アウトドア派必見!イノーのキャリア製品について詳しく解説! | CARTUNEマガジン
アウトドア派必見!イノーのキャリア製品について詳しく解説!

2019年06月20日 (更新:2020年07月09日)

アウトドア派必見!イノーのキャリア製品について詳しく解説!

キャリアを装着するにあたり、まず考えたいのは「どこのメーカーにするか」ということ。さまざまな選択肢がありますが、その中でもイノーは魅力的なメーカーです。今回は、そんなイノーの商品について詳しくご紹介します。

キャリアの定義とその役割

everyさんのエブリイDA62VDIYの画像
everyさんのエブリイDA62VDIYの画像
引用元:everyさんの投稿

「そもそもキャリアって何?」というところを確認しておきましょう。キャリアとは、車の外装に取り付けるための金具や荷台のことです。

車のルーフ部分にスキー板を積んでいる車を見たことがあると思いますが、他にも自転車を装着しているのもキャリアです。さらにルーフ部分だけではなく、後ろにスペアタイヤを装備している車もあれば、そこにスノーボードをつけている車を見たこともあるでしょう。それらも全てキャリアに含まれます。

その役割ですが、車外に収納スペースを作り出すということ。スキー板やスノーボードを車内に積み込もうとするとシートを倒さなければいけなかったり、使用後の雪が車内に入ってしまい汚れる原因になりますが、キャリアがあればそれらは防げます。また、自転車のような小さい車では積み込みができないものも運ぶことができるため、アウトドアの可能性をも広げてくれる、そんな頼もしいアイテムなのです。

キャリアの構造

ゆーデリさんのデリカD:5CV5WDIYの画像
ゆーデリさんのデリカD:5CV5WDIYの画像
引用元:ゆーデリさんの投稿

車外に荷物を設置するためのキャリアですが、一体どうやって固定しているのか気になるところ。キャリアを装着した状態で高速道路を走ることもあるので、生半可な固定では心配です。

では、どうしたらそんなにしっかりと固定できるのか、その構造を見ていきましょう。

ベースキャリア

車にしっかりと固定するために、バー、ステー、取り付けフックの3つが必要になります。この3つのパーツがそれぞれ固定するために重要な役割を果たし、キャリアに物を装着した状態でも走行が可能なのです。それでは、3つのパーツを詳しくご紹介します。

バー

キャリアをつける部分となるバーです。バーにも種類があり、車種によって正しい長さを選択することが重要。そして何より、用途に合わせた正しい強度を選択することが必須です。そこを誤ると、バーが曲がったり折れることもあります。

安全にも関わることなので、非常に大切な選択です。用途に合わせて長さと強度を選択しましょう。また、イノーのバーはエアロタイプとスクエアタイプがありますので、こちらは好みに合わせて選択しましょう。

ステー

バーを固定するためにはステーが必要となります。車種によってルーフの形状が異なるため、ステーもそれに合わせて選択することになります。ルーフに合わないステーを使用すると、ぴったりはまらず不安定な固定となってしまうので、よく確認して購入しましょう。

また、ルーフに直接つけるタイプと車にあらかじめ設置されたルーフレールを使用して設置するタイプがあります。こちらも、購入前に自分の車にルーフレールがついているか・いないかの確認が必要です。

取り付けフック

こちらはルーフレール未装着車に必要なパーツです。ステーをルーフに固定するためのパーツで、これで固定しなければステーごと飛んでいってしまいます。必要な車種の場合はしっかりと取り付けましょう。

アタッチメント

キャリアをバーに固定するためのアタッチメントが必要になります。バーにはエアロタイプとスクエアタイプの2種類あり、アタッチメントによっては両方対応可能なものと片方だけに対応しているモデルがあります。

アタッチメントもバーに合っていないと不安定になりますので、確認してから購入するようにしましょう。バ

イノーのキャリア製品

ナマムギさんのNボックススラッシュJF2洗車の画像
ナマムギさんのNボックススラッシュJF2洗車の画像
引用元:ナマムギさんの投稿

それでは、イノーのキャリアに関する製品ラインナップを見ていきましょう。好みや用途に合わせた選択をすることにより、アウトドアの可能性が広がり、さらに愛車もカッコよくカスタムすることができますよ。

エアロベース

引用元:www.innoracks.com

まずはベースキャリアについてですが、少し丸みを帯びたエアロベースについてご紹介していきます。まず選択すべきは、フラッシュタイプかスルータイプか、どちらのステーにするかです。フラッシュタイプはバーの端を包み込むタイプ、スルータイプはバーが突き出るタイプで、フラッシュタイプは鍵がついているというメリットがありますが、ルーフレールが内側についているものなどはスルータイプのほうが積載スペースを広く取れるというメリットもあります。それでは、まずはステーをご紹介します。

タイプ型番価格最大積載量ステー高
フラッシュタイプXS10021,100円75kg32mm
XS20121,300円75kg73mm
XS30021,300円75kg56mm
XS40021,300円75kg45mm
スルータイプXS15023,100円75kg32mm
XS25021,300円75kg108mm
XS35021,300円75kg56mm
XS45021,300円75kg45mm

このように、各モデルの違いはその高さ。高いタイプの方がキャリアを取り付ける際にも楽ですが、車体の高さが高くなるというデメリットがあります。用途に合わせることが大切ですね!そして次にバーですが、長さによって価格が異なります。ステーは4つセットですが、バーは一本あたりの価格になりますので注意してください。

型番長さ価格
XB85850mm6,500円
XB93925mm7,000円
XB1001,000mm7,400円
XB1081,075mm7,800円
XB1151,150mm8,300円
XB1231,225mm8,800円
XB1301,300mm9,300円
XB1381,375mm9,800円
XB1451,450mm10,300円
XB1531,525mm10,800円
XB1601,600mm11,300円

このように細かく長さが定められているので、愛車のルーフが何センチか確認して購入すると良いですね。なお、ご紹介したバーは全てブラックですが、型番の最後にSがつくとシルバーとなります。シルバーは850mmから1,375mmまで設定がありますので、愛車の長さによってはシルバーにするのも良いですね。

スクエアベース

Red BullさんのステップワゴンRK1キャリアの画像
Red BullさんのステップワゴンRK1キャリアの画像
引用元:Red Bullさんの投稿

エアロベースをご紹介してきましたが、今度はスクエアベースのご紹介となります。スクエアベースには基本的に鍵がついていますので、盗難防止に役立ちますね。スクエアベースは、ルーフ形状により選択が分かれます。

溝がほとんどないルーフにつけるスムースルーフオンタイプ、ルーフレールがあらかじめ設置されているルーフレールタイプ、取り付ける溝の幅が広いフィックスポイントタイプ、端に雨どいがついている車に取り付けるドリップタイプ、新規格の軽自動車に対応するタイプに分かれています。

せっかく購入したのに取り付けできない!なんてことにならないよう、自分の車にはどのタイプが合うのかを確認して購入するのが良いですね。

タイプ品名価格最大積載量ステー高
スムースルーフオンタイプINSUTクスエアベースステー13,000円60kg100mm
ルーフレールタイプベーシックステーセットFR12,852円50kg32mm
ベーシックステーセットAR10,000円50kg32mm
ベーシックステーセットTR8,000円50kg29mm
フィックスポイントタイプINXPスクエアベースステー13,000円75kg65mm
ドリップタイプローダウンドリップステーセットLDK12,000円75kg135mm
INSDKスクエアベースステー14,000円80kg185mm
INDDKスクエアベースステー16,000円60kg211mm
INMDKスクエアベースステー18,000円60kg280mm
新規格軽1BOX車対応INKD1Kスクエアベースステー19,500円30kg250mm
INKD2Kスクエアベースステー19,500円30kg250mm
ハイエース専用INSDK147スクエアベースステードリップ用セット ハイエース20,500円(バーセット)80kg未公開

そしてバー選びも大切です。バーも長さによって分けることができますので、メジャーでルーフサイズを測ると自分の車に合った長さがわかります。

品番長さ価格
INB1071,070mm4,000円
INB1171,170mm4,500円
INB1271,270mm5,000円
INB1371,370mm5,500円
INB1651,650mm7,500円

ルーフボックス

kazu07さんのエクストレイルT32ルーフボックスの画像
kazu07さんのエクストレイルT32ルーフボックスの画像
引用元:kazu07さんの投稿

ルーフ部分に取り付けるものといえば、ルーフボックスを思いついた方も多いと思います。ルーフボックスはトランクがもう1つ増えるイメージなので、とても人気があります。選ぶ際は積載量の他に、高さも選択しなければなりません。

高さが高くなるとそれだけ積載量は増えますが、その分制限される立体駐車場なども増えてきます。もし、生活の中で高さ制限があるような場所には行かない、というのであれば高さのあるものも良いと思いますが、そうでないのであれば、薄型を選択した方が良いでしょう。

また、カラーもモデルによっては設定がありますので、車に合わせることも可能です。それでは、ラインナップをご紹介します。

品名外寸(全長×全幅×全高)容量最大積載量開き方価格カラー
WEDGE PLUS 8642,050×840×340(mm)360L50kg左右開き95,000円〜98,000円ブラックメタルフレーク、メタリックレッド、シルバー、パールホワイト
WEDGE 6652,050×840×400(mm)400L50kg左右開き90,000円ブラック、ホワイト
WEDGE 6602,030×840×280(mm)300L50kg左右開き80,000円ブラック、ホワイト
WEDGE 6241850×840×345(mm)350L50kg左右開き75,000円ブラック、ホワイト
ROOF BOX 4662,000×950×450(mm)500L75kg左右開き98,000円ブラック
SHADOW 1242,000×810×340(mm)360L50kg左右開き65,000円マットブラック
ROOF BOX 552000×830×315(mm)300L50kg左開き54,000円ブラック、ホワイト
ROOF BOX 331825×820×340(mm)300L50kg左開き54,000円ブラック、ホワイト
RIDGE TRUNK 2401400×700×310220L50kg左開き44,800円ブラック、ホワイト

サイクル向け

引用元:www.innoracks.com

自転車を運ぶ時と言えば、今までだと大きな車にシートを倒して乗せることが基本だったかもしれませんが、これなら軽自動車でも積載することは可能です。オフロードを楽しみたい方も、泥だらけの自転車を室内に入れずにそのまま帰宅できます。

選択肢としては、前輪をつけたまま乗せることができるアップライドマウントタイプと前輪を外して固定するフォークマウントタイプに分かれます。そのまま乗せるタイプでも固定できるのですが、前輪を固定するタイプの方が固定する力は強くなります。それでは、ラインナップを見ていきましょう。

タイプ品名適応タイヤ対応重量価格
アッププライドマウントタイヤホールド220〜29インチ23kg25,000円
サイクルアタッチメントST20〜26インチ17kg11,429円
フォークマウントマルチフォークロック20〜29インチ23kgオープン価格
フォークロック320〜29インチ23kg14,096円

マリンスポーツ向け

n.o.b.u2789さんのエアウェイブGJ1の画像
n.o.b.u2789さんのエアウェイブGJ1の画像
引用元:n.o.b.u2789さんの投稿

イノーのキャリアは、サーフボード、カヤック、ボートの積載もできるのが魅力。これらは車内に積載することが難しいため、なかなか趣味として一歩を踏み出せない方も多いでしょうが、キャリアを装着することで積載が可能となるのです。それでは、ラインナップを一気に見ていきましょう。

用途品名積載可能数価格
サーフボードラチェットベルト2ショートボード3枚、ロングボード/セイルボード2枚、脚立1台10,477円〜11,667円
サーフボード/カヌー・カヤックボード・カヤックラッカーカヌー・カヤック1艇、ショートボード3枚、ロングボード/セイルボード2枚29,524円
カヤックノンスリップパッド1艇10,000円
カヤックリフター17,715円
ボートボート用スライドキット1艇20,000円
ボートアタッチメント35,000円

キャンプ向け

HKMさんのエクストレイルの画像
HKMさんのエクストレイルの画像
引用元:HKMさんの投稿

キャンプへ行く際、ルーフボックスで積載を増やしても良いのですが、キャンプ用の箱をそのままルーフに載せて固定してしまうという方法もあります。固定するための台座もしっかり販売されていますので、そちらを確認していきましょう。

品名外寸(全長×全幅×全高)内寸(全長×全幅×全高)最大積載量価格
エアロラックシェイバー801,185×830×75(mm)1,050×760×55(mm)50kg26,000円
エアロラックシェイバー1001,185×1,065×75(mm)1,050×1,000×55(mm)50kg30,000円
エアロラックシェイバー ロング 1201,750×1,175×75(mm)1,615×1,105×55(mm)60kgオープン価格
シェイバー50エアロベース用1,185×505×75(mm)1,050×435×55(mm)50kg22,000円
シェイバー80エアロベース用1,185×830×75(mm)1,050×760×55(mm)50kg26,000円
シェイバー100エアロベース1,185×1,065×75(mm)1,050×1,000×55(mm)50kg30,000円
アルミラック801,090×830×70(mm)950×780×40(mm)50kgオープン価格
アルミラック1001,090×1,070×70(mm)950×1,020×40(mm)50kgオープン価格
アルミラック1151,450×1,200×70(mm)1,310×1,150×40(mm)75kg20,000円

ウインタースポーツ向け

宏くん   (  Lowgun広島)さんのインプレッサ スポーツGT3の画像
宏くん ( Lowgun広島)さんのインプレッサ スポーツGT3の画像
引用元:宏くん ( Lowgun広島)さんの投稿

スキーやスノーボードを楽しむ方は、板を運ぶ方法に困ったことはありませんか?そんな方でも、ルーフに積載することにより解決です。また、汚れた板を室内に入れなくても良いため、車内が汚れることも防げますね!それでは、イノーのラインナップを見ていきましょう。

品名型番外寸(全長×全幅×全高)積載量価格
グラヴィティIN926165×810×80(mm)スキー6セット、スノーボード4枚13,750円
IN927210×810×140(mm)スキー6セット、スノーボード4枚15,000円
グラヴィティエアロベース用XA927170×870×195(mm)スキー6セット、スノーボード4枚17,200円
XA928165×570×140(mm)スキー3セット、スノーボード2枚15,000円

さらにイノーではベースマウントがなくても設置できるモデルを販売していますので、そちらも見ていきましょう。

タイプ型番外寸価格
スムースルーフUK729205×1,020×160(mm)オープン価格
ルーフレールRH728205×940×105(mm)オープン価格
フィックスポイントTX727175×950×115(mm)オープン価格
マグネットキャリアMV276230×545×380(mm)16,000円

まとめ

しげさんのレヴォーグVMGルーフボックスの画像
しげさんのレヴォーグVMGルーフボックスの画像
引用元:しげさんの投稿

このように、ルーフに物を乗せることにより、積載量も運べるものも、大きく変わります。これを機会に愛車のルーフ部分にキャリアを設置し、アウトドアの幅を広げてみてはいかがでしょうか?人生がもっと楽しくなりますよ!

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