1989年9月~1998年1月まで新車発売されていたNA ロードスターを所有していて、タイヤ選びに迷っているオーナーのために、純正サイズでおススメのタイヤを10種類紹介します。純正サイズのタイヤはインチのアップダウンで受けるデメリットがないので、手軽に選びやすいですね。本記事を読むことで、純正サイズのタイヤの選び方に関するヒントがわかるでしょう。
NA ロードスターの純正タイヤサイズ
NA ロードスターの純正タイヤサイズは2種類あります。標準サイズの185/60R14と一部の上級グレード用の195/50R15です。
185/60R14を装着しているグレード
- ベースグレード
- ノーマルベース
- Vスペシャル
- スペシャルパッケージ
- Jリミテッド
- Sスペシャル(タイプⅡ除く)
- Sリミテッド
- Mパッケージ
- B2リミテッド
- SRリミテッド
195/50R15を装着しているグレード
- RSリミテッド
- Rリミテッド
- SスペシャルタイプⅡ
- VRリミテッド
185/60R14サイズのNA ロードスターにおすすめタイヤ5選!
NA ロードスターにおすすめの14インチタイヤを5種類紹介します。本記事で紹介する価格は原則タイヤ一本分です。
低燃費(エコ)タイヤ
ブリヂストン NEXTRY
低燃費ならブリヂストンも負けていません。転がり抵抗を低減しているので、タイヤライフが長く、燃費性能向上に貢献しています。ドライ・ウェット問わずグリップ能力を十分に発揮してくれ、乗り心地も申し分ないので、ロードスターでのドライブも安心して楽しめるでしょう。
Cinturato P6(チントゥラートP6)はピレリのコンフォートタイヤになります。接地面の圧力や形状などを改善し、ドライ・ウェットのどちらの路面でも制動性能が向上しました。
新世代の技術を多数採用したことで、「Cinturato P6」はドライブに安心感・快適性を向上。さらに摩擦寿命や燃費性能の向上しノイズの低減など経済性や静粛性も追求されています。
コンフォートタイヤ
Continental ComfortContact CC6
ドイツを拠点とし、ヨーロッパ圏ではミシュランと並んで人気のタイヤメーカー「コンチネンタル」が誇るコンフォートタイヤです。 「ハーモニックコンフォートチャンバー」「ゼロデシベルイーター」などノイズを抑制する仕掛けを複数タイヤに内蔵しており、静粛性に対するこだわりが強いです。ロードスターでとにかく静かで快適なドライブを楽しみたい人におすすめです。
グッドイヤー EAGLE LS EXE
グッドイヤーのコンフォートタイヤです。トレッドパターンが左右非対称なので、直進時の車のふらつきが少なく、コーナリング性能が高くなります。以上のことから車内の快適性も守られます。ロードスターのようなスポーツモデルは走行性能が命なのでグリップと安定性能が高く、乗り味に優れたタイヤは効果的です。
スポーツタイヤ
DUNLOP DIREZZA ZIII
ラップタイム短縮にこだわって設計されたスポーツタイヤなので、ロードスターをサーキットで走らせたい人におすすめです。
メーカーテストによると、コーナリング・立ち上がり・コーナー区間の平均それぞれのスピードが従来品よりも上がっているので、走り屋にとってはDIREZZA ZIIIが選択肢に入るでしょう。
195/50R15サイズのNA ロードスターにおすすめタイヤ5選!
15インチのタイヤでNA ロードスターにおすすめなものを5つ紹介します。
低燃費(エコ)タイヤ
EXE専用技術の採用によって、応答性に優れたシャープなハンドリング性能、質感高いコンフォート性能、低燃費やロングライフなどの経済性、安心感の高いウエット性能を実現しています。
コンフォートタイヤ
クムホ ECSTA HS51
クムホは韓国のタイヤメーカーです。ECSTAはクムホのブランドのなかでも上質といわれています。静粛性が高くドライブ向きであるのと、運動性能に優れているため、NA ロードスターにもよく似合うでしょう。アジア系輸入メーカーらしく安価ながらハイクオリティでコストパフォーマンスに恵まれています。
Continental ComfortContact CC6
NA ロードスターを快適に乗りこなしたいなら、15インチでもコンチネンタルタイヤが選択肢に入るでしょう。路面の凸凹などの衝撃音をはじめ、走行中に起きるあらゆるノイズを吸収してくれるため、静かで快適なドライブを楽しめます。
NA ロードスターのようなオープンカーは気分よく走らせたいと考える人は多いです。コンフォートコンタクトCC6は静粛性に徹底的にこだわった作りなので、快適性にこだわるオーナーにおすすめです。
スポーツタイヤ
TOYO TIRES PROXES R1R
PROXES R1R (プロクセス・アール・ワン・アール)はTOYOタイヤのスポーツタイヤです。高度なドライグリップ性能が、サーキットや高速コーナーで威力を発揮します。
トレッドパターンを見てすぐに気づく程、接地面積を最大限確保したワイドトレッドパターンを採用し、高いケース剛性でコーナリング時の変形を抑えるハイスチールサイドプライにより高次元のグリップ性能を発揮。
また排水能力を高めたアローヘッド型グルーブでウェット路面でもグリップ性能を発揮され、雨天走行時も高度なコントロール性を実現しています。
ATR ATR SPORT 123S
インドネシアのタイヤメーカーであるATRが誇るスポーツタイヤです。ATRのタイヤはドライコンディションでのグリップ性能に優れているので、NA ロードスターをサーキットで飛ばしたい人にとって選択肢に入るでしょう。
乗り心地もリラックスできて、余計なストレスを溜めずに運転できます。ほかのタイヤよりトレッドパターンが少ないので雨の日の走行は注意が必要です。それで
タイヤサイズはどこに書いてある?
タイヤサイズはサイドウォール(装着されたタイヤの正面)に示されているので、誰でも一目でチェックできます。左からミリ単位のタイヤ幅、扁平率、ラジアル構造の「R」、インチ単位のリム径、ロードインデックス、速度記号の順に書かれています。
車検やタイヤの買い替えで自身の車の状態をチェックしたり、新しくタイヤを買うときにサイドウォールの情報を見ておきましょう。ネットショップでも商品名にタイヤサイズが示されています。
まとめ
本記事では、1988年~1998年に発売されていたNA ロードスターにおすすめの純正サイズタイヤを計10種類紹介しました。
どのタイヤを選ぶかはユーザーの好み次第です。オープンカーらしく性能にこだわるか、乗り心地を向上させて快適なドライビングを楽しみたいかなどで選ぶべきタイヤは変わります。
NA ロードスターは2018年からマツダディーラーでレストアしてもらえることもあり、欲しい人は多くいるでしょう。懐かしいモデルで心地よく走るなら、タイヤ選びに本記事を参考にしてはいかがでしょうか。