エアクリーナーエレメントの交換方法を紹介!

2019年06月01日

エアクリーナーエレメントの交換方法を紹介!

labelエアクリーナー

エンジンに塵や埃が入らないようにガードしてくれているエアクリーナーエレメント。定期的に交換しなければいけませんが、今回は「自分でやってみたい!」と思っている方に向けて交換方法をご紹介します。

まずはそもそもエアクリーナーエレメントは何なのかをご紹介します。「オイル交換はしないといけないけど、エアクリーナーエレメントって?」という方でも大丈夫です。この記事を読めばエアクリーナーエレメントについての知識はしっかりつきます。それでは、まずエアクリーナーエレメントについてご紹介していきます。

エアクリーナーエレメントの役割

エンジンが動く際に最も重要なことは「良い空気」「良い燃料」「良い火花」が重要だと整備士の方々は口を揃えて言います。エンジンは燃料が爆発することにより動きます。燃えやすい燃料がエンジンに入り、着火のきっかけとなる火花が強く、酸素がたくさんあればエンジンは元気に動くのです。その「良い空気」をエンジン内に送るために最も重要な役割を担っているのがエアクリーナーです。

空気中にはたくさんの塵や埃が舞っていますが、それらをエアクリーナーエレメントがフィルターとなり、エンジンに入る前にシャットアウトしてくれるパーツです。掃除機などの家電製品を見るとお分かりいただけますが、フィルターに埃が詰まってしまうと性能が低下してしまいます。エアクリーナーも同じで、定期的にエレメントを交換しないとエンジンに充分な空気が送られずに酸素不足となりよくガソリンが燃えなくなってしまいます。

エアクリーナーエレメントはこんな部品

役割についてはご紹介しましたが、「エアクリーナーエレメントってどんな形をしているの?」と思う方もいらっしゃると思います。エンジンルームに設置されているエアクリーナーなのです。純正タイプのエアクリーナーはこのような形をしています。

車種や販売しているメーカーによって異なりますが、このようにフィルターがエンジンルームの中に入っています。また、エアクリーナーがむき出しのタイプもあります。それがこちらです。

こちらはアフターパーツとなりますが、純正よりも多く空気を吸うことができます。中古で車を購入し、こちらのタイプがすでに装着されていたという方もいらっしゃるかもしれません。

エアクリーナーエレメントの交換時期

エアクリーナーエレメントにも交換時期があります。先ほどご紹介したむき出しのタイプであれば汚れ具合を目視で確認することはできますが、純正タイプはボックスに入っているため簡単には目視できません。そこで時期によって定期的に点検、交換を行うわけですが、各メーカーが推奨しているのは2万kmから3万kmほどが交換の目安とされています。

しかし、先ほどご紹介したように塵や埃をカットしてくれるエアクリーナーエレメントなので、走行する環境や運転によります。交換時期が早まるケースとしては、オフロードを走行することが多い方や花粉が舞い散る時期に森を走行することが多い方は交換時期が早まりやすくなります。

また、アクセルを踏み込むことの多い方も同様です。たくさんエンジンに空気を送り込まなければなりませんので、その分埃もエアクリーナーエレメントに付着します。まずは2万kmで点検してみることをお勧めします。

エアクリーナーエレメントの交換方法

それではいよいよエアクリーナーエレメントの交換方法をご紹介していきます。車を整備するにあたり、車種によって手順が異なる場合はあるものの、基本を押さえることによって作業できるケースもありますので、しっかり覚えていきましょう!

エアクリーナーボックスを探す

ボンネットを開け、エンジンルームを覗き込んでエアクリーナーボックスを探してください。大きな箱型のエアクリーナーボックスがあるはずです。

BLITZのステッカーが貼ってあるのがエアクリーナーボックスです。このように、2本の爪でしっかり固定されている箱状のものなので発見しやすいと思います。

まずは銀の爪を外します

これは車種によって手順が異なるのですが、まずは銀の爪を外して周辺部品を外さなくても交換できるかを確認しましょう。ここで注意点は、絶対に無理にエアクリーナーボックスを開けてはいけません。車種によって周辺パーツのネジを緩めなければパーツが破損してしまう可能性がありますので、爪を外して軽く開けてみてください。それで開かないようであれば、次の作業にシフトします。

周辺部品のネジを緩める

エアクリーナーボックスから太いホースが出ていると思いますので、ホースの留め金やクリアランスのない場合は外せるカバーを外しましょう。もしホースに配線があれば、外しておいた方が安全です。そうするとエアクリーナーボックスが少し開き、エアクリーナーエレメントを交換することができます。

エアクリーナーエレメントを交換

エアクリーナーボックスが開いたら、そこからエレメントを引き抜いて新しいエレメントに交換します。ここでの注意点は方向です。引き抜いたものを見ると、外側に接する部分が汚れていますので確認しながら入れましょう。また、車の整備には力技は厳禁です。はめる際に力を入れすぎないように優しく新しいエアクリーナーエレメントを装着してください。

部品を元の状態に戻して完了

外したり緩めたりした部品を一つずつ元の状態に戻していきます。外していった時と逆の手順で行うのですが、この時に一つの作業ごとに写真を撮っておくと忘れずに元通りにできますのでお勧めです。

番外編 社外エアクリーナーの場合

すでに社外パーツに交換されている場合のエアクリーナーエレメントの交換方法ですが、簡単なものであれば先端のネジを外すだけで交換できるものもあります。純正よりも簡単な場合が多いのですが、タイプによって分かれますので付いているエアクリーナーのメーカーに問い合わせてみるのが一番です。

交換に掛かる費用

それでは交換にかかる費用はどれくらいかかるのかをご紹介します。必要になるのは新しいエアクリーナーエレメントのみです。もしお店に頼む場合は工賃が追加されますので、そちらもご紹介していきます。

部品代

純正品を交換する場合は車種にもよりますが基本的に2,000円弱から3000円程度です。社外品になれば5,000円のものもあれば数万円のものもあるため、一概には言えません。純正品であればそこまで高額ではないため、気軽に交換することができます。

工賃

先ほど交換でご紹介した通り、車種によって交換の手間が変わるために車種によって変わります。目安としては簡単なもので3,000円弱、ディーゼル車のように手間がかかるものでも5,000円しない程度です。もしDIYに不安のある方はプロにお願いしても良いでしょう。

エアクリーナーエレメントの種類

エアクリーナーエレメントには2種類あるのをご存知だったでしょうか?車にあった純正品を使用することが良いのですが、その違いを押さえておきましょう。

乾式

乾式のエアクリーナーエレメントは文字通り乾いており、何も付いていない状態です。乾式の特徴は、一般的に埃などを通しやすいとされていますがその分空気がたくさん吸い込めると言われています。しかし、洗浄することができません。一度水につけてしまうと乾く前にカビが発生してしまい、エンジンに悪影響を及ぼす場合がありますので、絶対に洗浄はお勧めできません。

湿式

こちらは乾式とは違い、オイルなどを染み込ませてあるタイプです。吸う空気の量は少なくなると言われていますがオイルなどが染み込んでいる分、埃などを多く吸着でき流特徴があります。社外品であれば、空気を吸う量を増やす構造なので心配はありません。そして湿式は洗浄が可能です。

ただ、洗浄した場合はエアクリーナーエレメントを傷つけないように洗浄し、2日くらい完全に乾かし、さらにオイルを染み込ませるという手間がかかります。湿式であっても新品に交換する方が多いですが、特性としてはそういった利点もありますので知識として押さえておくと良いでしょう。

まとめ

エアクリーナーエレメントについてご紹介しましたが、意外と見過ごされやすいメンテナンス箇所です。車を元気にするため、定期的に点検、交換をおすすめします。