マフラー交換と言えば、カスタムの中でもメジャーですよね。マフラーを社外品のスポーツマフラーにすれば、音質が変わり、タントを見た目もスポーティーに変身させることができます。最近のマフラーは、昔のマフラーと違い保安基準に適合するよう工夫された商品が数多くラインナップされていますから、爆音で近所迷惑になるという心配ありません。そこで、タントをスポーティーにカスタマイズできるおススメのマフラーを、特徴と共にご紹介していきます。
タントのマフラーを選ぶうえでの注意点
マフラー選びはユーザーに取って楽しみの一つですが、市場に出回っているマフラーが全て公道で使用可能とは限りません。マフラーの車検基準は細かく決められており、選ぶ際に見た目のデザインや排気音を優先してしまうと、それは車検を通過できないマフラーだった…なんてことも起こります。
マフラーの車検基準は「最低地上高(9cm)の確保」「車枠及び車体」「騒音防止装置」の3つの要件を満たさなければなりません。簡単に説明すると、マフラーを取り付けた時に、最低地上高が9cm確保され、車体から大きくはみ出すことがないよう取り付けなければならない、ということ。
そして騒音規制は、純正より+5dbまでなら許容範囲となります。そして騒音規制は、純正より+5dbまでなら許容範囲となります。これらの要件は、JASMAの性能等確認済表示があれば問題ありません。
タント用マフラーおススメ5選!
HKS Cool Style2 マフラー
マフラーを交換するなら、スタイリッシュで他と違ったデザインにしたいものです。HKSのCool Styleなら、マフラーレイアウトをセンター出しにして、ブルーグラデーションのチタン製テールが他のタントに差をつけます。
もちろん、音質にもこだわりがあり、室内にこもることなく音質に低音を響かせてマフラーの存在感を出したスポーツサウンドが魅力です。
フジツボ オーソライズK
最近の純正マフラーは、その存在を隠すようなデザインと音質で、車を楽しみたいユーザーには物足りなさもあるでしょう。しかし、フジツボのオーソライズKは、小排気量車に最適なマフラー口径と取り回しにより、低中速域でも乗りやすくそしてビジュアルにもこだわったマフラーとなっています。
テールデザインはチタンカラーとポリッシュから選ぶことができ、後ろからタントを見た時に、その個性的なデザインが目を引きます。
柿本改 GTbox&06S
排気音はアイドリングでは純正とほとんど変わりませんが、アクセルを踏み込むと低音が強調され、スポーツマフラーの魅力を感じることができます。低中速域がもっとも大きく聞こることから、街乗りでも低音効果をしっかり堪能することができますが、音量は純正同等なので、近所迷惑を気にする必要はありません。
テール80φの一本出しマフラーは迫力満点。チタンカラーの特殊塗装で美しさも兼ね備えています。
タナベ メダリオンERチューン
メダリオンERチューンは室内に不快なこもり音が出ない設計で、室内の快適性はノーマルマフラーとほとんど変わりありません。しかし、音質は全域で低音がしっかり強調され、スポーツマフラーだからこその音を楽しめます。
テールエンドのデザインは、オーバルデュアル(90φ)、真円デュアル(70φ)、オーバルシングル(110φ)、オーバルシングル(90φ)の4種類から選択可能です。
ブリッツ NUR-SPEC VSR
センター2本出しマフラーが目を引くブリッツNUR-SPEC VSは、スポーティーな低音を強調していますが、決してうるさくはありません。特に2,000rpm付近が低音が強調され、回転を上げれば4,000rpmから5,000rpmで低回転域とは一味違う、パワー感のある低音を奏でます。
オールステンレスでありながら価格も抑えられており、コストパフォーマンスに優れた商品です。
まとめ
タント用のスポーツマフラーを紹介してきましたが、大手マフラーメーカーであれば音量や取り付けも車検に問題ない商品ばかりです。それぞれのメーカーでは、低音の音質の具合や、マフラーの取り付け位置、そしてデザインに特徴があるので、タントのカスタム具合や、これからどのようなカスタムをするかによって自分好みのものを選ぶと良いでしょう。
マフラーを交換すると近所迷惑になるのでは、と敬遠していた方も、ここで紹介したマフラーであれば純正同等の音量なので、周りに気兼ねなく変えることができます。もっと自分らしく、他の車とは一味違うタントにして、カーライフを楽しみましょう。