2019年06月15日 (更新:2024年11月18日)
レクサスIS 20系の純正タイヤサイズにおススメのタイヤ12選をご紹介します!
レクサスのエントリーセダンを担っているIS。比較的コンパクトなセダンではありますが、高級車にふさわしい快適性と走行性能を併せ持っています。今回は先代モデルにあたる20系ISの純正タイヤサイズにおすすめのタイヤを19種類ピックアップしました。20系ISの純正タイヤサイズに適合するタイヤを探している人は、ぜひ参考にしてください。
20系ISってどんな車?
ISは、トヨタが北米市場・欧州市場での展開を見据えて新たに設立した高級車ブランド、レクサスのエントリーセダンとして登場しました。初代ISは「アルテッツァ」という名称でトヨタブランドのもと展開されましたが、20系ISはレクサスブランドの日本市場投入に伴い、レクサスブランドから販売されています。
あくまでエントリーセダンではありますが、レクサスのエントリーモデルを担う存在として発売されただけあって、高い質感と快適性が備わっています。また、走りの性能を重視したスポーツセダンとしての役割も担っているようです。
現在では現行モデルにあたる30系ISが販売されていますが、中古車市場では20系ISもまだまだ高い人気を誇っています。中古車市場での相場が落ち着いたこともあって、20系ISはカスタムベースとしての需要もある人気セダンです。
20系ISの純正タイヤサイズ
20系ISの純正タイヤサイズは以下の5種類です。
- 205/55R16
- 225/45R17
- 245/45R17(リア)
- 225/40R18
- 255/40R18(リア)
約8年間にわたって販売されていた20系ISは、レクサスのエントリーモデルを担う存在として様々なバリエーションが展開されていました。そのため、タイヤサイズの展開も一般的な車と比べると非常に多くなっています。
とはいえ、5種類の純正タイヤサイズのうち245/45R17と255/40R18の2種類は、リアタイヤの純正タイヤサイズになっています。245/45R17は225/45R17と、255/40R18は225/40R18と組み合わせられるので、実質的には3種類です。
205/55R16 を装着しているグレード
20系ISの中で205/55R16を装着しているグレードが以下の2種類です。
- IS250
- IS250 Xエディション
2009年に実施された年次改良によって、新たに205/55R16が設定されています。そのため、2009年以前のIS250とIS250Xエディションは205/55R16ではなく、
- フロント:225/45R17
- リア:245/45R17
を装着しているようです。
フロント:225/45R17・リア:245/45R17を装着しているグレード
20系ISの中でフロントに225/45R17、リアに245/45R17装着しているグレードが以下の7種類です。
- IS250
- IS250 アートワークス
- IS250 バージョンL
- IS250 レッドエッジブラックインテリア
- IS250 エレガントホワイトインテリア
- IS350
- IS350 エレガントホワイトインテリア
ベースグレードのIS250に関しては、2009年以前のモデルのみが上記のタイヤサイズを装着しています。フロントに225/45R17、リアに245/45R17を装着しているグレードは、快適性や乗り心地を重視したグレードが多い傾向にあるようです。
フロント:225/40R18・リア:255/40R18 を装着しているグレード
20系ISの中でフロントに225/40R18、リアに255/40R18を装着しているグレードが以下の6種類です。
- IS250 バージョンS
- IS250 バージョンF
- IS250 バージョンT
- IS250 Fスポーツ
- IS350 バージョンT
- IS350 Fスポーツ
20系ISの中でスポーティーさを追求したグレードが上記のタイヤサイズを装着しています。225/45R17と245/45R17の組み合わせに比べるとやや乗り心地は悪化していますが、スポーティーな走りを実現しているようです。
205/55R16 サイズの20系ISにおすすめタイヤ4選!
まずは20系ISのIS250とIS250Xエディションの2種類に設定されている、205/55R16に適合するおすすめタイヤを4種類紹介します。これらのグレードに関しては前後で同径のタイヤを装着しているので、銘柄選びに困ることはありません。
低燃費(エコ)タイヤ
TOYO TIRES NANOENERGY 3 PLUS
NANOENERGY 3 PLUSは、ウェット制動性能が前モデルより13%短縮され、ナノバランステクノロジーとウルトラグリップポリマーの採用により、雨天時のブレーキングがより安全になりました。
新トレッドコンパウンドとワイドトレッド設計で、耐摩耗性を維持しながら転がり抵抗も低減。また、低燃費ラベリング制度で「A-b」グレードを獲得し、燃費効率にも優れたタイヤです。
コンフォートタイヤ
PROXES CF3は低燃費とウェットグリップ性能を両立したタイヤで、独自の「T-MODE」技術を活用した非対称パターンが採用されています。このデザインにより、制動性や操縦安定性が向上し、快適な走りと静粛性も実現しています。
さらに、「Nano Balance Technology」による低燃費コンパウンドが使用され、転がり抵抗の低減とウェット性能の向上が図られています。一部には環境に配慮した天然素材も使用しており、サステナビリティにも貢献しています。
スポーツタイヤ
最後に、205/55R16のスポーツタイヤを紹介します。IS250とIS250Xエディションにおすすめのコンフォートタイヤは以下の2種類です。
FALKEN(ファルケン)ZIEX ZE914F
まずはじめに紹介するスポーツタイヤが「ZIEX ZE914F」です。こちらの製品は住友ゴム工業が展開するタイヤブランドのひとつ、ファルケンから販売されています。スポーツ性とコンフォート性能を併せ持つタイヤとして開発されました。
ファルケンがこれまで培ったタイヤ開発のノウハウをふんだんに投入することで、ドライ路面だけでなくウェット路面での走行性能を高い水準にまで引き上げています。さらに、転がり抵抗を低減して低燃費性能も追求しているそうです。
YOKOHAMA(ヨコハマ)ADVAN Sport V103S
最後に紹介するスポーツタイヤが「ADVAN Sport V103S」です。こちらの製品は国内タイヤメーカーのひとつであるヨコハマのスポーツブランド、ADVANが製造および販売をしているタイヤになります。
スポーツ走行時の性能を追求するADVANブランドにふさわしい、優れた走行性能を実現しました。発売から時間が経過していることもあって、最新のテクノロジーは採用されていません。それでも、スポーツタイヤらしいきびきびとした走りを堪能できるでしょう。
225/45R17・245/45R17におすすめタイヤ5選!
次に20系ISの一部グレードに設定されている、225/45R17・245/45R17に適合するおすすめタイヤを10種類紹介します。これらのグレードに関しては前後サイズの違うタイヤを装着しているので、前後サイズが用意されているタイヤを選びました。
低燃費タイヤ・プレミアムコンフォートタイヤ・スポーツタイヤ・格安タイヤの4カテゴリの中から2~4種類ずつピックアップ。225/45R17・245/45R17のタイヤを装着している20系ISオーナーはぜひ参考にしてください。
低燃費タイヤ
最初に225/45R17・245/45R17の低燃費タイヤを紹介します。ISの225/45R17・245/45R17に適合するおすすめ低燃費タイヤは以下の3種類です。
GOODYEAR EAGLE LS EXE
まず最初に紹介する低燃費タイヤは「EAGLE LS EXE」です。このタイヤは、アメリカの大手タイヤメーカーであるグッドイヤーが製造および販売を手がけています。「EAGLE LS EXE」はグッドイヤーのラインナップの中でもスタンダードな低燃費タイヤです。
「EAGLE LS EXE」は低燃費タイヤとしての性能だけでなく、エグゼ専用技術の採用により優れたハンドリング性能、ロングライフ、ウェット性能を備えているコストパフォーマンスに優れた製品となっています。
プレミアムコンフォートタイヤ
次に、225/45R17・245/45R17のプレミアムコンフォートタイヤを紹介します。ISの225/45R17・245/45R17に適合するおすすめプレミアムコンフォートタイヤは以下の2種類です。
PIRELLI CINTURATO P7


まず初めに紹介するプレミアムコンフォートタイヤが「Cinturato P7」です。このタイヤは様々な欧州自動車ブランドは純正タイヤとして用いているタイヤで、イタリアのタイヤメーカーであるピレリが製造および販売を手がけています。
プレミアムコンフォートタイヤということで、トータルバランスに優れたタイヤです。ハイパフォーマンスカーや高級SUVへの装着を想定しています。レクサスのセダンであるISにぴったりのタイヤではないでしょうか。
BRIDGESTONE REGNO GR-XII

次に紹介するプレミアムコンフォートタイヤが「REGNO GR-XII」です。このタイヤは、日本が世界に誇るタイヤメーカーであるブリヂストンが製造および販売を手がけている製品になります。
「REGNO GR-XII」の最大の魅力は、新品時はもちろん、タイヤの摩耗が進んだ時でも優れた静粛性を確保しているところです。ブリヂストンの最新テクノロジーによって、どんな路面状況でもロードノイズを抑制することができます。
スポーツタイヤ
次に、225/45R17・245/45R17のスポーツタイヤを紹介します。ISの225/45R17・245/45R17に適合するおすすめスポーツタイヤは以下の2種類です。
PILOT SPORT5
PILOT SPORT5は「最後まで続く走る愉しみ」を追求したハイグリップスポーツタイヤです。モータースポーツの技術を活かした非対称トレッドパターン「デュアル・スポーツ・トレッド デザイン」により、ウェット・ドライの両路面で優れたグリップ性能を発揮。
さらに、「ダイナミック・レスポンス・テクノロジー」と「バリアブル・コンタクト・パッチ3.0」の採用で、意のままのハンドリングと安定したコーナリングを実現します。また、「フルリングプレミアムタッチ」による深い黒のデザインが高級感を演出します。


アジアンタイヤ
最後に、225/45R17・245/45R17の格安タイヤを紹介します。ISの225/45R17・245/45R17に適合するおすすめ格安タイヤは以下の2種類です。
HIFLY HF805
まず初めに紹介する格安タイヤは「HF805」です。この製品は、ユニコーンタイヤの中国ブランドであるハイフライが製造および販売を手がけています。優れた性能を確保しながらリーズナブルな価格を実現しているコストパフォーマンスの高い製品です。
価格は安いですが、コンフォートタイヤとして十分な性能が備わっています。優れた静粛性と快適な乗り心地を実現しました。さらに、高速域での直進安定性とコーナリング性能を両立しているため、安心感のある輸入タイヤに仕上がっています。
225/40R18・255/40R18におすすめタイヤ3選!
最後に20系ISの一部グレードに設定されている、225/40R18・255/40R18に適合するおすすめタイヤを10種類紹介します。これらのグレードに関しては前後異径のタイヤを装着しているので、前後サイズが用意されているタイヤを選びました。
今回は低燃費タイヤ・プレミアムコンフォートタイヤ・スポーツタイヤ・格安タイヤの4つのカテゴリの中から1~2種類ずつピックアップしました。225/40R18・255/40R18のタイヤを装着している20系ISオーナーはぜひ参考にしてください。
低燃費(エコ)タイヤ
GOODYEAR EAGLE LS EXE
まず初めに紹介する低燃費タイヤは「EAGLE LS EXE」です。この製品は、アメリカに拠点を置く世界3大タイヤメーカーのひとつであるグッドイヤーが製造及び販売を手がけています。
転がり抵抗を低減することで、従来の製品よりも優れた低燃費性能を実現しました。さらに、耐摩耗性能も高い水準で実現しているため、経済性に優れています。
高剛性コンストラクションの採用によって、コンフォート性能も高められているようです。
プレミアムコンフォートタイヤ
PIRELLI CINTURATO P7
はじめに紹介するプレミアムコンフォートタイヤは「CinturatoP7」です。このタイヤは、イタリアのタイヤメーカーであるピレリが製造および販売を手掛けています。ハイパフォーマンスカーや高級セダンの足元にふさわしい性能を実現したハイパフォーマンスタイヤです。
スポーツ走行にはあまり適していないものの、走行性能自体は高く、街乗りから高速域まで安心感のあるタイヤです。ドライ路面での走行性能に近いレベルまでウェット路面での走行性能を確保しています。
スポーツタイヤ
MICHELIN(ミシュラン)PILOT SUPER SPORT 225/40R18

まず初めに紹介するスポーツタイヤは「PILOT SUPER SPORT」です。この製品は、世界3大タイヤメーカーのひとつであるミシュランが製造および販売を手がけています。様々なモータースポーツで積み重ねた技術やノウハウを積極的に豆乳しているハイパフォーマンスタイヤです。
アウトサイドとインサイドで異なるコンパウンドを採用したことで、ドライ路面だけでなくウェット路面でも最適なグリップ性能を確保しました。高強度かつ耐熱性に優れているため、スポーツ走行時でも安定した走りを実現することが可能です。
タイヤサイズはどこに書いてある?
タイヤを交換する上で最低限必要な知識となるタイヤサイズ。そもそもタイヤサイズはタイヤのどこに記載されているのでしょうか。タイヤサイズはタイヤの側面(サイドウォール)にわかりやすく刻印されています。
ついでにタイヤサイズの見方も紹介しておきましょう。例えば、ISの純正タイヤサイズである225/40R18なら、「225」がタイヤ幅、「40」が扁平率を表しています。「R」はそのタイヤがラジアル構造であることを意味していて、最後の「18」がリム径(インチ)です。
まとめ
今回はレクサスのエントリーセダンである20系ISの純正タイヤサイズに適合する、おすすめのタイヤを10種類紹介しました。20系ISは高級セダンの快適性、スポーツセダンならではの走行性能など様々な魅力を持ち合わせています。
20系ISの重視したい性能に応じたタイヤをチョイスすることで、20系ISの魅力をさらに引き上げることができるでしょう。20系ISはカスタムベースとしての人気が高いため、 純正タイヤサイズをチョイスする人は多くないとは思いますが、参考になれば幸いです。