メルセデスベンツW124を解説!今だからW124がほしい! | CARTUNEマガジン
メルセデスベンツW124を解説!今だからW124がほしい!

2019年06月30日 (更新:2022年12月08日)

メルセデスベンツW124を解説!今だからW124がほしい!

「最善か無か」の時代に開発されたミディアムクラス。当時としては先進的かつ上質な装備と優れた快適性、魅惑のスタイリングは大勢の人を虜にしました。世界中で大ヒットした名車ですが、特に日本での人気が高いことで知られています。今回はそんなミディアムクラスのW124およびS124の基本情報をお伝えします。ミディアムクラスの購入を考えている人はぜひ参考にしてください。

W124・S124とは?

クイーンビーさんのメルセデス・ベンツの画像
クイーンビーさんのメルセデス・ベンツの画像
引用元:クイーンビーさんの投稿

販売終了から20年以上が経過した現在でも、老若男女問わず幅広いユーザーから支持されているメルセデスベンツ・ミディアムクラス。ミディアムクラスは現在のメルセデスベンツのラインナップの中核を担っている、Eクラスの元になった高級車です。

ミディアムクラスには様々なボディタイプが設定されています。

  • 4ドアセダン
  • 5ドアステーションワゴン
  • 2ドアクーペ
  • 2ドアカブリオレ
  • 6ドアリムジン

このうち、4ドアセダンのミディアムクラスのことをW124、5ドアステーションワゴンのミディアムクラスのことをS124と呼びます。複数のボディタイプが設定されているミディアムクラスの中で、W124とS124は特に高い人気を誇っていたようです。

前期、後期の違い

haruhiko  specialists☆さんのEクラス ステーションワゴンW124の画像
haruhiko specialists☆さんのEクラス ステーションワゴンW124の画像
引用元:haruhiko specialists☆さんの投稿

1985年から1995年にかけて販売されていたW124およびS124は、10年の間に複数回のマイナーチェンジが実施されています。1993年に実施されたビッグマイナーチェンジを境に、前期モデルと後期モデルに大きく分類することが可能です。

1993年から1995年の2年間販売されていた後期モデルは、フロントグリルの変更や前後バンパープロテクターのボディ同色化など、外観を中心に大きくリニューアルしました。助手席エアバッグやマイクロフィルター付エアコンなど、装備の質感もアップしています。

1993年のビッグマイナーチェンジを機に、ミディアムクラスはEクラスへと車名を刷新しました。そのため、W124およびS124の後期モデルは厳密にはミディアムクラスではありませんが、この記事では便宜上ミディアムクラスとして扱っています。

500Eとは

tanagkrs50さんのミディアムクラス セダンの画像
tanagkrs50さんのミディアムクラス セダンの画像
引用元:tanagkrs50さんの投稿

ミディアムクラスには500Eと呼ばれるモデルが存在していました。500Eは1991年から1995年にかけて販売された特別モデルで、製造を請け負っていたのはなんとポルシェです。チューニングに関してもポルシェが担当していたといわれています。

メルセデスベンツとポルシェ、欧州を代表するドイツ自動車ブランドのコラボレーションモデルということで、500Eは日本国内において高い評価を獲得しました。正規輸入車と並行輸入車を合わせると、総生産台数の1/3が日本国内に輸入されていたそうです。

500Eは5.0L・V型8気筒自然吸気エンジンを搭載していました。最高出力は325馬力、最大トルクは49.0kgmを発生するハイパワーエンジンを搭載した500Eは、まるでスポーツカーのような走りをすると世界中で評価されています。

124シリーズを得意とするショップの紹介

Tagomanさんのミディアムクラス300Eの画像
Tagomanさんのミディアムクラス300Eの画像
引用元:Tagomanさんの投稿

W124およびS124をはじめとするミディアムクラスをひとまとめにして、124ファミリーや124シリーズと呼びます。販売終了から長い年月が経過しているにもかかわらず、124シリーズは今もなお高い人気を博しているのです。

そんな124シリーズを専門に取り扱っているショップも存在しています。まずはじめにご紹介するのは、ARROWSと呼ばれる124シリーズ専門店です。こちらは神奈川県川崎市に所在していて、124シリーズの高価買取なども行っています。

続いてご紹介するのが、W124およびS124を専門に取り扱っているblow。メディアにも取り上げられた実績を誇る、ネオクラシック欧州車専門店になります。千葉県柏市に所在していて、全国からの問い合わせにも対応しているそうです。

まとめ

haruhiko  specialists☆さんのEクラス ステーションワゴンW124の画像
haruhiko specialists☆さんのEクラス ステーションワゴンW124の画像
引用元:haruhiko specialists☆さんの投稿

今回は1980年代から1990年代にかけて、大勢の車好きを魅了したメルセデスベンツ・ミディアムクラスについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ミディアムクラスの中でも、特にW124とS124は今もなお高い人気を博しています。

販売終了から20年が経過、初期型なら30年以上が経過しているW124およびS124。すでに旧車といっても過言ではない車種なので、これから購入するつもりなら、故障や不具合と付き合っていく覚悟が必要です。

部品供給などの問題もあり、近年の車のように簡単に維持はできません。それでもW124およびS124が欲しいと思う人は、上記でご紹介したような専門店で購入するようにしましょう。間違っても専門知識のないショップでは購入しないようにしてください。

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