2019年06月26日 (更新:2022年07月20日)
人気のオープンカー実燃費ランキングTOP10!
天気のいい日にゆったりと時間を使って気の向くままにドライブ。たまに急な雨のせいで慌ててトップを閉めたりもありますが、それもまた楽しいオープンカー。車である限りそれ以外の用途に使われる事も多々あります。しかし、普段使用するとき気になるのは乗り心地は勿論、燃費も気になるところです。今回はオープンカーの実燃費をランキング形式で10台ほどご紹介していきたいと思います。
オープンカーに憧れのあるユーザーの方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
第1位 スマート フォーツー カブリオ mhd
イタリアで最も愛されているオープンモデルのスマート フォーツー カブリオ。ターボエンジンを積みながらも持ち前の軽量かつコンパクトなボディでしっかり走り燃費も抜群、堂々の1位となりました。
実燃費 19.75km/L
実燃費はターボエンジンにもかかわらず19.75km/Lでハイブリッドカー並みの燃費を出しています。
フォーツー カブリオの特徴
ハンドルの切れ角が大きいフォーツー カブリオはボディが3メートルもないので最小回転半径がとても小さく、混雑した街中でも楽に旋回をすることができます。車幅は軽自動車よりも広くなっていますのでコーナリングの安定性も非常に高くなっています。
ソフトトップの使い方
フォーツー カブリオのソフトトップはルーフ部のみを開けるタルガトップの状態と、リアウィンドウまで開けた前回状態の2段階に開くことができ、走行中でも操作ができます。全開状態ではサイドルーフバーの取り外しまで可能となっているので開放感は一気に高まります。
スペック
発売日 | 2008年12月~2014年販売終了 |
ボディサイズ | 全長2,720mm全幅1,560mm全高1,540mm |
車両重量 | 850kg |
乗車定員 | 2人 |
エンジン | 1.0L直列3気筒+ターボ |
最高出力 | 71PS/5,800rpm |
最大トルク | 9.4kgf・m/4500rpm |
トランスミッション | シーケンシャルMT |
駆動方式 | FF,4WD |
JC08モード燃費 | 計測なし(10・15モード:23.0km/L~23.5km/L) |
燃料 | ハイオク |
新車車両価格 | 203.0万 |
ライバル車 | トヨタ iQ |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★☆
- 実用性 :★★★☆☆
- コスパ :★★★★☆
第2位 ダイハツ コペン
樹脂化したボディで色々なデザインを楽しむことができるコペンですが、外観だけでなく走りも評価が高い事でファンもたくさん着いています。走りのイメージが先行してしまいがちなので、燃費のことはあまり考えられていないように感じてしまいますが、実は国産オープンカーの実燃費はトップとなっています。
実燃費 18.88km/L
実燃費はあと僅かで19.0km/Lに届かず18.88km/Lとなっています。
コペンの特徴
アクティブトップと呼ばれるハードタイプの屋根を使っている、広いトランクスペースを持っているという事が最大の特徴ではないでしょうか。軽自動車オープンスポーツカーでもしっかりと実用性を考えられているので普段の足代わりでも非常に使いやすくなっています。
個性豊かなキャラクター
ドレスフォーメーションという外装パーツを好みの物に変更できるプランでコペンを着せ替えができます。愛車の個性を主張したい方にはオススメのカスタム方法となっています。
スペック
発売日 | 2014年6月販売開始 |
ボディサイズ | 全長3,395mm全幅1,475mm全高1,280mm |
車両重量 | 850kg~870kg |
乗車定員 | 2人 |
エンジン | 0.6L直列3気筒+ターボ |
最高出力 | 47kW[64PS]/6,400rpm |
最大トルク | 92N・m[9.4kgf・m]/3,200rpm |
トランスミッション | 7速CVT,5速MT |
駆動方式 | FF |
JC08モード燃費 | 22.2km/L |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格 | 185.0万~208.4万円 |
ライバル車 | ホンダ S660 |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★★☆☆
- コスパ :★★★★☆
第3位 ホンダ S660
ダイハツ コペンと同じく軽自動車のオープンスポーツカーであるS660、性別、年齢、運転歴関係なく誰が乗っても楽しく運転ができる車を目指して開発されています。こちらも走りのイメージが根強いですが、コペンとの実燃費差の少なく優秀な車となっています。
実燃費 18.58km/L
実燃費は18.58km/Lとなっており、ホンダのNシリーズと同じ形式のエンジンを積んでいますが、マニュアルのみ700回転プラスされたものになっています。トルク型の低燃費エンジンなので運転もしやすくなっています。
S660の特徴
S660はスポーツカーとしての適性が高くなるようにミッドシップレイアウトにし、前後の重量バランスをなるべく均等にしています。屋根はソフトトップとなっていますが、一般的なホロをかぶせるカブリオレではなく巻き取りでオープンにする簡単な構造になっています。
抜群のコーナリングマシンホンダらしい低床のクルマで、重心を下げるように設計されているのでコーナリング時の安定性も抜群です。着座位置が低いので車体の傾きを感じにくくなり恐怖心などが薄れる事や、正確にコントロールできるようになったりするなどのメリットもあります。
スペック
発売日 | 2015年4月新車販売開始 |
ボディサイズ | 全長3,395mm全幅1,475mm全高1,180mm |
車両重量 | 830kg~850kg |
乗車定員 | 2人 |
エンジン | 0.6L直列3気筒+ターボ |
最高出力 | 47kW[64PS]/6,000rpm |
最大トルク | 104N・m[10.6kgf・m]/2,600rpm |
トランスミッション | CVT,6速MT |
駆動方式 | MR |
JC08モード燃費 | 21.2km/L |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格 | 198.0万~285.0万円 |
ライバル車 | ダイハツ コペン |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★☆☆☆
- コスパ :★★★★☆
第4位 ホンダ CR-X デルソル
今では激レアな車となってしまったCR-X デルソルですが、2人乗りのタルガトップを持つセミオープンカーです。トランストップはトランクルームの専用ホルダーに格納することができる電動オープンルーフとなっており、手動式タイプも設定されていました。
実燃費 18.13km/L
25年以上も前の車にもかかわらず現行車に負けず劣らず実燃費は18.13km/Lという驚異の数値を出しています。普通車なのに車重はわずか1,030kgしかないので軽いボディが効いているのかもしれません。
CR-X デルソルの特徴
CR-X デルソルは1.6リッターのVTECエンジン B16Aを積んでいるモデルもあり、割と本気のスポーツ走行もすることが可能となっています。同世代のEG型シビックがベースになっていますが、ホイールベースが若干短くなっていますので思った以上に挙動がピーキーだったりします。ミッドシップに見えるボディですが「ホンダらしく」FF方式を採用しています。
スペック
発売日 | 1992年3月~1999年販売終了 |
ボディサイズ | 全長3,995mm全幅1,695mm全高1,255mm |
車両重量 | 1,030kg~1,200kg |
乗車定員 | 2人 |
エンジン | 1.5L直列4気筒 |
最高出力 | D15B搭載車:130PS/6,800rpmD16A搭載車:130PS/6,600rpmB16A搭載車:170PS/7,800rpm |
最大トルク | D15B搭載車:14.1kgf・m/5,200rpmD16A搭載車:14.9kgf・m/5,500rpmB16A搭載車:16.0kgf・m/7,300rpm |
トランスミッション | AT,5MT |
駆動方式 | FF |
JC08モード燃費 | 計測なし(10・15モード:12.0km/L~15.8km/L) |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格(当時) | 137.0万~191.4万円 |
ライバル車 | マツダ ユーノス ロードスター(初代) |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★★☆☆
- コスパ :★★☆☆☆
第5位 スズキ カプチーノ
軽自動車でありながら本格的なスポーツカーを目指したロングノーズ、ショートデッキなカプチーノ。軽量ボディーのFRスポーツカーは走る、曲がる、止まる、どれをとってもストレスを感じにくく一度乗ってしまうと病みつきになってしまう楽しさがあります。
実燃費 17.69km/L
初期型のEA11R型のエンジンはF6A型のDOHCターボですが、CR-X デルソル同様この車も25年以上前のもの。「11,000回転までキッチリ」回るどころか、チューニング次第では12,000回転以上回る可能性を秘めたエンジンでこの燃費ならとてもお買い得な気がして来るものです。
カプチーノの特徴
4つのスタイルが楽しめるルーフはフルオープン、ハードトップ、タルガトップ、Tトップの4種類から天気や気分に合わせて選択をすることが可能です。ルーフパーツもトランクに入れて持ち運ぶことができるので様々なでアレンジができます。
スペック
発売日 | 1991年10月~1998年10月販売終了 |
ボディサイズ | 全長3,295mm全幅1,395mm全高1,185mm |
車両重量 | 690kg~700kg |
乗車定員 | 2人 |
エンジン | 0.6L直列3気筒+ターボ |
最高出力 | 64PS/6,500rpm |
最大トルク | F6A搭載車:8.7kgf・m/4,000rpmK6A搭載車:10.5kgf・m/3,500rpm |
トランスミッション | 5速MT,3速AT(21R型のみ) |
駆動方式 | FR |
JC08モード燃費 | 計測なし(10・15モード:18.0km/L) |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格(当時) | 145.8万~158.6万円 |
ライバル車 | ホンダ ビート、マツダ AZ-1 |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★★★☆
- コスパ :★★☆☆☆
第6位 ホンダ ビート
ホンダ S660の原点とされているビート、当時はスズキ カプチーノ、マツダ AZ-1とともに「ABCトリオ」として軽自動車のパワー競争を行っていました。トゥデイにも積まれることがあったE07AエンジンとMTRECの組合せは高回転型で、回すととても気持ちがいい物になっています。
実燃費 16.59km/L
ミッドシップによる駆動ロスの低減はされていますが、ライバルカプチーノと比べると車重が重たいため燃費勝負ではやや分が悪そうです。しかし、純粋な軽自動車オープンスポーツカーとしての優劣は非常につけがたくなっています。
ビートの特徴
S660同様ミッドシップレイアウトなので重量配分が良く車を操縦している一体感を得ることができます。エンジンのレスポンスも良くシフトのストロークが短いため細かい旋回がとても楽しいクルマになっています。
スペック
発売日 | 1991年5月~1996年販売終了 |
ボディサイズ | 全長3,295mm全幅1,395mm全高1,175mm |
車両重量 | 690kg~760kg |
乗車定員 | 2人 |
エンジン | 0.6L直列3気筒+ターボ |
最高出力 | 64PS/8,100rpm |
最大トルク | 6.1kgf・m/7,000rpm |
トランスミッション | 5速MT |
駆動方式 | MR |
JC08モード燃費 | 計測なし(10・15モード:17.2km/L) |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格(当時) | 145.8万~158.6万円 |
ライバル車 | スズキ カプチーノ、マツダ AZ-1 |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★☆☆☆
- コスパ :★★☆☆☆
第7位 日産 マイクラC+C
日産のマーチベースで作られたお洒落な4人乗りコンバーチブルクーペのマイクラC+C。ルーフを収納しなければならないためリアは通常のマーチとは異なるエクステリアとなっていますが、日本離れしたデザイン性を持っていますので、個性を押し出したい方にはオススメです。
実燃費 15.12km/L
実燃費は15.12km/Lとなっておりエンジンは1.6L直列4気筒の一種類のみとなっています。ただ、使用燃料がプレミアムガソリンのハイオク仕様となっており燃料コストとしては高めとなっています。
マイクラC+Cの特徴
この記事で唯一スポーツイメージがつかないマイクラC+Cですが、1.6リッターのエンジンは元気よく回ってくれます。日本での販売は1500台限定となっており、中古車市場にも出回っている数は少なめとなっています。一風変わったデザインは一度目にすると惹かれる事間違いなしです。
スペック
発売日 | 2007年7月~2010年8月販売終了 |
ボディサイズ | 全長3,820mm全幅1,670mm全高1,445mm |
車両重量 | 1,200kg |
乗車定員 | 4人 |
エンジン | 1.6L直列4気筒 |
最高出力 | 81kW[108PS]/6,000rpm |
最大トルク | 153Nm[15.6kgf・m]/4,400rpm |
トランスミッション | AT,5速MT |
駆動方式 | FF |
JC08モード燃費 | 計測なし(10・15モード:14.6km/L) |
燃料 | ハイオク |
新車車両価格(当時) | 249.9万 |
ライバル車 | 日産 マーチ |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★☆☆
- 実用性 :★★★★☆
- コスパ :★★★★☆
第8位 スマート スマートロードスター
リアにエンジンを積んだ軽量ボディで、まるでゴーカートのような乗り味を出すスマートロードスター。6速セミATではあるものの発進は意外とスムーズでパワーもそれなりにあるため不快感を感じることは少ないかもしれません。
実燃費 15.08km/L
700ccのコンパクトなエンジンで車重も軽くなっており、実燃費は15.08km/L。ほぼ軽自動車ターボ変わらないと思われそうですが+100ccの差はやはり大きく街中では十分に機敏な動きができます。
スマートロードスターの特徴
リアエンジン・リアドライブらしい重量配分が、気を抜けない運転技術を要するように思われてしまいそうですが、実際に高いドライビングテクニックを必要とする、大人の為のスポーツカーとなっています。
スペック
発売日 | 2003年9月~2006年販売終了 |
ボディサイズ | 全長3,430mm全幅1,615mm全高1,205mm |
車両重量 | 830kg |
乗車定員 | 2人 |
エンジン | 0.7L直列3気筒+ターボ |
最高出力 | 74kW[101PS]/5,600rpm |
最大トルク | 130N・m[13.3kgf・m]/2,500rpm~5,300rpm |
トランスミッション | 6速製AT |
駆動方式 | RR |
JC08モード燃費 | 計測なし(10・15モード18.8km/L) |
燃料 | ハイオク |
新車車両価格(当時) | 363.0万円 |
ライバル車 | マツダ ロードスター |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★☆
- 実用性 :★★☆☆☆
- コスパ :★★☆☆☆
第9位 マツダ ロードスター RF
超ロングセラーであるロードスターの最新型モデルに電動格納ルーフを採用したロードスター RF、解放感とタイトさの両方を楽しめる上質なコクピットデザインと言いながらも安全性や使い勝手をしっかり考えられているクルマとなっており、オープンカー初心者でも安心して運転することができます。
実燃費 14.87km/L
ソフトトップのロードスターは1.5Lのエンジンが搭載されていますが、電動ハードトップによる重量増対策として採用された2.0Lエンジンで低速から余裕を持たせてあるので、乗りやすく燃費が良いというのが強みになっています。
ロードスター RFの特徴
ハードトップなのでボディ剛性も高くオープンにしたいときは左手の指先1本で簡単にオープン化できるのがロードスター RFの特徴ですが、街中でも高速道路でもとても快適に運転することができます。
スペック
発売日 | 2016年12月新車販売開始2018年6月商品改良 |
ボディサイズ | 全長3,915mm全幅1,735mm全高1,235mm |
車両重量 | 1,100kg~1,130kg |
乗車定員 | 2人 |
エンジン | 2.0L直列4気筒 |
最高出力 | 2016年11月~2018年6月116kW[158PS]/6,000rpm2018年6月~135kW[184PS]/7,000rpm |
最大トルク | 2016年11月~2018年6月200N・m[20.4kgf・m]/4,600rpm2018年6月~205N・m[20.9kgf・m]/4,000rpm |
トランスミッション | 6速AT,6速MT |
駆動方式 | FR |
JC08モード燃費 | 15.6km/L |
燃料 | ハイオク |
新車車両価格 | 339.6万~381.2万円 |
ライバル車 | トヨタ 86 |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★★☆☆
- コスパ :★★☆☆☆
第10位 BMW 220i カブリオレ
走行中でも電動ソフトトップが開閉が可能になっている220i カブリオレ。2シリーズのクーペはスポーティーさが全面に出ているモデルとなっていますがカブリオレは上質さが引き立つデザインになっています。
実燃費 14.43km/L
燃費は14.43km/Lとなっており2Lターボ+車重という仕様に対してとても優秀な数値となっています。トルクも下から盛り上がってくれるエンジンなので、加速したいと思う場面ではしっかりと期待に応えてくれます。
2シリーズ オープンの特徴
少し大きく見えるボディサイズですが、実際に乗ってみると手の内に収まってくれるようなコンパクト感があり扱いやすいクルマとなっています。オープンカーとはいえ乗り心は固すぎず気負いなしで運転できるのでストレスも溜まりにくくなっています。
スペック
発売日 | 2015年4月新車販売開始 |
ボディサイズ | 全長4,470mm全幅1,775mm全高1,405mm |
車両重量 | 1,620kg |
乗車定員 | 4人 |
エンジン | 2.0L直列4気筒+ターボ |
最高出力 | 135kW[184PS]/5,000rpm |
最大トルク | 270N・m[27.5kgf・m]/1,250rpm~4,500rpm |
トランスミッション | 8速AT |
駆動方式 | FR |
JC08モード燃費 | 15.8km/L |
燃料 | ハイオク |
新車車両価格 | 616.0万~636.0万円 |
ライバル車 | メルセデスベンツ C180カブリオレ |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★☆
- 実用性 :★★★★☆
- コスパ :★☆☆☆☆
まとめ
今回はオープンカーの実燃費ランキングをTOP10までご紹介しましたがいかがだったでしょうか?風を感じながら走ることができるオープンカーは扱う楽しさも同時に与えてくれるものが多くなっています。楽しい運転でも必ず付いてくる燃費問題、この記事を参考にそれぞれの愛車を選んでみていただければと思います。