ステッカーを自作!必要なアイテムと方法をご紹介! | CARTUNEマガジン
ステッカーを自作!必要なアイテムと方法をご紹介!

2019年07月07日 (更新:2024年08月22日)

ステッカーを自作!必要なアイテムと方法をご紹介!

スポーツカーやVIPカーを中心に、人気を博しているステッカーチューン。ステッカーは貼るだけで、愛車にカスタムカーの雰囲気を演出することができます。今回はステッカーを自作したい人に向けて、自作する方法や必要となる道具を徹底解説。この記事を読んで、好きなパーツのロゴや自分だけのオリジナルロゴを作成してみましょう。

車のステッカーを自作してみよう!

Burdock(バーダック)さんのC-HRZYX10の画像
Burdock(バーダック)さんのC-HRZYX10の画像
引用元:Burdock(バーダック)さんの投稿

車のドレスアップに必須となるのがステッカーの存在です。ステッカーを一切排除したドレスアップもシンプルでカッコいいのですが、ステッカーを貼ることでカスタムカーならではの雰囲気を演出することができます。

ステッカーチューンを施すうえで悩むのがステッカーを入手する方法。ステッカーは購入したカスタムパーツに同梱されていることが多いですが、オークションサイトやCARTUNEのパーツ市場で購入することもできます。

また、人によってはオリジナルのステッカーを自作している人もいるのだとか。ステッカーを自作するためには大きく分けて3種類の方法があります。

  • カッティングシートを手切りして作る方法
  • カッティングマシンを使用して作る方法
  • 家庭用プリンターを使用して作る方法

ステッカーを自作する方法は決して難しくありません。今回はステッカー自作方法を丁寧に解説していきます。ステッカー自作に興味がある人はぜひ参考にしてください。

カッティングシートを手切りして作る方法

しゃんしゃんさんのタントカスタムL375Sステッカーの画像
しゃんしゃんさんのタントカスタムL375Sステッカーの画像
引用元:しゃんしゃんさんの投稿

まずはカッティングシートを手切りして、ステッカーを自作する方法をご紹介します。上記でお伝えした3種類のステッカー自作方法の中で最も取り組みやすく、費用を抑えることができるのがカッティングシートの手切りになります。

ほかのステッカー自作方法と比べて手間がかかったり、失敗する恐れがあったりするなど、手切りならではのデメリットもありますが、思い立ったらすぐ作業できるカッティングシートの手切りはステッカー自作初心者におすすめの方法です。

今回はカッティングシートを手切りしてステッカーを自作するために必要な道具と、作成手順を簡単にご紹介します。また、カッティングシートの種類についても簡単にお伝えするので、自作ステッカー初心者は必見です!

自作ステッカーに必要な道具

おてつ丸さんのパレットステッカーの画像
おてつ丸さんのパレットステッカーの画像
引用元:おてつ丸さんの投稿

まずはステッカーを自作するために必要な道具をご紹介します。カッティングシートを適宜してステッカーを自作する際に用いる道具は以下の5種類です。どれも100円ショップで簡単に入手することができますよ。

  • カッティングシート
  • カッティングマット
  • デザインナイフ
  • マスキングテープ
  • ピンセット

カッティングシートを手切りして車に貼り付けるため、カッティングシートは必需品です。カッティングシートを切り抜くために、カッティングマットとデザインナイフを用意しましょう。デザインナイフはカッターで代替してもいいですが、デザインナイフの方が作業しやすいです。

カッティングマットは作業台を保護するために必要になります。マスキングテープはステッカーを転写するために必要です。ピンセットは切り抜いたステッカーをカッティングシートの台紙から剥がすときに役立ちます。

作成手順

ぽんちき R50_8ballさんのMINIRA16ステッカーの画像
ぽんちき R50_8ballさんのMINIRA16ステッカーの画像
引用元:ぽんちき R50_8ballさんの投稿

カッティングシートの手切りに必要となる道具を用意したら、早速自作ステッカーの作成に取りかかってみましょう。まずはスマートフォンやPCで、作成したいロゴを見つけてください。作成したいロゴを決めたらそれをプリントアウトしましょう。

プリントアウトしたロゴはカッティングシートの上に貼り付けます。ロゴが動かないようにしっかりと固定したら、デザインナイフでロゴの縁をなぞるようにカットしてください。必要な部分だけカッティングシートを残して、不要なシートはすべて剥がしてしまいます。

それが済んだら、ロゴを覆うようにマスキングテープを上から貼り付けましょう。必要サイズに外周をカットしたら、あとはカッティングシートの台紙を剥がして、車に貼り付けます。最後にマスキングテープを剥がしたら自作ステッカーの完成です。

カッティングシートの種類

HM!さんのマーチステッカーの画像
HM!さんのマーチステッカーの画像
引用元:HM!さんの投稿

続いて、カッティングシートの種類についてご紹介します。せっかくステッカーを自作するなら、カッティングシートの素材(柄)にもこだわりたいですよね。カッティングシートには様々なデザインが用意されているため、自分好みの製品を見つけてみましょう。

また、カッティングシートの種類によっては耐候性が高いものもあります。手間暇をかけて自作したステッカーがすぐに劣化してしまわないように、できるだけ優れた耐候性が備わったカッティングシートを購入した方が良いでしょう。

今回はAmazonで販売されている4種類のカッティングシートをご紹介します。カッティングシートのデザインまでこだわることができるのが、自作ステッカーならではの利点です。これから自作ステッカーを作成する人はぜひ参考にしてください。

カーラッピングフィルム

MR:TECKWRAP カーラッピング フィルム マット(艶消し) ブラック(黒) シールステッカー エア抜き溝仕様 152cm×30cm……

まず最初に紹介するカッティングシートはTECKWRAPが販売しているカーラッピングフィルムです。エア抜き溝を使用しているため、自作ステッカー初心者の人でもエア噛みせず、綺麗に車に貼り付けることができます。

密着性や施工性が高いうえに、耐久性、耐候性、耐水性などにも優れている魅力的な製品です。ステッカーは強い日差しや雨、汚れで劣化してしまう可能性が高いので、 はじめから高い耐久性が備わっている製品を購入しておきたいですね。

カーラッピングフィルムには6種類のカラーバリエーションがあります。

  • ブラック
  • 艶あり(灰色)
  • 艶あり(白)
  • 艶あり(赤)
  • 艶あり(青)
  • 艶あり(黒)

自分好みのカラーをチョイスしましょう。自作ステッカー作成にはあまり関係ありませんが、伸縮性があるため、ルーフやボンネットのブラックアウトにも打ってつけです。152cm×30cmの製品で、価格は965円となっています。

メタリック

MR:TECKWRAP カーラッピングフィルム カーラッピングシート エア抜き溝あり 光沢あり 長さ152cm幅30cm 水晶タイプ レッド(赤)

続いて紹介するカッティングシートもTECKWRAPが販売しているカーラッピングフィルムです。こちらは上記の製品のメタリック版になります。上記の製品と同様、エア抜き溝が採用されているので初心者も容易に貼り付けることができるでしょう。

こちらの製品には5種類のカラーバリエーションが用意されています。

  • アップルグリーン
  • パールブルー
  • パープル
  • レッド
  • シルバー

どれもメタリック仕上げになっていますが、艶消しカラーであることも特徴のひとつです。発色が優れているとAmazonレビューでも評価されています。上記の製品と同様に耐久性が高いため、車を安心して屋外駐車することができますよ。

車用のラッピングフィルムとして販売されていますが、もちろん、車以外にも使用することが可能です。自転車やバイクはもちろん、スマートフォンやPCなどのドレスアップにも最適だと思います。こちらの製品の価格は1,109円です。

カーボン風

TARO WORKS カーボンシート 3Dリアル 車 外装 カーラッピングフィルム 黒 A4

続いて紹介するカッティングシートは、TARO WORKSが販売している3Dリアルカーボンシートです。リアルな質感に徹底的にこだわったカーボン柄に仕上がっているため、愛車をスポーティにドレスアップすることができます。

通気性に優れたエア抜き溝を採用したことで、初心者も簡単に自作ステッカーを貼り付けることが可能です。 粘着力が高くて貼りやすいうえに、耐久性の高さも備わっています。触るとわかる厚みや質感は、まるで本物のカーボンのようです。

  • オレンジ
  • クリヤー
  • グリーン
  • ゴールド
  • シルバー
  • ダークグレー
  • ブラック
  • ブラック《TP B》
  • ブルー
  • ホワイト
  • レッド

シンプルなブラックカラーの3Dカーボンシートも魅力的ですが、そのほかのカラーも愛車を高級かつおしゃれに演出してくれるのでおすすめです。こちらの製品はサイズの展開も豊富となっていますが、152cm×30cmの場合は680円で販売されています。

ヒョウ柄

オリジナル/3M/ヒョウ柄/ラップフィルム/ラッピングフィルム/130cm x 50cm/マット/アニマル/カッティングシート/ウォールステッカー(デカール・シール)

最後に紹介する製品は、ヒョウ柄のカッティングシートです。これまでに紹介した製品の中でも圧倒的な個性を放つヒョウ柄仕上げとなっています。個性を強調したい人はこの製品でステッカーを自作すると面白いかもしれません。

裏面は粘着シートになっているため、施工性は非常に高くなっています。ハサミやカッターなどで簡単にカットすることができるため、初心者でも簡単に作業できるうえに、キレイに剥がれてくれるため、剥がしたくなったときも安心です。

上記でご紹介したカッティングシートに比べると、あまりステッカーには向いていないデザインになります。しかし、個性を演出するにはうってつけであり、ステッカーだけでなく内装のイメチェンにも使用できるなど万能な製品です。

手先が不器用な方はカッティングマシンを使用する

鼬〈イタチ〉さんのクラウンロイヤルGRS182ステッカーの画像
鼬〈イタチ〉さんのクラウンロイヤルGRS182ステッカーの画像
引用元:鼬〈イタチ〉さんの投稿

ステッカーを自作してみたい人の中には、手先が不器用でステッカーを作成することができるか不安だという人もいるでしょう。ロゴ自体はインターネットで検索してプリントアウトすれば、きちんとしたものを入手することができます。

しかし、最終的にはプリントアウトしたロゴを自分自身の手でカットする必要があるので、工作などが苦手な人は失敗してしまう可能性があるかもしれません。そんな人は、カッティングマシンを購入してみてはいかがでしょうか。

ScanNCut(スキャンカット) CM300

ブラザー brother カッティングマシン CM300(CMZ0102) ScanNCut ステッカー ラベル

続いて紹介するのは、ブラザー工業が製造及び販売を手掛けているカッティングマシン、スキャンカットCM300です。こちらの製品の最大の特徴は、本体上部の液晶部分を操作することで、PCなしでステッカーシートやプリントシートカットできるところ。

もちろん、PCを用いたカットも可能です。PCと接続する場合はUSBケーブルを用いた有線接続になります。本体でスキャンしたデータをPCに表示することもでき、非常に万能なカッティングマシンとして人気を博しているようです。

また、従来のスキャンカットは付属品が多く、価格が高価なことが欠点でした。しかし、スキャンカットCM300は付属品を厳選することで、リーズナブルな価格を実現しています。

カッティングマシンのメリットとデメリット

りゅーじさんのハイエースバンTRH200Vステッカーの画像
りゅーじさんのハイエースバンTRH200Vステッカーの画像
引用元:りゅーじさんの投稿

プリンタ感覚で気軽に使えるカッティングマシン。これから自作ステッカーをたくさん作成していこうと考えている人は、カッティングマシンを購入してみてはいかがでしょうか。カッティングマシンに興味がある人のために、メリット・デメリットをご紹介します。

まずはカッティングマシンを購入するメリットです。カッティングマシンをステッカー自作に用いることで、高いクオリティのステッカーを作成することができるようになります。また、手切りよりもカット時間を短縮できるため、ステッカーを複数枚作成したい人にオススメです。

カッティングマシンのデメリットはやや敷居が高いこと。全体的に価格が高価なうえに、なんとなく操作が難しそうなイメージがありますよね。細かすぎる文字や柄がカットできなかったりデータを作る必要があったりするというデメリットもあります。

プリンターを使ってステッカーを作る方法

🌴NeoLocoStyle🥙さんのニュービートル カブリオレステッカーの画像
🌴NeoLocoStyle🥙さんのニュービートル カブリオレステッカーの画像
引用元:🌴NeoLocoStyle🥙さんの投稿

最後に紹介するステッカー自作方法が、家庭用プリンターを使ってステッカーを作る方法です。実は家庭用プリンターがあれば、自作ステッカーを作成することができます。ただし、家庭用プリンターだけでステッカーを作成できるわけではありません。

家庭用プリンターでステッカーを自作するためには、別売品のステッカー専用シートを購入する必要があります。また、ロゴデータを出力する必要があるのでPCも必要です。手順に従って作成すれば手切りのように失敗することありません。

さらにPCとプリンターを所有している人なら、ステッカー専用シートを購入するだけで済むので、カッティングマシンに比べると敷居は低いです。プリンターを使ってステッカーを自作したい人のために、これからおすすめのステッカー専用シートをご紹介します。

エーワン 手作りステッカー 強粘着 29421

エーワン 手作りステッカー(インクジェット) 強粘着タイプ A5 1面ホワイト 29421

まず最初に紹介するのは、エーワンが製造及び販売を手掛けているオリジナルステッカーキットです。従来の製品と比べて専用のステッカーシートを増量したAmazon限定のオリジナルパックになります。中身自体は従来の製品と変わりありません。

こちらの製品なら、インクジェットプリンターを使ってステッカーを自作することが可能です。耐水性・耐光性・耐久性に優れたステッカーを手軽に作成することができます。また、裏面は強粘着タイプとキレイに剥がせるタイプの2種類があるので、好みのものを選びましょう。

さらにエーワン製品専用のソフトウェアである「ラベル屋さん」を用いれば、世界でひとつの手作りステッカーを作成することも可能です。「ラベル屋さん」は完全無料なうえにインストール不要のお手軽ソフトになっています。こちらの製品の価格は999円です。

エーワン 手作りステッカー マグネット

A-ONE 28839 [手作りステッカー マグネットタイプ A4判 ノーカット 2セット]

続いて紹介するのは上記の製品と同様、エーワンが製造及び販売を手がけているオリジナルステッカーキットです。上記の製品は裏面が粘着するシールタイプでしたが、こちらは上記の製品のマグネットタイプとして販売されています。

ステッカーの作成方法に関してはまったく同じです。こちらの製品ならマグネットタイプのステッカーを作成することができるため、ステッカーを簡単に脱着できるようにしたい人にはおすすめの製品となっています。

印刷用フィルムラベルと保護用フィルムラベルがセットになっているので、水や色褪せに強いだけでなく、傷や汚れにも強い本格的なステッカーを作成することが可能です。実際の商品として販売されているような完成度の高いステッカーを目指して作成してください。価格は1,082円です。

まとめ

ともやんさんのMR-SZZW30ステッカーの画像
ともやんさんのMR-SZZW30ステッカーの画像
引用元:ともやんさんの投稿

今回はステッカーを自作するための方法や必要となる道具を徹底解説しましたが、いかがだったでしょうか。自分だけのステッカーを作成したいという人や入手することが難しいステッカーを愛車に貼りたいという人はぜひ参考にしてください。

これからたくさんのステッカーを作成しようと考えているなら、カッティングマシンを購入することをおすすめします。しかし、自分用に1枚だけしか作らないという人は手切りもしくは家庭用プリンターを使ってステッカーを作成しましょう。

ステッカーチューンを施すことで、愛車の雰囲気が見違えるようになります。既製品のステッカーを貼ってカスタムするのもいいですが、自作ステッカーを貼って特別感を演出することで、愛車にさらなる愛着が湧くはずです。

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