2019年06月06日 (更新:2024年08月19日)
ルームランプを交換してみよう!DIYで簡単交換!
ルームランプが切れてしまった場合や純正では満足できずにLEDに交換したい場合、DIYで自分でやってみませんか?交換方法さえわかれば難しいことはありません。今回は、ルームランプの交換方法についてご紹介します。
ルームランプの交換に必要な工具
まずはルームランプを交換するために必要な工具を揃えましょう。とはいえ、ルームランプを交換するために必要な工具は2つです。カバーを外すための工具と、作業で内装が傷つかないように保護するマスキングテープがあれば作業は完了です。
カバーを外す工具は意見が分かれるところなのですが、精密ドライバーで行うか内張剥がしを使用するかによってわかれます。賛否両論ある理由は、精密ドライバーを使用するとカバーや内装を傷つけてしまう恐れがあるということ。
そして内張剥がしは樹脂製なのでやわらかく外しにくいということです。内張剥がしを使用する際に、コツを掴めば外すことは可能ですので内張剥がしを使用するか、精密ドライバーを使用する際はマスキングテープを多めに使用すると傷がつきにくくなります。
LEDルームランプ 4点セット
このように、内張剥がしのヘラと精密ドライバーがセットになったタイプもありますので、どちらを使用するか迷った際ににはどちらもついているタイプを購入するのも良いでしょう。
ルームランプの交換手順
それではいよいよルームランプを交換する手順をご説明します。とはいえ、カバーを外してバルブを交換し、カバーをつければ交換は完了です。あまり難しい作業はありません。しかし、注意点がいくつかあるのでそれを交えてご説明していきます。
ルームランプのスイッチをオフにする
まずはルームランプの電源をオフにしましょう。静電気などで通電しないようにバッテリーのマイナス端子を外すことが理想的ですがルームランプのスイッチをオフに切り替えるだけで問題はありません。スイッチをオフにする理由は、純正の場合ハロゲン球が装着されている場合がほとんどでバルブが高温になり火傷する恐れがあります。外す際に感電する可能性もありますので、スイッチは必ずオフにしてください。
ルームランプカバーの周りをマスキングしてカバーを取り外す
精密ドライバーか内張剥がし、どちらを使用するにしても工具の支点が直接内装に当たることは良くありません。工具が当たる部分をマスキングテープで保護しましょう。ボディ側にマスキングテープを貼って保護することで作業による痛みを最小限に食い止めることができます。
この作業が最も難関です。カバーは爪で止まっているので、無理に力をかけると折れてしまいます。ゆっくり少しずつ力を入れすぎないようにカバーを外していきましょう。
古いバルブを取り外して新しいものを取り付ける
カバーが外れたらついているバルブを外します。車種にもよりますが、筒型のヒューズのような形をしている場合は蛍光灯を交換するように左右どちらかにずらすように力を入れると外れます。電球タイプの場合はそのまま引き抜くことで外れます。そして新しいものを元あった場所につければ交換完了です。
ルームランプの動作確認後、カバーを取り付ける
交換した後は動作確認を行いましょう。スイッチをつけてみて光れば作業完了です。LEDだと向きが関係しているタイプもあるので必ず動作確認を行います。つかない場合は左右を入れ替えたりすると点灯することもあります。
この作業が終わると、今度はカバーを取り付けます。外す時よりも簡単ですが、ここでも無理はしないでください。爪が内装を痛める場合もありますし、爪が折れる可能性もありますのでゆっくり確実に取り付けます。これで作業は完了です。
ルームランプの交換に必要な予算
交換に必要な予算を見ていきましょう。必要なものは工具代と部品代です。もちろん、モノによって価格に差はありますのでいくつかご紹介していきます。
ルームランプの交換に必要な工具代
工具に関しては先ほどご紹介したセットを購入しても良いですが、別々に購入するといくらくらいの予算があれば準備できるのか見ていきます。
SK11 精密ドライバーセット
このように、精密ドライバーセットであれば1,000円程で購入できます。もしかすると家にあるかもしれませんので、それを使用しても全く問題はありません。
KTCハンディリムーバーセット
内張剥がしを使用する際には、こちらがお勧めです。精密ドライバーセットよりも高いですが、樹脂が先端まで硬いので非常に使用しやすいです。先が柔らかいものだと作業しにくいので、これを機にしっかりしたタイプを購入しておくのも良いです。
3M マスキングテープ
マスキングテープはこちらで良いでしょう。セロハンテープやビニールテープでも保護になりますが、剥がす際に内装を傷つけたりベタつく場合があるのでマスキングテープがお勧めです。
合計1500円あれば工具はすべて揃います。もちろん良いものを購入する場合はさらに費用がかかりますが、少しずつ工具を揃えていこうと考えている方はある程度のモノを購入した方が良いかもしれません。
ルームランプの交換にかかる部品代
最近はLEDも価格が下がってきています。車種別の専用バルブも販売されていますが、汎用品を見ていきます。LEDバルブはいくつLEDがついているのかによって価格が違います。それが明るさを左右するので、お好きな明るさをチョイスできれば良いですね。
LIMEY T10×31mm LED ホワイト 白 30連 ルームランプ
とにかく明るくしたい方にはこちらがお勧めです。小さなLEDが30個ついていますので、明るくなることは間違いありません。心配なのはLEDがついたプレートが大きいことです。クリアランスがあれば入りますので、装着できるか確認した上で購入しての購入をおすすめします。
Eruka T10 × 31 LED 31mm
クリアランスがない場合はLEDが10個ついたタイプであれば問題ありません。このように、車の取り付けスペースにしっかり適合するものを選ぶことが大切です。
ルームランプの交換は自分でもできる!
ルームランプの交換はお店にお願いすると1箇所500円くらいです。DIYに興味のある方であれば、ルームランプ交換からDIYを始めてみても良いのではないでしょうか?DIY入門にはとても良い作業内容です。