走れ走れ!いすゞのトラックをご紹介します!

2019年07月12日

走れ走れ!いすゞのトラックをご紹介します!

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「♩いつまでも、どこまでも〜走れ!走れ!いすゞのトラック〜♩」ほとんどの方が、一度は耳にしたことのあるCMソングでおなじみの、いすゞのトラック。今回はいつもと少し趣向を変えて、いすゞのトラック3車種を紹介してみたいと思います。

いすゞとは?

創業は1916年。社名は「いすず」ではなく「いすゞ」が正式名称で、伊勢神宮の境内に沿って流れる五十鈴川がその由来となっています。

社名変更や合併などをの経て、太平洋戦争直前から戦時中にかけて大型車両とこれに搭載する高速ディーゼルエンジンの分野で国策企業として開発を牽引してきました。太平洋戦争後は、トラック、バスなど大型ディーゼル車両の生産で日本を代表するメーカーとなる一方、乗用車生産にも進出し、総合自動車メーカーを目指します。かつてはトヨタ自動車・日産自動車と共に日本自動車業界の御三家とも言われていました。

しかし、乗用車部門は長く不振が続き、1993年、ワンボックスカーとSUVを除く小型乗用車の自社開発・生産を中止。2002年にはSUVを含む乗用車の日本国内での販売も打ちきり、乗用車部門から撤退しました。

そんないすゞが復活したきっかけとしては、ディーゼル自動車の排ガス規制強化による、トラックやバスなどの買い換え特需が大きいようです。現在、いすゞの商品が販売されている国や地域は120ヶ国にも及び、日本小型トラックのNo1ブランドとなった「エルフ」は世界各国でもトップシェアを獲得し、いすゞの信頼は世界に広がっています。

また、ディーゼルエンジンを「アダムオペル」や「GM」などの他社製車両へ供給・搭載したり、産業用エンジンとして国内外のメーカーに提供するという、ユニークなポジションを確立しているのも大きな特徴と言えます。

いすゞエルフ

引用元:www.isuzu.co.jp

まず紹介するのは「エルフ」。初代の登場は1959年にさかのぼります。1975年に2トンクラストラックでシェアトップを勝ち取って以来、日本の小型トラックの代表的存在となっています。

特徴

エンジンでは、トラックで世界初となる自立噴射精度補償技術(i-ART)(燃料噴射量を記憶し適切な量を自動噴射する機能)や、近接DPD+尿素SCR採用により、燃費性能の大幅な向上と排出ガスのクリーン化を両立しました。

安全面の装備も充実しており、市街地など低速域での事故を想定して、検知に優れた二重検知機能(ステレオカメラ)を採用。人の眼と同じように左右2つのカメラで車両前方の障害物を立体的に捉え、状況を把握し、昼夜問わず前方の車両・歩行者・自転車等を検知します。このような装備により歩行者や他車だけでなく、大切な積み荷へのダメージも軽減出来ることが大きなメリットです。

またクラス初、車両コンディション情報やエコドライブ状況等の情報を通信する機能を標準装備しました。車両の状況をスマホのアプリで確認できるので、DPDなどの車両の不調が起こった際もいち早い対応が可能となり、路上トラブルを未然に防ぐことができるようになりました。アプリから専用オペレーターへ問い合わせすることもできるので、対処法の確認や整備の予約なども可能です。

グレード・ラインナップ・車種展開

グレードは「STグレード」「SGグレード」「SEカスタム」の3タイプ。

ラインナップは「標準キャブ」「ハイキャブ」にはそれぞれ「標準ボディ」「セミロングボディ」「ロングボディ」が、「ワイドキャブ」には「標準ボディ」「ロングボディ」「超ロングボディ」が設定されています。また、「超々ロングボディ」の用意もあります。

車種展開は・・・

  • 平ボディ(フラットロー・フルフラットロー・高床 )
  • バン(ドライバン・集配バン・ウイングボディ・保冷バン・冷蔵バン・冷凍バン)
  • ダンプ(標準ダンプ・強化ダンプ・スーパー強化ダンプ・二転強化ダンプ・多機能ダンプ・リヤゲートフラットダンプ・セフテーローダダンプ・ローダーダンプ・農業用ダンプ)*2WD、4WDの設定があります。
  • Eカーゴ(標準ハイルーフ・ロングハイルーフ・ロングワイドハイルーフ)
  • ハイブリッド
  • CNG(天然ガス車)
  • エルフ100

と、多種多様です。

いすゞフォワード

引用元:www.isuzu.co.jp

続いて紹介するのは「フォワード」で、1970年に登場した中型トラックです。

南米ではシボレーブランドで、北米ではフォワードのエンジンをGM製シャシに搭載した車種が販売されています。

特徴

車両総重量7.5トン超〜14トン以下(2WD)の中型トラックでは燃費No.1!さらにエコカー減税適用車なので、重量税・取得税が75%減税されます。

中・大型トラックは事故を起こした時の被害も大きくなるため、安全面での装備もエルフ以上に充実。先進視覚サポート技術「VAT」(プリクラッシュブレーキ・ミリ波車間ウォーニング・車線逸脱警報 LDWS)を搭載しており、走行中、ミリ波レーダーとカメラが常に車両前方を検知・分析して、先行車との車間距離に応じ、警報やブレーキ制御を自動で行ないます。追突の恐れが高まると、警報に加えて早いタイミングでフル制動し、衝突回避をサポート。それでも追突が避けられない場合は、自動でブレーキを作動させて衝突速度を低減し、被害の軽減を図ります。

他にも、車両情報通信端末を装備して、DPDの再生状況やエンジンの状態をはじめとした車両のコンディションデータを自動発信。車両といすゞ、そして全国のいすゞサービス工場を、情報ネットワークでつなぎ、データを共有化、いすゞが24時間365日常時モニタリングします。これは、車両に不調が発生する前にデータに基づく適切な整備を行い車両の安定稼動を支える、次世代の稼動サポートサービスです。

グレード・ラインナップ・車種展開

グレードは「SEカスタム」のみ。

ラインナップは「標準キャブ」「ワイドキャブ」に「フルキャブ」「ショートキャブ」が用意されています。

車種展開は・・・

  • Fカーゴ・8トン/11トン(標準仕様・テールゲート仕様・融雪剤対策仕様・床下ゲート仕様)
  • 平ボディシリーズ・7.5トン/8トン/11トン/14.5トン/16トン/20トン(木製アオリ・アルミブロックアオリ)
  • キャブバッククレーン・7.5トン/8トン/11トン
  • ドライ系バン・7.5トン/8トン/11トン
  • 温度管理系バン・7.5トン/8トン
  • ダンプシリーズ(強化ダンプ・セフテーローダダンプ)

と、こちらも使用目的に合わせて、多くの車種が用意されています。

いすゞギガ

引用元:www.isuzu.co.jp

最後は1994年に登場した、大型トラックの「ギガ」です。

・快適な運転環境の実現

・低燃費の追求

・トータルセーフティの追求

・優れた積載性・連結性の確保

・情報通信による遠隔モニタリング

以上5項目のコンセプトに特に力を入れて開発されたトラックです。これら5つの項目を「五つ星」と呼んでいることから、「ファイブスターギガ」と呼ばれています。

特徴

5つのコンセプトをそれぞれ紹介しましょう。

快適な運転環境の実現

こだわったのは「運転疲労軽減」。トラックとして最先端をいくデザインで、大型トラックとしては初めてステアリングスイッチを装備しています。ロングドライブが主となる大型トラックにおいて、ドライバーの「運転疲労軽減」にこだわり、快適性と効率を高い次元で可能にしたコックピットになっています。メーターグラフィック&4インチ液晶マルチインフォメーションディスプレイなど、多くの情報をより見やすく、そして多くの機能をより使いやすくし、利便性の高いものにすることで安全運転へと繋げています。

シートも、アームレストやランバーサポートの調整機能を無段階化して、ドライバーの体型や好みにあわせた細かな設定が可能です。運転席にシートヒーターを設定し、寒い季節にもより快適なシートが、長距離・長時間運行での運転疲労を大幅に軽減します。

低燃費の追求

いつも通りの運転でもより効果のある燃費性能を追求し、空力からエンジン、制御装置の細部にいたるまで見直し、燃料コストの削減の最大化を図っています。バンボディの最適化、ストリームライン形状の採用により車両の周囲を流れる風を整流化して、より優れた空力性能を可能にし、燃費の向上に貢献しています。

また次世代を担う新開発ディーゼルエンジンは、過給から冷却、燃料噴射にいたるまで徹底的な見直しを図り、パワーやトルクを損なうことなく、使用頻度の高い実用回転域での低燃費を実現しています。信号待ちなどの車両停止時にはエンジンが自動停止し、発進時の再始動も自動化。無駄な燃料消費の抑制と排出ガス削減に貢献しています。

他にも、地図情報提供の対象道路でのスムーサーGxによるオートクルーズが可能で、GPSから受信した現在位置情報をもとに先行道路情報(勾配等)を算出し、道路状況から最適なギヤ段を自動で選択します。車速が許容範囲に収まる範囲で自動でニュートラル惰行し、燃料消費を節約します。

トータルセーフティの追求

国内の大型トラックで初めて、ミリ波レーダーとカメラによる高精度な二重検知機能(ステレオカメラ)を搭載することにより、前方障害物や車の検知性能が大幅に向上しています。車線逸脱警報(LDWS)、電子式車両姿勢制御システム(IESC)、サイドビュー&バックアイモニターなども装備され、安全面での装備は中型トラック以上です。

優れた積載性・連結性の確保

車両トータルで軽量化を追求することにより高積載を確保しています。特に軽量化されたシャシは、優れた積載性でトラックそのものの可能性を広げているといっても良いでしょう。また、エアサスペンションや省燃費全天候タイヤなどが積載性能を向上させ低燃費へも繋がっています。

連結車特有の発進時のキャブ跳ねや、制動時のトレーラからの突き上げ感を、すぐれた振動吸収性で大幅に低減。走行中のトレーラへの振動も抑制し、荷崩れ・荷傷みも低減。

リモコンによるカプラ高調整機能により、トレーラの連結・切り離し作業も容易化するなど、連結車特有の作業性にも配慮されています。

情報通信による遠隔モニタリング

運行中の車両データを常時モニタリングする「MIMAMORI」が標準装備されています。これにより、従来分からなかった車両のコンディションを運転者自身で容易に確認することが可能になり、DPDなどの車両の不調が起こった際でもいち早く対応することができ、い路上トラブルを未然に防止することにもつながります。またエコドライブ情報機能を搭載しており、随時燃費情報や運転の改善ポイントを音声でアドバイス。省燃費運転に寄与しています。

ラインナップ

大きく分けて4タイプがあります。

  • カーゴ(6×2・8×4・6×4 ・6×4 低床車・F×2・4×2)
  • Gカーゴ・Gカーゴ省エネパッケージ・スーパーGカーゴ マキシルーフ無/付(6×2・8×4)
  • トラクタ(4×2・6×4)
  • ダンプ・ミキサー(6×4)

と、なっています。

いすゞのトラックまとめ

今回はいすゞの代表的なトラック3種を紹介しました。

こうやって調べてみると、本当に多種多様でいろいろな用途に対応出来るようにラインナップされているこがわかりました。今の物流を考えると、私達の生活にトラックは欠かせない存在。子供の頃に憧れたように、やっぱり働く車って格好いいですよね!