2019年06月23日 (更新:2022年08月04日)
【イニシャルD】いろは坂のダウンヒルスペシャリスト!小柏カイとは?
走り屋のバイブルとまでされるイニシャルD。その登場人物である小柏カイは、主人公である藤原拓海と似たような境遇で育った強力なライバルです。今回は、そんな小柏カイについにスポットを当てて、ご紹介していきます。
いろは坂最強のダウンヒラー・小柏カイとは!?
高校時代にバイクでいろは坂を走りレコードを塗り替えるなど非凡な才能を発揮していたそんな小柏カイ。MR-2に乗り始めてからもいろは坂をホームコースとします。
いろは坂といえばエボ軍団の走り屋チームエンペラーですが、小柏カイはエンペラーナンバー2の岩城清次を破ります。その後、ナンバー1の須藤京一に挑もうとしますが負けたことを知り、その相手だった藤原拓海にバトルを仕掛けるのです。
いろは坂の「インベタのさらにイン」という、ヘアピンコーナーを車が空中を飛ぶ技を使用して後追いだった小柏カイは前に出ますが、最終的に藤原拓海に追い抜かれて敗北します。
その後、プロレーサートなった小柏カイですが、MR-Sで再戦するも、長尾峠で敗北します。
ちなみに、小柏カイの父親と藤原拓海の父親は若い頃にはライバル同士でした。この二人も、大一番で藤原文太が勝利し、小柏の父親は引退します。親子2代に渡る戦いは、どちらも藤原家の勝利ということですね。
小柏カイのホームコース【いろは坂】
では、いろは坂とは一体どのようなコースかをご紹介していきます。栃木県日光市の馬返から中禅寺湖畔に抜ける道です。ヘアピンカーブが48箇所あることから、いろは坂と名付けられました。作中に出てくる他の峠にはあまりない、登りと下りが分かれている道です。
下りは第一いろは坂、下りは第二いろは坂です。紅葉シーズンには展望台が観光スポットとなり、渋滞が起こるために渋滞緩和のための試行錯誤が行われている道路でもあります。
小柏カイの搭乗車種①トヨタ・MR-2 SW20
トヨタが販売するミッドシップエンジンを搭載した2L直列4気筒のMR-2です。MR-2は大きく分けると2種類あり、AWとSWに分けられます。どちらの車種も、特徴的なのはMRであることとリトラクタブルヘッドライトであるということです。
SWもマイナーチェンジを繰り返し、Ⅰ型からⅤ型まで存在します。エンジンも初期は225psでしたが、マイナーチェンジを行いグレードのGTでは245psというハイパワーエンジンを搭載していたのです。
1989年から販売されていたSW20ですが、1999年にMR-Sが販売されることによって生産を終了したモデルとなります。
小柏カイの搭乗車種②トヨタ・MR-S ZZW30
長きにわたりミッドシップエンジンの看板を背負ってきたMR-2を受け継ぐ形で販売されたのがMR-Sです。1999年に販売が開始されたのですが、2007年に販売を終了します。ハードトップをつけることもかのですが、オープンカーであることが最も魅力的ですね。
モータースポーツでは全日本GT選手権でaprが2000年から2008年まで運用しています。全日本GT選手権ではエンジンを載せ替えて参戦していますが、3度チャンピオンになるなどの輝かしい功績を残している車でもあるのです。
小柏カイのまとめ
イニシャルDを見ていると、そのライバルたちも特徴的です。その中でも、主人公の藤原拓海を苦戦させたライバルの一人ということは間違い無いでしょう。乗っているMR-2やMR-Sも非常に魅力的な車であるため、特にストーリーを面白くさせてくれた人物であることは間違いありませんね!