2019年06月15日 (更新:2022年10月20日)
デミオDJ型の内装バリエーションをご紹介します!
走りに定評のあるコンパクトハッチのマツダデミオですが、最近のマツダ車の特徴であるスタイリッシュなデザインと、インテリアでコンパクトカー離れした高い質感を持っています。そこで、今回は他のコンパクトカーとは異なるプレミアムなインテリアを採用する、現行デミオの内装デザインのバリエーションを紹介しましょう。
デミオの内装デザインのバリエーション
デミオには、6種類の内容が用意されています。どのようなデザインになっているか、採用されるグレードとそれぞれの特徴を紹介します。デミオは、色や素材の違いだけではなく、それぞれ独自の価値をもったスタイルにつくり上げています。中でも、内外装をトータルでコーディネートした「スタイル・コレクション」と呼ばれる限定車シリーズの「Noble Crimson(ノーブルクリムゾン )」と「Mist Maroon(ミストマルーン)」は、ボディカラーに合わせて専用のインテリアカラーを開発しており、デミオの人気グレードとなっています。
クロス・ブラック/ レザー・ピュアホワイト
Lパッケージの専用インテリアで、コンパクトカーとは思えない高級感があり誰もが目を引くピュアホワイトの白革内装になります。各所に赤と、サテンクロームとピアノブラックを組み合わせた加飾を施しています。Lパッケージはこの他に黒革内装も選べるので、ボディカラーとのコーディネートを楽しめます。
グランリュクス®・ ブラック/ レザー・ディープレッド
ブラックにディープレッドのアクセントを加え、シート座面にセーレンのスエード調人工皮革「グランリュクス」素材を採用したシックな黒革内装となります。Lパッケージのみの仕様で、 ピュアホワイトとともにデミオを代表するインテリアとなっています。前席および後席左右のシート背もたれの前面、サイドサポート部内側にも本革を使用しています。
クロス・ブラック (千鳥格子) XD/15S用
XDと15Sに採用され、デミオの基本となるコーディネートで、インテリア全体をブラックで統一し、インパネ・コンソール・ドアに千鳥格子パターンのグロスブラックのデコレーションパネルを採用室内に深みをもたせるとともに遊び心を表現しています。
クロス・ブラック
XDツーリング/15Sツーリング用と15C用では背もたれ上部のパターンが異なり、ツーリング用はよりスポーティーで滑りにくい表面になっています。
クロス・レッド (千鳥格子)
2017年11月から加わった特別仕様車「Noble Crimson(ノーブルクリムゾン )」専用インテリアで、高級感のあるホワイト内装と印象的なレッドシートファブリックで構成され、艶やかな深紅色のシートが白い空間に映える専用インテリアを採用しています。
グランリュクス®・ ディープレッド/ クロス・ブラック
2018年8月に設定された特別仕様車「Mist Maroon(ミストマルーン)」専用インテリアで、ライトブラウン&ブラックを基本に、ドアトリムや助手席前のインパネ、シートに肌触りのよいグランリュクス®(スエード調人工皮革)を、さらにシートには肌触りのよいキルティングを採用。また、ディープレッドとブルーグレーステッチによる対照的で個性的な配色を施しています。
機能性のこだわり”
デミオはこれらインテリアだけではなく、機能性においてもコンパクトカーらしからぬこだわりを持っています。乗員の快適性や利便性とともにもっとも力を入れているのは、マツダ車全体の一環したテーマである「人馬一体」の走りを体現する運転席とペダルの位置関係、そしてシートです。
理想的なドライビングポジションを追求したペダル位置
デミオは、マツダ車全体の方向性として、理想のドライビングポジションを追求しており、自然に足を伸ばすとアクセルとブレーキがあるようにペダルを配置するために、あえて前輪のホイールハウスを前に移動し、フロントタイヤを3代目よりも80mm前方に配置し、アクセルペダルも踵が固定するオルガンペダルを採用しています。
さらに、シートスライド量は260mm、ステアリングは上下45mmのチルト調節機能に加え、前後50mmのテレスコピック調節機能も採用するなどして、あらゆる体格のドライバーが最適なドライビングポジションを取れるようになっています。
シートへのこだわり
理想的な姿勢で座ることができるシート
デミオのフロントシートは、たっぷりとしたサイズと、体に沿ってシートがしなやかにたわむ構造になっていることで、心地よいフィット感を実現しています。また、座面には高減衰ウレタンを採用して、快適な座り心地と自然なペダル操作性が得られるようになっています。
まとめ
コンパクトカーであっても「人馬一体」の走りを追求したデミオ。走行性能に優れた車種という評価は高いものがありますが、実はデミオの最もコンパクトカーらしからぬ特徴として、高いインテリアの質感があります。
ご紹介した以外でも、サテンクローム、光沢カラーパネル、カーボン調シボ、などを用いて造りこまれたインテリアは、現在のマツダ車のエントリーモデルであることを考えるとコンパクトカークラスにおいて突出した特徴となっています。さて、貴方はどんなインテリアを選びますか?