マツダ・MPVを中古車で購入!燃費や維持費、カスタムを紹介! | CARTUNEマガジン
マツダ・MPVを中古車で購入!燃費や維持費、カスタムを紹介!

2019年05月26日 (更新:2022年10月31日)

マツダ・MPVを中古車で購入!燃費や維持費、カスタムを紹介!

車内を広々と使えて、人も荷物も載せることのできるミニバンのファミリーカーのMPV。中古車が数多く出回っており、今なら程度の良い中古車が手に入る絶好のチャンスです。価格や性能をしっかりと吟味して、MPVに乗ってみましょう。

マツダ・MPVの基本概要

たろう さんのMPVLY3Pの画像
たろう さんのMPVLY3Pの画像

2016年に販売を終了した、マツダのミニバン「MPV」を見かけることが段々と少なくなってきました。現在では新車で購入することはできませんが、中古車ではファミリーカーとして出回っているので、手に入れるチャンスかもしれませんね。もっとも、MPVがどんな車なのかをしっかりと知った上で購入を決める必要がありますので、MPVという車の歴史から紐解いていきます。

マツダ・MPVの歴史

MPVが販売を開始したのは、1988年と現在から30年以上前になります。当時の販売されたカテゴリーを、マツダでは「新しいカテゴリーの多目的高級サルーン」という位置づけにしていました。エンジンは大排気量のV6で3000ccを搭載しており、内装は本革のみという強気の設定でした。その後、2代目となるMPVが1999年から販売を始めて、2006年にフルモデルチェンジで最終型へと至っています。

初代型がSUVのような雰囲気を感じさせるモデルだったのですが、2代目では完全にファミリー向けのミニバン仕様として販売展開をされました。そして、最終型でもその流れは継承されており、ミニバンのファミリーカーとして幕を閉じています。しかしながら、ミニバンであったとしてもスポーツの発想を取り入れており、直噴ターボエンジンが搭載されたモデルが販売されています。

マツダ・MPVのマシンスペック

最終型のMPVでは、V6エンジンは廃止されて全車が直4エンジンになっています。グレードによって、2.3Lの自然吸気と直噴ターボエンジンが搭載されたグレードに分かれています。なお、海外向けに販売されているMPVの車名は「マツダ8」と呼ばれており、後のCX-8に継承されているネーミングでもあるのでしょう。

全長×全幅×全高4860×1850×1685mm
車両重量1720~1950kg
駆動方式FF/4WD
乗車定員8名→7名(2012年から)
エンジンL3-VE型 2.3L 直列4気筒DOHCL3-VDT型 2.3L 直列4気筒DOHC 直噴ターボ
最高出力120kW(163ps)/6500rpm(自然吸気)180kW(245pd)/5000rpm(ターボ)
最大トルク203N・m(20.7kgf・m)/3500rpm(NA/FF)210N・m(21.4kgf・m)/4000rpm(NA/4WD)350N・m(35.7kgf・m)/2500rpm(ターボ)

マツダ・MPVの中古車相場

inoさんのMPVLY3Pの画像
inoさんのMPVLY3Pの画像

販売終了から約3年の月日が流れていますが、最終モデルについてはまだまだ年式が新しく程度の良い車両が市場には残っています。最新の電子制御やデザインも決して、現在新車で販売されている車に大きく劣るということもありません。乗るには最適と言えるでしょう。

  • 中古車平均販売価格:30.0万円
  • 中古車販売価格帯:1万円~200万円

※CARTUNE調べ

最低販売価格と最高販売価格の車を比較してみましょう。

最低販売価格車両

年式2006年式(平成18年)
走行距離16.4万km
修復暦なし
駆動方式4WD
エンジン2.3Lターボエンジン
乗車定員8名
シルバーメタリック
定期点検記録簿有り

最高販売価格車両

年式2016年式(平成28年)
走行距離2.8万km
修復暦なし
駆動方式FF
エンジン2.3L自然吸気
乗車定員7名
定期点検記録簿有り

マツダ・MPVの燃費性能は?

なじら。さんのMPVLY3Pの画像
なじら。さんのMPVLY3Pの画像

2.3Lの自然吸気とターボや駆動方式の違いはありますが、走行性能だけでなく燃費性能も購入を決めるうえで大事な部分となってきます。ボディが大きく重量があるだけに、パワーがどうしても必要になってきますので、ミニバン系は燃費がリッター10km程度であれば良いと言われていた時代もありましたが、MPVはどうなのでしょうか。

マツダ・MPVのカタログ燃費

MPVの駆動方式やエンジン、トランスミッションの違いによって燃費がばらつきがありますので、表にして一覧化してみました。

エンジン・駆動方式・トランスミッションカタログ燃費
NA/FF/4AT12.2km/L
NA/4WD/6AT10.4km/L
ターボ/FF/6AT10.2km/L
ターボ/4WD/6AT9.4km/L

このクラスではまずまずといったところですが、やはりカタログ燃費は信用できませんよね。次に実燃費を見てみましょう。

マツダ・MPVの実燃費

カタログ燃費ではリッター10kmをかろうじて超えていましたがが、実際に乗ってみると燃費は違ってくるものです。どこまで違うのか見てみましょう。

エンジン・駆動方式・トランスミッション実燃費
NA/FF/4AT8.74km/L
NA/4WD/6AT7.39km/L
ターボ/FF/6AT7.58km/L
ターボ/4WD/6AT8.56km/L

意外とターボ車の方が燃費が伸びているようです。パワーがあるので、その分アクセルを踏む量が少なく済むのが、この実燃費の要因となるのでしょう。遠出をするときもある程度のパワーがある方が、運転する際にストレスになりにくいですし、ターボ車も視野に入れてみるもの良いでしょうね。

マツダ・MPVの維持費は?

かずゆうパパさんのMPVLY3Pの画像
かずゆうパパさんのMPVLY3Pの画像

車を持つということは、その車に乗るだけでなくメンテナンスや税金といった支出も直視しなければならない現実です。2年毎の車検や毎年やってくる自動車税といった維持費について、まとめてみましたので参考にしてみてください。

  • 排気量:2260cc
  • FF車の車両重量:約1750kg
  • 4WD車の車両重量:約1880kg

FF4WD
自動車税(1年)¥45,000
重量税(2年)¥32,800
自賠責保険(2年)¥25,830
車検印紙代(2年)¥1,800
2年間(車検まで)の維持費¥150,430
1年間の維持費¥75,215

これが乗っていなくても必要になる費用です。ここから、走行に応じてオイル交換などのメンテナンス代やタイヤ、ガソリン代などが必要となってきます。

MPVをカスタム

エアロ

MPVにエアロパーツを取り付けることで、見た目がレーシングカーのようにかっこよく仕上がるだけでなく、空力性能が向上し、コーナリングなどで車体が安定しやすくなります。たとえば上記のようなフロントリップスポイラーを装着すると、前から床下へ流れ込む空気が制御され、車体を安定させることができます。

ホイール

ホイールも車の見栄えに重要。ここをカスタマイズすることで、MPVの印象もガラリと変わります。上記のような黒っぽい光沢のスタイリッシュなホイールは、MPVのようなミニバンも、刺激的なルックスに変化させるでしょう。

サスペンション

車の走行性能を安定させるためのカスタマイズなら、サスペンションや車高調など外部から見えないところに気を配るのもいいでしょう。ミニバンは車高が高く、カーブ時に車体が遠心力で振られやすいので、車高調は特に重要なアイテム。車高を低くすることで、コーナリングやグリップの性能が向上します。カーブ時の安定感がアップすれば、MPVの乗り心地もよくなるはず。

シートカバー

カスタマイズはエクステリアだけでなく、インテリアにも注目するパターンもあります。上記の赤いシートのように、ミニバンの常識を覆すような配色を施すことで、友人や車仲間に好印象を与えることができます。ほかにもハンドルやノブなどのカバー、インパネ、フロアカーペットマット、ルームランプなどおしゃれにこだわってインテリア道具を選ぶことで、中身から自分好みのMPVに仕立てることができます。

CARTUNEユーザーのカスタム事例

CARTUNEでも多くのMPVユーザーがカスタマイズを公表しています。その中から4件を紹介します。

やまださんのMPV

やまださんのMPVLY3Pホイールの画像
引用元:やまださんの投稿

陰のある配色のホイールとタイヤの組み合わせがダークグレーのボディになじんでおり、クールなミニバンという雰囲気が感じられます。他のユーザーからも、「ホイールめっちゃ合ってますね」と好評ですね。

あおくま 北海道○くま連合協会 さんのMPV

 あおくま  北海道○くま連合協会    さんのMPVLY3Pエアロの画像
あおくま 北海道○くま連合協会 さんのMPVLY3Pエアロの画像
引用元: あおくま 北海道○くま連合協会 さんの投稿

ミニバンのカスタマイズではおなじみのリアスポイラー を装着しています。ちなみにこちらは社外品で、前のウイングの2倍の大きさなのだとか。迫力がプラスされつつも、ピタッとなじむカスタムです

RKPaPa さんのMPV

RKPaPa さんのMPVLY3Pサスペンションの画像
RKPaPa さんのMPVLY3Pサスペンションの画像
引用元:RKPaPa さんの投稿

車高調を使いMPVの車高を下げたカスタム。これにより実用性重視のミニバンとは思えないレーシーな迫力が感じられます。さらにこの後、キャンバーおよびトーイン調整を行い、きれいに見せるために新たな塗装を施すのだとか。楽しみですね!

なおさんのMPV

なおさんのMPVLY3PLEDの画像
なおさんのMPVLY3PLEDの画像
引用元:なおさんの投稿

車内にブルーのLEDイルミネーションを展開し、ミステリアスな雰囲気を演出しています。車内は自分だけのプライベート空間。写真越しでも、その特別感が伝わってきます。

まとめ

kento PAPAさんのMPVLY3Pの画像
kento PAPAさんのMPVLY3Pの画像

新車でミニバンクラスを買おうとすると、どうしても300万円は超えてしまいます。年間の維持費自体は変わりませんが、初期費用がかさんでしまいますので、年式の新しいミニバンであるMPVはおすすめになるでしょう。中古車を見てみると、100万円前後でも程度の良い車両がありますので、カスタムする費用にあてることもできますし、車両整備をしっかりしてもらっても良いでしょう。5年落ちまでのMPVがおすすめです。

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