ランエボ歴13年超え!オレンジMT主催者が操るフルチューンエボ6!【オレンジMT】 | CARTUNEマガジン
ランエボ歴13年超え!オレンジMT主催者が操るフルチューンエボ6!【オレンジMT】

2020年12月16日 (更新:2022年08月04日)

ランエボ歴13年超え!オレンジMT主催者が操るフルチューンエボ6!【オレンジMT】

2020年11月のオレンジMTの主催者のランサーエボリューション。ランエボとオレンジに対するオーナーの熱い想いがひしひしと伝わってくる1台。こだわり満載のカスタムも必見です!

愛車&オーナー情報

  • 車種:三菱 ランサーエボリューションVI GSR
  • 年式:1999年(平成11年)
  • 走行距離:160,000km
  • ボディカラー:Audi ソーラーオレンジベース(オールペン)
  • オーナー:オレンジエボ
  • 所有年数:13年4ヶ月

ランエボ歴13年!

今回ご紹介するランエボ6は、何を隠そうオレンジMTの主催者であるオレンジエボさんの愛車だ。

ほぼノーマルの状態で購入してからコツコツとチューニングされたエボ6は、今ではいじってないところを探す方が難しいほど。所有歴も13年を超えていて、まさに”愛車”である。

そして驚かされるのは、このオレンジのエボ6の他に、もう1台エボ6を所有されているということ。気になる人はアプリでオーナーのガレージへ訪れてみてほしい。

オレンジxカーボン

カスタムが凄すぎてどこから話を伺えば良いか迷ってしまい、オーナーに愛車のカスタムポイントを伺ってみた。

「オレンジボディとカーボンパーツのバランスに特にこだわっています。」

確かに車をぐるりと一周見てみると、ボンネットにトランク、エアロ、ピラーなど、各所にカーボンパーツが使用されている。

ボディカラーはアウディのソーラーオレンジをベースに赤みを強めパールを追加した、完全なオリジナルカラーで塗られている。やや蛍光色寄りなオレンジは膨張して見えてかなりの存在感を放つところだが、多くのカーボンパーツによってうまく引き締められている。

もしもこのカーボンパーツが全てボディ同色で塗装されていたら、全く印象の異なる別の車になっていただろう。

外装周りは”Varisのデモカー”と言っても過言ではない。CP9A用にラインナップされているほとんどのアイテムを装着し、統一感のある外装に仕上がっている。

そして特筆すべきはサイドステップだ。CT用のサイドエアパネルを加工流用していて、フロントの大型エアガイドからの繋がりを見事に作り上げている。

内装もフルカスタム!

ボリュームのある外装に引けを取らない内装。まず目に飛び込んでくるのはオレンジのRECAROのRMSだ。なんとこれ、ボディ同色に塗装してあるのだそう。世界に2脚だけの逸品である。

それにこんな複雑な形状のシート、塗装が大変そう...と思ったのだが、

「案外知られてないんですけど、パッドはマジックテープで付いているので、簡単に外せるんですよ」

と目の前でベリっと剥がして見せてくれた。筆者ももちろん知らず、目から鱗だった。

さらにはチラッと写っているリアシートにも特注のカバーを装着。フロアマットもオレンジと黒のチェック柄というこだわりで、外装だけでなく内装までもオレンジxブラックで統一されている。

差し色の効いたエンジンルーム

エンジンルーム内のボディもしっかりとボディ同色で塗装され、ヘッドカバーもオレンジの結晶塗装が施されている。色彩学に登場する色相環でちょうどオレンジの対になるブルーの差し色は論理的にも相性の良いカラーで、オレンジを邪魔するどころか見事に調和して良いアクセントとなっている。

もちろん見た目だけでなく性能面もばっちりチューニングされていて、2.2L+GT3037S仕様のエンジンは約500馬力を絞り出すそうだ。

マフラーは「唯一購入当初から装着している」というガナドールのチタンマフラー。またの機会があれば、是非その生音を聴いてみたい。

エボxBBS

「意外とランエボにBBSを履かせてる人ってあんまりいないんです。デザインも好きで被らないので気に入ってます!」

そう言われると、確かにランエボにBBSはそんなにイメージがないなと気づかされた。どちらかといえば、スポークがはっきりしたデザインのホイールのイメージが強い。

さらにオーナーが履かせているのはキャンディーゴールド仕様で10.0J+20というRサイズの、これまた特別なLMだ。エンジンルーム同様、チラリと覗くキャリパーとローターのブルーが良いコントラストとなっている。

タイヤにはBRIDGESTONE POTENZA S007Aの265/35R18を組み合わせる。

今後はメンテナンスを中心に

ランエボ6もすでに20年選手。一通りのカスタムを行ってきたので、今後はメンテナンスを中心に施していくそうだ。

すでにハブベアリングをはじめとする足回りのリフレッシュや、ヘッドライトを新品へ交換したりと、これからも長く乗るためのメンテナンスを始めているオーナー。

今回取材させていただいた第2回オレンジMTも大盛況のうちに幕を閉じ、すでに第3回目以降も開催を予定しているそう。オレンジの車に乗るオーナーにとっても欠かせない存在となりそうだ。

ギャラリー

(photo:CARTUNE運営 Hiroki)

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