2019年07月21日 (更新:2024年03月29日)
ステージアM35系用マフラーおススメ5選紹介します!
排気音を変えたり、リアビューを視覚的にカスタマイズすることができ、パワー&トルクアップが期待できるマフラー変更。製品ごとに音質や形状、性能が異なるうえ、さまざまなメーカーがマフラーを販売しています。そのため、いざマフラーを変えようと思ってもどのマフラーがいいのか迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。そこで、今回はステージアにおススメの社外マフラー5選を紹介します。
ステージアは、日産が製造・販売を手掛けていたステーションワゴンであり、なかでもM35型はその2代目にあたります。同期にはV35型スカイラインがおり、プラットフォームやダッシュボード周りのデザインは共通ですが、兄弟車ではありません。
マフラーを選ぶ際に注意したいのが、排気量にと駆動方式による適合マフラーの違いでしょう。特に、最終モデルとなったM35ステージアは2.5Lと3.5Lエンジンをベースに、特別仕様車やアクシスシリーズ/エアロセレクションシリーズなど、グレードによってエンジンとFR/4WDの組み合わせが多岐に渡ります。この違いによって、適合するマフラーや車両自体のマフラーハンガーの位置が異なるため、注意が必要です。
またマフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
ステージアM35系用マフラーおススメ5選!
ZEES Veldiss
全グレードのバンパーから型を取ることで、完璧にマッチング出来るよう設計されたZEESのヴェルディス。純正スタビライザー仕様のタイプAと、V36スカイライン/フーガ用スタビライザーを流用して装着するタイプBがあります。中回転からの鋭い立ち上がりが実感出来るヴェルディスは、純正のスタビライザーも合わせて購入することができます。
BLITZ NUR-SPEC Touring
新設計のサイレンサーにより、パワーアップと音質の向上を両立させたブリッツのニュルスペックツーリング。もちろん性能だけではなく、表面の仕上げも一級品です。鏡面仕上げステンレスをTIG溶接で丁寧に仕上げ、最高のクオリティを実現しています。
NISMO ヴェルディナステンレスマフラー
日産のコンプリートカー製作や、モータースポーツ部門を担うニスモが販売しているマフラー。マイナーチェンジ後の専用設計となってはいますが、ニスモらしいスポーティなフォルムと排気音を実現。リアマフラーと組み合わせることで、吹けの良さも体感することが出来ます。価格はリアマフラー単品で税込み75,600円。マフラーキットで税込み141,750円です。
柿本改 Kakimoto.R
エギゾーストシステムを中心に、クルマのアフターパーツ製造・販売を行う柿本改のマフラー。オールステンレスで耐久性もバツグンであり、柿本のマフラーらしい心地の良いスポーティサウンドを奏でます。純正エアロ装着車にも取り付け可能。
FUJITSUBO Wagolis
車種に合わせて最適なテールエンドを選んで開発されており、後付け感のない自然なスタイルを実現しているのがワゴリス。
マフラー老舗メーカーだけあって、見た目だけでなく性能面でも、その質の高さが伺えます。
エキゾーストサウンドが心地良く、クイックレスポンスも実現。気持ちよく走らせたい人におすすめです。
- JASMA基準(車検対応品)
まとめ
スカイラインがそうであるように、エンジンをフロントミドシップレイアウトとし、後輪駆動のステージアは、走りをウリの一つとする稀有なステーションワゴンです。その走りの良さを更に底上げするマフラー変更は、イチオシのカスタムといえるでしょう。
搭載されたVQエンジンはアフターマフラーに交換することで、素晴らしい音色を奏でてくれます。今回紹介したマフラーはまだほんの一部。アクセルを踏み込んだ時の排気音を動画や音声データで公開しているメーカーやショップも多くあるので、本記事を参考にしつつ、お気に入りのマフラーを探して見てください。