2019年08月07日 (更新:2024年08月26日)
【追加メーター】おススメの油温計TOP10を紹介!
エンジンオイルの温度を把握するために必要な油温計。油温計は純正メーターに備わっていることが少ないため、社外品を後付けする人が多いです。今回はそんな油温計のおすすめTOP10をご紹介したいと思います。
油温計とは?
ひと言で追加メーターといっても、エンジン冷却水の温度を示す水温計や加給圧を計るブースト計、オイルの圧力を示す油圧計など様々なメーターがあります。その中でも油温計はエンジンオイルの温度を正確に把握するためのメーターです。
スポーツ走行するうえで取り付けておきたい追加メーターのひとつとなります。スポーツ走行をすると油温が異常に上昇をしてしまい、オイルの劣化やオイルの粘度の低下、最悪の場合にはエンジンブローにつながることがあります。
エンジンブローを起こしてしまうと修理代が50万円以上かかってしまうなんてことは当たり前です。そういったことを避けるためにも油温計は必要不可欠といえるでしょう。続いて、油温計の選び方をお伝えするのでチェックしてください。
油温計の選び方
油温計に限らず、追加メーターにはアナログメーターとデジタルメーターの2種類があります。デジタルメーターは多機能性をウリにしていることが多く、ひとめで多彩な情報を把握することができる反面、価格帯が高価であることが多いです。
また、情報量が多すぎると戸惑ってしまうことがあるため、追加メーター初心者はアナログメーターの購入をおすすめします。アナログメーターは指針が指し示す数値をチェックすることで、愛車の状態を把握することができます。
指針の動作が正確でない製品を購入すると、誤った数値を指し示したり若干ズレが生じたりすることがあります。アナログメーターの油温計を購入する際は、正確な指針動作を実現しているステッピングモーター搭載メーターを購入すると良いでしょう。
1. PRO SPORT PREMIUM EVO
台湾のアフターパーツメーカーであるPRO SPORTS。同社が開発した油温計のひとつが「PREMIUM EVO」です。日本国内においてはDRJ AUTO PARTSから販売されています。ピークホールドとワーニング機能が備わったデジタルメーターになります。
サイズは標準的な60mm。フルデジタルの鮮やかな色合いによって、視認性は抜群です。ハードなスポーツ走行の最中でもひと目で油温を把握することができます。メーターカラーはホワイト/グリーン/ブルー/レッドの4色切替で、自分好みの色を選択可能です。
油温計としての機能が申し分ないだけではなく、インテリアのドレスアップにも効果的です。キーを回した際に作動するオープニングセレモニー機能がスポーティーでカッコよく、スポーツドライビングのやる気を高めてくれますよ。
セット内容・価格
- メーター本体
- 電源線
- センサー線
- センサー
- 3M両面テープ
- メータースタンド
- メーターベゼル
- 1年保証付(センサーは保証対象外)
2. Defi ADVANCE ZD
計器メーカーである日本精機株式会社が展開しているブランド、Defi。同ブランドが開発を手掛けているメーター類は信頼性がとても高く、車の純正メーターの開発にも携わっています。そんなDefiが販売している油温計のひとつが「ADVANCE ZD」です。
こちらの製品は日本精機株式会社が開発した有機ELディスプレイを採用しています。メーターハーネス1本でDefi独自のシステムに接続することが可能です。ドライバーが求める複数の情報をひとまとめにして伝達してくれます。
車速/エンジン回転数/電圧/時計表示の4つが標準機能。油温系として活用するためには、センサーを拡張する必要があります。センサーを拡張してしまえば、油温計以外にも油圧/水温/燃圧/排気温度など様々な情報を表示することができ、とても便利です。
セット内容・価格
- メーター本体
- 専用取付台
- 価格 :32,000円
3. TRUST Sirius Unify
吸排気系パーツからサスペンションまで、様々なアフターパーツ開発を手掛けているTRUST。同社が販売している追加メーターのひとつ「Sirius Unify」は、自発光式透過型デジタルメーターと指針型アナログメーターを組み合わせた製品となっています。
指針型アナログメーターではブースト/水温/油温/油圧/燃圧の5種類、自発光式透過型デジタルメーターでは前述した5種類のほか、電圧/汎用圧力/汎用温度1/汎用温度2の4種類がラインナップされています。
ラインナップごとにセンサーとハーネスを付属しているので安心です。次世代型追加メーターと呼ぶにふさわしい視認性の高さ、先進性の高さを併せ持っています。「Sirius Unify」なら愛車の内装をスポーティーかつ近未来的に彩ることができるでしょう。
セット内容・価格
- メーター本体
- センサー
- ハーネス
- 1年保証付
4. TRD Sports Meter
トヨタグループ傘下のカスタムパーツブランドであるTRD。同社が販売している「Sport Meter」シリーズなら、油温の数値を瞬時に把握することができます。ステッピングモーターの採用によって、ブレのない正確な指針動作を実現しました。
もちろん、エンジンブローを避けるためのワーニング機能も備わっています。あらかじめ設定した数値を上回ると、ワーニングランプが点灯。LED照明を採用しているため、視認性も抜群です。夜間のドライブでも愛車の不調をすぐに把握することができます。
Sports Meterは基本的にどんな車種にも取付可能ですが、トヨタのスポーツカーである86には別売の取付キットを装着することで、一体感のある内装を実現することが可能です。社外品特有の後付け感がないので、86への装着は本当におすすめ。
セット内容・価格
- メーター本体
- 油温センサー(1/8PT)
- 取付ハーネス一式
- 外部コントロールスイッチ
- メーターホルダー
- 価格 :24,000円
5. Defi Defi-Link Meter ADVANCE A1
続いてご紹介する追加メーターは、Defiの「Defi-Link Meter ADVANCE A1」です。Defi-Link ADVANCE Control Unitに接続して使用するメーターとなっていて、油温計をはじめターボ計/油圧計/燃圧計/水温計/排気温度計の7種類があります。
キーを回していないときは目盛りと指針が白く光り、キーを回したときは目盛りと指針に加えて数字が白く光ります。自発光式メーターであることと低反射加工を施したガラスのおかげで、視認性は非常に高くなっています。
文字板にスピンドルヘアライン加工を施すことで金属感が強調され、シンプルな追加メーターらしからぬプレミアム感を演出しました。特別感に酔いしれることができるオープニングセレモニー機能およびエンディングセレモニー機能も備わっています。
セット内容・価格
- メーター本体
- 専用取付台
- 取付金カバー
6. DEPO Racing 7CPK-WAシリーズ
世界各国に自社製品を展開しているDEPO Racing。同社が開発を手掛けている追加メーターは信頼性の面で定評があります。スポーツドライビング初心者からプロレーサーまで、幅広いユーザーが満足できる製品に仕上がっているとのこと。
そんなDEPO Racingが販売している追加メーターが「7CPK-WAシリーズ」です。油温計をはじめブースト計/バキューム計/水温計/油圧計/電圧計/タコメーターなど、バリエーションはとても豊富。すべて電子式メーターとなっています。
リンク式電源を採用しているため、複数の追加メーターの装着によって配線がごちゃごちゃすることがありません。こちらもオープニングセレモニー機能およびエンディングセレモニー機能を採用。スピーディーな演出が愛車の特別感を高めてくれるでしょう。
セット内容・価格
- メーター本体
- 高性能センサー
- メータースタンド
- ワーニングベゼル
- ハーネス類
7. AUTO GAUGE RMT Series
AUTO GAUGEは多種多様な追加メーターをリーズナブルな価格で販売しているメーカーです。コストパフォーマンスの高さで定評があり、大勢の人がAUTO GAUGE製追加メーターを装着しています。そんなAUTO GAUGEの製品のひとつである「RMT Series」。
専用リモコンを使用することで、豊富な機能を一括で制御することができる追加メーターです。バックライトやワーニング値、ピークホールドなどの操作を、専用リモコンですべて簡単に調整可能。バックライトはホワイト/ブルー/アンバーレッドの3種類があります。
任意に設定したワーニング値に合わせて、警告音とワーニングライトが作動します。ラインナップは油温計/ブースト計/バキューム計/タコメーター/水温計/油圧計/電圧計の7種類。リンク式パワーサプライによって、配線は最小限で済みます。
セット内容・価格
- メーター本体
- 高性能センサー
- メータースタンド
- ワーニングベゼル
- ハーネス類
- 価格 :9,280円
8. Defi Defi Sports Display F アドバンスコントロールユニットセット
Defiの「Defi Sports Display F アドバンスコントロールユニットセットは、油温計の機能を兼ね備えた多機能デジタルマルチディスプレイです。
ADVANCEシステムやOBD2コネクターなどから車両データを取得。ディスプレイに一括表示することができるのです。ストリートモード/サーキットモード /ゲージモードなど走行シーンや用途に合わせた表示モードに切り替えることができます。
ディスプレイにはタッチパネル式4.2インチTFTカラー液晶を採用。低反射ガラスや自動調光センサーなども備わっているため、直感的な操作と視認性の高さを両立しました。レーシンググローブでも操作しやすい別体スイッチも備わっています。
セット内容・価格
- メーター本体
- アドバンスコントロールユニット
- 各種センサー
- 専用の取付金
- スイッチ用取付キット
9. PIVOT CYBER GAUGE センサータイプ
長野県に拠点を置くPIVOT。メーターやスロコンをはじめ車用電子機器を多数手掛けているメーカーです。そんなPIVOTが販売している製品のひとつである「CYBER GAUGE センサータイプ」はオーソドックスな油温計になります。
別売ユニットは必要になりますが、センサータイプの油温計となっているので、スポーツカーに限らず幅広い車種に取り付けることが可能です。ステッピングモーターの採用によって、高精度かつ正確な指針動作を実現しました。
「CYBER GAUGE センサータイプ」にはワーニング機能も備わっています。あらかじめ設定していたワーニング値を超えるとLEDが点滅。ドライバーに注意を促してくれます。また、ピーク値記憶機能やリンク配線システムなども備わっているようです。
セット内容・価格
- メーター本体
- 価格 :16,000円
10. BLITZ Racing Meter SD
幅広いチューニングパーツを多数取り扱っているBLITZ。Racing Meter SDはアナログメーター最高峰の機能性を実現していながらも、リーズナブルな価格設定をウリにしています。
アナログメーターで最も重要視される部分が指針の正確さ。「Racing Meter SD」はステッピングモーターを採用することで、高精度かつ正確な指針動作を実現しました。また、オープニング/エンディングセレモニー機能も搭載しています。
メーターベゼルにはアルミを採用。BLITZ製メーターらしさを強調するとともに、レーシーかつ上質な印象を演出しました。ワーニング機能はもちろん、ピーク値表示機能などアナログメーターに求められる機能の大半が備わっています。
セット内容・価格
- メーター本体
- コントロールスイッチ
- メーターホルダー
まとめ
今回はおすすめの油温計TOP10をご紹介しました。どれも人気の高い油温計をピックアップしているので、きっと皆さんの参考になると思います。油温計に限った話ではありませんが、追加メーターの価格帯はピンキリ。
中には5,000円を下回る製品なども販売されています。価格が安いからといって製品の質が低いと決めつけるのは良くありませんが、価格が安い製品は機能が少なかったり指針動作があまり正確ではなかったりすることが多いです。
愛車の状態をきちんと把握することができなくては、追加メーターを取り付ける意味がありませんよね。安物買いの銭失いになってしまわないためにも、油温計を購入する際は、追加メーターで実績のあるブランド、できれば国産ブランドから購入するようにしましょう。