取付けナットを規定のトルクで締め付け。
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF34C5FV8B5200B02-VF34C5FVAB5226775 |
2012/10/18
クラッチの操作ができなくなり、変速できなくなるおそれ
・不具合の概要
動力伝達装置のクラッチ油圧配置において金属製パイプとゴムホースの接続部分に力シメの不十分なものがある。そのため、当該箇所からクラッチオイル漏れをおこして、オイルレvベル警告灯が点灯する。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、クラッチの操作ができなくなり、変速できなくなるおそれがある。
・対策
当該油圧配管を良品と交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF34C5FXH55403668-VF34C5FXH95006362 |
ハッチバック | VF34AFYH55392398 |
2010/5/31
シートバックが操作者の意図と異なった方向に作動して、元の位置に戻せなくなるおそれ
・不具合の概要
シート位置記憶ユニットのプログラムが不適切なため、シートバック位置の検出センサー故障時にシートバック位置が正しく検出されず、この状態でシートバックを調整すると、シートバックが操作者の意図と異なった方向に作動して、元の位置に戻せなくなる場合があり、安全に着席できないおそれがる。
・対策
プログラムを改善したシート位置記憶ユニットと交換
形状 | 車台番号 |
---|---|
コンバーチブル | VF34B5FTF9S033051-VF34B5FTF9S197218 |
ステーションワゴン | VF34A5FYH55044448-VF34A5FYH55392398 |
2010/2/26
前照灯スイッチがOFFの時に前照灯が点灯する、または前照灯スイッチがONの時に前照灯が消灯するおそれ
・不具合の概要
ボディ電装品制御ユニットの前照灯スイッチの位置を識別するプログラムが不適切なため、前照灯スイッチの操作位置を正しく認識できないことがある。そのため、前照灯スイッチがOFFの時に前照灯が点灯する、または前照灯スイッチがONの時に前照灯が消灯するおそれがある。
・対策
ボディ電装品制御ユニットのプログラムを書き換え
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF34C5FTF55086531-VF34C5FTF55157508 |
ハッチバック | VF34A5FYH55044448-VF34A5FYH55176850 |
ステーションワゴン | VF34H5FTF55133896-VF34H5FTF55153601 |
2009/2/10
前照灯スイッチが0FFの時に前照灯が点灯する、又は前照灯スイッチが0Nの時に前照灯か消灯するおそれ
・不具合の概要
ボディ電装品制御ユニットの前照灯スイッチの位置を識別するプコクラムが不適切なため、前照灯スイッチの操作位置を正しく認識できない事がある。そのため、前照灯スイッチが0FFの時に前照灯が点灯する、又は前照灯スイッチが0Nの時に前照灯か消灯するおそれがある。
・対策
ボディ電装品制御ユニットのプログラムを書き換え
形状 | 車台番号 |
---|---|
ハッチバック | VF34C5FTF55086531~VF34C5FTF55157508 |
ハッチバック | VF34A5FYH55044448~VF34A5FYH55176850 |
ステーションワゴン | VF34H5FTF55133896~VF34H5FTF55153601 |
リコール対応は早めがおすすめ!
ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。
CARTUNEではリコールに関する投稿などもプジョー308オーナーから寄せられていますのでオーナーの投稿も是非御覧ください。