ミライースのリコール一覧と対応方法を解説 | CARTUNEマガジン
ミライースのリコール一覧と対応方法を解説

2023年11月02日 (更新:2024年01月16日)

ミライースのリコール一覧と対応方法を解説

あなたのミライースはリコール対応済み?ミライースのリコール一覧と対応方法を詳しく解説。ミライースのオーナーなら一度は確認しておきましょう!

自動車のリコールについて

KAZUさんのミライースLA350Sの画像
リコール対象と同型のモデル
引用元:KAZUさんの投稿

リコール制度

自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。

リコールの対策は有料?無料?

自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。

リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。

リコールの確認方法

HaruさんのタントカスタムLA610Sリコールの画像
ダイハツのリコール通知
引用元:Haruさんの投稿

リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!

メーカー販売店で購入した場合

新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。

中古車販売店で購入した場合

一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。

中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!

リコール対象だった場合の対応

リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。

❶ディーラーへ連絡

まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。

❷整備工場の予約

ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。

また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!

❸対策の実施

対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!

ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のミライースがリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。

ミライースLA350型のリコール一覧 4件

U8さんのミライースLA350Sサスペンションの画像
リコール対象と同型のモデル
引用元:U8さんの投稿

2023/5/26

燃料ポンプが作動不良となり走行中エンストに至るおそれ

・不具合の概要

燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。

・対策

燃料ポンプを対策品と交換

車台番号
LA350S-0156760~LA350S-0177337
LA360S-0029924~LA360S-0033743

2021/6/24

燃料ポンプが作動不良となり走行中エンストに至るおそれ

・不具合の概要

燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。

・対策

燃料ポンプを対策品と交換

車台番号
LA350S-0020610~LA350S-0065517
LA350S-0080652~LA350S-0156759
LA360S-0004170~LA360S-0012303
LA360S-0015385~LA360S-0029923

2020/10/15

後輪ブレーキのシューとドラムの隙間を自動で調整する機構が作動しなくなるおそれ

・不具合の概要

後輪ブレーキのシューとドラムの隙間を自動で調整する機構(ストラットセット)において、部品組立時のグリス塗布設備の管理が不適切なため、アジャスタボルトのネジ面のグリス塗布量が不足しているものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ネジ面が錆びて固着し、自動調整機構が作動しなくなるおそれがあります。

・対策

アジャスタボルトを点検し、固着しているものは、ストラットセットを良品に交換。固着していないものは、ネジ面を清掃し、グリスを塗布。

車台番号
LA360S-0008364~LA360S-0016594

2020/3/12

ハンドル操作ができなくなるおそれ

・不具合の概要

ステアリングホイールにおいて、ステアリングコラムとの取付け作業が不適切なため、走行中の操舵等の入力により、取付けナットが緩み、嵌合部にガタが発生するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ガタが大きくなり、最悪の場合、当該嵌合部が外れ、ハンドル操作ができなくなるおそれがあります。

・対策

ステアリングホイールの取付け状態を点検し、取付けナットを規定トルクで締付け。なお、取付け状態に異常が認められる場合は、ステアリングホイールを正しく取付け。

車台番号
LA350S-0146377~LA350S-0172940
LA360S-0027762~LA360S-0032819

2019/4/11

後輪ブレーキのシューとドラムの隙間を自動で調整する機構が作動しなくなるおそれ

・不具合の概要

後輪ブレーキのシューとドラムの隙間を自動で調整する機構(ストラットセット)において、部品組立時のグリス塗布作業が不適切なため、アジャスタボルトのネジ面にグリスが塗布されていないものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ネジ面が錆びて固着し、自動調整機構が作動しなくなるおそれがあります。

・対策

アジャスタボルトを点検し、固着しているものは、ストラットセットを良品に交換。固着していないものは、ネジ面を清掃し、グリスを塗布。

車台番号
LA360S-0000062~LA360S-0002186

ミライースLA300型のリコール一覧 1件

ピスンさんのミライースLA300Sの画像
リコール対象と同型のモデル
引用元:ピスンさんの投稿

2023/2/16

停車時等にエンストして発進できなくなるおそれ

・不具合の概要

自動無段変速機(CVT)のトルクコンバータにおいて、内部ベアリングの製造が不適切なため、摺動面に凹凸があり、使用過程で凹凸により当該ベアリングが異常摩耗して破損することがあります。そのため、ベアリングの破片がトルクコンバータ内部に飛散し、異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、破片がトルクコンバータ内部に噛み込み、停車時等にエンストして発進できなくなるおそれがあります。

・対策

トルクコンバータを良品と交換

車台番号
LA300S-0039630~LA300S-0043477
LA300S-1203863~LA300S-1231625
LA310S-1043106~LA310S-1049913

リコール対応は早めがおすすめ!

こたろうさんのミライースLA300Sの画像
リコール対象と同型のモデル
引用元:こたろうさんの投稿

リコール対象と同型のモデル

ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。

CARTUNEではリコールに関する投稿などもミライースオーナーから寄せられていますのでオーナーの投稿も是非御覧ください。

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