2018年08月07日 (更新:2024年05月16日)
エクストレイルT31系のおすすめマフラー完全ガイド!ユーザーレビューも紹介します!
T31エクストレイルの純正マフラーは、見た目と音質が控えめなので、せっかく乗るならスポーツマフラーに交換したい!と考える人も多いでしょう。マフラーは、一見、排気ガスを通すだけのパイプと思われがちですが、内部構造は以外と複雑。車の特性に合わせて製作したモノでなければ、かえって乗りにくい車となってしまいます。そこで、エクストレイルにおススメのマフラーを厳選し、特徴とともにご紹介します。
T31エクストレイルのマフラーを選ぶうえでの注意点
T31エクストレイルは、2007年から2015年まで生産された車両で、マフラーを選ぶ時には2010年の騒音規制に注意しなければなりません。2010年4月以降に生産された車から、マフラーの近接排気音の規制に加えて、「加速走行騒音を有効に防止するものであること」が付け加えられました。
そこでマフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
T31エクストレイル用マフラーおススメ5選!
FUJITSUBOオーソライズ A-S
純正のマフラーからFUJITSUBOマフラーに交換✨ 重みがあるサウンドで👍 2月頃に交換して乗り回してるうちにマフラーが焼けてきてさらにいい音になりました!
オーソライズSは新基準対応マフラーなので、2010年4月以降生産車両にも安心して装着できる静かなスポーツマフラーです。純正と音量をほとんど変えずに、音質の低音を強調するチューニングが施されています。エクストレイルの室内快適性を損なうことのない、トータルバランスに重点を置いて開発されたマフラーと言えるでしょう。テールエンドのデザインは2本出しで、スタイリッシュにエクストレイルを演出します。
FUJITSUBO Wagolis
車種に合わせて最適なテールエンドを選んで開発されており、後付け感のない自然なスタイルを実現しているのがワゴリス。
マフラー老舗メーカーだけあって、見た目だけでなく性能面でも、その質の高さが伺えます。
エキゾーストサウンドが心地良く、クイックレスポンスも実現。気持ちよく走らせたい人におすすめです。
- JASMA基準(車検対応品)
JAOS BATTLEZマフラー
JAOS BATTLEZマフラーは、始動時にスポーティーなサウンドと共にエンジンが目覚めます。新騒音規制に対応しているので、アイドリングは非常に静かで、スポーツマフラーに交換しているとは気づかないほど。それでいてアクセルを踏むと響く低音が、心地よい走りを実感させてくれるでしょう。大口径の砲弾型マフラーが、エクストレイルのリアビューをレーシーに演出します。
スルガスピードPFSマフラーセット
スルガスピードのマフラーは、純正に近い音量でありながら、低音を強調した迫力あるサウンドが特徴です。ディーゼルターボの場合は、ブーストの立ち上がりが早くなるので、アクセルを踏み込まなくても車が軽く走るようになります。素材はSUS304オールステンレスの砲弾タイプなので、リアビューをスポーティーに演出します。新制度認証未取得商品なので、取り付けるには2010年4月以前製造のエクストレイルが、保安基準適合となります。
GANADOR Vertex 4WD/SUV
ガナドールのGDE−141 ディーゼルは選択肢が少ないのでお勧めもあり、納車までに付けてもらいました。 マフラーは砲弾がいいけどスクエアもいいかな^ ^ 音はしないけどお気に入りですね。
エクストレイルのディーゼル車をもっとスポーティーに変えてくれるのが、ガナドールのマフラーです。排気音は純正とほとんど同じですが、アクセルを踏むとワンクラス上の迫力あるサウンドを楽しめます。ガナドールでは、P.B.S(パワーブーストシステム)を搭載しており、これにより馬力向上と燃費改善も得られます。リアビューもスポーティーなW出しマフラーが、エクストレイルを迫力あるスタイルにカスタマイズできます。
まとめ
T31エクストレイルのおすすめマフラーご紹介してきましたが、旧モデルでも魅力的なマフラーは多数販売されています。マフラーは、交換することで他と一味違ったカスタマイズができるチューニングパーツなので、音質やデザインのほか、エンジン特性の変化にも注意して選ぶことが重要です。
主に街中を走ることが多いなら、低中速回転のトルクを重視したマフラー、高速道路を多用するなら、高回転の抜けを良くしたマフラーが良いでしょう。音質やデザイン以外に排気効率を考えて選ぶ場合は、太ければよいというものではないので、専門家に相談しながら選べるとベストですね。