2019年07月27日 (更新:2020年08月27日)
技術の日産!日産のセダン厳選10選
現行型と歴代日産車の中から10台のセダンを厳選して紹介します。セダン市場の販売不振とともに、ラインナップを縮小させている日産。しかしかつての日産は、コンフフォートセダンであっても、スポーツカー顔負けのハンドリングが与えられた名セダンが多数存在していました。
日産が作るセダンの魅力とは?
かつては、豊富なセダンのラインナップを保有していた日産も、現在の国内向けセダンはわずか5車種。ミニバンやSUVへの需要が高まることでセダンは売れず、現行ラインナップのモデルチェンジも差し控えているのが日産の現状です。
そのかわり、セダンの売れ行きが好調な海外では新モデルを追加し、ラインナップを拡大しています。日産がつくるセダンは、ハンドリングとパワーが高いレベルでバランスしているのが特徴。
スポーツとコンフォートの間の落としどころにめがけて、絶妙にコントロールされているのが日産がつくるセダンの持ち味です。本記事では現行セダンと日産歴代セダンのなかから10台をピックアップし、魅力的な日産のセダンを紹介していきます。
【現行】3代目 シルフィ
バランスのよさこそシルフィの特徴
日産セダンラインナップのなかのボトムレンジを担うミドルセダンがシルフィです。
日産ブルーバードの流れを組み、「ブルーバード・シルフィ」のネーミングで販売されていた時期もありましたが、現在は独立したシルフィという車名で販売されています。全高を引き上げ、セダンとしては腰高な印象を受けますが、あらゆる面においてバランスに優れた実用性をもつベーシックセダンです。
価格とスペック
発売期間 | 2012年~ |
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排気量 | 1800cc |
駆動方式 | FF |
新車販売価格 | 200万~220万円 |
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) | 50〜160万 |
あらゆる面において過不足のない仕上がり
パワートレインは130PSを発揮する1.8L直列4気筒をCVTで駆動します。特別なパワーやトルク、燃費性能を備えるわけではありませんが、必要充分な性能と、そのバランスのよさは非常に秀逸。
車内もセダンとしてスッキリとまとまっており、利便性・快適性・静粛性もコンフォートセダンとして高いレベルでバランスしています。
独断と偏見!?おススメ度は?
主張的なデザインではなく、パワートレインにもとくに秀でた点はみつかりませんが、車全体をみわたしても劣る点が見つからないのが日産 シルフィの最大の特徴。
ここまで主張と個性を消すことのできる車はかえって珍しいといえるでしょう。それはセダンとして優れたバランスを備えることを意味します。
おススメ度:★★★★☆
【現行】3代目 ティアナ
進化したモダンリビング
ティアナは日産の高級FFセダン。初代日産 ティアナのキャッチコピー「モダンリビング」を正常進化させたのが3代目 ティアナです。
上質なインテリアデザインと高級素材を用いた室内空間は、FFの省メカスペースを最大限に活かしたレイアウトで快適な室内環境を実現。それにふさわしい乗り心地を発揮するために、リアにはマルチリンクサスペンションが採用されています。
価格とスペック
発売期間 | 2014年〜 |
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排気量 | 2500cc |
駆動方式 | FF |
新車販売価格 | 250万~350万円 |
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) | 100〜250万 |
クラスを超える高級感
高級車にふさわしいトルクフルな特性が与えられた2.5L直列4気筒エンジンに新型エクストロニックCVTで滑らかな加速を実現。
リアサスペンションにはマルチリンクサスペンションが与えられ、乗員を快適に目的地へと運ぶことを筆頭とした車づくりがなされています。価格は1ランク下のクラスに抑えながら、本格的な高級車を演出したコンフォートセダンです。
独断と偏見!?おススメ度は?
ティアナの特徴は、高級車の乗り味を低価格で実現したことです。初代ティアナでは少々高級車然としすぎたエクステリアも3代目 ティアナではややスポーティな印象になり、若い人にも乗りやすいデザインに改められました。
中古車相場も安価であるため、快適に移動できる車を求める場合には非常にコストパフォーマンスに優れた車種です。
おススメ度:★★★☆☆
【現行】スカイライン
スポーツとラグジュアリーを融合
スポーツセダンとしての印象が強かったC・R型スカイラインから、初代S型スカイラインのような高級車として再び生まれ変わったのが現行V型スカイライン。V37型スカイラインセダンは、日産を代表するアッパーミドルセダンとして独特の存在感を放ちつづけています。
スポーティとラグジュアリーを上手く融合させたデザインに、スポーツユニットとしても優れるVQ35HR型V6エンジンを搭載。海外では高級ブランドインフィニティ Q50として販売されています。
価格とスペック
発売期間 | 2014年~ |
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排気量 | 2000cc~3500cc |
駆動方式 | FR/4WD |
新車販売価格 | 420万~560万円 |
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) | 150〜400万 |
エレガントなグランドツーリングセダン
アッパーミドルセダンにふさわしい300PSオーバーの3.5L V6エンジンにハイブリッドシステムと7速ATを組み合わせて搭載する350GTがある一方、スポーティに吹き上がる2.0L直列4気筒ターボモデル200GT−tも用意され、ラグジュアリーカーとしてのスカイラインと、スポーツカーとしてのスカイラインを選択できる柔軟なラインナップが特徴です。
どちらもモデルも、スポーティかつエレガントなグランドツーリングカーとして優れた性能をもちあわせています。
独断と偏見!?おススメ度は?
V型に移行してから、販売低迷とファンの困惑が続いたスカイライン。しかし、現行V37型 スカイラインセダンは、新しいシャシー設計とパワートレインの熟成が進み、スポーツセダンとして優れたパフォーマンスを発揮します。
エクステリアもスッキリと贅肉が削ぎ落とされたデザインに改められ、R型スカイラインのアスリートのような雰囲気が復活。V37型 日産 スカイラインはラグジュアリースポーツセダンの最右翼といえるでしょう。
おススメ度:★★★★☆
【現行】フーガ
マッスルなアッパーミドルセダン
かつての日産セドリック/グロリアの後継として誕生したのが日産 フーガ。アッパーミドルクラスの最高峰に位置づけられる日産のプレミアムセダンと呼ぶにふさわしい車です。
大柄なボディのところどころが盛り上がったディティールは、フーガに筋肉質でパワフルな印象をもたらし、他の高級セダンとは一味違った雰囲気を漂わせます。海外ではインフィニティ Q70として販売されています。
価格とスペック
発売期間 | 2009年~ |
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排気量 | 2500cc~3700cc |
駆動方式 | FR/4WD |
新車販売価格 | 約480万~700万円 |
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) | 100〜400万 |
高回転まで吹き上がる3.7L V6エンジン
エンジンラインナップは、2.5Lと3.7LのV6エンジン。それに、スカイラインと共通の3.5L V6+ハイブリッドシステムが搭載されています。
トランスミッションは全車7速ATを採用しているため、パワー、レスポンス、静粛性などに不満を感じることはないでしょう。ただし、設計の古さによる燃費性能の悪さと、新型他車に比べてボディ剛性に劣る点は目をつむるしかありません。
独断と偏見!?おススメ度は?
2009年の発売であるため設計がやや古く、他のライバルと比べると総合力で一歩劣る印象は拭えません。しかし、優れたV6エンジンのパワーとフーガのボディ全体から漂う独特の雰囲気は、他に代えがたい特別な魅力を放っています。
ハイブリッドモデルは新車・中古価格ともに高価であるため、初期型の3.7Lモデルを中古で購入し、パワフルな高級車の乗り味を堪能するのがフーガのベターな楽しみ方です。
おススメ度:★★★☆☆
【現行】シーマ
コストダウンされてもやはりシーマ
日産のフラッグシップセダンであるシーマは、2012年にハイブリッド専用車となって復活。
日産フーガのボディをベースに150mmストレッチされ、快適な後席居住性を確保しています。シーマの生産には、「匠」と呼ばれる熟練工が他の車とは別ラインでボディの建てつけや内装の取りつけをチェック。
また、塗装は手作業による下処理が施され、完成後もベテランテストドライバーによって厳密に完成度をチェックしてから納品されます。海外ではインフィニティ M35hLとして販売されています。
価格とスペック
発売期間 | 2012年~ |
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排気量 | 3500cc |
駆動方式 | FR |
新車販売価格 | 約800万~900万円 |
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) | 200〜500万 |
ハイブリッドシステムで静粛性はさらに向上
パワートレインはフーガやスカイラインと同様の3.5L V6+ハイブリッドシステムのみのラインナップ。それにより旧型シーマよりもショーファードリブンとしての性格がより顕著になっています。
そのかわり徹底した遮音・防音性能向上が図られ、熟練工による厳密なチェックにより、後席居住性と後席の乗り心地は格段に向上。ハイブリッドシステムも静粛性に大きく貢献しています。
独断と偏見!?おススメ度は?
日産のフラッグシップセダンであり、ショーファードリブンカーとなった現行型シーマは、3mを超すホイールベースのため狭い場所での運転には注意が必要です。
個人で乗るには向かないものの、社用車や送迎車としては理想的なパッケージング。コストダウンが叫ばれる現代においても非常に高いクオリティで製作されており、やはり「シーマ」といわざるをえない完成度です。
おススメ度:★★☆☆☆
【中古】クルーサルーン
いわずとしれた名タクシー
1993年から2009年まで製造された日産 クルーは、タクシーをはじめ、パトカーや教習車にも採用される正統派セダン。タクシーでの使用を前提として開発されたため、左後席ドアはBピラーを前方に移動してまで大型化され、乗客の乗り降りを優先したユニークな設計になっています。
特徴的な四角いボディのまま3ナンバー化した乗用車向けのクルーサルーンも販売され、一部マニアのあいだで話題になりました。
価格とスペック
発売期間 | 1994年〜2002年 |
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排気量 | 2000cc〜2800cc |
駆動方式 | FR |
新車販売価格 | 約160万~230万円 |
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) | 約40万 |
RB26も乗せられるタクシー
クルーサルーンに搭載されたエンジンは直列6気筒のガソリンとディーゼルの2種。トランスミッションは4速ATと、当時は珍しくなりつつあった5速MTも用意されていました。
エンジンや足回りは日産他車種と互換性があり、日産SRエンジンやRBエンジンに載せ替えるマニアが続出。
スカイラインGT-RのRB26DETTをそのまま載せることのできる希少車です。タクシーと同じく自動ドアがオプションで用意されていました。
独断と偏見!?おススメ度は?
タクシーや公用車として使われていただけあって、セダンとしての素性は非常に優れたもの。ただし、物件数が少ないため、よいコンディションのクルーに出会うことは稀でしょう。
エンジンはSRエンジンでも、RBエンジンでもお好みのエンジンを載せることができるため、ボディの状態さえよければ、珍しいチューニングベース車として最適です。足回りの強化も忘れてはいけません。
おススメ度:★★★☆☆
【中古】初代プリメーラ(P10)
日産901運動で生まれたスポーツセダン
日産 プリメーラは、1990年代に世界一の車をつくることを目標に立ち上げられた「日産901運動」で生まれたコンパクトFFセダン。
外見はおとなしめながらも、フロントサスペンションには旋回性能を飛躍的に高めた特殊マルチリンクサスペンションを搭載し、当時の世界トップクラスのサスペンション性能をもったセダンとして話題になりました。世界ツーリングカー選手権の2リッタークラスに参戦し、大きく活躍したこともトピックです。
価格とスペック
発売期間 | 1990年〜1995年 |
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排気量 | 2000cc |
駆動方式 | FF/4WD |
新車販売価格 | 約190万~270万円 |
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) | 約45万 |
欧州車をうならせた圧巻のコーナリング
プリメーラは、日産シルビアなどに搭載された1.8Lと2.0L直列4気筒エンジンを横置きにした前輪駆動車。自然吸気エンジンであるため、パワフルとはいいがたいものの、軽量・高剛性ボディと自慢のフロントマルチリンクサスペンションが相まって、ハンドリングに定評のあった当時の欧州車を超えたと世界中で絶賛されました。
ただし、優れたハンドリングと引き換えに、サスペンションは固く締め上げられ、乗り心地はよいとはいえません。
独断と偏見!?おススメ度は?
かつては豊富な中古車台数があった初代プリメーラですが、現在ではずいぶん少なくなっています。純正部品も少なくなっているため、よいコンディションの2.0Lエンジン+5MTのプリメーラを見つけたらぜひリペアして乗りたい名FF車です。
セダン然とした佇まいからは想像できないほどのコーナリング性能をひめた車であり、現在でもFF好きを唸らせるだけのパフォーマンスと魅力を秘めています。
おススメ度:★★★★☆
【中古】3代目 プリメーラ(P12)
見飽きることのないグッドデザイン・セダン
日産とルノーの提携により、イメージチェンジが図られフルモデルチェンジした3代目プリメーラは、新設計のプラットフォームを用いて大型化し、3ナンバーへと格上げされました。その代わり、初代プリメーラのようなハンドリングマシンではなく、スタンダードなセダンとしてバランスよく仕上げられています。
やや奇抜なスタイリングに見えるものの、日本のグッドデザイン賞をはじめ、世界中で数々の受賞する隠れた日産の名車です。
価格とスペック
発売期間 | 2001年~2008年 |
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排気量 | 1800cc〜2500cc |
駆動方式 | FF/4WD |
新車販売価格 | 約195万~270万円 |
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) | 約30万 |
過不足のない性能のノーマルモデルとスポーツモデル
3代目プリメーラのパワートレインは、2.0Lと2.5Lの新型直列4気筒エンジンを搭載しCVTで駆動。低速からのトルクと燃費性能を重視したスタンダードエンジンであるためスポーツ走行は得意ではありません。
しかし、販売後になって追加されたグレード「V20」は、可変バルブタイミング機構を追加した名機SR20に、6速MTを搭載したスポーツグレード。204PSを発揮するSR20VEを、強化されたシャシーに搭載し、6速MTで操るプリメーラは、スポーツセダンとして優れたパワーとハンドリングを備えています。
独断と偏見!?おススメ度は?
発売から約20年を経ても古臭さを感じさせないP13 プリメーラは、優れたデザインが与えられた車であることを物語ります。
このエクステリアだけでも充分価値ある車であるといえるでしょう。外観が気に入ったのなら、ぜひSRエンジン+6速MTを搭載したV20を探してみることをおすすめします。
おススメ度:★★★★★
【中古】シーマ(F50)
最上級の高級感をまとうドライバーズセダン
シーマは誰もが認める日産の高級セダン。歴代シーマのなかでも、とくに高級感を強調されたモデルが2001年〜2010年まで販売されたF50型 シーマです。
均整の取れた水平を基調とするボディに、曲面パネルがうまく融合し、シンプルながらも上品な佇まいに仕上げられています。
また、大型のフロントコンビネーションヘッドライトに組み込まれたHIDランプは、計7個の小型プロジェクターが円形に敷き詰められた独特のデザイン。F50型 シーマは、細部にわたって徹底したこだわりをもってつくられた高級セダンです。
価格とスペック
発売期間 | 2001年~2010年 |
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排気量 | 3000cc〜4500cc |
駆動方式 | FR/4WD |
新車販売価格 | 630万~790万円 |
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) | 40〜120万 |
一歩先をいった安全装備と、今や希少なV8エンジン
パワートレインは大排気量の高級車セダンらしい3.0L V6エンジンと、4.5L V8エンジンを搭載。トランスミッションは4速と5速のATがそれぞれ組み合わされ、力強いエンジントルクの恩恵もあって走行上の不備はまったくありません。
車線逸脱防止支援システムを世界初で採用した車であり、そのほかにも自動衝突回避ブレーキや、ステアリングと連動したヘッドライトなどの先進装備が満載され、安全性でも高い評価を受けています。
独断と偏見!?おススメ度は?
日産の高級セダンには、F50型 シーマをベースとした日産 プレジデントが存在しますが、プレジデントは完全なるショーファードリブン。
自分で運転する車を条件とするならシーマのボディサイズが上限となるでしょう。シーマはやや鈍重ながら、ドライバーズカーとしても優秀。今となっては希少な国産V8エンジンの加速を味わえる、数少ない車のひとつです。
おススメ度:★★★☆☆
【中古】9代目 サニー(B15)
長い歴史をもつサニーの最終モデル
日産 サニーは、1966年から2004年まで生産され、トヨタ カローラとともに日本のモータリゼーションとセダン市場をけん引してきた立役者。9代目 B15型 サニーは、長い歴史を誇る日産 サニーの最終モデルです。
現代の車に比べれば、古めかしい外観に、けっしてパワフルとはいいがたいパワートレーン。技術的にも特筆すべき点はありません。しかし、9代目 サニーは特別な要素が一切なくとも、ベーシックセダンとしてバランスがきちんと整えてつくられた日産の名セダンです。
価格とスペック
発売期間 | 1998年~2004年 |
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排気量 | 1300cc〜1800cc |
駆動方式 | FF/4WD |
新車販売価格 | 120万~175万円 |
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) | 約20万 |
旧日産のベスト・ベーシックセダン
搭載エンジンは1.3L・1.5L・1.6L・1.8Lと豊富なラインナップ。トランスミッションはCVT・4速AT・5速MTが組み合わされた柔軟なグレードをそろえていました。
流線型のボディが主流になりつつあった90年代後半にあっても、直線基調ボディを貫いたのは、あくまでサニーらしさを保持した結果のデザインといえるでしょう。
5ナンバーサイズのコンパクトボディに、見切りのよいクスエアボディ。各ピラーの角度や太さも適切で、衝突安全性を意識しながらも運転のしやすさに徹底的にこだわってつくられた当時のベスト・ベーシックセダンです。
独断と偏見!?おススメ度は?
9代目サニーが登場した1998年の直後、日産はルノーと資本提携を結び、それ以降日産車は急速にグローバル路線を歩むことになります。それにより日産車は商品力を増し、より優れた車を生み出しています。
しかし、それが日本にベストマッチする車かといえば、そう言いきることはできません。9代目サニーは日本向けにつくられた純国産セダン。
ルノーとの提携以前の、それまで数々の名車を生み出してきた旧日産の集大成とも呼べる車です。最近の車は肌に合わないと思われる方は、ぜひ9代目サニーに乗ってみることをおすすめします。
おススメ度:★★★★★
まとめ
2000年あたりをさかいに、車の需要はコンパクトカーからミニバン、そしてSUVへと移り変わりセダンの販売不振が続いています。
日産は現行セダンのモデルチェンジを差し控えてはいるものの、排出ガス規制や衝突安全規制の強化にともない、モデルチェンジを余儀なくされるでしょう。そのため2019年から2020年あたりにかけてセダンのラインナップの入れ替えが予想されます。
かつてのハンドリングマシンのような日産セダンは、もう登場することはないと思われますが、日産901運動の実績は今後発売する車にも確実に影響をおよぼしていくことでしょう。