3Dr HBのデザイントレンドを変えた名車 ワンダー・シビック

2019年10月03日

3Dr HBのデザイントレンドを変えた名車 ワンダー・シビック

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3Dr HBのデザイントレンドを変えた名車である3代目ホンダ・シビックこと通称「ワンダー・シビック」。今回はワンダーシビックのデザイン、エンジン、レースでの戦績など人気の理由を徹底解説していきます!

3代目シビック 通称「ワンダー・シビック」とは?

ホンダ・シビックとして3代目のモデルとなる通称「ワンダー・シビック」は2代目モデルこと通称「スーパー・シビック」がフルモデルチェンジを行い、1983年に発売されました。初代シビック、2代目とキープコンセプトとされたエクステリアデザインはこの3代目で一新されています。

また、搭載されるエンジンについても発売から約1年後に待望のDOHCエンジンであるZC型がラインナップに追加され、それと共にグレード名「Si」が登場しました。3代目シビック、通称「ワンダー・シビック」(以下、ワンダー・シビック)は色々な点で歴史に残る名車と呼んで差し支えないでしょう。

メカニズムだけではなく3Dr HBのデザイントレンドを変えたエクステリアデザインは他社のハッチバックモデルにも多くな影響を与えました。ワンダー・シビックの特徴や人気を振り返ってみます。

3Dr HBのデザイントレンドを変え、グッドデザイン賞を受賞

ワンダー・シビック 3Dr HBのエクステリアデザインの特徴はリアハッチ周りのデザインによく現れています。ロングルーフから続くリアハッチは急角度でバッサリと切り落としたようなコーダトロンカ形状になっています。VWゴルフやFFファミリアを見慣れためには今までにないデザインにも見えました。

ショーカーや少量生産車では採用例があったとはいえ、量産自動車としては初めて採用されたこのデザインの反響は大きく、自動車としては初めて1984年のグッドデザイン賞を受賞しています。

また、コーダトロンカのデザインは日本だけではなく世界中に大きな影響を与え、似たようなデザインを持つ他社の車がその後、多く見られるようにもなりました。

日本ツーリングカー選手権での活躍

ワンダー・シビックはエクステリアデザインのみにて人気を得たわけではありません。ZC型DOHCエンジンをチューニングしてグループAレースに参戦するとクラス3を制覇するなどレース屋ホンダの面目躍如となる活躍を見せます。

こうした活躍を背景にした人気ぶりは、大阪環状線を舞台にした漫画「なにわ友あれ」にも登場するなどストリートチューニングベースとしても人気を呼びました。

スペックを確認

グレード名 23L 25i Si
全幅 1,630mm
全高 1,340mm
全長 3,810mm
車重 760kg 815kg 900kg
搭載エンジン EV型直列4気筒OHC 1,342cc EW型直列4気筒OHC 1,488cc ZC型直列4気筒DOHC 1,590cc
最大出力 80 PS 100 PS 135 PS
最大トルク 11.3kg-m 13.2kg-m 15.5kg-m

量販グレードとしては直列4気筒1.5リッターエンジン搭載者が主流でしたが、憧れや人気という点ではやはりZC型直列4気筒1.6リッターDOHCエンジンを搭載する「Si」にいつかは乗ってみたいという方も多かったでしょう。

2T-G型や4A-G型など直列4気筒1.6リッターDOHCエンジンを継続的にラインナップしていたトヨタ車に対して久々の復活となったホンダの直列4気筒1.6リッターDOHCエンジンに、ホンダ車ファンは熱狂しました。

CARTUNEユーザーのカスタマイズ例を紹介

グループA参戦車両そのままのような仕上がりのワンダー・シビックです。サーキットでの当時の活躍が思い出されますね!エンジンはZC型から換装されたのでしょうか!?赤いヘッドカバーがクールですね。

コーダトロンカのデザインがよくわかるアングルです。この純正のディッシュホイールもかなり貴重です。登場から30年以上が経過していることを考えると、車両も良い状態で維持されています。オーナーの愛情を感じる一台ですね!

大型ルーフスポイラーやロールケージなど、当時のストリートチューニング車を思い出させる1台です。こちらの車両をモデルに「なにわ友あれ」実写版を作ってくれれば違和感も全くありませんね!

まとめ

3Dr HBのデザイントレンドを変えた名車、ワンダー・シビックを振り返ってみました。他社にも大きな影響を与えるデザインで登場した車は時間が経っても古さを感じさせません。ユーズドカー市場でも出品車自体が減少していますので今後はCARTUNEユーザーの皆さんなどに支えられながらこの名車が拝見できることを今後も期待したいですね!