2022年12月11日 (更新:2024年08月28日)
旧車・クラシックカーのおすすめエンジンオイルは?ユーザーレビューまとめ
エンジンオイルのチョイスはクルマ好きにとっての永遠のテーマ。今回は旧車・クラシックカーオーナーが愛用しているエンジンオイルを特集します。
各部のクリアランスが広い旧車エンジン
旧車(クラシックカー)のエンジンは、加工精度や設計環境などの影響により現行車と比較するとエンジン内部の各パーツ間のクリアランスが広め。とくにキャブレター車やキャブレター車と同じエンジンを搭載しているインジェクション車はこの傾向にあります。
低温側が硬めのオイルをチョイス
各パーツ間のクリアランスでもエンジンオイルに直結するのがピストンとシリンダーとの間のピストンクリアランスというもの。旧車はここが広く、エンジン低温時に圧縮空気が漏れてしまいがちでしっかりと空気を圧縮できません。そのため低温側が15や20の高めの粘度のオイルを使用して、このすき間をしっかりと埋めるあげる必要があります。
オイルは鉱物油がベスト
旧車の場合、各部のオイルシールが現在の化学合成油に対応できていないことがあります。当時採用されていた純正相当の鉱物油オイルを使用することで、各シールを痛めることなく稼働が可能です。
CASTROL CLASSIC
カストロールのクラッシック20-50Wの5ℓを使用してます😊 クラッシックミニは、エンジンオイルとミッションオイルを併用してる為、5ℓ必要なんです😅
ピストンやメタルのクリアランスの広いエンジンのシール性を向上。同時に高温時の油圧低下や油膜切れ抑制に優れています。キャブレター車特有の燃えカスやスラッジ成分を分散する清浄成分がブレンドされた旧車専用オイルです。
Valvoline VR1 RACING
Valvoline エンジンオイル VR1 RACING20W-50 鉱物油 946ml 2000km前後で、オイル交換してるので、近所で手に入るのにしてますよ。
Valvoline VR1 RACINGは、スラッジの発生とオイルの泡立ちを最小限に抑え、高温時のエンジン保護性能に優れた鉱物油エンジンオイル。特殊フリクションモディファイヤーによってフリクションロスやパワーの低下を抑え、添加剤によって摩耗を防止し回転をスムーズにします。
MOTUL 5100 4T
オイルはMOTUL。 バイク用。 5100 15w-50 古いエンジンなのでオイルは当然に固いもの。
5100 4Tは、ロードバイクやオフロードバイク・ビックスクーターなど様々な二輪車に使用可能なモーターサイクル用エンジンオイル。せん断安定性に優れたエステル配合の化学合成オイルで、エンジンおよびギアボックス保護性能を高度なレベルで実現しています。二輪車用オイルですが、四輪車にも使用可能です。
Royal Purple XPR
ロータスヨーロッパに入れているオイルはロイヤルパープルのXPR20W/50です、元々アメリカで軍事車両用に開発されたオイルの様です、エンジントラブル等が合ってはならない車両ですからね! 走行距離が少ないので、春の冬眠明けの走り出す時に年一回エレメントと一緒に交換して居ます。ミッションオイルもロイヤルパープルです。流石に固いオイルなので気温がマイナスになるとセルの回りが悪くエンジンが掛からない事が有りますね
Royal Purple XPRは、さまざまなモータースポーツで使用されているエンジンオイル。独自添加剤Synerlec®によって優れた潤滑性能を発揮し、始動時はもちろん、エンジンへの負荷の大幅な低減を実現します。
WAKO’S TR
ミニのエンジンオイルはミッションと共用なので比較的高粘度の物を使用します。 サーキットも走るので、まず高温になってもしっかり油圧がかかりタレない事、その次にシフトチェンジによるギアの入り安さ重視しており、良く回るは二の次ですw って事で僕は、ワコーズのトリプルRを使ってます。 100%化学合成油なのでシールへの攻撃性は高いですが、エンジンやミッションを傷めたり壊すよりかはマシかなとw このオイル良いですよ。 油温140℃くらいまで上がってもしっかり油圧はかかるし、シフトフィーリングも安定しています。 良く回る!を体感出来たのはNUTECでしたがミッションと相性悪かったので辞めました。
WAKO’S独自のテクノロジーを駆使した高スペックオイル。相反するレスポンス性と耐熱ダレ性を高次元でバランスすることで、高いフィーリングが長く持続するオイルを実現。街乗りからサーキットまで、幅広いフィールドで性能を引き出します。
特殊ながらいくつか選択肢がある
旧車用のエンジンオイルは粘度が高くあまりメジャーではありませんが、いくつかの商品があり選択肢も豊富です。旧車は100%化学合成オイルを使用したりすると本当にオイル漏れがひどくなったりと難しい世界。自分の車の年代や純正採用オイルを参考に、現在販売されているオイルで使用できそうなものをチョイスしてみましょう。