実用性で右に出るものナシ!?ハイブリッド4WD8選をランキング形式で紹介します!

2019年08月13日

実用性で右に出るものナシ!?ハイブリッド4WD8選をランキング形式で紹介します!

優れた燃費性能を実現しているハイブリッドカー。ハイブリッドカーの多くが採用している駆動方式は2WDが多いですが、中には4WDを採用している車種もあります。今回はおすすめのハイブリッド4WD車をランキング形式でご紹介します。

ハイブリッド4WDとは?

そもそもハイブリッド4WDとはどのようなシステムなのでしょうか。ハイブリッド4WDとは、その名の通りハイブリッドシステムと4WDを組み合わせたシステムのこと。ハイブリッドカーは駆動方式2WDを採用していることが多いです。

2WDは4WDと比べて構造上エネルギーロスが少なく、車両重量も小さくなっています。そのため、燃費性能が大きく向上するハイブリッドシステムとの相性が良いです。もちろん、4WDとハイブリッドシステムの相性が良くないわけではありません。

コストや構造上の問題からハイブリッド4WDはメーカーから避けられていましたが、近年は徐々にハイブリッド4WDの種類が増えつつあります。今回は国産車の中でハイブリッド4WDを採用しているおすすめ車種をピックアップしました。

ランキング第8位:日産・セレナ

1991年から現在にかけて日産が製造及び販売を手がけているセレナ。使い勝手の良いボディサイズと広大な車内空間を実現しているミドルサイズミニバンです。元々は商用車ベースとして販売されていたこともあり、FRレイアウトを採用していました。

しかし、FFレイアウトを採用した完全乗用車ベースのミニバンが一世を風靡したことで、セレナも2代目モデル以降はFFレイアウトを採用しています。また、乗用車ベースのミニバンとしてははじめて両側スライドドアを採用した車種としても有名です。

セレナは親しみのあるエクステリアデザインが魅力的でしたが、フルモデルチェンジを実施するたびに存在感のあるエクステリアデザインへと変更。現在では幅広いユーザーを獲得することに成功して、ミニバン販売台数No.1の座に輝いています。

セレナの特徴

5代目モデルにあたる現行セレナは、2016年に発売されました。日産のグローバルデザインである「Vモーショングリル」を新たに採用。上級ミニバンであるエルグランドを彷彿とさせる上下2分割のヘッドライトも引き続き採用しました。

これにより、先進的かつ存在感のあるフロントマスクを実現しています。廉価グレードを除くすべてのグレードに「S-HYBRID」もしくは「e-POWER」を搭載することで、ハイブリッドミニバンとしての地位も確立しました。

また、セレナは同一車線運転操作支援システムである「プロパイロット」をはじめて採用。リーズナブルな価格の大衆ミニバンでありながら、ハイブリッドシステムと充実した先進安全技術を武器に、幅広いユーザーから受け入れられているようです。

インテリア・実用性

引用元:https://www3.nissan.co.jp

続いて、セレナのインテリアをチェックしてみましょう。セレナのインパネ周りはシンプルながらも上質感のあるデザインを採用しています。ダッシュボード上に視認性の高い大型メーターパネルを配置して、目線移動を最小限に情報を把握できるようになりました。

収納スペースをいたるところに配置することで、実用性はばっちり。2列目シートおよび3列目シートは、快適に移動できる広さが確保されています。ドリンクホルダーやシートバックテーブルが備わっているので、軽食程度なら車内で済ませることができそうです。

また、セレナは3列目シートを跳ね上げることができます。3列目シートを使用しないときは跳ね上げて、広大なラゲッジスペースを確保することもできるのです。大人数での移動はもちろん、大きな荷物を積載したいときもセレナなら問題ありません。

走行性能・燃費

引用元:https://www3.nissan.co.jp

セレナは大きく分けて、標準モデルとe-POWERモデルの2種類に分けることができます。標準モデルは2.0L・直列4気筒エンジンを搭載しており、最高出力は150馬力、最大トルクは20.4kgmです。4WDを選択すれば、力強い走りを実現することができます。

e-POWERモデルが搭載しているエンジンは1.2L・直列3気筒エンジン。このエンジンは主に発電専用として駆動して、高出力モーターのエネルギーを生み出します。高出力モーターの最高出力は136馬力、最大トルクは32.6kgmとハイパワーです。

標準モデルが搭載しているのはあくまでマイルドハイブリッドなので、燃費性能は15.0~17.2kgmと大きく秀でているわけではありません。しかし、e-POWERモデルは26.2km/Lと、コンパクトカーや軽自動車並みの燃費性能を実現しています。

独断と偏見!?おススメ度は?

2016年の発売から早くも3年が経過しているセレナ。2019年8月には初のビッグマイナーチェンジが実施されます。このビッグマイナーチェンジによって、セレナはさらに魅力的なミドルサイズミニバンになることは間違いありません。

ミニバンとしては非常に魅力的なモデルではあるのですが、セレナの大きなウリのひとつであるe-POWERは、残念ながら4WDの設定がありません。そのため、セレナの4WDを購入するのであれば必然的にS-HYBRIDモデルになります。

S-HYBRIDはマイルドハイブリッドなので、e-POWERのように優れた燃費性能は備わっていないのです。e-POWERに4WDの設定があればセレナはもっと上位に食い込むことができたのですが、今回は第8位という結果になりました。

おススメ度:★★★☆☆

ランキング第7位:ホンダ・ヴェゼル

2013年の発売以降、コンパクトSUVトップクラスの販売台数を維持し続けているヴェゼル。ヴェゼルはホンダが製造及び販売を手掛けている車種で、コンパクトSUVというジャンルでありながら、広大な車内空間と高い実用性を両立しているファミリーカーです。

ホンダの売れ筋コンパクトカーであるフィットをベースに開発されたSUVですが、ボディサイズや内外装の質感などフィットとは大きく異なっていることがわかります。様々なパワートレインを採用しているところもヴェゼルの人気の秘訣です。

リーズナブルな価格のSUVが欲しいユーザーにはガソリンモデルを、経済的かつ環境性能の高いSUVが欲しいユーザーにはハイブリッドモデルを用意。2018年には走りの楽しさを求めるユーザーに向けて、ターボモデルが追加設定されました。

ヴェゼルの特徴

ヴェゼルをひと言で表すと「様々なボディタイプの良いとこ取りを実現した車」です。ボディタイプはコンパクトクロスオーバーSUVにあたるヴェゼルですが、そのエクステリアにはSUVの力強さとクーペの美しさが表現されています。

さらに、ミニバンの実用性の高さやコンパクトカーの使い勝手、燃費性能など様々なボディタイプの魅力をヴェゼルは凝縮しました。多数の魅力が備わったSUVでありながら、リーズナブルな価格を実現しているところも大きなウリのひとつです。

2018年末に実施されたマイナーチェンジによって、ヴェゼルは商品価値を大きく向上。最大の強敵であるトヨタ・C-HRにSUV販売台数No.1の座を奪われていましたが、マイナーチェンジ以降はC-HRに負けず劣らずの販売台数を記録しています。

インテリア・実用性

引用元:https://www.honda.co.jp

続いて、ヴェゼルのインテリアをチェックしてみましょう。コンパクトSUVは内外装のデザイン性が重視されるジャンルです。そのため、ヴェゼルも200万円台から購入できる車とは思えない上質かつデザイン性の高いインテリアを実現しています。

インテリアカラーはなんと7色も設定されていて、上記の画像のような高級感のあるインテリアカラーをチョイスすることも可能です。センターコンソール下部には収納スペースが配置されているなど、デザイン性だけではなく実用性も考慮されています。

ヴェゼルは後部座席の実用性の高さも魅力的。コンパクトカーの中でも特に車内空間が広いフィットをベースにしたことで、コンパクトSUVの中でもNo.1の足元スペースを確保しました。成人男性でもゆっくりとくつろぐことができる快適な後部座席に仕上がっています。

走行性能・燃費

引用元:https://www.honda.co.jp

前述したように、ヴェゼルには大きく分けて3種類のパワートレインが用意されています。ハイブリッドモデルが搭載しているのは1.5L直列4気筒エンジン+モーターです。エンジンの最高出力は132馬力、最大トルクは16.3kgmとなっています。

ここにモーター最高出力の29.5馬力、モーター最大トルクの16.3kgmが加算。コンパクトSUVとしては抜群の走行性能を実現しているのです。ハイブリッドモデル全車に4WDが設定されているところも、ヴェゼルの大きな魅力だと言えるでしょう。

ヴェゼルのハイブリッドモデルの燃費性能は21.6~23.2km/Lとなっています。コンパクトSUVとしては十分すぎるほどの数値を記録していることがわかりますね。ヴェゼルは実用性だけではなく、経済性においても秀でています。

独断と偏見!?おススメ度は?

ヴェゼルは2013年から販売されており、コンパクトSUVとしては古株モデルになります。しかし、2018年末のビッグマイナーチェンジによって商品価値を大きく向上させているため、他社のコンパクトSUVと比べて見劣りするということはありません。

何より、ハイブリッド4WDの設定があるコンパクトSUVはとても貴重です。走行性能と経済性を両立しているだけではなく、デザイン性や実用性、使い勝手の良さなどヴェゼルは様々な魅力を兼ね備えている欲張りな車に仕上がっています。

発売したてのモデルであれば、もっと上位に食い込むことができるのですが、残念ながらヴェゼルは発売から6年が経過。車両の熟成こそ進んでいますが、フルモデルチェンジの時期がそう遠くはないため、今回は第7位という結果になりました。

おススメ度:★★★★☆

ランキング第6位:レクサス・NX

トヨタの高級車ブランドであるレクサス。同社が2014年に新たに投入したコンパクトクロスオーバーSUVがNXです。元々はレクサスのエントリーSUVを担う役割がありましたが、現在はさらに車格が下のUXがエントリーSUVの役割を担っています。

NXはトヨタのミドルサイズSUVであるハリアーと共通のプラットフォームを採用しています。そのため、コンパクトSUVとは銘打っていながらも、ボディサイズは他社のコンパクトSUVと比べてひと回りほど大きいです。

コンパクトSUVというよりは、やや小柄なミドルサイズSUVという認識が正しいと思います。比較的リーズナブルな価格で販売されていながら、レクサスブランドならではの上質感や特別感を堪能することができる車種がNXなのです。

NXの特徴

NXの最大の特徴は、なんといっても高級車の品格が漂うエクステリアデザインでしょう。切れ長のヘッドライトとL字形状のデイライト、そしてレクサスのアイデンティティである「スピンドルグリル」によって先進的かつ精悍な顔つきに仕上がっています。

SUVの力強さを感じるフォルムやアグレッシブなテールランプなど、上質感と個性を高い次元で両立したエクステリアデザインです。そんなNXには2.0L直噴ターボを搭載したガソリンモデルと2.5L直列4気筒NAを搭載したハイブリッドモデルの2種類があります。

詳細は後述しますが、NXのハイブリッドシステムは一般的なハイブリッドシステムとはまったく異なるもので、優れた燃費性能と力強い走りを実現しているのです。高級車ブランドの車種とはいえ、実用性や経済性についてもしっかりと考慮されています。

インテリア・実用性

引用元:https://lexus.jp

続いて、NXのインテリアをチェックしてみましょう。NXは発売が5年前ということもあって、 インテリアのデザイン性において目新しさはありません。しかし、ひと目見るだけでもその上質感や特別感が伝わってきます。

デザイン自体は非常に個性的なため、目新しさこそありませんが古さを感じるというわけでもないです。インパネ中央のシャンパンゴールドがとてもおしゃれ。レザーを使用している部分には、レッドステッチでアクセントが加えられています。

もちろん、車内での使い勝手や実用性に関しても申し分ありません。収納スペースはやや少ないですがドリンクホルダーは使いやすい所に配置されています。スイッチ類は直感的に操作することができ、非常に実用的な高級車であることがわかるでしょう。

走行性能・燃費

引用元:https://lexus.jp

NXのハイブリッドモデルであるNX300hが搭載しているエンジンは、2.5L直列4気筒エンジンです。最高出力は152馬力、最大トルクは21.0kgmを発生します。このエンジンに、ハイブリッドシステムのモーター出力が加算されます。

4WDモデルの場合はフロントモーターだけではなく、リアモーターも追加。リアモーター は最高出力68馬力、最大トルク14.2kgmを発生します。モーターが前輪と後輪それぞれをアシストするので、走行性能は非常に高いです。

そんなNX300hの燃費性能は19.8~21.0km/Lとなっています。コンパクトSUVとしては大柄なボディサイズであり、高い走行性能を実現しているにもかかわらず、これだけの数値を記録しているところが魅力的ですよね。

独断と偏見!?おススメ度は?

NXは2014年から販売されており、現時点で発売から5年が経過しています。現在のレクサスがラインナップしている車種の中では古株モデルにあたり、フルモデルチェンジまでの時間はそう遠くないことが予想されています。

エクステリアデザインはまだまだ通用しますが、インテリアデザインは目新しさがなく、このままでは商品価値が下がっていく一方です。もちろん、レクサスはNXの商品価値を維持するためにマイナーチェンジや一部改良を実施しています。

それを踏まえると、これからでも十分におすすめできるハイブリッド4WDです。しかし、燃費性能や実用性を重視するのであれば、他社の発売したてのクロスオーバーSUVを選ぶという選択肢もアリです。

おススメ度:★★★★☆

ランキング第5位:スバル・フォレスター

スバルが1997年から製造及び販売を手掛けているロングセラーモデル、フォレスター。クロスオーバーSUVが世界的なトレンドとなる以前から、スバルの人気車種としてラインナップにその名を連ねていたミドルサイズSUVです。

初代モデルから一貫して同じくスバルのロングセラーモデルであるインプレッサとプラットフォームを共有しており、モノコック構造のSUVであることが知られています。クロスオーバーSUVはクロカンSUVと比べて、悪路走破性が高くありません。

しかし、フォレスターはスバルがこれまで培ってきた電子制御4WDの技術を惜しむことなく採用したことで、高いオフロード性能を有しています。2代目モデルまでは車高を下げてオンロードでの走行性能を高めた「STI」バージョンも設定されていました。

フォレスターの特徴

現行フォレスターの発売は2018年。スバルの共通デザイン言語である「ダイナミック×ソリッド」に基づいた力強いエクステリアデザインを特徴としています。全体的なスタイリングは先代フォレスターのキープコンセプトで、大きな違いはありません。

そのため、発売当初はデザインに目新しさがないことから賛否両論ありました。しかし、販売台数が好調に推移していることを踏まえると、フォレスターのユーザー層にとっては代わり映えしないデザインに親しみを感じていると考えることができます。

もちろん、メカニズム面に関する違いは多数。次世代プラットフォームを採用したことによって、従来のフォレスターと比べて総合性能が大きく向上しました。また、フォレスターとしてははじめて「e-BOXER」と呼ばれるハイブリッドモデルが設定されています。

インテリア・実用性

引用元:https://www.subaru.jp

続いてフォレスターのインテリアをチェックしてみましょう。インパネ周りはスバルの人気車種であるインプレッサやレヴォーグと共通の意匠を採用しています。デザイン性に関しては個性がない反面、親しみやすさや使い勝手の良さを追求しました。

エアコンルーバーやシフトパネル、ステッチなどオレンジのアクセントがあしらわれていて、クロスオーバーSUVらしい遊び心が随所に感じられます。ダッシュボード上部に配置された「ドライバーモニタリングシステム」は視認性が抜群です。

ミドルサイズSUVということもあって、後部座席の広さは十分。ファミリーカーとしても十分活用できる実用性を実現しました。センターコンソール背面にエアコンルーバーが配置されており、後部座席の人も快適にドライブを楽しむことができます。

走行性能・燃費

引用元:https://www.subaru.jp

フォレスターのハイブリッドモデルであるe-BOXERは、2.0L水平対向4気筒エンジンと高出力モーターが組み合わせられています。エンジンの最高出力は145馬力、最大トルクは19.2kgm。ここにモーター出力が加算されることになります。

モーターの最高出力は13.6馬力、最大トルクは6.6kgmとなっており、e-BOXERはいわゆるマイルドハイブリッドであることがわかります。そのため、燃費性能も18.6km/Lと優秀ですが、競合車種と比べて特に秀でているわけではありません。

動力性能に関しては大きな特徴がありませんが、フォレスターはシンメトリカルAWDやX-MODEなどスバル独自のシステムを採用しています。これによって、砂利道や雪道など一般車での走行が難しい路面状況においても安全に走破することが可能です。

独断と偏見!?おススメ度は?

2018年に発売したばかりのフォレスター。エクステリアデザインこそ代わり映えしませんが、メカニズム面は大幅な進化を遂げています。マイルドハイブリッドとはいえ、e-BOXERが新たに採用されているところも魅力的ですよね。

発売からたった1年しか経過していないということで、車両の熟成不足が懸念されますが、フォレスターはスバルがこれまで大切に育ててきたクロスオーバーSUVです。インプレッサとの部品を共用していることもあり、信頼性は高いと思います。

クロスオーバーSUVとしては圧倒的な悪路走破性を実現していながら、18.6km/Lという優秀な燃費性能を実現。ミドルサイズSUVなので実用性もしっかりと考慮されています。ファミリーカーとしての実力は申し分ありません。

おススメ度:★★★★☆

ランキング第4位:日産・エクストレイル

2000年から現在にかけて、日産が製造及び販売を手がけているエクストレイル。日産のラインナップの中核を担っている世界戦略車です。 リーズナブルな価格で購入できるミドルサイズSUVとして高い人気を博しています。

元々はオフロードでの走行性能を追求したクロスオーバーSUVとして登場しましたが、現在販売されている3代目モデルはオンロードユースも視野に入れて開発されました。もちろん、従来のエクストレイルに備わっていたオフロード性能はスポイルされていません。

アウトドアやレジャーでの使い勝手はもちろん、ファミリーカーとしても最適。ユーザーの様々な用途に対応してくれる万能クロスオーバーSUVとなっています。現在もSUVトップクラスの販売台数を維持しているようです。

エクストレイルの特徴

現行エクストレイルは2013年に発売されました。従来のエクストレイルは一貫して、スクエア形状の無骨なスタイリングを採用していましたが、現行エクストレイルでは大きく方向を転換。流麗かつスタイリッシュなクロスオーバーSUVへと変貌を遂げています。

フロントマスクには日産車の証である「Vモーショングリル」を採用。先進的なイメージとSUVならではの力強さを表現しました。エクストレイルには大きく分けて、3種類のパワートレインが設定されています。

また、エクストレイルは5人乗り仕様車だけではなく、7人乗り仕様車が用意されていることも大きな特徴です。ミニバンほどの車内空間は確保されていませんが、エクストレイルたら家族全員でドライブを楽しむことができるはず。

インテリア・実用性

続いてエクストレイルのインテリアをチェックしてみましょう。エクストレイルのインパネ周りは操作性や使い勝手の良さを優先したデザインを採用しています。際立った個性こそありませんが、はじめて乗った人でも直感的に操作ができるような設計です。

アウトドアやレジャーに向いているクロスオーバーSUVということもあって、収納スペースが豊富に用意されています。2列目シートの足元スペースも十分。大容量ラゲッジスペースのおかげで、どんな遊びでも思う存分満喫することが可能です。

エクストレイルの7人乗り仕様車は、3列シートが採用されています。3列目シートは床下格納することが可能です。3列目シートを使わない時は床下格納して、広大なラゲッジスペースとして活用することもできます。

走行性能・燃費

エクストレイルのハイブリッドモデルは「20X HYBRID」と「20Xi HYBRID」の2種類。2.0L直列4気筒エンジン+モーターを搭載しています。エンジンの最高出力は147馬力、最大トルクは21.1kgm。エンジンだけでも必要十分なスペックです。

モーター最高出力は41馬力、モーター最大トルクは16.3kgmとなっています。エンジン+モーター、4WDの組み合わせによって、エクストレイルは優れた走行性能とお財布に優しい燃費性能を両立しました。

エクストレイルのハイブリッドモデルの燃費性能は20.0~20.8km/Lとなっています。駆動方式は2WDと4WDの2種類が設定されていますが、どちらの駆動方式を選択しても燃費性能に大きな差がないところが魅力的です。

独断と偏見!?おススメ度は?

2013年に登場して、現時点で発売から6年が経過しているエクストレイル。一般的にはモデル末期に突入していると言っても過言ではない販売期間ですが、近年の日産は販売期間が長いため、現行モデルのまま販売が継続される可能性は高いです。

エクストレイルはオフロード性能とオンロード性能を両立していながら、実用性や経済性の高さを兼ね備えています。ハイブリッドモデルは5人乗り仕様車のみの設定ですが、7人乗り仕様車もあるので、ファミリーカーとしてうってつけではないでしょうか。

また、日産の売れ筋モデルであるエクストレイルには、同社の先進安全技術が積極的に投入されています。同一車線での運転支援システムである「プロパイロット」やあらゆる路面状況に対応する「インテリジェント 4×4」など、魅力がたっぷりです。

おススメ度:★★★★★

ランキング第3位:スズキ・イグニス

小型車の製造を得意とするスズキが販売しているイグニス。軽自動車のハスラーと普通乗用車のエスクードの中間を埋めるために登場したコンパクトクロスオーバーSUVです。位置づけとしては、初代スイフトの後継モデルにあたります。

スズキの人気コンパクトカーであるソリオと、プラットフォームやパワートレインを共用。スズキの次世代エンジンであるデュアルジェットエンジンを搭載しています。軽量ボディならではの軽快な走りもイグニスの魅力のひとつです。

スズキらしさを表現するために、過去のスズキ車のエクステリアデザインを彷彿とさせる意匠が随所に散りばめられています。フロント周りは親しみやすい愛嬌のあるデザインですが、リア周りはとても個性的な仕上がりです。

イグニスの特徴

イグニスの最大の特徴は、やはり親しみやすいエクステリアデザインでしょう。特にフロントマスクはキュートな顔つきを採用しており、女性ユーザーを中心に人気を博しています。また、イグニスといえば個性的なリアビューも大きな特徴のひとつ。

スズキのロングセラーモデルであるアルトを彷彿とさせる、エッジの利いたテールゲートを採用しています。クロスオーバーSUVとしては唯一無二の個性ではないでしょうか。もちろん、イグニスの特徴はエクステリアデザインだけではありません。

イグニスは5ナンバーサイズに収まる使い勝手の良いパッケージングを実現しています。多くのコンパクトSUVは3ナンバーで、人によっては運転が大変だと感じる人もいるでしょう。そんな人もイグニスの小柄なボディなら安心して運転することができますよ。

インテリア・実用性

引用元:https://www.suzuki.co.jp

続いて、イグニスのインテリアをチェックしてみましょう。イグニスのインパネ周りは、小型車の製造を得意とするスズキらしい遊び心のあるデザインを採用しています。カーナビ周りはタブレットを配置しているようなデザインで、とてもおしゃれです。

メーターパネルやエアコンスイッチからは先進的な印象を感じることができます。一部オレンジのアクセントが入っているところなど、スズキの遊び心を感じることができますね。イグニスはAセグメントに位置するので、後部座席は決して広くありません。

かといって狭すぎるわけでもなく、Aセグメントとしては必要十分。後部座席にアームレストがないところは残念ですが、価格帯を考えると仕方のない部分もあります。後部座席はリクライニングやスライドなども可能で、実用性は高いです。

走行性能・燃費

引用元:https://www.suzuki.co.jp

イグニスは全車ハイブリッドシステムを標準装備しています。搭載しているエンジンは1.2L直列4気筒エンジンで、最高出力91馬力、最大トルク12.0kgmを発生。この数値にハイブリッドシステムのモーター出力が加算されることになります。

エンジン自体は非力ですが、ハイブリッドシステムによるモーターアシストのおかげで軽快に加速することが可能です。そもそもイグニスは車両重量が850~920kgと軽量なので、エンジンの非力さを痛感することや加速がもたつくことは一切ありません。

そんなイグニスの燃費性能は4WDモデルが25.4km/Lとなっています。とても優秀な数値を誇っており、街乗り用途には最適のコンパクトSUVだと言えるでしょう。4WDのおかげで、雨や雪で路面が濡れている状況でも安心して走行することができます。

独断と偏見!?おススメ度は?

2016年に発売して、現時点で3年が経過しているイグニス。スズキは魅力的な車種を多数ラインナップしているので、イグニスの売れ行きは決して好調とは言えません。しかし、それでもイグニスは自信を持ってオススメできるハイブリッド4WD車です。

最大のポイントは、ハイブリッドシステムを搭載しているコンパクトSUVの中で最もリーズナブルな価格を実現しているところ。「HYBRID MG」の4WDモデルであれば、なんと約150万円という価格帯で購入することができます。

4WDモデルでありながら、25.4km/Lという優れた燃費性能を実現しているところも魅力的。普段遣いに最適なコンパクトSUVに仕上がっています。安全装備や快適装備も充実しているうえ、高性能な4WDシステムも備わっていてお買い得です。

おススメ度:★★★★★

ランキング第2位:ホンダ・フリード

ホンダの売れ筋コンパクトミニバンであるフリード。トヨタ・シエンタの競合車種として登場して、ミニバントップクラスの販売台数を記録している人気車種です。元々はホンダがかつて販売していたモビリオの後継モデルとして登場しました。

運転しやすいコンパクトなボディサイズと、ファミリーで活用できる広大な車内空間を実現。ファミリー層に最大限訴求できるパッケージングに仕上がっています。両側スライドドアと低床フロアを採用することで、優れた乗降性を実現しました。

これによって、小さな子どもや年配の方々でも容易に車内へとアクセスできるようになっています。コンパクトミニバンでありながらミドルサイズミニバンに負けず劣らずの実用性を有しており、今やステップワゴンやフィットを超える売れ筋車種へと成長しました。

フリードの特徴

現行フリードは2016年から販売されています。切れ長のヘッドライトやワイドなテールランプを採用することで、ロー&ワイド感を強調。先進的かつスタイリッシュなエクステリアデザインが、大勢のファミリー層に受け入れられているようです。

コンパクトなボディの中に広大な車内空間を実現しているところは先代フリードと同じ。スペース効率を最適化したことで、サイズ感は据え置きのままさらなる広さを実現しました。また、シートアレンジの多彩さもフリードの大きな特徴のひとつ。

多彩なシートアレンジを活用することで、車内空間を無駄にすることなく大きな荷物を積載したり子どもの着替えを済ませたりすることができます。また、派生モデルとして販売されているフリード+はアウトドアやレジャーにうってつけです。

インテリア・実用性

引用元:https://www.honda.co.jp

続いて、フリードのインテリアをチェックしてみましょう。フリードのインパネ周りは、ミドルサイズミニバンに迫るほどの上質感を実現しています。ワイドに広がる木目調パネルが新鮮で、車内に居心地の良さをもたらしてくれるでしょう。

メーターパネルをダッシュボード上部に配置することで、運転中の視線移動を最小限に情報を把握できるようになりました。収納スペースやドリンクホルダー、スイッチ類も使いやすい位置に配置されていることがわかります。

また、フリードには6人乗り仕様車と7人乗り仕様車の2種類がラインナップ。6人の利用者は2列目シートがキャプテンシートになっているので、乗員がゆっくりとくつろぐことができます。また、ウォークスルーのおかげで車内での移動も楽ちんです。

走行性能・燃費

引用元:https://www.honda.co.jp

フリードのハイブリッドモデルが搭載しているエンジンは1.5L直列4気筒エンジンです。最高出力は110馬力、最大トルクは13.7kgmを発生します。この数値にホンダのハイブリッドシステムである「i-DCD」のモーター出力が加算。

車両重量の割には非力なエンジンとなっていますが、i-DCDのモーターアシストのおかげで加速時にもたつきを感じることはありません。さらに、フリードのハイブリッドモデルの燃費性能は25.2~27.2km/Lと、コンパクトカークラスの数値を記録しています。

ハイブリッド4WD車は25.2km/Lです。エネルギーロスが多く車両重量が大きいハイブリッド4WDであるにもかかわらず、優秀な数値を記録しているところがポイント。もちろん、4WDシステムのおかげで走行性能も 秀でています。

独断と偏見!?おススメ度は?

発売から3年が経過しているフリード。まだまだモデル末期とは言えず、現時点ではマイナーチェンジを実施されていません。そのため、フリードを新車で購入するのであればマイナーチェンジを実施した直後がベストです。

フリードはコンパクトミニバンに限らず、小型車の中でもトップクラスの完成度を誇る車種に仕上がっています。ハイブリッド4WDの完成度も高いため、優れた走行性能と高い経済性を両立してくれるのではないでしょうか。

「インテリジェント・コントロール・システム」と呼ばれるフリードの4WDシステムは、各種センサーで路面や走行状態を検知して、状況に応じて2WDと4WDを切り替えてくれます。4WDが必要ないときは2WD走行で燃費の向上に努めてくれるようです。

おススメ度:★★★★★

ランキング第1位:トヨタ・プリウス

ハイブリッド4WD車ランキングの記念すべき第1位に輝いたのは、トヨタ・プリウス。世界初の量産ハイブリッド車として登場したトヨタを代表する人気モデルです。燃費性能と環境性能を追求した次世代の車として知られています。

元々はトヨタ車の中でもニッチな車でしたが、2009年に登場した3代目プリウスが大ヒットを記録。これまで一部の人しか経験したことのなかったハイブリッドカーの魅力を、世間一般に浸透させて、今や国民的大衆車としてのポジションを確立しました。

そんな3代目プリウスは6年間販売されたのち、現行モデルへとフルモデルチェンジします。トヨタの次世代プラットフォームである「TNGA」を採用したことで、商品価値を大きく向上。燃費性能はもちろん、車に求められる基本性能を飛躍的に高めました。

プリウスの特徴

現行プリウスは2015年から販売されています。最大の特徴は国産車No.1の燃費性能を実現しているところ。燃費性能の詳細についてはのちほどお伝えします。もちろん、プリウスの特徴は燃費性能の高さだけではありません。

現行モデルに移行して、その特徴として挙げられるのがエクステリアデザインです。従来のプリウスは先進性を感じさせるスタイリッシュなデザインを採用していました。しかし、現行プリウスはアグレッシブさを強調した個性的なデザインを採用しています。

発売当初は賛否両論あったものの、発売から4年が経過した現在では大勢の人に受け入れられているようです。また、現行プリウスだけに備わっている大きな特徴として4WDの設定が挙げられます。4WDを設定したことで、さらに幅広いユーザーを獲得しました。

インテリア・実用性

引用元:https://toyota.jp

続いて、プリウスのインテリアをチェックしてみましょう。元祖ハイブリッドカーであるプリウスは、ハイブリッドカーに相応しい先進的なデザインを採用しています。インパネ中央に位置する縦型のカーナビはマイナーチェンジで新たに採用されたものです。

元々はプリウスの派生車種であるプリウスPHVの専用装備でしたが、満を持してプリウスにも追加設定されています。ダッシュボード上部に配置されたセンターメーターは視認性が高く、視線移動を最小限に抑えつつ瞬時に情報が把握できるようになっています。

また、プリウスはセダンでありながら広大なラゲッジスペースを実現していることでも有名です。ハイブリッドカーはラゲッジスペースが狭いことが多いですが、プリウスはバッテリーを小型化することで、実用的な容量を確保しています。

走行性能・燃費

引用元:https://toyota.jp

プリウスが搭載しているエンジンは1.8L直列4気筒エンジンです。最高出力は98馬力、最大トルクは14.5kgmとボディサイズの割には非力。しかし、ハイブリッドシステムのパワーが加算されることで、優れた加速性能を実現しています。

そんなプリウスの4WDモデルの燃費性能は34.0km/L。ハイブリッド4WD車の中ではトップクラスの数値を記録しました。ちなみに、2WDであれば燃費性能は37.2~40.8km/Lと国産車No.1の燃費性能を実現しています。

プリウスの4WDは「E-Four」と呼ばれる電気式4WDシステムで、ハイブリッドシステムとの最適化が図られています。前輪および後輪へのトルク自動配分や、スリップ検知時にスムーズに4WDへ切り替えるなど非常に賢いシステムです。

独断と偏見!?おススメ度は?

発売から4年が経過しているプリウス。2018年末には待望のビッグマイナーチェンジが実施され、好みが分かれるエクステリアデザインを万人受けするデザインへと改めました。ハイブリッドカーらしいスタイリッシュなデザインに仕上がっていると思います。

大掛かりなテコ入れが実施された今こそがプリウスの買い時です。エクステリアデザインの変更だけではなく、安全装備の充実化や縦型ディスプレイの採用、オペレーターサービスをはじめとする「コネクティッド・サービス」など多数の魅力が備わっています。

実用性や経済性が抜群で、4WDによって走行性能も高いです。プリウスは間違いなく、ハイブリッド4WD車の中で最高の車種だといえます。プリウスであれば、安全かつ安心、そして快適なカーライフを送ることができるでしょう。

おススメ度:★★★★★

まとめ

今回はハイブリッド4WD車8選をピックアップしたうえで、それらをランキング形式でご紹介しました。ひと昔前は全く充実していなかったハイブリッド4WD車ですが、2019年現在は徐々に増えつつあります。

これからも魅力的なハイブリッド4WD車が続々と登場することは間違いありません。今回のランキングはハイブリッド4WD車に求められる実用性や走行性能、燃費性能などを重点において順位を決定しました。

人によって重視する部分が異なれば、ランキングの順位も変わります。あくまで参考程度にしていただければと思います。皆さんも実用性や経済性に優れるハイブリッド4WD車を購入して、毎日の移動やドライブを快適にしましょう。