頭文字D 高橋涼介のRX-7 FC3Sを徹底研究! | CARTUNEマガジン
頭文字D 高橋涼介のRX-7 FC3Sを徹底研究!

2019年06月27日 (更新:2022年08月04日)

頭文字D 高橋涼介のRX-7 FC3Sを徹底研究!

.漫画「頭文字D(イニシャルD)」は累計発行部数約5000万部を記録し、数多くの読者やファンを生み出した伝説的漫画です。群馬県を中心に数多くの峠で、若者がさまざまなライバルと「公道レース」を繰り広げるカーアクション漫画で、国内外問わず、現役レーサーにも多大な影響を与えたほどでした。今回はその作中に登場するカリスマ的存在・高橋 涼介が操る「FC3S」に焦点を当てて、ご紹介します。

高橋涼介とは

Rotary FC3SさんのRX-7FC3S洗車の画像
Rotary FC3SさんのRX-7FC3S洗車の画像
引用元:Rotary FC3Sさんの投稿

「高橋 涼介(たかはし・りょうすけ)」は、「頭文字D」に登場するキャラクターの中でも非常に重要なキャラクターです。地元、群馬県の大学に通う医大生で、病院長の息子のイケメン御曹司でありながら、群馬・赤城山を拠点にする走り屋グループ「赤城レッドサンズ」のナンバーワン。

彼自らが発した公道レースにおける理想像「公道最速理論」を追求すべく、物語の主人公である藤原拓海にアプローチを仕掛けたり、自らリーダーとなって県外遠征チーム「プロジェクトD」を発足したり、走り屋時代には「赤城の白い彗星」と呼ばれるほどの、凄腕の持ち主です。

高橋涼介のFC3S仕様とは

つばめ。さんのRX-7FC3Sの画像
つばめ。さんのRX-7FC3Sの画像
引用元:つばめ。さんの投稿

そんな高橋 涼介が乗りこなす愛車が「マツダ・サバンナRX-7 アンフィニⅢ」です。車名の型番から「FC3S」もしくは「FC」と呼ばれることが多いです。

この車は2シーター仕様の特別仕様車で、エンジンはマツダ自慢の13B-T型水冷直列2ロータリーエンジンのターボ仕様。標準では最高215PSとなっていますが、涼介は初期では「340PS」、主人公・藤原拓海とバトルする際は「260PS」にチューニングしています。

物語序盤から中盤にかけてはミラーやホイールなどを除き外装はほぼノーマルのままでしたが、終盤でカーボンボンネットやGTウィング、固定式ヘッドライト、藤田エンジニアリング製のフロントバンパーなどを装着します。

走行性能やエンジンが話題になりがちなFC3S型RX-7ですが、正式な車名は「マツダ サバンナRX-7」であり、1971年に登場した「マツダ サバンナ」以降のサバンナシリーズ20年の歴史の最後を飾る、マツダ全体の歴史から見ても非常に重要な一台です。

高橋涼介仕様のFC3Sのレプリカを作りたい!

hide_204さんのRX-7FC3Sの画像
hide_204さんのRX-7FC3Sの画像
引用元:hide_204さんの投稿

数多くのファンを生み出した「頭文字D」ですが、作中で登場した車へカスタマイズ、いわゆる「レプリカを作りたい」というファンが非常に多く、もちろん高橋涼介のFCも例外ではありません。作中ではFCは様々なドレスアップを施していますが、とりわけ人気なのは、「主人公・藤原拓海とのバトルシーン」で登場したFCです。そのFCへカスタマイズするうえで必要なパーツは数多くありますが、エクステリアでは主に次の3つが必要です。

リップスポイラー&リアスポイラー

RE-510さんのRX-7FC3Sの画像
RE-510さんのRX-7FC3Sの画像
引用元:RE-510さんの投稿

FCの顔ともいうべき、そして高橋涼介仕様のFC3Sを代表する最も重要なフロントバンパー(リップスポイラー)は、純正よりもさらに低く見せることができます。会社は作中では「エアロマジック社」となっていますが、現在は入手が難しく、代わりにデザインが非常に似ていて現在でも入手ができる「チャージスピード社」のリップスポイラーが人気です。あとは小型のリアスポイラーも装備しています。

ワタナベ「エイトスポーク16インチホイール」

作中では様々なホイールをはかせていますが、その中でも多くのユーザーが履かせている人気のホイールが、老舗ホイールメーカー「ワタナべ社」の16インチホイールです。ワタナベ社のホイールは主人公・藤原拓海が乗る「トヨタ・スプリンタートレノ(通称:AE86)」も履かせています。

独特のかまぼこ型ホイールデザインは非常に個性的で、作中に登場した黒色系ホイールと、ホワイトカラーのボディが非常にマッチしております。

「ユアーズスポーツ」 エアロミラー

非常に些細なパーツである「エアロミラー」ですが、ファンの方々はそこまでこだわっています。ボディと一体型に見える流線形は、ワンポイント故に目立つ、良いアクセント。会社は「ユアーズスポーツ社」のものですが、現在では生産終了となっており、中古商品のオークションでも高値で取引されているほど入手が非常に難しいパーツです。

その他のパーツ

その他の装備としては、「社外ステアリング」や「社外片方出しマフラー」などが見受けられます。内装は事細かく説明されていないせいか、ユーザーが独自に考え装備された個性的なパーツが目白押しなので、参考にしてみるのもいいですね。

徹底研究!高橋涼介のFC3S!の記事まとめ

がっちん ~群馬の妖精~さんのRX-7FC3Sの画像
がっちん ~群馬の妖精~さんのRX-7FC3Sの画像
引用元:がっちん ~群馬の妖精~さんの投稿

大ヒット漫画「頭文字D」に登場するカリスマ・高橋涼介が操る「FC3S」に焦点を当ててご紹介しました。この車は発売してから25年以上も経過しているためか、こまめにメンテナンスをしながら大切に乗っている方が非常に多く見受けられます。維持するのに根気強さが求められるといわれるロータリーエンジン車ですが、高橋涼介と同じように大切に乗り続けていってほしいものです。

新着記事

おすすめ記事