あなたは答えられる?バイパスの意味や種類を解説

2019年05月19日

あなたは答えられる?バイパスの意味や種類を解説

道路を走っていると日常的に目にする「バイパス」という単語。何気なく耳にすることも多いですが、その意味についてはご存知でしょうか?一言にバイパスと言っても、国道、有料道路、高速道路など、色々な種類があるようです。そんな「バイパス」について、意味から種類まで余すことなくご紹介していきたいと思います。

バイパスとは

バイパスとはどんなものであり、どのような目的で作られているのでしょうか?

バイパスとは、市街地での渋滞や山間部の様な狭隘道路を避けて通る為に設置された道路のことを指します。いわゆる「迂回路」のことですね。バイパスの定義は非常に広く、例えば2012年に開通した新東名自動車道も広義で言えば東名自動車道に対するバイパス道路ともいえます。

英語では「付随的」「間接的」といった意味を持ちます。本来は血管手術等での医療現場や、電気回路の設計で使われていた言葉のようです。血管のバイパス手術、なんて耳にすることもありますよね!?そういった「障害を迂回させる」というニュアンスで道路でも用いられるようになりました。

バイパスの種類

バイパスの種類は、主に2つあります。

それぞれの目的や効果についてご紹介したいと思います。

都市部でのバイパス

都市部の特に渋滞が多発している場所での緩和の為に作られます。渋滞を緩和することで都市部での騒音、事故、排気ガスによる大気汚染を和らげることが効果として期待されます。

山間部でのバイパス

山間部に多くみられる屈曲して曲がりくねった道路を迂回する目的で作られます。コーナーを走り抜けることを楽しむ方以外は、走り難く事故も起こしやすい道は避けて走りたいところですよね!?走り易い道路をバイパスして、こういった道を回避できるようにします。疎遠であった地域間交通を促進したり、大型車両が通行しやすくなることでの物流の活性化が期待できます。

バイパスには通行料がかかる!?

バイパスは多くの場合、無料で通行できますが、中には通行料金を払わなければならない場合があります。

バイパス道路を建築するには多額の建築費用が掛かり、その費用は1キロメートルあたり10億円〜20億円程となるようです。これ程までに大きな費用が掛かってしまいますので、建築費用を回収する為に有料道路となる場合がある為です。費用回収完了後には無料化される場合もあるようです。

高速道路と一体となって運用されているバイパスもあります。有名なものでは「京滋バイパス」「名阪国道」「御殿場バイパス」「第二神明道路」があります。

バイパスを利用する際の注意点

バイパスを利用する場合にはいくつかの注意点があります。

初めて走る知らない道路で失敗しないようにしたいですよね!?どのような注意点があるの見ていきましょう。

道路標識が似ている

普通、私たちのイメージでは緑色の標識は高速道路と認識していることが多いですが、バイパスでの緑色標識の場合があります。

道路標識の色は、緑=自動車専用道路、青=自動車専用道路以外となっています。その為、高速道路は緑色標識が用いられますので、緑色標識は有料道路であると思い込んでしまいがちです。しかし、緑色標識は有料道路を表わしている訳ではなく自動車専用道路を表わしているので、無料で通行できる場合もあります。

この様に、紛らわしいこともありますので、標識の色だけで判断せず、表示内容をしっかりと確認し理解する必要があります。

自動車専用道路の場合

バイパスが、自動車専用道路となっている場合が意外と多くあります。

自動車専用道路の場合は歩行者、自転車が通行不可なのはもちろんですが、原付等も走行できませんので注意しましょう!当たり前ですが間違って通行してしまうと違反となります。

有料道路であった

無料と思って通行しようとしたら勘違いしていて有料道路であったという場合があります。出口の料金所で支払いが必要であったりする有料道路では、入口に有料道路であることを知らせる看板が出ていたりします。ですが、ウッカリ見落としてしまったりすることもあるので見落としには注意しましょう。しっかりと下調べが大事ですね!

ETCが使用できなかった

中にはETCカードが使用できないバイパスもあります。現金のみの支払いとなる時がありますで準備をしておくようにしましょう。

制限速度に注意!

高速道路ではないバイパスは、制限速度が一般道路と同じ60km/hになります。

バイパスは特に気にせずに走行していると、高速道路と同じように高架道路であったり走りやすい設計になっている為に高速道路と勘違いしてしまう場合があります。もちろん制限速度は一般道と同じであり(60km/h以上の道路もあります)高速道路と勘違いして同様の速度で走ってしまうと、速度超過で取り締まりの対象となってしまいます。しっかりと速度標識を確認してスピードに注意して走行するようにしましょう!

まとめ

日常会話の中で何気なく使用しているバイパス、そのバイパスについて見識を広めて頂くことができましたでしょうか?一言にバイパスと言っても範囲が非常に広く日本中に無数にあります。初めて通るバイパスでは標識が分かりずらい等迷うこともあると思いますので、注意が必要であることもご紹介致しました。そして、バイパス自体は何か目的があって建設された道路になります。ドライブで通られた際には、その建設目的についても考えながら走ると面白いのではないでしょうか?